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☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男

2011年09月28日 | ★★★++

【THE HOAX】 2011/04/30公開 アメリカ 116分
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:リチャード・ギア、アルフレッド・モリナ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ホープ・デイヴィス、ジュリー・デルピー、スタンリー・トゥッチ

伝説の大富豪“ハワード・ヒューズの偽りの伝記”を執筆した、ある作家の<真実の物語>。

1971年ニューヨーク。売れない作家クリフォード・アーヴィングは、出版社へ売り込むがまったく相手にされない日々。そんなある日、ふとしたことから伝説の大富豪ハワード・ヒューズのニセの自伝を書くことを思いつく。当の本人は決して表舞台に出ない人物で、それを逆手にとり出版社を騙し親友のディックと共にヒューズのリサーチを始める...。

 

70年代に実際に起った詐欺事件の犯人であるクリフォード・アーヴィングの「ザ・ホークス 世界を騙した世紀の詐欺事件」を映画化した作品。

捏造、でっち上げもここまで規模が大きいと逆にすごいと思う!というか度胸があるよね。
どうせバレるのはわかってるけど妙にハラハラドキドキしなから観てました。

テンポもいいし、出版社の人たちの見事な騙されっぷりが笑えるし、アーヴィングとディックの重要資料を持ち出す過程や執筆活動の様子がハラハラしちゃうんだけど面白かったです。

なんで騙される出版社!筆跡鑑定も通っちゃうのが不思議。それに一般の人が知り得ないことが書かれてるから本物って...だって資料あるんだもん当たり前。まずはヒューズ本人が表舞台には出てこない人だからうまくいったんでしょうね。それとアーヴィングの騙しの才能。

おはなしの展開と同時に、当時のアメリカの政治の裏側も並行して描かれてるので興味深く観られました。この一件が後の有名な事件のきっかけになるのかーとか(笑)。出てくる出来事がどこまでが真実かそうでないのかあれこれ考えながら楽しめましたよ。
そのへん、ただの詐欺男の軽い話だけじゃなかったところがいい重さにになったのでしょうね。

ハワード・ヒューズといえばマーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』でレオナルド・ディカプリオが演じてましたね。確かに変わった人だった...。

 

ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男 [DVD]
クリフォード・アーヴィング,アンソニー・カタガス,ゲイリー・レヴィンソン,ウィリアム・ウィーラー
ポニーキャニオン

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (KLY)
2011-09-28 23:40:42
何と公開まで5年もかかったんですよね。
でも決してつまらなくない、どころか結構面白いと思いましたよ。
仰るとおりテンポも良いし、陰謀説もそれはそれでサスペンスフルに描かれてて楽しかったし^^
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KLYさんへ (yukarin)
2011-09-30 14:55:30
私も面白いと思ったのに、5年ですか...大人の事情なんでしょうかね。
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こんにちは (dai)
2011-10-01 13:54:16
ハラハラ感が非常に出ていましたね。
リチャードは流石巧いですよね。
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daiさんへ (yukarin)
2011-10-02 17:50:57
やはりうまいですよね。
テンポよくハラハラ感もあって面白かったです。
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