【MISSION IMPROBABLE:2006年TVM】
製作国:ドイツ
監督:アクセル・サンド
出演:グレゴール・テルツス、ケイティ・カレンバウアー、ノルベルト・ハイスタークランプ、ウーヴェ・シュタイムル、ヘルムート・ツィエール
ルートヴィヒ2世のダイヤを巡って伝説的な女盗賊・カーラと争い、勝負に敗れてお縄となった天才的な泥棒・フランク。6年後、カーラへの復讐の炎を胸に宿したまま出所した彼は、再び彼女に戦いを挑む。
「ダブルバウンド」の続編かと思ったのだが、全然違うものだった、、、
よく見れば製作はドイツじゃないか!
「ダブルバウンド」はカナダだ!!
まっまたしてもやられたー。
監督はド派手なカー?アクションでお気に入りとなった「アクセル」のアクセル・サンド。
泥棒という点では同じなんですが、「ダブルバウンド」は正統派な泥棒に対して、
「アナザーミッション」はまるでコントのようでした。
かっこいい泥棒らしさが見られたのは冒頭のシーンぐらい。
主人公のフランクと黒のレザースーツを着た女泥棒との対決もなかなか面白かったのです。
だがしかし、このパッケージうそじゃん!
パッケージのような女性はどこにいた?
この女泥棒は、なんと・・・・なんと
プロポーションの良いオバチャンなのであった、、、
後ろ姿は決まってる、しかし・・・しかし・・・前から見るとただのオバチャンなのだ。
しかし身のこなしはすばらしい~。
まんまとオバチャンにしてやられたのでした、、、
その後フランクは警察につかまり、ムショに入れられ出所、
そして奪われたお宝をオバチャンいやカーラから奪い取ろうと計画するのでしたー。
仲間を集めるのはいいのですが、これまた役に立ちそうもないヤツばかり。
太っちょもいれば、盲目の兄ちゃんとその相棒、医者役で人気のあったちょいおちぶれ俳優などなど・・・
マトモに使えるのは母親が亡くなってから一歩も外に出られなくなったパソコンオタクぐらいか。
おつとめ中もドタバタしてて華麗なる盗みを披露どころでもない(泣)
出所したフランクを監視する警察の二人は、どうみても某フランスおばか警察のノリ。
それを狙ったのかどうかはわからないけれど、イマイチ乗り切れてない感じ。
自分たちのドジっぷりを星占いのせいにしてる、、、
もうちょっとフランクたちに絡んでくるのかと思ったらそうでもなかった。
女泥棒のカーラもインパクトある女優さんなんですが、ラストの引き際はまるでコント、、、
あの後はどうなったのでしょう。
しかし・・・この人どこかで見たことがあるんですが。
おばかドイツ映画も何本か見ているのでどこかに出ていたのかもしれません。
アクションシーンは、やはりカーアクションとくればドイツ!
カーチェイスなどのカッコいいスリルあるシーン・・・ではなく、
もったいない使い方をするカーアクションときたら、最近はドイツなのであ~る。
BMWが逆立ちしたりクラッシュしたりともったいない。
パトカーは何度もオープンカーになってしまう。
一体何台やらかした? これはクビもんだよ(笑)
登場人物はそれぞれ個性的なので、それなりに楽しめることは楽しめます(笑)
「ダブル・バウンド」の続編を考えて借りてしまうとガッカリ。
愉快でドジでおかしい泥棒映画を見るならそこそこ損しない程度に楽しめると思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます