57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

SL神戸シリーズ 第8戦 カデット・決勝ヒート

2017年11月22日 | 2017年レースレポート
2017年 SL神戸シリーズ 第8戦 カデットオープンクラス 決勝ヒート

神戸SLシリーズ 第8戦 カデットクラスその②
今回は動画付きです。
さて、カデットクラスの決勝戦。

海斗君は決勝ヒート「フロントロウ・スタート」2番グリッドです。

決勝スタート30秒前、レースクイーンのお姉さんがボードを掲げます。
レースの模様は、上の動画をご覧くださいませ。

最終ラップ、ストレートを駆け抜ける、1位 田中風輝くん。おめでとう!!
そして、2位でチェッカーを受ける中村海斗くん。表彰台、おめでとう!
レースの結果はこちら。

上の一覧表をよぉ~く、穴のあくまで眺めてくださいよ、みなさん。
何がわかるか?
まずは
①タイムトライアル、1位から5位の選手まですべて
「47秒台」で走っていること。
②上記タイムトライアル、5位までの選手が、予選終了時、同じく「トップ5人」であること。
③決勝の結果も、この「トップ5人」であったこと。

では……。
他の選手は、遅かったのでしょうか? 技量が劣っていたのでしょうか?
『いいえ。違います』
全員
『速いんです。』
このカデットレースに参加したのは、14名のドライバー。
この14人が、47秒から49秒で、サーキットを一周します。
その差。
「たった2秒」
その、たった2秒の間に、14人がひしめく、という戦いなのです。
カートレースは、ご承知の通り、タイヤ、エンジン、ガソリン、オイルなど、全てのものが同じ
『イコール・コンディション』で戦われます。
カデットクラスで、唯一、自由に選べるのは「シャシー」です。
カート上級者は、この各メーカーの「シャシー特性」の違いを、うまく利用するそうです。
***
この件を受けて、以下、僕のコラム、エッセイ的なことになります。

う~ん、この原稿を書いている僕でも、その「シャシーの差」って、どんなだろう? と想像するしかありません。

そうですね、例えば……。

僕はアコースティック・ギターを弾きます。


ギターをやる人なら誰でも知ってますが。
ギターという楽器は、アマチュアでも、よく練習している人は、一ヶ月に1度は

「弦を張り替える」

のです。
ここまで、よろしいですか? 
びっくりしました? みなさん?
そこで……。
物は試しです。
楽器屋さんに行ってみましょう。
店員さんに

「ギターの弦くださ~い!!」

というと
「こちらがギター弦のコーナーになりまぁ~す」
と案内されます。

あぽーん!
(◎_◎;)
なんじゃ、この種類の多さは……(^_^;)
関連サイトはこちらから。
どうみたって、50種類以上のギター弦が、ズラリと並んでいます。
おまけにそれは「アコースティック・ギター」のみ。
隣のコーナーは「エレクトリック・ギター弦」が、これまた50種類以上ズラリと並んでいます。
最初は、びっくりしますよ、初心者は……。
でも、ギターの中級者、上級者、になると、このようなギター弦の中から、自分の演奏スタイルに合ったメーカーの
「お気に入りの弦」が、もう、ハッキリと、決まっているのです。
ちなみに、僕の好きなギター弦のメーカーさんは、ダダリオという銘柄。
この「ダダリオ」という弦メーカーのラインナップ、
それだけでも、さらに何十種類もの弦があるわけ。
まあ、『餅は餅屋』ということですね。
そのギター弦の特性を「知り抜いて」使い分ける。ちなみに、僕はそれができます。
それと同じようなことを
「カートレーサー」たちは「シャシー」特性を使い分けている、と想像するのです。
***
僕なんぞは、57歳にして、人生初のレンタルカートデビューしたんですが。
カートに乗った人なら分ります。
彼ら、小学生の子供たちがいかに速いか。どれほど速いか。
その走りの鋭さ、速さ。
サーキットで生で見ると、その迫力に圧倒されます。
カデットクラスともなると、とてもじゃないが、もう、おじさん、太刀打ちできません。
実はね……。
僕、平日の練習日に、偶然、キッズレーサーと一緒に(もちろん、ぼくはビレリN35レンタルカートですよ)
走ったことがあるのです。
正直、
「やるなぁ~」と思いました。
キッズカートはご承知の通り、4歳から10歳未満までのドライバー。

レンタルカートと違い、2ストロークエンジンを積んでいます。
とうぜん、4サイクルエンジンのレンタルカートよりも、エンジンの吹けあがりはいい。
その子供たちは、ベストラップ65秒の僕と(神戸スポーツサーキット の記録です)ちょうど、いい感じのバトルになるんですよ。
いやぁ~、楽しいのなんの、
抜きつ、抜かれつ。まるで本番レースさながら。
油断してると、あっという間に抜かされますよ。
あの時、僕と一緒に走ってくれた、キッズレーサー。
本当にありがとう!!
この場をお借りして御礼申し上げます。
いやぁ~、本当に楽しかったです。


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