goo blog サービス終了のお知らせ 

ファイプロとプロレスと私

プロフィール画像はファイプロワールドから

歴代エキプロのレビュー

2021-04-25 17:15:40 | ゲームレビュー

どうも、今回の記事では、私がプレイしてきたエキサイティングプロレスのレビューをします。

 

評価点(百点満点)は思い出補正も入っているので、古いタイトルは今プレイすると物足りなさがあるかもしれません。また、私の主観・好みによるところも大きいのであしからず。

 

・エキサイティングプロレス(PS) 評価:80点

2000年発売。記念すべきシリーズ第1作。開発は闘魂列伝など3Dポリゴンプロレスの開発実績があったユークス。海外でミリオンセラーになり、日本へ逆上陸という触れ込みだった。エディット等はまだ簡素なものしかなかったが、当時は十分楽しめたような。

 

・エキサイティングプロレス2(PS) 評価:70点

2001年発売。エディットモードが強化された。ロード時間が長くなった気がする。前作から正統進化した作品だと思うが、PS2が普及しつつある中で初代PSのソフトはインパクトが弱かったか。

 

・エキサイティングプロレス3 (PS2) 評価:70点

2002年発売。ついにPS2で登場。最大8人での対戦が可能に。おそらくPS2で出たシリーズの中でもっともロード時間が短く快適。ただ、セーブデータのメモリーカード使用量が約4メガと巨大で、ソニー純正の8メガのメモリーだと半分程度が必要。なお、この作品まで団体名がWWFだった。

 

・エキサイティングプロレス4(PS2) 評価:90点

2003年発売。エディットや試合形式の自由度ではシリーズ随一の作品。性別不明の選手作成、一部モーションのエディット、野外での乱闘など、かなりフリーダムだった。日本での知名度が高いハルク・ホーガンが使用可能になったのもポイントが高い。ロード時間の長さやバグなど問題点もあったが、PS2時代の作品では個人的に一番思い入れがある。

 

・エキサイティングプロレス5(PS2) 評価:85点

2004年発売。自由度の高さはそのままに、グラフィックの強化やロード時間短縮が実現し、より完成度が高まった。しかしながら、容量の問題なのか、まさかの実況が消滅。試合中は歓声と効果音、そしてよくわからないBGMが流れていた。プロレスの雰囲気という点では前作までのほうが良かった。

 

・エキサイティングプロレス6 SMACKDOWN! VS RAW(PS2) 評価:60点

2005年発売。この作品から、自由度は大きく後退。プロレスのゲームというより、WWEを再現するためのゲームへの転換が始まる。世間的には酷評されていた印象。個人的には、エディットの退化が気になった。ゴリゴリのマッチョマンしか作れないゲーム。ストーリーモードにレスラーの声がついた点は良かったが。

 

・エキサイティングプロレス7 SMACKDOWN! VS RAW 2006(PS2・PSP) 評価:80点

2006年発売。PS2版とPSP版でデータの連動が可能。グラフィックはPS2としては極限まで綺麗になった。ハルク・ホーガンが3バージョンも収録されている。エディットは前作よりは改善。エキプロ4の次にやりこんだ時間は長かった。PSP版はロードが非常に長いが、携帯機でPS2並みのプロレスができたので感激した。

 

・WWE SMACKDOWN! VS RAW 2007 (PS2・PSP・Xbox360) 評価:40点

この年から、日本国内版も海外版同様のタイトルとなり、また、Xbox360でもシリーズが展開されるようになった。肝心の完成度はかなり微妙で、クソ長いロードと豊富なバグでプレイヤーを驚愕させた。正直、ロードが長すぎてフリーズを疑った。

 

・WWE SMACKDOWN! VS RAW 2008 (PS2・PS3・PSP・Xbox360・Wii・NDS) 評価:30点

ついにPS3版が登場。私は未プレイだがWii版も存在するらしい。携帯機版は海外のみ。レスラーの構えの統一、操作方法の刷新など、試合面に大きな変更があった。エディットモードでは、これまでのようにレスラーの能力値を細かく設定できなくなった。他機種版は未確認だが、PS3版はフレームレートが低く試合中カクカクしていた。もちろんクソ長いロードも搭載。総合的に見て、完成度はシリーズ中最悪かもしれない。

 

・WWE SMACKDOWN! VS RAW 2009 (PS2・PS3・PSP・Xbox360・Wii・NDS) 評価:80点

 国内ではPS3版のみ発売。同年に発売されたレジェンズオブレッスルマニアの存在のためか、過去のレジェンド選手が全く登場せず、現役選手のみが収録されている。現状、男女混合での試合が可能な最後の作品。エディットモードも前作よりは改善され、それなりに遊べた印象。

