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S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

初釜 お濃茶席 今年は台子を出しました

2023-01-16 23:25:43 | 茶事 茶会
 
 

 

濃茶席の床

掛け蓬莱 ヒカゲノカズラ

蓬莱山飾り

お軸は 松花伴鶴飛  しょうかつるにともなってとぶ

 

 

いつもは 手前の部屋に 大炉を出して ここで濃茶

ぶち抜きで 間隔をあけて座っておりました

奥の八畳は あとで お薄席に

2か所でお薄席にしておりましたけれど 

  (コロナで茶室を使わなかったので)

 

今年は 広間 濃茶

中の間を 煎茶席にしましたので

屏風を出して お席を作りました

社中に 方円流の先生がいらっしゃいますので

 

 

台子で皆具 美之助の真形釜

 

台子の上の棚のお道具は

蹴っ飛ばすといけないので

とりあえず のせました

 

茶入れ 高取 鬼丸雪山 軽くて大きいので 

大人数の時は使いやすい茶入れです

お箱は 大宗匠

仕覆 ? 何だったか 中に紙が入っていたようですが

今 

その箱が行方不明

あまりにも ものがあふれて ゴミ屋敷みたいです

 

明日から お稽古なので とりあえず 大物を片付けて

小物は 少しづつ

 

茶杓も 淡々斎の 若緑を使うつもりが

何処に入り込んだのか

一番手前の 一燈の茶杓 使いました

 

茶入れと 茶杓の格が違いますけれど

昨年 濃茶席で使ってますので

一番わかりやすいところにありましたから

まあ 社中の初釜です

 

それに 生徒さんたちは 昨年お点前に使っていらっしゃいますから

 

 

銘は 瀧

 

一燈 共筒 玄々斎外箱

 

 

筒の印

 

 

さかひの茶杓のこの 溝の深さで 瀧と名付けられたのではないか とのお話でした

 

お茶碗は

 

上の棚が濃茶

地元の出雲焼 空味 空處 空権 あとは嶋台2組 青子さんや 十三軒さん

 

各服点て や お運びだと 人数分茶碗がいりますので

どうしても 数が増えてきます


裏千家 初釜式に行ってきました

2023-01-10 20:28:28 | 茶事 茶会
 
 

ここ数年 温かくて お天気にも恵まれています。

 

今年も 小人数で こじんまりでした

先生方も なんとなく ゆったりとしたご様子で ・・・

 

一献のお席があると

色々とご準備やら お運びやら お忙しそうですけれど

 

写真はありませんけれど

最後に 兜門の前で

 

 

 

お濃茶席は お家元

 

今年は 道喜さんの花びら餅で 美味しかったです

本当のお餅で やわらかくて 中の味噌餡が ソースのようにゆるゆる

 

やはり 花びら餅は お餅でないと ・・・

 

 

お薄席は 若宗匠

 

 

伊織さんのお干菓子 ウサギのおせんべいと 千代結び

 

 

おかげさまで このメンバーで 正客から3客まで 良いお席が頂けました

昨年は 11月に 今日会でお目にかかっていますので

覚えていてくださいました

 

今日会の茶席は お家元さんは 広島で 間に合わなくて

若宗匠だけでしたけれど

 

昔は 席中はほとんどの方が数寄屋袋だけでしたけれど

最近は 小さなバックをお持ちの方が多くなりました

初釜の時は よけいかもしれませんけれど

利休バックの方もいらっしゃいますけれど

私は 普通の 小型のカバン

荷物が増えるので 和洋兼用できるカバンで 入りました

 

それでなくても荷物が増えて

帰りは 訪問着のままで帰りました

着物を身に着けていると

小物も全部ですから ・・・

 

頂いたお土産は


 

お干菓子と 干支扇子と 福盃 淡交社のカレンダー

 

お弁当は 辻留めさん

 

 

美味しかったです

 

 

ホテルで 晩御飯にいただいて

お腹がいっぱいになりました

 

大宗匠もお元気で 今年は100才

御宗家の皆様の お元気なご様子 お姿を拝見して

今年も 良いスタートが切れます

 

自分もいつまで行けるかわかりませんけれど

人に迷惑をかけずに いけるあいだは 行こうかな ?

