リカリズムな日常

6拍子に彩られた破天荒な毎日

愛したい人、愛されたい人

2010年11月01日 | プライベート
ある心理学者さんはこういう。
「世の中には愛したい人と愛されたい人がいる。実はこれは生まれつきの気質によるもの。」

そしてこうも続く
「厄介なのは、愛されたい人よりも愛したい人の方が高級で崇高であると誤解されている部分がある。」

愛したい人の方が愛されたい人よりも人として成熟しているとは決してない。ということでした。

なんというか。。。。
ここんとこプライベートでも鑑定士としてもちょっともやもやとしていたところに光が差したようでとてもすっきりしたのでした。

「アイ」と口に出したところで、加減を知らなければただの暴力になる。
つまりは、愛したい人が加減を知らなければ、おしつけがましい醜怪な自己主張になるだけ。
愛されたい人が加減を知って自分を知り、真心を持てたら、上品な親しみやすい人となれる。
なるほど、気質で品性は決まらない。であれば、ムリに自分をゆがめようとせずにまずはそのまんまの自分を知ることが第一歩なのかも知れません。

自分がどちらのタイプか、あるいは両方か、どちらでもないかは知っておいて損はないと思います。

蛇足ですが、私はどっちも持ってます。
愛したいし、愛されたいと思う。
基本、欲張りです。
ただ、自分の鑑定士という職業にこの気質を盛り込むことは危険なので仕事中は自己をフラットにするよう心がけていますが。。。プライベートはどーしたものか。。。。
鑑定中の自分の感覚や認識と、プライベートの私に開きがあって時々迷宮入りすることがあります。。。汗
やっぱし鑑定士結縁は私自身とは違う存在なんだなぁと悔しい。
が、結縁がそのまんま私自身になれるようになりたいものだなあ。

愛とやらに不純物が混じり過ぎないように。
加減と自分を知り、上品でありたいものだなと思いました。


写真は高麗神社近くの聖天院にあったお堂。エメラルドグリーンがきれい。