薄曇です。今日も八戸の天気予報は雪マークがついています。
さて、本当に降るでしょうか
。
もう半月近く前の話ですが、Beaujolais Nouveau
が解禁になりました。
今まで「ボジョレーヌーボー」と言っていましたが
最近では「ボージョレヌーボー」と表記するものもよく見られます。
ちなみに説明の必要もないと思いますが
Beaujolais NouveauはフランスのBeaujolaisで生産されたその年のブドウを醸造したワインです。
ワインは何年も寝かせることができますが、
このワインはその年のブドウの出来を評価するという意味もあり、
そのため他のワインよりも短期間で作られ、軽いのみ口になっているようです。
たまにどちらが正しいのかと聞かれますが、どちらも間違いではないと思います。
フランス語の発音からすると、「beau」は「ボー」、「jo」は「ジョ」、「lais」は「レ」です。
ということは、「ボージョレ」の方が若干フランス語に近いかもしれませんが、
beaujolaisと一続きに発音する場合、あまり「ボー」とはのばさない気がします。
フランス人の発音でも「ボジョレ」と言っている感じです。
もしよりフランス語っぽくするなら、「ヌーボー」は「ヌヴォ」(ヌにアクセント)となり
「ボジョレ・ヌヴォ」とぼそぼそっと言った方がフランス語により近いはずです。
でも、すでに日本語で「ボジョレーヌーボー」が定着している以上、
カタカナ化した外来語の扱いでこのままでいいのかも
。
世間の騒ぎに乗って昨年まで毎年飲んでいましたが、
正直ワインとしては普通のワインの方が好きです。
やはり新酒なので、ワインとしての味はそれほどではありません。(個人的な好みですが
)
そしてここまで「解禁!」と大騒ぎするのも日本だけでしょう。
今年のフランスのニュースでも、成田空港にボジョレーの第一便が到着した映像が流れていました。
現地では、ニュースでは解禁の話題を扱っていましたが、
一般の人がこぞって飲むという雰囲気ではなかったと思います。
個人的には、Beaujolais Nouveauの時期にだけありがたがって飲むのではなく、
他の美味しいワインも通年楽しんでもらえたらいいなあと思っています。
最近は、国産のワインの出来もとても良くなっているので、ぜひ
。