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S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

9月のお稽古初めは 許状の引継ぎからスタート

2021-09-03 08:13:59 | 稽古
 
 

春に届いた許状が コロナでなかなかお渡しできず

密を避けて 

少し 終息したらと思っておりましたら

最近 どんどん 増えてきて ・・・

 

とりあえず お稽古にいらっしゃった方から お渡しすることにいたしました

 

 

本当は 表の本床でお渡しする予定でしたけれど

お盆前からの 長雨で 昨年かえた畳にアオカビが発生

エアコンで除湿して 何度も拭くけれど なんとなく 畳が ・・・

 

茶室なら 5枚ほど 拭けばよいので  小間でいたしました

広盆が床に乗らないので 小さな 長盆で

 

 

勝軍木庵 (ぬるであん) 読めませんねえ

地元の塗り師さんで 江戸時代のかた

不昧公のお孫さん松平斎貴から 勝軍木庵の号をいただかれたようです

 

お茶は 碾茶です

 

碾茶は抹茶の材料で 

湯の中に茶の粉を落として そのままいただくものです

 

泡は立てておりません

 

 

花は白がよいので

芙蓉を切りましたけれど 花が落ちてしまいました

丁度 白の秋海棠が咲き始めましたので

何とか 白の花がありました

 

 

お軸は 鵬雲斎大宗匠の賛

画像は今日庵所蔵の土佐光孚の写しです


読みは

 

今日親しく獅子吼をきく

他時を定めて鳳凰の児となる

作 を なると読むようです

 

この 利休さんのお顔も お軸によって色々ですね


茶箱のお稽古 違いを覚えれば楽です

2021-07-24 15:23:43 | 稽古
 
 

茶箱のお稽古が あと1週

月初めは1年ぶりで なんとなくぎこちなかったのが

皆さん スムーズに手が動くようになりました

 

簡単なようですが

卯の花 和敬 は 仕覆を着せませんが

雪月花 色紙 は 濃茶の長緒・大津袋の扱いがあります

 

花だけは 茶巾を逆手で取り 客付きに絞った先が向きます

これは お盆に掛けるためでしょうね

 

 


 

 

色紙

色紙の茶巾はたたんで巾箱に入れておきます

 

上の三点前は 箱に蓋がしてあります

すべて中のものを出して 箱をついてから 棗・茶杓を清めます

 

 

雪は箱の蓋が空いたままですので 茶筅・茶巾が入ったまま箱をつきます

先に棗・茶杓を清めてから 箱の中の茶筅・茶巾を出します

 

仕覆は 中身があるときは右扱い

中身が出ると 左手扱い 

たたんだ仕覆は左手で箱に入れます

取るときも 左手 中身がはいると 右手で置きます

 

共通なところと それぞれの違い それを覚えておくと楽かもしれません

 

片付けるときは 出した逆 

拝見なしの時は 茶碗を清めたら 茶杓を清め 箱を下げます

 

拝見有の時は

茶碗を清め茶筅を入れ それぞれの場所に仮置きし 箱を下げます

 

花の拝見

 

 

 

仮置き 建水を下げた後

 

月の拝見

 

勝手付き 仮置き

 

雪の拝見

 

勝手付き

帛紗は置く場所がないので 半分に折って懐中

 

色紙点の拝見

 

勝手付き

帛紗は置く場所がないので 懐中

 

拝見が終わると 半膝づつ移動

それぞれの道具を定位置に置いて片付けます

 

 

花の片付け 道具位置

 

月の片付け 道具位置

 

 

雪の片付け 道具位置

 

色紙点の片付け 道具位置

色紙点だけは 片付ける場所がないので

お茶碗を 古帛紗ごと 前に持ってきます

ほかのお点前は 置いた場所から 茶筅をとります

 

なんか 書いてるうちの わからなくなりそうです

これは 生徒さんへの メモ書き

 

でも 茶箱のお点前は

おままごとのようで 楽しいです

お道具も 色々見立てで使えるものがあります


6月のお道具 水指3種

2021-06-17 23:02:55 | 稽古
 
 

来月は茶箱なので 今月は集中的に夏のお点前

 

水指も 3種

平・釣瓶・葉蓋

 

 

今日は大蓋を使いました

 

最後帛紗をのせて帰ります

 

お水を注ぎません 持ち帰りません の 合図ですね

赤い帛紗で 金魚です

 

 

キンギョに見えるかどうか ?

 

春に鶯の谷渡をしますけれど

その時と同じたたみ方です

 

 

谷渡は 最初に帛紗をのせておきます

 

帰りも 水指の上に帛紗をのせて退席される方もあり

載せない方もあり 色々 教科書にないお点前なので

100パーセント これ というお点前ではないから

好きにすればいいかな ?

 

うちの社中だと 3月 大炉の次の月ですので

逆勝手に慣れているので 抵抗なくできます

 

お薄の遊びのお点前

 

飾り帛紗は お雛様やら いろいろ 季節でたたみ方がありますので

お薄のお席なら 楽しめそうです


研究会 終わりました 各服点のお話をしてくださいました

2021-03-27 18:33:08 | 稽古
 
 

2日間の最後

各服点のお話で

お正客に1服お出しするまでは

普通の濃茶で 

お服かげんのごあいさつの後

 

 

亭主は水屋にお盆を取りに出る

この時 茶道口は 半東が開けておくので

亭主は 用意がしてあったお盆を持ち そのまま席に入る

開け閉めは 半東がする

 

茶を練り 次客がお盆を取りに来て

それぞれにお茶が回ると

亭主は中仕舞をして 客付きに周り お茶名詰めのあいさつを受ける

 

後は お正客のお茶碗を常のように拝見し

いつもの しまいつけになるという事でした

 

各服点てのお盆は 丸でも角でもよく

丸は園能斎好みの大円盆より少し小さいサイズのようです

 

今日は 円真 と 円草 のお稽古で どちらも大円盆でしたけれど

淡々斎好みの真塗りのお盆のようでした

 

私が使っているのは 園能斎好みの掻き合せですので

かなり大きめです 淡々斎好みのほうが使いやすそうです

お盆のサイズが3㎝変わりますので台子の位置も違います

昔は 男性のお点前だったから 大きいのでしょうね

今では 園能斎好みは貴重品かもしれません

 

これが手持ちの園能斎好みの大円盆

かなり大きめ

淡々斎好みの 真塗りを今日見ましたけれど 小さいですね

扱いやすそう

我が家は これしかないので これでお稽古しております

 

各服点に使おうかな ?


知らなかったお扇子の色 習う側の色は ?

2021-03-23 21:03:45 | 稽古

研究会の科目で 自分が出るときに

最初 先生にご挨拶をいたします

 

お点前に出るメンバーが

お扇子を持って 御挨拶に出るのですが

その時のお扇子が 白竹

 

お稽古をつけていただく側は

お扇子は 塗ではなく 白竹だそうです

知りませんでした

 

業躰稽古に行かれる方のお話ですけれど ?

・・・・ ?????・・・・

 

まあとりあえず そういう事でしたから

白竹を出してみました

 

ずいぶん以前のお扇子で色が少し焼けておりますけれど まあ 遠見にはわからないと思いますので

これで行こうかしら ?

 

 

 

 

お扇子にも 色々あります

白竹 白竹に絵付き 溜塗 黒塗り 搔合わせ

 

お茶会などは 自分の好みのお扇子でよいと思いますけれど

 

自分の先生が 早く亡くなられて

親無しっこの期間が長いので

ほかの社中の方との 合同のお稽古は

色々と 学ぶことが多いです