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ファイプロとプロレスと私

プロフィール画像はファイプロワールドから

抵抗の文化

2022-09-25 16:25:32 | 社会

どうも、今回は抵抗の文化について。

 

6年前の記事ですが、ノーベル賞作家の指摘です。

「「日本には抵抗の文化がない」 福島訪問したノーベル賞作家が指摘」(https://www.huffingtonpost.jp/2016/11/29/svetlana-alexievich_n_13295940.html)

 

「福島で目にしたのは、日本社会に人々が団結する形での『抵抗』という文化がないことです…全体主義の長い文化があったわが国(旧ソ連)でも、人々が社会に対する抵抗の文化を持っていません。日本ではなぜなのでしょうか」

 

日本には、なぜ抵抗の文化が根付かなかったのでしょうか。

私の記憶が正しければ、ある時期までは抵抗の文化って日本にもありましたよ。

 

たとえば、高度経済成長期には、労働争議って珍しくはなかったですね。

ちなみに労働政策研究・研修機構によれば、争議件数が最多だったのは1970年代中頃(https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0702_01.html)。

この時代は他にもベ平連とか中ピ連とかありましたね。

沖縄の反米軍基地運動とか、部落解放運動などの反差別運動とか、今も続いているものも無いことはないです。

 

しかしながら私の周囲には、こういった労働運動や市民運動に参加していた人は皆無に等しいですね。

抵抗できない大人たちを見て育った若い世代も、当然ながら抵抗の術を知りません。

抵抗の手段や経験の継承、蓄積が、非常に乏しい。

 

私たちにとって重要なことは、具体的な抵抗の方法を学習し実践することなんですが。

それは何か特別なことをするのではなく、普段からできることで良いんじゃないかと。

例えば学校や仕事を全員でサボるとかね。

全員で同時にやることが重要で、バラバラにサボってはダメです。

さっそくですが明日、仮病でズル休みしましょう。二度寝すると気持ちいいですよ。

何かあっても私は一切責任を負えませんので、あしからず。

 


注目の新作ゲーム情報

2022-09-18 16:26:21 | 格闘ゲーム

どうも、今回はゲームの新作情報について。

 

私が注目していたのは、ズバリ鉄拳8。ついに正式発表されました。

「『鉄拳8』ではストーリーの大きな転換期をプレイヤーが目撃することになる 原田勝弘氏へ独占インタビュー」(https://jp.ign.com/tekken-8/62610/interview/8)

 

対応ハードが次世代機とPCのみで、アーケード版は未定のようです。

公開された映像には、三島一八と風間仁の対決シーンがありまして、かなりグラフィックの進歩を感じましたね。

次世代機の普及が進まない状況であるからこそ、ゲーセンなど公共の場でプレイできれば良いのですが。

残念ながら、家庭用機以上にゲーセンが絶滅寸前なんですよね。

かくいう私も、もうゲーセンには3年以上行ってませんし。

 

次に、ストリートファイター6について。

「『ストリートファイター6』キャミィ、ディージェイ、ザンギエフなど発売時点で登場する18体のキャラが判明。発売後もキャラを追加【TGS2022】」(https://www.famitsu.com/news/202209/17276349.html)

 

発売時点の登場キャラが決まりました。

戦争の影響で登場が危ぶまれていたザンギエフも、どうにか参戦するようです。

まあ、「祖国のために」「祖国の空は私が守る」みたいな愛国的セリフは言わなくなっていると予想。

ザンギエフ以上に、不人気のディージェイ参戦が驚き。

ストリート感のあるキャラクターなので、スト6の作風に合っているからでしょうか。

 

3つ目は、AEWのゲーム。

「『AEW: Fight Forever』はシンプルにして爽快感あるプロレスを楽しめる一作【TGS2022】」(https://www.gamespark.jp/article/2022/09/15/122437.html)

 

現実のAEWは、最近ややゴタゴタしているようで、果たしてこのゲームソフトは無事に発売されるのか?されたとして収録選手はどうなるか?という懸念があります。

ここから持ち直せれば良いのですが、なんとなくWCWのようになる気がしてしまいますね。

 

最後に、龍が如くについて。

「『龍が如く 維新! 極』はバトルシステムが大きく変わる! 『龍が如く 見参!』の“極”化の予定なども聞いた開発陣インタビュー【TGS2022】」(https://www.famitsu.com/news/202209/18276476.html)

