どうも、今回は国葬と身分制について。
英国のエリザベス女王が亡くなり、国葬が行われることとなりました。
英国の場合、国葬は議会で認められる必要があるそうです。
アエラの記事によれば、「国葬を実施する上でポイントになるのは、議会の承認だ。英国議会が公表している資料では「議会の動議によってそれ(国葬)は認められる」と説明する」とのこと。
AERA dot.「エリザベス女王死去で「本物の国葬」がトレンド入り 英国には国葬を断った人物がいる?」(https://dot.asahi.com/dot/2022090900076.html)
一応、必要な手続きを済ませて行うということで、時の政権が思いつきで何の根拠もなく強行するのと比べればマシです。
しかしながら、たとえルールに則っていたとしても、国葬という行事自体、おかしくありませんかね。
英国の場合であっても、英国市民全員がエリザベスを支持していたわけではないと思いますが。
特にインドなど旧植民地にルーツのある人とか、あとスコットランドの人とか。
そもそも、現代社会において、王族や皇族のような身分が存在していることがおかしい。
インドのカースト制による差別がおかしいのと同じですよ。
人は平等なんですよ。
日本の場合、愚かな右翼が、天皇家が2600年くらい続いてきたと自慢してますね。
それが本当かどうかも疑わしいですが、仮にそうだったとしましょうか。
その場合、差別的な制度が2600年も続いてきたということになるので、むしろ非常に不名誉だと思うのですよ。
期間の長さを競うわけではありませんが、2500年以上昔の古代インドにも、カーストによる差別があったんですよ。
それに疑問を感じ、平等を訴えたのがゴータマ・シッダルタという人物でした。
彼の教えは、世界各地に拡がりました。