57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

全日本カート選手権第3戦、直前レポート!

2017年07月13日 | 2017全日本選手権

7月15日(土曜)16日(日曜)
神戸スポーツサーキット

では、すごいイベントが控えてます。

「全日本カート選手権」第3戦です。

ぼくはもう、興奮気味。
なにせ、今年、5月1日に人生初カートデビューしたばかり。
何もかも初めて。
そんな時に巡って来た「全日本」というイベント。
とりあえず、本番、一週間前の7月8日、土曜。
「たぶん、全日本クラスの人は、練習に来ているだろう」
とおもって、ぼくはオンボロスクーターで、神戸スポーツサーキットへ向かいました。
着いてみると……

ワォォォ!!




えっ、うそでしょ!!
車がめっちゃ多い!!




沖縄から来てるよぉぉぉ~!!
予想以上の盛り上がりでした。





ピット内も、本番ムード。
ちょっとピリピリしてます。



全日本クラスともなると、チーム体制がすごいですね。
全国を転戦するので、ピット設営も慣れたもの。


この日は暑かったのです。
慣れたチームは暑さ対策も万全です。


こちらはチームサクシードさん。


いかにも強豪チームの雰囲気。トランスポーターや、機材が
「金かかってんなぁ~!」というのが第一印象。
お許しを得て、チームテント内を撮影させていただきました。



ドライバーは可愛い女の子です。
メカニック二人が車を整備中。

さて、こちらは、たしか、ヤマハのチーム



監督さんと、まだ若いレーサーでしょうか。
厳しい表情でミーティング中。
エントリー表を見ると、ヤマハレーシングはFP-125クラスに一台エントリーしていますね。(エンジンは水冷単気筒、2サイクルエンジン、X30、はっきり言ってスーパーカーです)

全日本のトップ争いをするチームというのは、厳しい競争にさらされます。
ましてや、メーカーやスポンサーの名前が表に出ている。

つまり、レースで表彰台に立てないと、はっきりいって
「そんな弱いチームはサポートしない」
と、来季のチーム体制自体が、ゆるぎかねません。
それはもう、F1などを見慣れた方ならお分かりのはず。
それが、モータースポーツの入門カテゴリーである「レーシングカート」の世界においても、実にシビアな戦いが行われているのです。

***

さて、僕が住んでいるのは神戸市西区伊川谷町。
神戸スポーツサーキットも、同じく神戸市西区伊川谷町にあります。
僕は神戸生まれの神戸育ち。
18年間仕事で名古屋に勤務。2008年に神戸に戻りました。
しかし、まさか、自分の同じ町内に、こんなすごいサーキット、
そして、
「全日本格式」のレースが行われる、なんて、全く知りませんでした。
「全日本」という言葉の重み。
カートをやるみなさんはわかりますよね。
どれだけすごいことか。
ところがです……。
同じ町内で、この
「全日本格式のレースが行われる」
ということを知っているのは、おそらく、ほんの数人。
ましてや、神戸市や、新聞、ラジオ、テレビなどでも、全く取り上げられません。
地元のスポーツ紙でも、一面トップは必ず阪神タイガースです。
あとはご丁寧に「競馬」「競輪」「競艇」「釣り」「パチンコ・スロット」そして人気アイドルの情報。
まあ、確かにマスコミは、ビジネスです。
新聞記事は商品です。ナマモノです。
売れなきゃ意味がない。
それにしても……。
今回の「全日本カート選手権」は、野球に例えれば
「甲子園」と「社会人野球」が同時に行われるようなものです。
まだまだ、「モータースポーツ」は文化として根付いていないのだなぁ~、と痛感します。

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