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ファイプロとプロレスと私

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難民・移民の受け入れ

2022-04-24 16:46:57 | 政治

どうも、今回は移民、難民の受け入れについて。

 

ウクライナからの難民を避難民と呼ぶのは、やめましょう。誤魔化しても無駄無駄無駄無駄無駄…

 

さて、日本は難民の受け入れが極端に少ない国です。

 

アムネスティによれば、2020年の日本での難民申請は3936人。認可されたのは47人。

「日本の難民・移民」(https://www.amnesty.or.jp/human-rights/topic/refugee_in_japan/)

難民として認められる数は、毎年二桁なんですよ。

 

一方で、諸外国ではどうか。

現在、大統領選挙が行われているフランスを見てみましょうか。

2019年の数字ですが、難民認定数は30051人です。

「日本の難民認定制度:認定率の世界比較と認定以外の難民問題の解決法も」『ワールドビジョンジャパン』(https://www.worldvision.jp/children/crisis_13.html)

 

文字通り、桁が違うんですよね。

近年、欧米でも排外主義が蔓延していると言われますが、少なくとも今までは、ある程度の人数を受け入れてきたんですよ。

翻って日本は?ただでさえ少子高齢化で人口が減少しているのに、難民の受け入れすら拒む。冷たいですねえ。

 

そのくせ日本社会は、技能実習生という名目で、すでに格安の外国人労働力に依存しているわけですよ。

時給に換算すれば、なんと300円。労働法が適用されませんからね。まさに奴隷。

「時給300円月400時間 外国人労働者の実態明るみに」『朝日新聞デジタル』(https://www.asahi.com/articles/ASN5L55HMN5GUCLV00N.html)

 

なんというかね、日本も移民や難民を受け入れるべきだと思うんですが。

しかし、日本に来た人々が過酷な環境に置かれることになると思うと、あまり推奨できない気もします。

外国の人に言いたいんですけど、もし日本に来るなら、本当に気をつけたほうが良いですよ。

理想としては、移民・難民の人権が充分に守られる社会を作っていくことになるんですがね、かなり時間がかかりそうですね。現状では、日本国籍保持者の人権さえ守られない国ですから。

 


キン肉マンの思い出

2022-04-17 15:18:10 | 漫画・特撮

どうも、今回はキン肉マンについて。

 

訃報が続きますね。アニメ版キン肉マンのアレキサンドリア・ミート役でおなじみの声優、松島みのりさんが先日亡くなられました。

 

ミートくんは、情けないスグルの面倒を見る、頼りになる弟分でしたねえ。

「王子、いい加減にしてください!」とか言って。

 

私は、キン肉マンの原作漫画は部分的にしか読んでいないのですが、アニメ版は一通り見ましたよ。

結構、アニメ版は漫画版と内容が異なる部分が多いらしく、例えば原作では二階堂マリではなくビビンバがヒロインらしいですね。

2世の漫画版を読んだ際、スグルの妻がビビンバだったときの衝撃たるや。

 

まあそれはさておき。20年くらい前に出た、ゲームキューブの「キン肉マン新世代超人VS伝説超人」にはハマりましたよ。

このゲームには超人募集モードがありましてね。パーツを組み合わせて超人を作成できるんですよ。

探したら、説明書があったので、画像を掲載します。

当時、青いコスチュームの超人を作って、ロックマンという名前にした記憶がありますね。で、必殺技をベルリンの赤い雨にして、技名をロックバスターにしましたね。友人に見せたら、「全然似てないぞ」と言われたんですけど。

 

さて、キン肉マンのゲームって、家庭用ゲーム機だとPS2のマッスルグランプリ2が最後なんですよね。

そろそろ、新作が出てほしいですよね。

できれば、また超人募集モードがあれば良いんですが。

今なら、ファイプロやWWE2Kみたいに、作成した超人をオンラインで共有できるかも。

バンダイナムコあたりかな?可能性があるとしたら。

 

