「靠得住」 Trusty Congee King。
最寄駅は灣仔。香港駅でインタウンチェックインを済ませ、身軽になった私達は
粘度のあるとろ~り粥を求めて軒尼詩道を進行。
すると「甘牌燒鵝」さんに並ぶ大行列の中から聞き覚えのある声が……。
(管理人:イメージ)あら~、帰っていたんだあ。
滞在2日目のランチ・ディナーと3軒ご一緒し、大陸へ旅立った友人がそこに並び、
私達を見つけ、声をかけてくれたのです。甘牌さんは以前、外賣ですが実食済。
店内で友人がコンディションの良い、美味しい燒鵝を食べれるよう祈念しながら、
手を振り、別れました。
さて、私達も目的地に到着すると、店の前には小さな列が――。
当店もミシュランガイド掲載の常連組なのです。むむむ、ミシュランパワー恐るべし!
従来、行列に参加するのは苦手ですが、甘牌さんほどではないため、ここは辛抱のしどころ。
その甲斐あってか、20~30分位で案内を受けることができました。
店内は、想像していたほど広くはなく、私は2人掛けのテーブル席の壁側へ座ったけれど、
隣との間隔も狭いので、退店するとき、出れるかしら?(^_^;)
注文する料理は並んでいたときに決めていたので、オーダーはスムーズ。
寝太郎さんは、相変わらず啤酒を欲していたようだけれど、当店も永合成さんと同じく、
置いてないんですって。(´0ノ`*)オーホッホッホ!!
さて、2人でお粥ばかりを食べるのもつまらないので、咸肉糉に注目。
靠得住咸肉糉HK$26
いきなりヌードにどっきりですが、粗野な肉粽とは趣も異なり
黄金色に艶めき、見た目は良家のお嬢様風。ですが、侮るなかれ。
中には咸蛋の黄身とほろほろになった肉などが入り、もち米は
ねっちりとしてしっかり食べ応えがあります。添えられたお醤油はお好みで。
爽脆鯇魚皮HK$46
魚の皮を湯がいたもの。生姜、ネギ、ピーナッツがチームメンバー。
日本では食べれる機会がないので試してみたけれど、すっごい固い(涙)。
私にとってですが、歯が立たないとは、まさにこのこと。
さすがの寝太郎さんも……。
(寝太郎) ごめん!降参です。
豬潤魚腩粥HK$57
豚レバーと切り身魚のお粥。
薄切りにした魚片とは違い、ブツ切りで厚みもあり、骨にもヒットする場合が
あるので慎重に。当店は化学調味料不使用、魚骨ダシで煮込んだとろ~り粥が有名と
聞いて訪れ、確かに米粒の形状がわからなくなるぐらいに煮込まれ、粘度の高い
ぽってりとろとろ粥なのですが、残念ながらMY粥として覚えるに至らず。
期待値が大きすぎたのかしら……。
労を惜しまず6種類の魚を時間をかけてスープベースにするそうですが、
たまたまなのか、完全に私の好みの問題か、独特のクセを感じてしまったのです。
食事を終え退店後、再び軒尼詩道に出て灣仔站を目指すと、甘牌さんの列にはまだ友人が(涙)。
どうやら次に呼ばれる様子。ミシュラン繋がりです、友人に幸あれ!
後日聞くと美味しかったという感想をもらえたので、ほっと安堵しました。
靠得住 Trusty Congee King
灣仔克街7號地下
TEL 852-2882-3268
営業時間 月~日:11:00-22:00