 

・WWE SMACKDOWN! VS RAW 2010 (PS2・PS3・PSP・Xbox360・Wii・NDS) 評価:60点

国内ではPS3とXbox360のみで登場。友人が所持していたので、オフラインで対戦した思い出のあるバージョン。なのだが、この2010、エディットした選手の能力値を、実際に試合を重ねることで上昇させるシステムになっていた。つまり、超絶面倒。私は買わなかった。

 

・WWE SMACKDOWN! VS RAW 2011 (PS2・PS3・PSP・Xbox360・Wii) 評価:70点

国内ではPS3とXbox360のみで登場。新エンジン導入により、グラフィックが強化される。選手の能力値が100段階中5刻みになった(前作までと比べて退化)。入場シーンがバグることがあった。

 

・WWE'12(PS3・Xbox360・Wii)

タイトルがシンプルに。国内ではPS3版のみ発売。未プレイのため評価できません。すみません。パッケージの裏に「圧倒的に、危険なほどに、進化する」というキャッチコピーとランディ・オートンの画像が載ってたのがかっこよかった。エンジンが新しくなり、グラフィックはPS3としては最高段階に到達したようだった。

 

・WWE'13(PS3・Xbox360・Wii) 評価:70点

この年から、国内版がしばらく発売されなくなる。しかたないのでリージョンフリーのPS3で海外版をプレイした。内容が全て英語なので英語力を鍛えるソフトとしても役立った。PSの海外アカウントを持っていないのでDLCの導入ができず、また国内のプレイヤー人口が激減したらしく、オンライン要素は全く楽しめなかった。

 

・WWE2k14(PS3・Xbox360) 評価:80点

THQに代わり、あらたに2Kから販売されるようになる。この年もPS3の海外版をプレイ。エディットの利便性が向上。PS3時代のシリーズとしては、2009と並んでやり込んだ作品。オンライン要素は壊滅的だったが。

 

・WWE2k15(PS3・PS4・Xbox360・Xbox One) 評価:40点

PS4とXbox Oneで登場。新世代機では操作性が大幅変更。エディットモードが劇的に退化。2008のときもそうだったが、新ハード移行の際にはエディットモードは犠牲になるようである。しかし、ハード移行と無関係そうな旧世代機版もなぜかエディットが退化した。私は14に戻った。

 

・WWE2k16(PS3・PS4・Xbox360・Xbox One) 評価:70点?

エディットはマシになる。あんまり印象に残ってない。

 

・WWE2k17(PS3・PS4・Xbox360・Xbox One) 評価:80点

久しぶりに国内版が登場(ダウンロード版のみだが)。中邑真輔が登場。

 

・WWE2k18(PS4・Xbox One・Switch) 

未プレイ。初登場のスイッチ版は動作が重いらしく不評。PS4版は国内でもパッケージ版が発売された。

 

・WWE2k19(PS4・Xbox One) 評価:80点

ユークスが開発を担当したのは、この作品が最後となる。その意味ではシリーズの集大成といえる。

 

・WWE2k20(PS4・Xbox One) 評価:60点

スポーツゲーム開発に定評ある、Visual Concepts が開発。その結果は、大量のバグ実装だった。まあアップデートで改善されたので、それなりに楽しめた。操作方法の変更も慣れればなんとかなった。でも最終的には、19で良いよなあと思った。

 

・総評

大雑把にまとめるなら、自由度の高い初期のシリーズ(エキサイティングプロレス5まで)と、リアル寄りにシフトしたエキプロ6以降で作風が変わったという印象。6以降でも2009までは男女混合の試合ができたので今よりは幅広い遊び方ができた。

人に勧めるなら、PS2ならエキプロ4、5、7、PS3・Xbox360以降なら2009か14、あと19。もちろん、他のバージョンに目当ての選手が収録されているとか、あえてクソゲーをやりたいとか、安かったとか、選ぶ理由はそれぞれにあるでしょうが。

 


スポーツ選手と髪の毛と個人の権利

2021-04-18 17:53:40 | スポーツと社会

どうも、今回の記事では髪の毛の話をします。

 

日本のスポーツ界だと、未だに髪の毛は黒色以外を認めないという指導者が多いんですよね。

 

プロ野球の豊田泰光さんや野村克也さんなんかが典型的でした。もちろん、彼らの野球での実績は素晴らしかったのですがね。ただ、個人的には、彼らの髪についての認識は納得いかなかったですね。

プロレスでも、若手の男子レスラーはほとんど黒髪で短髪ばかりですね。まあ、レスラーの場合、長髪だとつかまれるリスクもあるので、まだ未熟な若手が短髪にしているのも理解できなくはないのですが。

