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ファイプロとプロレスと私

プロフィール画像はファイプロワールドから

あ~ぁ、ドジャース

2025-04-13 09:35:39 | スポーツと社会
どうも、今回は大リーグのドジャースについて。



先月、このような記事がありました。

「米国防総省のウェブサイト上のジャッキー・ロビンソン氏の記事を削除したとして米記者がトランプ政権を非難」(https://www.sportingnews.com/jp/mlb/news/mlb-insider-calls-out-trump-administration-ghouls-over-jackie-robinson-decision-jpn/b30b006cf2e4ccdf47a5b95b)

「野球殿堂入りを果たし、公民権運動の先駆者でもあったジャッキー・ロビンソン氏は、そのキャリアのほとんどをブルックリン・ドジャースでプレーした」
「MLBでのキャリアをスタートさせる前、ロビンソン氏はアメリカ陸軍に所属し、第二次世界大戦に従軍していた。つい最近まで、米国防総省のウェブサイトにはロビンソン氏の陸軍での任務について詳しく説明した記事が掲載されていた」


現役時代、主にドジャースでプレーしたジャッキー・ロビンソン。

トランプ政権誕生後、公的機関のWebに存在した彼に関する記事が削除されているそうです。

ロビンソンといえば、以前「42」というタイトルの映画がありまして。

第二次大戦後の米国で、史上初めて有色人種のメジャーリーガーとなった男の物語。

彼の偉大な挑戦がなければ、黒人はもちろんアジア人の選手だって、大リーグへの進出は進まなかったかもしれない。

大谷翔平や野茂英雄といった日本の選手がドジャースでプレーできたのも、ロビンソンら先人たちのおかげである。

そんなふうに思っていたのですが。



「大谷翔平「映画スターのようだ」トランプ大統領が称賛」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250408/k10014772931000.html)

ドジャースの選手や監督が、トランプに会いに行きました。

まあドジャース側にも事情があったのかもしれませんが。

それにしても、差別主義者の大統領のもとへ訪問するべきではなかったのでは。

特にドジャースに限っては。

草葉の陰でロビンソンが泣いているんじゃないですか。



自民・今井絵里子議員について

2024-11-17 10:58:18 | スポーツと社会
どうも、今回は今井議員について。



ここのところ、自民党の今井議員が話題になっていますね。

「「今井絵理子氏」がXトレンド 内閣府政務官就任に「茶番」「意図分からん」「報告書は?」の声」(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202411130001056.html)

今回、内閣府政務官に起用されたことに対する批判が高まっています。

フランス研修の件も蒸し返されているようですねえ。



一方で、今井議員を評価する声もあります。

「「職業偏見ではないか」共産・大門氏、党派超えて苦言 自民・今井氏の政務官起用批判に」(https://www.sankei.com/article/20241115-IWYPAEJ6X5CMXEDCJED773YWDY/)

大門議員「バッシングがひどすぎる。元女性アイドルだから何もしていないだろう、できないだろうと決めつけてたたくのは、職業にたいする偏見やジェンダーバイアスではないのか」「今井さんは聴覚障がい者支援でずっと頑張ってこられた。一昨日もそのことで私の部屋に相談に来てくださった」



今井議員が、聴覚障がい者支援に関わってきたのは本当です。

たとえばこの記事。

「今井絵理子議員の長男・聾レスラーの今井礼夢が後楽園ホール初メインで玉砕!自団体を捨てた先輩たちに対抗心むき出しで「次は絶対勝ちます」」(https://battle-news.com/?p=112729)

「今井礼夢(いまいらいむ)は、元『SPEED』のメンバーで参議院議員である今井絵理子氏の長男であり先天性高度感音性難聴という聴覚障がいを持つ聾レスラー。幼い頃から「プロレスラーになってWWEに行きたい」という夢を持っており、母である今井議員もこの夢を全力応援」



まあフランス旅行の件とか、政治家として叩かれても仕方ないだろうと思う部分もありますが。

ただ、全く何もしていないわけではないのも確かでしょう。




スポーツ選手が背負う国家

2024-08-11 10:43:30 | スポーツと社会
どうも、今回はスポーツ選手と国家について。



現在、パリ五輪が開催されていますね。

当然、五輪関係に報道が多くなりがちですが。

「上野千鶴子氏、五輪報道一色に苦言「うんざりする。アスリートに国家など背負ってほしくない」」(https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/entertainment/news/202408050000412.html)

