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S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

初釜が終わり 今年初めての軸は ・・・ 年始のお礼状

2025-01-23 20:33:29 | 床・軸




 
今週のお軸は
 

 
大和高取藩6代藩主 植村家道の書状
 
為年頭之嘉儀
其表宅江御入来
欣悦之至候右為
謝礼如此候恐々謹言
 
植出羽守
 
正月廿八日
 
小川八兵衛殿
 
男性のお手紙は漢字が多いですね
不昧さんは仮名書も多いですけれど
 

 
柳も今週でおしまい
 

 
蠟梅と常連の春
 


今年は椿が咲きません

宝船の絵を枕に 2日の夜見る夢が初夢 

2025-01-23 19:09:37 | 床・軸



宝船のお軸
毎年 お正月に
 

 
神社で売られていた 簡素な紙だと思います
初詣の帰りに買って
2日の夜に 枕の下に敷いて寝ると
良い夢が見られると
 

 

足ることを知る 心こそ 宝船
 


物の数々 積み残すとも     と書かれています
 
土佐光貞です
 

 
白黒で 簡単な宝船
舟に乗っているのは 食べ物 お米が一番の時代でしょう
七福神も乗っていません
近世中期になって 七福神や金銀財宝がのるようになったそうです
 
宝船によく書かれているのは 回文で
 
なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな
(永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな)
 
上から読んでも 下から読んでも同じ
 
大晦日までは静かで 除夜釜かけて
のんびりお茶で
茶室も炉中も きれいに掃除したのに
 
年が明けたら 予定外の来襲で
夫婦二人のはずが 
晩御飯10人 ???
 
初夢どころではありませんでした
 
いささかお疲れ様で
帰ったら 台風一過 ほっとして
避難していた猫ちゃんも ちゃんと帰ってきました
 
知らない人がいると 逃げてしまって
寝静まったころに帰ってきて
みんなが起きるころには
また お出かけ
 

 
静かになったら 帰ってきて 定位置に 
 
いつまでたっても 怖がりで 人になれません
迷いネコさんの間に よほど怖い思いをしたのか ・・・
我が家に来てから もう 8年になるのに 
抱っこできるには 私だけ
旦那さんも 息子も駄目
ツンデレの猫さんです

宗旦忌 干支送り 忘年会

2024-12-30 21:49:33 | 床・軸


社中の年末行事 てんこ盛りで
 

 
茶室 お薄席
 

 
床は宗旦忌
 

 
流祖宗旦
表千家・裏千家・武者小路千家
三千家の流祖です
 
このお軸は表千家さんです
花押が分からなくて 京都のお道具やさんに見ていただいたら
花押の上が 左
 
他流のお軸は掛けないほうが良いと言われていますけれど
宗旦翁ですから 流祖ですから お目こぼしを 
 

 
こんなお顔だったのかしら ?
色がきれいに残っています
 

 
香合は 白蔵主
 
 

狐の妖怪 稲荷神
狂言の題材にもなっています
 
中村秋峰さん 作
 

 
花は侘助
花入れは鶴首
真の敷板 矢筈ですけれど
御茶会などでは 曽呂利盆にのせてあるのを見たことがあります
私は手持ち無しです
 
曽呂利・鶴首・下蕪
違いが 本によって解釈が変わるというかよくわかりません
桃底 とか 台があるとか ?


今年最後のお稽古のお軸は 羽箒と鼠

2024-12-21 14:15:54 | 床・軸



今週でお稽古終了
 

 
花は西王母とツルウメモドキ
 

 
森寛斎さんの羽箒
表装は直してありますけれど
本紙は修復無し 
 

 
鼠も薄くなって そばで見ないとわかりません
 
羽箒と鼠の取り合わせの意味は分かりませんけれど
同じ絵のお軸は いろんな方が書いていらっしゃいます。

先週と今週の床 軸は

2024-12-20 22:12:49 | 床・軸



先週は 玄々斎の消息文
 

 

 
 
 
クレハデマリ と 斑入り西王母
 
今週は

 
先週の花がきれいで そのまま
 
軸は 竹雪
大徳寺さんです
 
竹は雪をかぶって 曲っても
溶ければまた元に戻るというお話
 
竹の様に しなやかに たくましくという事かも
 

 
掛花入れは 白の侘助とツルウメモドキ
 
花入れは 三原研さんの 縄文杉