冗談はさておき。作中の超人の中では、ジェシー・メイビアが好きでしたねえ。

返し技の天才という設定が、なんか凄そうだったんですよ。見た目もカッコよかったし。

プリンス・カメハメがキン肉マングレートとして登場した際、いずれジェシーもグレートか何かのマスクを被り再登場するんじゃないかと期待したものです。

まあ、若くしてチャンピオンになったけれど、その後は伸び悩み大成しなかったということでしょう。

 

今もWebで漫画版の連載が続いているので、なんとかね、もう一度ジェシーにチャンスを与えて欲しいですね。

 

 

 


藤子不二雄Aと毛沢東

2022-04-10 16:03:11 | 社会

どうも、今回は藤子不二雄A先生と毛沢東について。

 

先日、残念ながら亡くなられたA先生ですが。

 

多くの人と同様、私も少年の頃はF先生の作品のほうが好きでしてね。

A先生の作品に触れたのは、歳をとってからでした。

 

やっぱり一番印象に残っているのは、「劇画毛沢東伝」ですねえ。

毛沢東が、ものすごくカッコよく描かれているんですよね。

50年以上前の作品で、まだ日中国交正常化の前ですからね。

当時、世界各地の左派革新界隈で崇拝されていた毛。

文化大革命や大躍進の実態も、よく知られていなかったですから。

 

A先生自身は、復刻版毛沢東伝のあとがきにて、毛沢東は中華人民共和国建国前と後で分けて評価されるべきだと述べてましてね。

建国後は権力闘争の中で悪に堕ちたけれど、建国前の若き毛は理想を追求したヒューマニストだったと。

青年期の毛が、最新の経済思想や理論を学習し国内の貧困層救済を目指したことや、国民党と手を組み日本軍を撃退したことなどは、肯定的に評価されて良いとは思います。

 

まあ、それでも全体としては、厳しい評価にならざるを得ないと思いますね。

私たちが学ぶべきことは、高潔な理想主義者だったはずの毛が、何故、権力を握ってからは腐敗したのか、ということなんじゃないですか。

毛の言動や政策の一つ一つの何が問題だったのか?を検証することが重要ですね。

 

 


青年よ、自衛隊はやめとけ

2022-04-03 16:10:42 | 軍事

どうも、今回は自衛隊について。

 

今春の防衛大卒業生の自衛官任官拒否が、過去二番目に多かったそうです。

毎日新聞「自衛官任官拒否72人、過去2番目の多さ 防衛相「極めて残念」」(https://mainichi.jp/articles/20220329/k00/00m/040/177000c)

過去最多だったのは1990年の94人で、おそらく湾岸危機の影響かと。今回はウクライナ情勢が原因でしょうか。

ただでさえ自衛官志望者が減少傾向にあり、現役自衛官の高齢化も進んでいる中で、これは防衛省のキャリア官僚の諸君も頭を抱えているんじゃないですかねえ。いやあ、笑いが止まりませんな

 

私が何故、自衛隊にムカついているかと言いますとね。最近、自衛隊が新たな弾圧対象として反戦デモを挙げていることが発覚したからなんですよ。

東京新聞「反戦デモは「武力攻撃事態」の一歩手前? 防衛省がテロやサイバー攻撃と同一視した行政文書作成 保存期間経過前に廃棄」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/168785)

反戦デモ弾圧なんて、今まさにロシア政府がやっていることと同じですよ。

 

さて、2015年夏ごろ、反安保・解釈改憲反対のデモや集会が全国的に盛り上がりましたねえ。私の街でも駅前などで集会が何度かありまして、せっかくなので聞きに言ったことがありました。

集会では、学生たちが弁士として群衆の前に現れましてね。1人ずつスピーチをしてくれたんですが、その中に自衛官志望の学生がいたんですね。

彼は「解釈改憲によって集団的自衛権が認められ、自衛隊が米国のための戦争に駆り出されるようになるなら、自衛官になるのを止める」といったことを話しましてね。

 