 

スポーツ界における髪の毛についての寛容性のなさって、日本の不寛容さや排他性の現れだと思うんですよね。

 

教育の現場でも、髪の色の指定が存在して、それがブラック校則だと言われるようになりつつありますね。

私自身は地毛が黒なので、これまでの人生で特に髪の毛の色で困ることはなかったのですが、高校時代のクラスメイトに、地毛が茶色っぽい人がいたのです。彼は、普段は丸刈りにしていましたが、髪が真っ黒なら良かったと言っていましたね。

彼には自分の意思で髪型を決める権利がなかったわけです。こういう不寛容なところから、服従的な文化が生まれているんじゃないですか。

 

外国の場合はどうでしょうか。

米大リーグのニューヨーク・ヤンキースを率いたジョー・トーリ監督は、髪や髭の規律が厳しいヤンキースよりも、規律の緩いレッドソックス(ヤンキースのライバル球団)の選手たちのほうが試合で勝つためのプレーを理解していた、と著書で述べていました。そしてヤンキースの選手は、大半が問題児だったと。

まあヤンキースの事例だけで判断するわけにもいかないでしょうが、規律が厳しくてもプレーの質が上がるとか素行が良くなるという根拠もないわけです。

 

髪型の指定って、少なくとも合理的な理由は存在しないんじゃないですかね。結局のところ指導者が選手を支配しやすくするというか、自らの指導力の低さを誤魔化すためだけなんじゃないかと思ってしまいますね。で、そのせいで個人の権利が損なわれているのです。

日本社会の閉塞感とか、若い世代の自己評価の低さとか、同調圧力の強さとか、個人の権利が尊重されないことが原因だと思いますね。しかも、上の立場の人間が、他人の権利を侵害する権利だけは「指導」という名目で正当化されているわけですから、事態は非常に深刻です。

 

 


断捨離

2021-04-11 17:58:43 | その他

どうも、今回の記事では、私が最近行った断捨離について述べます。

 

主に書籍類を処分した、というか近所のフリーマーケット的なイベントに寄付しました。

ダンボール5個分くらいになりましたね。重かったっすねえ。

 

最近は、ある程度の知名度がある本なら、電子書籍があるじゃないですか。置き場所に困らない電子書籍に切り替えていこうと思う次第です。

 

で、問題なのは、電子化されていない本なんですよ。

 

まあ、仮に再度読みたくなったら、また買ったらいいかと思うわけですが、何冊か、若干プレミア化している本がありましてね。具体的にいうとバーチャファイターやシェンムーの攻略本なんですが。

 

そういった本は、手放してしまうと、もう二度と手に入らないかもしれない。そう考えると、処分するのは躊躇してしまうんですよ。

けれども、もう何年も読んでいなかったし、今後も必要になる可能性は非常に低い。

 

そこで、フリーマーケットに託すことにしました。

ブ○クオフなどで売却することも検討しましたが、フリーマーケットのほうが非営利性が高いかと思ったので。

 

 


新作プロレスゲームへの個人的希望

2021-04-04 18:00:06 | ゲームレビュー

どうも、今回の記事では、今後のプロレスゲームへの希望を述べます。

 

現時点で発売が予定されているプロレスゲームは、WWE2kとAEWのゲームの2つだと思います。

 

WWE2kは、昨年はWWE2kバトルグラウンド というアーケードライクな作品が登場し、WWE2k21という作品は出ませんでした。

今年の秋には、WWE2k22が出るだろうと思います。某ゲームサイトの記事によれば、抜本的な操作体系の見直しがあるとのことでした。おそらく次世代機に向けて、新エンジンでの新作開発が進んでいるのでしょう。PS4やXbox one での第1作となったWWE2k15のときのように、大きな転換点になるでしょう。

もう一方のAEWのゲームについてですが、こちらはユークス(WWE2k19まで長年WWEのゲームを開発)が開発に関わるようです。さらには、PS1やニンテンドウ64で発売されていたバーチャルプロレスリングのスタッフも開発に参加するそうで、個人的には期待が大きいですね。

 

さて、ここからは私の希望なのですが、とりあえずAEWのゲームには無事に発売してほしいですねえ。オンライン対戦人口のことを考えると、日本国内やアジア圏でどこまで売れるかも重要です。北米のプレイヤーばかりでオンラインがラグとの戦いになるのは勘弁。

あとは、操作性やレスラーのモーション、技数、試合形式、そしてエディット機能などがどの程度になるかですね。

PS2の頃のWWEのゲーム、エキサイティングプロレスみたいな自由度の高いゲームを期待したいです。