ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

誕生日一人でサーカスを見に行く顛末。

2011-02-28 02:32:38 | 音楽
誕生日に一人でサーカスを見に行く女。


そう想像するだけで、うっとおしい感じがするではないか。

ところが、それをやったのは他でもないわたくしであります。




久しぶりに教会へ行き、聖歌隊の練習の後で軽くビールを飲み(M子に御馳走になる)

これはM子からのプレゼント

手作りのポプリ



愛猫マルゴーの写真入り「チロルチョコ」

最近こういうサービスもあるのだとか。


M子ちゃん、ありがとう。大好きなマルゴーの写真入りチョコ・・・食べられないわ~。
家宝にします。





それから、原宿ビッグトップに、かねてから楽しみにしていた「シルク・ド・ソレイユ」のサーカスパフォーマンスを見に行く。


カナダ発のこの集団がすごいらしいことは噂では聞いていたし、息子たちが10年以上前に見に行ったことは知っていたが、まあ、それはそれだけのことだった。

しかし、最近ピアノの合野さんからそれはそれはのご推薦を受け、DVDやCD(わたくしは資料集めの鬼であるから)で拝見しますと、とてもとても素晴らしい。

で。

やはりライブを見なければと思い、高いチケットを買っておいたざます。


原宿ビッグトップ。

つまり、原宿の仮設小屋であります。


出し物は「クーガ」

動物は一切出ない、アクロバットと美しい舞台と音楽で魅了するサーカス団です。



わたくしはこんなに運動キライですが、大学を出てパントマイム劇団に入り大道芸をしていたこともあるざんす。

だから、ピエロやクラウンは大好き。

サーカスの空気も決して嫌いじゃない。



素晴らしい演目の数々。ヨーロッパの大道芸の匂いを持ったオリンピックとでも言うか。




もうやめてくれというほど危険なパフォーマンスをクリアする「Double high wire」




ところが・・・だ。

一番のハイライトとも言うべき「Wheel of death」・・・つまり、「死の輪っか」。


で、アーティストの一人が何と目の前で墜落!!


綱渡りの男が墜落する話は映画の中だけかと思ったら、鈍い音を立ててその男はステージに叩きつけられた。

ただでさえ緊張で息を飲んでいる客席はそのまま唖然・・・・・。




目の前のステージでレスキュー隊が救急作業に入る。



ステージ中断。


でも、間もなく再開する旨アナウンスがあり、そのまま客席に居てくれと。




見てるものがサーカスだから、いたしかたないのか。



それにしても、目の前で墜落した彼の回復を祈る。




その後も色々なパフォーマンスはあったが、いちいち緊張してしまった。


特に椅子を積み上げて逆立ちをする小柄な男には「もういいから早く降りておいで!」と祈ってしまったわ。

彼はとても美しく危険なフィニッシュ決めてくれましたが。



素晴らしいアクロバットとと音楽と照明と衣装と・・・・。


誰もが実現したいヨーロッパの大道芸の匂いは十分感じたのですが、このような事故を眼の前で見ると、

ああ。やっぱり音楽だけ、ダンスだけ・・・の方がいいなあ~と思ってしまった。


ちょっとサディスティックな見世物が醸し出す匂いも分かるんだけど、目の前で事故を見るのは心臓に悪い。




う~~~む。


誕生日に「自分にご褒美」としては、よかったのかどうか・・・・。


いったい今年はどんな一年になるのか・・・・。





複雑な気持ちになっております。



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