私は思いましたよ。青年よ、自衛隊はやめとけ、と。

少なくとも、自民党政権の間はやめとけと。

できれば、対米自立が実現するまでは、やめとけ。

どうしても戦場に行きたいなら、フランス外人部隊のほうが良いよ。

 

一般論として、軍隊に行くとどうなるか。あまり良い選択だと思えないですね。

そして日本の自衛隊の場合、あのおぞましい旧日本軍の体質を引き継いでいるわけですから、尚のこと。

使い捨てにされるだけですよ。

昔、「逃げたいやめたい自衛隊」という本があったんですが。自衛隊内部って、PL学園野球部みたいでしたよ。

何故、自衛隊では自殺者が多いのか?旧日本軍から続く非人道的な伝統がそこにあるからですよ。

 

まあ、現実問題として、現代日本の若者を取り巻く格差や貧困、具体的に言えば雇用環境の悪化や奨学金返済問題など、自衛官にならざるを得ない事情があるのかもしれませんが。

「フリーター、希望は戦争」なんていう論考もあったくらいですから。

スピーチしてくれた学生も、経済的に困窮していたのかも。

 

若い学生と話していると、想像以上に自衛隊に心理的な抵抗感を持っていない人が多くてですね。

就職活動に失敗したら自衛官でも構わない、という意見が少なくなかったのです。

一昔前なら、愚かな右翼が憲法改正・国防軍化を主張している場合、「あなたが戦場に行くのか?」という殺し文句で黙らせることができたんですがね(自分は安全な場所にいたいという、旧日本軍の上官のようなメンタリティーの右翼が多かった)。

 

戦場や軍隊の恐ろしさが、理解されなくなっているのかもしれませんね。

もしくは、この社会自体が戦場や軍隊のような悍ましい社会になっているのかもしれません。

 


ドラえもんと4月バカ

2022-04-01 22:26:31 | 漫画・特撮

今日はエイプリルフールですね。

 

エイプリルフールといえば、「帰ってきたドラえもん」でしょう。

ドラえもんが22世紀に帰ることになり、のび太が一度はドラえもんとの別れを受け入れるが、最終的にはドラえもんが野比家での生活を続けることになる、という話。

単行本6巻の「さようならドラえもん」、7巻の「帰ってきたドラえもん」の2話をベースにアニメ映画化され、1998年春に公開されました。

4月バカがこの話では重要な要素になっています。また、のび太がドラえもん抜きでジャイアンと喧嘩する場面は必見です。

 

さて、私としては、ドラえもんとの別れは2005年3月でした。

大山のぶ代さん(ドラえもん)、小原乃梨子さん(のび太)、たてかべ和也さん(ジャイアン)、肝付兼太さん(スネ夫)、野村道子さん(しずか)らが、25年間続けた役を降板。

声優が交代してからのドラえもんも何回か視聴しましたが、心に空いた穴を埋められる作品ではなかったですね。

声優陣の高齢化や体調悪化などで、いずれ交代しなければならないと覚悟はしていました。ただ、実際に受け入れることは簡単ではありません。

 

数年前、久しぶりに「帰ってきたドラえもん」を見たときには、目から涙が流れてきました。

映画で涙することは余り無いんですが、年のせいか。

ドラえもんが未来に帰ることを知ったときの、のび太の動揺や悲しみが分かった気がしましたね。

1998年、リアルタイムで見たときは、まだ別れの寂しさを知らなかったので、そこまで強く印象に残らなかったのですが。

 

大山のぶ代さんのドラえもんは、私の世代にとって生活の一部だったと言っても過言では無いでしょう。

娯楽が多様化した現代と比べ、テレビを見ている子どもが非常に多かった時代ですから。

私は今でも、たまに昔のドラえもんを見ますよ。

ドラえもんが帰ってくる。そんな気持ちになれますからね。