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S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

茶事の道具片付け 雨続きで 除湿しながら ・・・ 毎回思う事 輪島塗は強い

2021-08-12 17:25:37 | 道具
 
 

お茶事の道具は いっ気に片付けないと 後が大変なので

 

 

お茶事2回して 1回目の時に 飯器の銀のおさじをお台所で洗って

お茶室にもどるまでに 何処で途中下車したのか 行方不明

仕方ないので 普通の黒の飯器の匙を使いました

 

多分 納屋の中のどこかでしょうけれど

まだ 出てきません

 

 

お客が3人だと お道具が少なくていいです

以前は配膳だなを使っていましたけれど

テーブルのほうが頑丈で コンロでもレンジでも置けるので

最近はテーブルを重ねて棚にしてます

一人茶事の時は 片付ける時間がないので 3段に

 

 

雨が続くので エアコンで除湿しながら

お椀を片付けて 

 

 

 

手前と向こうの小さい箱とで10客

 

輪島は 強いです

熱いお汁を入れても 何ともありません

買ってから50年近く 全く傷みがありません

職人さんの仕事ですね

 

お盆の前に片付いて一安心


茶箱の道具色々 振出は見立てで

2021-07-25 12:54:26 | 道具

 

 

まあ ちまちまと いろんなお道具がいります

 

 

茶箱 棗 筅筒 振出 茶杓 巾筒 香合

 

 

 

ガラスの一輪挿しを振り出しに

右は 船木 倭帆さんのお弟子さんで 松村学さん

左は出西窯の近くにある ガラス工房さん

 

焼き物の蓋は 壊れたお醤油さしの蓋

ぴったりでした 捨てずにとっておいてよかった

 

この茶箱は 不昧公好みで 又妙才の箱がついていたので

つい買ってしまいましたけれど小さくて 筅筒が入りません

 

昔のだから 布張り かけごは後から サイズに合わせて作ったようです

小さいお道具が なかなか見つからないので 使い方を考えないと

 

地元なので ついつい 不昧公好みとなると 手が出てしまいます


千歳盆のお稽古 橋村萬象さんの千歳盆

2021-06-11 20:23:04 | 道具
 
 

生徒さんが 先生 家の茶櫃でできるように

千歳盆のお稽古 してください と

 

はて ?

私は秋篠の先生にも 松江の先生にも

千歳盆のお稽古 していただいたことがありません

 

教科書を 取り出して

瓶掛前に 千歳盆を運び 建水を持ち出す

千歳盆を 勝手付きに寄せ 蓋を開け 正面へ

 

帛紗さばいて お盆 棗 お茶杓 続けて清め

 

中の古帛紗を 盆蓋中央に広げ 茶碗をのせる

千歳盆についた古帛紗は 少し小さめに作ってあります

 

茶筅 茶巾を出し  湯を入れ 茶筅通し

 

置く位置は盆点と同じですね

 

最後 盆の蓋中央に 棗を寄せた時点で

拝見ありか 無しか

無ければ そのまま 棗を元の位置に入れ

蓋をして持ち帰ります

 

拝見があれば 棗清めて 盆蓋 右寄り

茶杓を並べて  回して 出します

 

盆点ての  蓋ありバージョン

 

倉庫の中を 探して 確かあったはずだと

 

ありましたね なんとも レトロな 今時ないようなボロボロの段ボールの箱に入って

旦那さんが 箱を見て 今時こんな段ボールはないから 貴重品だぞ と

 

昭和50年代 道具の市について歩いていた時に

成り行きで買った ガラクタの中

私は自分が使うので 何でもかんでもガラクタを買いましたけれど

業者さんは お客様に勧めないといけないので

こんなものは買われません

 

 

裏に 萬象さんの印が 

 

 

今日は直書きです

 

びっくりです 今まで 出しもしなかったんです

今は萬象さんは 三代目さんで 高級なお道具ですけれど

昔は こんなお稽古用のお道具も作っていらっしゃったという事なんですね

 

先日 こちらのデパートで 個展がありました

裏の呈茶席もありましたけれど 私は遠慮

美術さんからも電話がありましたけれど

顔を出せば 空手で帰れないし

ほかに ほしいものがあるので 行かないのが一番


濃茶のお茶碗の格とは

2021-05-19 00:24:23 | 道具
 
 

お茶碗もいろいろあります

 

模様のあるのはお薄用

大樋の飴は薄茶用 

楽の赤も薄茶用

筒茶碗はお薄

平茶碗はお薄

 

いろいろ言われますね

本当にそうでしょうか ・・・

 

高麗の筒を買ったときに

お道具やさんが このくらいのお茶碗なら 十分お濃茶に使えます

お濃茶に使っていただいても 問題はありませんと ・・・

 

それは  

そのお茶碗の持つ 歴史的背景や時代 誰の所持だったのか 

いろんなものが加味されて そうおっしゃったのでしょう

 

お濃茶の席に連なるのに ふさわしいお茶碗とは ?

 

黒の楽なら 問題ないのでしょうね

絵の描いたお茶碗は お薄用で

濃茶では使用しませんけれど

楽の赤も それこそ のんこう や 光悦 なら

当然濃茶でしょう  主役になれるお茶碗です

御茶一服にふさわしい 

楽も 古い時代だと 赤でも濃茶用 ?

それは 説明する後見さん次第かもしれませんね

 

左入の赤があるんですが ・・・

私が言うのもなんですが

お茶碗の中に宇宙があるというか

過去に引き込まれる ・・・ 中の景色が凄いんです

お薄を立てていただきますけれど

まだ 濃茶には使ったことがありません

使ってみようかな ? 赤で顰蹙かうかも

 

唐津や萩 瀬戸なら 問題ないでしょうね

瀬戸も面白いかも

織部 黄瀬戸 引き出し黒 志野

志野はお薄用といわれていますけれど ?

 

志野は扱いづらいお茶碗です

もぐさ土という 独特の土で

汚れをよく吸います 使う前には しっかり水分を吸わせておかないと

乾燥にも時間がかかります

 

 

来週のお茶会のお道具 考えながら

ぶつぶつと つぶやいてます

 

お道具組むのは 楽しいですけれど

コロナで 今までと違ったお道具がいります

拝見のお道具も お客様がそれぞれに手を触れるのはよくないので

お盆に載せて ・・・ そのお盆も 通い盆というわけにもいきません

 

各服点でも お茶碗をのせるのは 格の高いお盆という事でした

先日は 大円盆でしたので それでもいいですけれど ・・・

何か探してみないと


風炉の灰です 初風炉は土風炉 ? 板は荒目板 ?

2021-04-30 14:34:35 | 道具

 

こんな感じで 灰を …後でもうすこしきれいにしますよ

炉の灰を 片付けて

バケツ3杯

 

 

これは 掃除をして 夏まで取っておいて

夏に湿し灰にします

 

 

これは 風炉の灰 右はとっておきの灰で 黄色いです

お茶会用

普段は 左の灰を使います

 

湿し灰も 風炉灰も 床下に 発泡スチロールに入れて 何箱かストック

日にあたらないほうがいいですから

 

紅鉢と土風炉に灰を入れて

 

 

 

釜を合わせてみました

 

初風炉は土風炉がよいようですけれど

土風炉には 荒目板を ・・・ という事で 出しましたけれど

 

 

 

手前が広いほう 奥に向けて 細くなります

この板は 使い勝手が悪く 土風炉にしか使えない

土風炉は 真塗り以外なら たいていの板があわせられます

 

出番のない道具ですけれど 生徒さんに こういう板もありますよ

という事で 出してみました