今日から八戸えんぶりが始まりました。
国の重要無形民俗文化財に指定されている、八戸の冬の祭りです。
豊年満作を祈る民俗芸能で、大きな帽子(烏帽子)と
羽織にわらの靴で身をまとった人々が舞を演じます。
烏帽子をかぶった3人(又は5人)の大夫が舞う事を「摺る」といい、
この摺りの合間に、えびすや大黒がまう祝福芸が演じられます。
初日の今日は、市内各地域から30余組が集まり、
市街地で「一斉摺り」が行われました。
まず驚いたのが、その衣装のきれいなこと。
大きな烏帽子のきらびやかなこと!
ちなみに、烏帽子は重さが1キロ以上あるそうです。
これを被って踊るのは並大抵ではないですね。
子供たちも化粧をし、小さな恵比寿や大黒が沢山いました
それぞれの組が太鼓や鉦(かね)や笛で音楽を奏で、
歩行者天国になった市街地の所定の位置に到着すると、
花火を合図にそれぞれ舞が始まりました。
私は最初一つの組のを見ていましたが、
最後は移動して、違う組のも見てきました。
子供たちも、とっても上手!
今日から20日(土曜日)まで、市内各所で昼夜やっています。
夜のかがり火の中の舞いも、見てみたいです。
今年も「豊年」でありますように。
八戸市のHP(えんぶり)
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/kanko/festival/enburi/