上野さんの「アスリートに国家など背負ってほしくない」というツイート。

基本的には同意しますね。

国家とか関係なく、選手個人に注目すれば良いだけで。

スポーツが国威発揚に利用されているところを見せつけられるようで、うんざり。



ただし例外もあります。

今回の五輪でいうなら、パレスチナの選手。

「競泳男子 パレスチナ代表選手 “スポーツは平和につながる道”」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240729/k10014528381000.html)

パレスチナ代表のアル バッワーブ選手は「このような世界規模の大会に出て自分の名前を知ってもらい、パレスチナの状況を知ってもらえる機会を持てたことを光栄に思う」とコメント。

パレスチナの代表選手が、国家を背負うような気持ちで大会に臨む。

あるいはパレスチナの人々が、代表選手の活躍に夢を見る。

これは別に良いんじゃないかと思いますよ。

一応、五輪は平和の祭典のはずなんでね。




ボクシング女子の騒動

2024-08-04 10:25:21 | スポーツと社会
どうも、今回は騒動になっている五輪のボクシング女子について。



こんな記事がありました。

「【パリ五輪】ボクシング女子、選手の性別が議論に 相手が46秒で棄権」(https://www.bbc.com/japanese/articles/c4ngn82wgxpo)

「ケリフ選手と林選手が失格となった2023年の世界選手権は、ロシアが主導するIBAが主催した。

しかしIOCは昨年6月、ボクシングの世界統括団体としての地位を剥奪した。前回の東京五輪とで今回のパリ五輪では、IOCがボクシング競技を運営している」

「IOCとパリ2024・ボクシングユニット(PBU)は1日に新しい声明を出し、ケリフ選手と林選手は「IBAの突然かつ恣意(しい)的な決定の被害者だった」と述べた。

「IBAの2023年世界選手権の終盤に2人は突然、適切な手続きなしに失格とされた」とIOCは指摘した」



ケリフ選手と林選手は、これまでにも複数の大会に出場してきました。もちろんルールに則っています。

今回が出場が初めてというわけではありません。

大会への出場可否は、統括団体によってその都度変わってきたようです。

大会運営側が批判されるのは仕方ないかもしれませんが。

選手による違反があったということではない。



残念ながら今回の騒動が、世界各地の差別主義者に利用されてしまってましてね。

別の記事ですが。

「ボクシング女子、46秒で棄権のイタリア人選手が対戦相手に謝罪 パリ五輪」(https://www.cnn.co.jp/showbiz/35222355.html)

「試合後、ケリフ選手にはネット上での誹謗(ひぼう)中傷が相次いだ。有力な反トランスジェンダー論者や右派のコメンテーター、政治家は不正確な認識からケリフ選手を男性と呼び、騒動を利用して性自認を巡るより広範な文化戦争を扇動した。

米国のトランプ前大統領や起業家のイーロン・マスク氏、英作家のJ・K・ローリング氏といった著名人もケリフ選手の出場に批判的なコメントを寄せた」



棄権したイタリアの選手を気遣っているわけでもなく、ただ差別煽動に利用したいだけの連中がね。

記事には出ていませんでしたが、日本国内のレイシストにも要注意。




チャンピオン ジョージ・フォアマン

2023-10-22 10:04:49 | スポーツと社会
どうも、今回は元ヘビー級チャンピオン、ジョージ・フォアマンについて。

先日、谷村新司さんが亡くなられました。

私が高校生の頃、周囲でアリスのチャンピオンが流行ったのを思い出します。

アリスの世代というわけでは無いのですが、何故か流行しました。

教室で歌っているヤツがいましたよ。



さて、チャンピオンの歌のモデルは、カシアス内藤さんらしいですが。

私にとって、老いたチャンピオンといえば、ジョージ・フォアマンでした。


画像はファイトナイトチャンピオンのもの


1970年代に活躍した選手で、モハメド・アリに敗れ王座陥落。その後20代で引退するも、30代後半で現役復帰。そして1990年代に40代で再びヘビー級のタイトル獲得。

誰もが驚いたカムバック。



タイトルマッチの前は、フォアマンが何ラウンドまで持ち堪えるか?という話題ばかりで、まさか勝てるとは思わなかったですよ。

40代のフォアマンの動きは鈍重でしたが、パンチの威力は衰えておらず、相手の僅かな隙を見逃さない勝負強さも健在でした。

まさにキングオブキングス。

本物の強さを見た気がしました。