どうも、今回は武藤敬司選手について。
引退試合が2月21日に予定されている武藤選手。
選手と呼べるのは、今日を含めて残り3日です。
彼が引退すると、20世紀のプロレスが過去のものになってしまうような気がして寂しいですね。
武藤、色々ありましたねえ。
グレートムタとして米国で一世を風靡。
UWFインターナショナルとの対抗戦で高田に勝利。
nWoブーム。
全日本プロレスへの移籍、社長就任。
レッスルワン、ノア時代。
私の個人的な意見なんですが、武藤選手は、新日本プロレスの歴史上、アントニオ猪木に匹敵する天才だったと思いますよ。
闘魂三銃士の中でも、センスは一番でしたね。
ムタとしての試合でしたが、nWoの蝶野の背中にスプレーでnWoと書いたのが記憶に残ってますね。で、吹きつけたnWoの文字をグシャグシャにするというね。
こういうことは、彼ならではだと思いましたよ。
まあ正直、私は三銃士では橋本真也が好きだったのですが、それでも武藤の存在は大きかったと認めざるを得ません。
武藤がもともと柔道の実力者で、道場での序列も高かったということは、随分と後になって知りました。
セメントで強いはずの武藤が、ショープロレス路線で進んだことの意義も、当時はよくわからなかったですね。