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S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

中秋の名月でした お軸もお月様で 花は鈴虫 ・・・

2024-09-27 10:23:58 | 床・軸



 
一休寺の秋の月 


 
中秋の名月は芋名月
10月にも名月があり
そちらは 豆名月・栗名月と言われます
今週は毎日 きれいなお月さまでした
 

 
花はスズムシバナ キセルアザミ マツムラソウ
 

 

スズムシバナは種が飛んであちらこちらに
今年はバッタが多くて 葉は虫食い
西日本では絶滅危惧種に指定されているようですが
環境が変わるからでしょうか 
結構 たくましい花です 種でどんどん
 

 
マツムラソウも挿し木と種
 

 
キセルアザミは生徒さんから
我が家は絶えてしまいました
 
山に行けば生えているところもありますから
種を拝借すればいいのですが
なかなか その季節に行けません
 

 
茶室はお稽古が終わると 閉めてしまいますので
花は 毎日交換
 
藪ミョウガとスズムシバナ
 
藪ミョウガは挿しておくと水の中で根が出たり
種が飛んで 思いもつかないところで生えています
 

 
茶室の前 水気もないのに ・・・
芽出しの時ツユクサかと思って どんどん抜いていたら
藪ミョウガでした

珍しく短冊軸と九谷の花入れ  秋海棠は青々と

2024-09-14 15:51:38 | 床・軸




 
間宮冬道
江戸後期の国学者の方で
のち 御歌所寄人を務めた方です
 

 
かくれぬと  みればたへるに  かけもりて
かく連努登 みれハ絶る耳 可希も里亭
 
つきをしぐるる  むらくものそら
月をしく類々   むら雲乃楚ら  冬道
 

 
秋海棠 白とピンク 矢筈萱
 

 
花入れは 九谷 宮本雅夫
行の花入れですので 敷板は蛤
 
畑の花は葉が焼けて 全く使えませんが
水路の花は 半日陰で無事でした

お軸は大社さん 花は意外とたくさんそろいました

2024-09-04 08:46:45 | 床・軸




 
地元 出雲大社さんの千家尊福さんの和歌です
 
この方は 宮司さんで のちの政治家
お正月の歌 年の初めの ・・・1月1日の歌を作られた方です
 
出雲大社さんには 歌の石碑があり
正面の鳥居を抜けると 右側に尊福さんの銅像が立っています
 

 
秋の字は 裏返して書いてあります
秋草に 人待つ宿の はなすすき
まほぐや 庭のおしえなるらん
 

 
意味不明 庭の漢字の読みが違うかも ?
 

 
花は吾亦紅 仙翁花 黄蓮華升麻 高砂芙蓉 白花秋海棠
花入れは袖師焼
 
頑張って 水やりして 鉢を移動させて
センノウゲも黄レンゲショウマもきれいに咲いてます
 
高砂芙蓉は元気すぎ
種が飛んで 凄いほど小苗ができています
 
昨日山に上がったら吾亦紅はほとんど終わっていました
秋海棠は白もピンクもとても元気です
 
やはり 手を掛けると 花も頑張ってくれます
 
畑は草に埋もれて 草刈しないと何がのこったか 分りません
 
仙翁花は嵯峨の仙翁寺に室町時代に伝わった中国原産の花です。
一時は消失したものと思われていましたが、近年 島根県の民家で再発見されて
苗が販売されるまでになっています。
細々と残っていたことが凄いと思います。

前半最後のお軸 お大師様の言葉 花はハシカンボク

2024-07-30 21:23:23 | 床・軸



茶掛けは大徳寺
お煎茶は万福寺
 
こちらは仁和寺さん
 
旧御室御所 門跡 世界遺産
真言宗御室派の総本山
大きなお寺で 桜も紅葉もきれいです
 

 
真言宗の総本山というと高野山を思いますけれど
18本山あるそうです
お泊りした智積院さんも真言宗智山派の総本山でした
色々な派があるそうです
いま 18本山を回る札打ちが ひそかなブームとか
いま 札所巡り人気ですものね
 
 
 

 

これは 空海さんの言葉で
心海湛然無波浪
しんかい たんねん はろうなし
 
心の海は本来波もなく静か
 
続きの句が
識風鼓動して去来なす
 
迷いの風が吹くと波立ってしまう
 

 
仁和寺 建部瑞裕師です
仁和寺43世
ご子息が50世
 
親子二代 務められるのは非常に珍しいことだと
 
余談で
結構 宿坊って好きなんですけれど
朝のお勤めとか なかなか 新鮮で
仁和寺さんの御室会館は今月で閉館されるそうです
 

 
花入れは 経筒
お盆のころとか いいですけれど
8月はお稽古お休みですので
今月最後に
 

 
花は 先日屋久島で買ってきたハシカンボク
ピンクの小さな花です
 
今週で前半おしまい
お煎茶も お習字も 八月はお休み
夏休み ~~~~ 夏休み ~~~~

今週も一行 大きすぎて茶室で掛けたことがありません

2024-07-25 23:19:57 | 床・軸



広間の床
 

 
青松多寿色
 
時無しのお軸です
 

 
そのままの意味ですね
青々とした松の色はそのものが目出度いと
 
西部文浄(にしべぶんじょう)
大正14年~平成6年。
東福寺塔頭同聚院・どうじゅいん、住職。
 

 
花は 矢筈萱 フシグロセンノウ カワラナデシコ
 
花が無くて 久しぶりにお山に上がったら
なくなったと思っていたフシグロセンノウが咲いていました
3週間 見に行かなかったら ワタナベ草は花が終わって
たねができていました
 
草が元気すぎて 手が出せない
長靴はかないと歩けません
山も畑も
草取りしたいけれど
お盆が終わるまでは見てみぬふりをして
我慢です