☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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諜報員ブルント 第4の男

2011年11月02日 | ★★★

【BLUNT:THE FOURTH MAN】 1987年TVM イギリス/アメリカ 84分
監督:ジョン・グレニスター
出演:アンソニー・ホプキンス、イアン・リチャードソン、マイケル・ウィリアムズ

貴族であり芸術家でもあるアンソニー・ブラント卿は、スパイのドナルド・マクレーンのモスクワ逃亡を援助したことから、スパイの世界に足を踏み入れていく...。

 

新作とあったのとアンソニー・ホプキンスの名前があったので観てみたら...実は1987年の作品だったのでした。改めてDVD化されたんですね、きっと。

英国の有名なスパイ・スキャンダル“4人目の男”をモチーフに描いたサスペンスドラマ。
スパイものではあるのですが実話をもとにしたお話で、まったくアクションもないしハラハラドキドキするような内容ではありませんでした。ほとんど会話劇。

かなり私には難しいお話でした。それに時代背景やいろいろな繋がりを把握しとかないといけない。これは1979年英国貴族が実はスパイだったということが発覚したことを踏まえた上で、1951年のソ連スパイの亡命事件を描いたおはなしです。よくわからないうちに終わってたようなもので...。でも気になるので登場人物を調べてみました。

以下覚え書き。

アンソニー・ブラントは元MI5所属のイギリスの美術史家。女王陛下の美術鑑定家でありナイトの称号を与えられていたが実はソ連の二重スパイ。バージェスと一時期恋人同士だった。
ドナルド・マクレーンはイギリスの外交官でありソ連のスパイ。BBC勤務、MI6の一員としても活躍。ガイ・バージェスと共に亡命。
ガイ・バージェスは、イギリス外交官でありソ連のスパイ。しかもあの『アナザー・カントリー』の主人公ガイはガイ・バージェスがモデルで彼の青年時代を描いたもの。ということは、ルパート・エヴェレットのその後がアンソニー・ホプキンスになるというわけか...でも、内容すっかり忘れてるから、、、。
ちなみに彼らはケンブリッジサークル(ケンブリッジ・ファイブ)のメンバー。ケンブリッジサークルとは、ケンブリッジ大学出身者でイギリスを震撼させたソ連の二重スパイ組織のこと。

内容はとっても興味深いのに作品そのものはいまいちハマれなかったけれども、登場人物を調べていたら何だか楽しくなってきた(笑) もうちょっとわかりやすい作品ないかなー。

 

諜報員ブルント 第4の男 [DVD]
アンソニー・ホプキンス,イアン・リチャードソン,マイケル・ウィリアムズ,ケーシー・ドイ,エマ・コットレル
有限会社フォワード

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