ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

歌うお茶の水博士

2011-03-05 01:27:28 | 音楽
昨夜は王子ホールに「ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)とカフェ・ツィマーマン(古楽器アンサンブル)」のコンサートに行った。


かなりコミック。


「ひとりオペラ」とタイトルを付けていた会場もあったようだ。


古楽器奏者は世界中雰囲気が似てる。

みんな少々地味。

アダムスファミリーみたいな女性もいた。

この人たち、真面目な顔して時々芝居もする。



いきなり出て来たヴィスさんは、木馬の形した子供用自転車をこぎ、鎧と兜をつけ、ステージを走り回る。

これはドン・キホーテ。


カウンターテナーだから、女性のような高音で歌うんだが、普通カウンターテナーはどこか淫靡な色気があるもんだが、この人の声は硬質でけたたましくて漫画チック。


2部に出て来た時は脳天のハゲた白髪頭を逆立ててるもんだから、まるでお茶の水博士。


可愛い~~~~~っ!!


歌詞の和訳はプログラムに書いてあるが、実際歌が始まると、「言葉が分かればもっと面白いのになあ~!」と思いました。

言葉が分からない分だけ技術を聞いてしまうわけだが、この人の体育会系歌唱力はスゴイ。

それにパントマイムの要素のある一人芝居。

ボードビリアンに近いかも。

かなり面白い人なんだろうなあ。


終演後に家から持って行ったCDにサインしてもらいました。

何て書いてあるのか、よく分からん。


サインするヴィス様





実はこっちの方のが好みかも。

リュートのエリック・ベロック氏。




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