 

来週は我が社中も 初釜

それから お稽古がスタートです


夜咄の後片付け 蝋と油の始末が大変

2022-12-16 22:25:01 | 茶事 茶会



1日 フルで空く日でないと 手が出せません
 
油が垂れると大変なので ・・・
 短檠と雀瓦だけは 片付けましたけれど
 
今日は蝋の始末です

 
 

 

 
足元行燈の融けた蝋 こびりついています
4時間半 途中で蝋燭かえていますから
 

 
足元行燈の底のねじを ペンチで回して外します
 

 
蝋で張り付いていますので 外れません
このまま 熱い湯をかけて 外します
 

 

 
手で取れるとこだけ取って
外れないのは 鍋で 湯につけて蝋を溶かします
 

 

 
綺麗になったら ネジで付けておきます
 

 
綺麗になりました
 


手燭も 融けた蝋をすぐに始末しないと こんなになります
 

 
座敷行灯の蓋裏は煤で真っ黒
 
夜咄は あとの片付けが大変です



夜咄の献立 写真無し

2022-12-12 12:03:41 | 茶事 茶会



作って 盛り付けて 洗って ・・・
大忙しの水屋で 写真無しです
 
向付 ・・・ 人参饅頭・バトウ・きぬさや あんかけ
       人参饅頭は 人参と里芋を蒸して裏ごしして 
       中にひじきなど 何か具を入れて 蒸します
 
味噌汁 ・・・  豆腐・クリタケ からし
          白みそと合わせみそ 9:1
 
煮物碗 ・・・  卵真薯 卵に出汁とすり身を入れて蒸します
          小松菜の茎・海老・柚子
 
焼き物 ・・・  鰆の味噌漬け
 
焚き合わせ ・・・ おでん 里芋 こんにゃく 大根 あすっこ 油揚げの巾着
            巾着の中は すり身・ゴボウ・人参
 
小吸い物  ・・・ クコの実 昆布だしに少し醤油
 
香の物  ・・・  漬物3種
 
菓子 ・・・ 柚子上用
 
洗いが終わって
明かり道具は 生徒さんが片付けられました
 

 

 
今夜は雨で 外が通れなかったので





納屋の中に 足元行燈を置いて 中から席入りしました
 

 
 

 
 
 
 

大寄せの濃茶席の亭主は 初めての体験でした

2022-12-03 11:12:02 | 茶事 茶会




支部の研修茶会という事で
濃茶席を持ちました 
 
いつもの自分のお茶会はお薄で
流派関係なく 色々な方が来られます
今回は 同じ淡交会の方で 濃茶

 
お菓子を出す席がなかったので
本席で先にお出しして
 

 
大きな上用を蒸してましたので 温かいうちに食べていただきたいので
お菓子を召し上がっている最中に
お点前さんがはいられました
 
お客様16名で お濃茶のあと お薄席に移動
1日5組 時間が限られていますので
お菓子を食べ終わられるまで 待てない感じでした
 
大寄せ濃茶は お家元さんの初釜ぐらいですけれど
あの時は 席中で先にお菓子が出ますので
お家元がはいられるまえ 大急ぎでほおばります
 
濃茶のお点前は5人交代で
ベテランさんも 新人さんも みんな お点前を間違えて
普段当たり前にしている お濃茶の平点前なんですけれど
緊張してでしょうね
お一人に決めればいいけれど
こんな機会は そうないので 経験 経験
 
お客様にもおことわりして お話しておきました
 
社中8人でいたしましたけれど
チームワークがよくて
 
 

 
体調不良ですので 洋服で参加いたします
と言われた方が 
タイマー片手に 蒸し器に張り付いて
お饅頭を蒸して 湯の管理
立ちっぱなしで 大活躍でした
 
お点前さんに お客様の視線が集中しないように
総礼のあと お床の説明
お茶事は お茶が出るまで だんまりですけれど
前席でお軸の説明が済んでいますから
それに
静かな茶室で 五感を研ぎ澄まして
湯の煮える音 お香やお茶の香り 
そういうものを 楽しめる空間ではないような気がします 
 
以前表千家さんの大寄せの濃茶席に寄せていただいた時にも
後見さんが お点前の最中に 色々説明してくださいました
 
それならば 
席に入ってくださったお客様お一人お一人と目を合わせて
お茶碗の説明もしたいと ・・・
 
自分がお席に入ったとき 主役はお軸ですけれど
よほどのお軸でないと 意外に覚えていないもので
記憶に残っているのは
自分の手の中にあったお茶碗 
口をつけて お茶をいただいたお茶碗が素敵だったら
覚えています
今年の初釜の直入さんの州浜のお茶碗 
最高でした ・・・ しっかり 覚えています
 
そういう事で 数茶碗を使わずに 
手持ちのお茶碗 オールキャストで持ち出しました
 
生徒さんに話しても いまいちわからないでしょうから
練れたのから 順番に持ち出して良いことにしました
お正客さんだけ 半使 坐忘斎で神楽獅子
出雲にちょうど良い銘でした
 
末席に 左入がいったり
不昧さんや園能斎の高麗が
真ん中たりで うろうろしたり
まあ それも良しで
 
私なら ラッキーと思うけれど
興味が無ければ ??? でしょう
 
何か一つでも 記憶にとどめていただけたら良いかな 
ぐらいの乗りでした
 
最後の片付けも とても早くて
我が社中ながら 皆さんすごいと思いました
毎年の大寄せ茶会や お茶事がいい経験になって
こんな時に よくわかります 何事も経験
 
社中の皆様 お疲れ様でした
大変大変 お世話になりました
この次の夜咄は わたくしがお料理いたします