顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

言語聴覚学会

2008-06-22 20:41:21 | Weblog
今日、宇都宮で行われた言語聴覚学会に参加しました

最初に言いますが、私は言語聴覚士ではありません。
資格も持っていないし、養成校に通っていたわけでありませんが、顎骨腫瘍摘出術を受けてから、下顎骨がないのと、下歯槽神経麻痺のため、摂食に不自由しているし、発声にも不自由な思いをしているのをきっかけに、ST(言語聴覚士)さんに興味を持ち始めました

この学会の参加者のほとんどは、医療従事者のうちの1人として話を聞いているのだと思います。
ですが私は、医師や歯科医師・言語聴覚士さんが発表しているのを聞きながら、自分の姿と重なって、特に腫瘍摘出後の患者さんの話が出てくると、共感するところも多くて、涙を流してしまう場面もありました

情けないですねでも…やっぱり辛いんだよね
今まで何不自由することなく生活してきたし、食べることや話すことなんて、考えなくても当たり前にできていた行動だったから
それが一瞬にして失われたのは悲しいし、ショックなんだよね

さらにその学会で、喉頭・咽頭全摘出術後に気管-食道シャント術を受け、リハビリの末、声を取り戻し、その後も医師として働いている先生がいることを知りました

本当に驚きですね。自分も頑張らないといけないな…と改めて感じました

また、5歳の男の子が下顎骨の線維腫で(私と似たような病気です。)手術を受けた後、開口訓練器を用いて練習している子がいることも知りました。

まだ5歳なのに、頑張っているのだな…
私もいつまでも甘えてばかりいないで、前に進まないとね

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