 

維新のリメイクである「維新極」、「7外伝」、完全新作の「8」と、3作品が発表されました。

龍が如く、初期の作品は好きだったんですがねえ。

見参や3の時点で、不穏な空気が漂い始めてましてね。

4あたりからブラック企業とのコラボが目立ち始めて、クソだと確信。

まあ、定価では買わないかな。

ただ、どこがクソなのか確認するために、一応プレイしたいとは思いますね。

 

 


国葬と身分制に反対する

2022-09-11 15:46:24 | 政治

どうも、今回は国葬と身分制について。

 

英国のエリザベス女王が亡くなり、国葬が行われることとなりました。

 

英国の場合、国葬は議会で認められる必要があるそうです。

アエラの記事によれば、「国葬を実施する上でポイントになるのは、議会の承認だ。英国議会が公表している資料では「議会の動議によってそれ(国葬)は認められる」と説明する」とのこと。

AERA dot.「エリザベス女王死去で「本物の国葬」がトレンド入り 英国には国葬を断った人物がいる?」(https://dot.asahi.com/dot/2022090900076.html)

 

一応、必要な手続きを済ませて行うということで、時の政権が思いつきで何の根拠もなく強行するのと比べればマシです。

 

しかしながら、たとえルールに則っていたとしても、国葬という行事自体、おかしくありませんかね。

英国の場合であっても、英国市民全員がエリザベスを支持していたわけではないと思いますが。

特にインドなど旧植民地にルーツのある人とか、あとスコットランドの人とか。

 

そもそも、現代社会において、王族や皇族のような身分が存在していることがおかしい。

インドのカースト制による差別がおかしいのと同じですよ。

人は平等なんですよ。

 

日本の場合、愚かな右翼が、天皇家が2600年くらい続いてきたと自慢してますね。

それが本当かどうかも疑わしいですが、仮にそうだったとしましょうか。

その場合、差別的な制度が2600年も続いてきたということになるので、むしろ非常に不名誉だと思うのですよ。

 

期間の長さを競うわけではありませんが、2500年以上昔の古代インドにも、カーストによる差別があったんですよ。

それに疑問を感じ、平等を訴えたのがゴータマ・シッダルタという人物でした。

彼の教えは、世界各地に拡がりました。

 


今更ながらIWGPについて

2022-09-04 15:20:38 | 現実のプロレス

どうも、昨日はドラえもんの誕生日でしたね。2112年まで、あと90年です。

 

それはさておき、新日本プロレスとスターダムの合同興行が発表されましたね。

「新日本とスターダム合同興行でミックス戦! 棚橋&詩美、ザック&ジュリアなど」(https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/njpw/4399391/)

 

ミックスドマッチやIWGP女子王座の新設が予定されています。

個人的には、これは良いと思うんですよ。

特に、IWGPについては、新日本で一番の選手が巻いてきたベルトなので、その女子王座も大切にしてほしい。

一方で、これまでのスターダムの各タイトルとの兼ね合いはどうなるのか?という懸念もあります。

 

今更なんですけど、新日本プロレスにおけるIWGPヘビー級王座のIWGP世界ヘビー級王座への移行、未だに納得いかないのですよ。

もともとIWGPとIWGPインターコンチネンタルという2つのベルトを統一しようという話だったと思うのですが。

それなら、インターコンチネンタルを廃止するだけで良かったじゃないかと。

 

IWGPには30年以上の歴史がありましたし、それは老舗団体である新日本ならではの強みだったと思うのです。

それを自ら手放してしまうのは、もったいなかった気がしてなりません。

新王座である世界ヘビーが悪いわけではないのですが、わざわざ変える必要があったのか?と疑問に感じます。

 

合理的な理由があって、変えるなら理解できるのですが。

たとえば、プロレスとは関係ない話題になりますが、2005年4月からドラえもんの声優が交代しましたね。

声優陣の高齢化や体調の問題など、交代には納得できる理由がありました。

 

まあ、新日本プロレス創業50周年にあわせて、一区切りとしたかったのかもしれませんが。

また、私のような不満を持つオッサンより、若いファンを重要視しているのかも。

ある時気がついたのですよ。私のようなストロングスタイルの亡霊に取り憑かれているファンは、もはや少数派なのだと。