アイアンマン

【IRON MAN】
2008/09/27公開（10/01鑑賞）
製作国：アメリカ
監督：ジョン・ファヴロー
出演：ロバート・ダウニー・Ｊｒ、ジェフ・ブリッジス、テレンス・ハワード、グウィネス・パルトロー、ショーン・トーブ

装着せよ──強き自分

STORY:億万長者で発明家の軍需産業会社社長トニー・スターク（ロバート・ダウニー・Jr）は、視察に訪れた軍のキャンプでテロリストの奇襲に遭い、胸を負傷してしまう。やがて自分の会社の兵器がテロリストに悪用されている衝撃の事実を知ったトニーは、自ら戦闘用のスーツを作り、“アイアンマン”となってテロリストに闘いを挑む。（シネマトゥデイより）

 

ハイ、一足遅く観てきましたーアイアンマン！！
アイロンマンじゃありません。
予告編、そして『インクレディブル・ハルク』でロバート・ダウニー・Ｊｒが登場してからすごく楽しみにしてた作品です。

マーベル・コミック“アイアンマン”を実写映画化したＳＦアクションさ。名前は知ってるんですが内容は全然知りません。このキャラクターは1963年に発行された“テイルズ・オブ・サスペンス”第39号に掲載された短編だそうで、そりゃわからんわ。

アメコミヒーローとしてはスーパーマンやスパイダーマン等などとはちょっと違うタイプのヒーロー。内容はほぼ原作どおりのようですね～パンフに載ってました、、、
1963年というとベトナム戦争真っ直中、その影響なんですかねぇ。ヒーローものとしては軍事兵器や武器商人、武装テロ集団（原作はベトナム戦争視察時に捕虜になった）とかなりダークな設定。

とはいえ、これはかなりテンションあがって面白かったです。『トランスフォーマー』以来の興奮かな。パワードスーツを装着して～というところは日本人好みなんじゃないですかねぇ。日本にも似たようなアニメがありますしね～。そういうのは大好きなのでモロ好みの作品でした。

やはり普通の人間がヒーローになるには金持ちじゃないといけないわけで、巨大軍事企業の社長のトニー・スターク。このキャラがいいっすよねぇ。一見ヒーローっぽくない、若くないところが良いです(笑)　有能な秘書のペッパー・ポッツともいい感じになるのに発展しない微妙な感じが好き。それに超能力とかじゃなくて普通の生身の人間がパワードスーツを装着するという設定が身近に感じられて自分も着たみたい～と思っちゃう。

テロ組織につかまって同じく捕まっていたインセンと共に製作したパワードスーツ第一号。これってものすごく重いんじゃない？　よく動けましたねぇ。いかにもスクラップから作りました的なもんなんですがそんなに簡単に作れるのかー。

このインセンがいなかったらトニーはとっくに死んでたわけで命の恩人。最後まで恩人でいい人でしたねー。でもあんな設備の整っていないところで人工心臓の移植ってどうなの？と思ってしまいますがここはツッコンじゃいけませんね。

その後の銀色の2代目スーツ。3代目は金色でこれじゃC-3POじゃんと思ったら赤が入ってなかなかいい感じになりました。ボディもスマートになったし～。このスーツが作られていく過程がワクワクしましたねぇ。

空を飛んで戦闘機に狙われるシーンは面白かったわ～。やはり空は飛行許可もらわないとダメなんですね。

冒頭から♪Back in Blackでウキウキ。全体的にロック調のカッコ良い曲が流れてて嬉しいです。同名タイトルのBLACK SABBATHの♪Iron Manはどこで流れるのか楽しみにしてたらエンドロール1曲目。さわりだけだったけど映像と共にカッコ良かった～。

ラストはややあっさりした感じではありましたが、エンドロール後のサミュエル・Ｌ・ジャクソンは何？？？　すでに続編は2010年4月30日に全米で公開されるそうで楽しみです。いつも思うんですが続編決定のお知らせ早すぎ。続編希望の余韻に浸らせて～。

やけに今回ハゲが多かったですね。オバディア・ステイン役のジェフ・ブリッジスは髪の毛を剃って演じたそうですが、なかなかイケてるハゲでしたわ。こっちの方が好きかも～。ハゲ好きにはたまらん作品でもありました。

・アイアンマン2
・アイアンマン3

*映画鑑賞★日記・・・より転載