重陽で ・・・
菊のお軸はこれしかないので
虫干しを兼ねて お家元様のお軸出しました
防虫香も変えておかないといけませんね
秋菊有佳色
菊の字が変わっていますが
どの方が書かれた軸でも
たいていは この菊の字になっています
一文字は鱗紋ではなく
遠山です
表具はお好みで
一文字 遠山文様 竹屋町
中廻し 花兎 銀らん
天地 紬
軸先 ツボツボ
秋菊有佳色
中国の陶淵明の飲酒二十首 の 其の七
冒頭の一説です
菊の花がたくさん咲いていて その中でも ひときわ 美しく咲いている花がある
きれいに咲くために この花は どれだけ 努力を重ねたのだろうか
人知れず 努力を重ねれば 必ず 花開く
という 励ましの言葉かもしれませんね