リカリズムな日常

6拍子に彩られた破天荒な毎日

時にはスピな話しを

2009年01月24日 | Weblog
私のショーバイ道具です。

道具にはメンテが必要なように、タロットにも浄化が必要なのです。
手前の女神たちのオラクルカードには浄化に薔薇を所望されました。
ちょうどよかったのでこないだいただいた誕生日の薔薇をおすそ分けしました。

私が鑑定師などをやっておりますと、
「俺も占い師になろうかなぁ。ただ話し聞いてればいいんでしょ。」とのたまう方がおりますが
私をからかいたいだけにしては随分と業の深いことをおっしゃるなぁと感心してしまいます。
なので私は「採用試験、受けてみたらいかがです?」とにっこり笑っておすすめしますが、その後の責任は負いません。


人様の生き筋を視て説くという職業は
鏡を見るように「視られる」ことでもありますから。

それは霊能師も学門占術師も同じことです。


ステージに立ってつま先からてっぺんまで真っ直ぐにさらけ出す、
そんな緊張感を愛してやまない私には非常にスリリングで魅力的な職業です。


とはいえ、私はあくまで入れ物ですからね。
媒体、というか。
だから霊媒なんす。
シャーマン気質を維持するには、まわりの理解と環境が必要です。
私はもっぱら降りてくる誰かにおまかせし、自然と整ってしまう環境を受け入れてせっせと器を磨いていればいいだけ。

あとはベルトコンベアーのように流れてくる苦労と困難をこなすだけです。
簡単でしょ?
そのかわりあれですよ、人を騙そうとか悪巧みしようとかいう気持ちで鏡をのぞけば、
同じ影がのぞき返してくることもお忘れなく。



あーあ、てかそんなこと言うやつの言葉なんか真に受けなきゃいいのにな。
あたしも随分とマメな女だな。