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朝ごぱんラン

3度のめしが ぱんでもいい!
ぱん大好きジョガーのつれづれ日記

2019年お正月

2019-01-12 23:25:00 | 日記
新年、明けましておめでとうございます
…というにはちょっと遅すぎですが、新年最初の投稿


ランニングを始めてからこれまで、いろーーーんな故障をやらかしてきて、チームメイトからは『故障の女王』とか揶揄されたこともありましたが、昨年12月中旬に左膝が壊してしまい、故障中のまま新年を迎えてしまいました

膝の故障といえば、腸脛靭帯炎と鵞足炎にはなったことがありますが、今回はおそらく"ジャンパー膝"と言われる膝蓋靭帯炎これで『膝の3大ランニング障害』をコンプリートした感じさすが女王。

せっかくの正月休暇9連休、色々予定はあったのに故障のせいで全てはこなせず、こんなはずじゃなかったのに~って思うこともありますが、それなりにお正月恒例イベントには顔を出して、楽しく過ごせました


まずは元日、初日の出ラン
昨年に引き続き今年もラン友Aやん君の声かけで、淀川堤防へ日の出を見に行くことになりました
集合は朝の6時に大阪城公園噴水前。到着した時はまだ真っ暗で夜みたいでしたが、城公園にはあちこちにランナーが集まっていましたみんな初日の出ランかな?考えることは一緒なのね。。

今年はAやんの他、変○Tさんも一緒です寒いので新年の挨拶もそこそこに、3人揃い次第、淀川に向けて出発

城公園を出て大川へ向かう頃に東の空がうっすら明るくなってきていました。

私が左膝故障中につき、ペースは私に合わせてキロ8分くらい むっちゃゆっくりでAやん&変○Tさんには申し訳ないんですが、

汗かいたら寒い!(←何故かキレ気味風)
とか
しゃべりながらやったらゆっくりでもぜんぜん気にならんー。

とか言いいつ2人とも超スロージョグに合わせてくれたのは有りがたかったです おかげでほとんど痛みなく淀川河川敷に到着

気温は1℃くらい。
日の出待ちの寒さは覚悟してたくさん着こんで来ていましたが、風が全くといって良いほどなかったので気温の割には待ち時間も苦なく過ごせました。

そして6時17分。
生駒山の上からの御来光

今年は例年以上に光が眩しく、上がり始めは普通に見れましたが、お日様が山から半分以上姿を現すとキラキラ眩しすぎて肉眼では直視できなくなりました<なんでや⁉

スマホカメラ越しに眺める初日の出…。

雲もほとんどなくお日様が綺麗に見れて幸先良いです。色々な予定盛りだくさんの2019年のスタート。今年も良い1年になりますように

その後は再び超スロージョグで大川沿いを走り、大阪城公園に戻ってきて森ノ宮で解散。最後の方、少し膝が痛くなってしまいましたがなんとか走りきれました。
森ノ宮駅で2人と別れた後は実家へ直行 家族でおせちを食べながらニューイヤー駅伝を見て、

その後、アウトレットの初売りセールへ向かう…という恒例行事で元旦を過ごしました。


そして1月3日は、もうひとつの新年恒例行事、武庫川SC主催の武庫川新年走ろう会へ
通称 ぜんざいマラソンと呼ばれ、走った後に炭火焼き持ち入りのおぜんざいが参加賞として提供される2km, 5km,10kmのランニングイベントです。

毎年ここではそれなりにガチ走りをしていて、今年も10kmで走ろうとすごく楽しみにしていたのですが、悲しすぎることに今年は膝の故障のため出走不可 それでも、たくさんのランニング仲間が集まるイベント。みんなには会いたいので、イベント当日、応援がてら家からゆっくりのんびりジョグで、会場である武庫川河川敷にむかうことにしました

家から武庫川、約5.5kmを40分かけて走り(初日の出の時より若干ペースあげてもいけた☆)、到着した会場は…

めっちゃたくさんの人達でごった返していました

知り合いみつけられるかなぁ
ってな状態でしたが、TむTむやT氏や変○Tさんなどなど、無事、スタート前までにみんなと合流できました ここでみんなまとめて新年のご挨拶。超久しぶりに会う友達もたくさんいて、テンションあがりました

走ろう会は10:00スタートの2kmと10:20スタートの5kmと10:30スタートの10kmの3部門。ラン友のほとんどは10kmに参加。

みんなのスタートを見送ったら、10kmが帰ってくるまでの間、暇すぎるし体冷えてくるので、のんびりジョグで河川敷コースを2kmほど遡上して、コース脇でも応援をしていました。

みんな楽しそうでいいなぁ私も早く思い切りはしりたい。

そして、走った後は焼き餅入りぜんざいのお楽しみ

もちろんランにエントリーをしていない私はもらえないのですが、TむTむがぜんざいは別に要らない…と言うので、TむTむのぜんざい引き換えリボンを奪い取り、今年も焼き餅ぜんざいにありつけましたやったー!ダダでぜんざい食えたー‼

ぜんざいを食べたら再びジョグで自宅までゆっくりジョギング

JR尼崎駅まで走って帰るという変○Tさんが、初日の出ランに続いて再びゆるゆるジョグに付き合ってくれました。帰る途中で有名な洋菓子屋さんに立ち寄ってスイーツをゲットしたり、 地元の小さな神社に立ち寄って初詣をして、

ほぼ痛みなく(ただ調子のって少しでもスピードだすとあかん感じになる)無事に楽しく家まで走って帰ってこれました。

なんだかんだでこの日はトータル14km。思い切り走れないのはストレスやけど、意外といけたのは嬉しかったです。



そして正月休み最後は、いつもお世話になってる尼崎NRの新年会へ

私は今回で3年連続3回目の参加でだいぶ馴染んできた気がしますが、年々参加者が増える尼崎NRの新年会は新たな顔ぶれも多く、今年は参加者数95人だったそうです もはや普通の居酒屋では収容不可のため、今年はアルカイックホテル内のレストラン貸し切りでの食べ飲み放題3時間

食事内容も超豪華

細いのによく食べるランナーにはぴったりのボリュームと質。私も、故障中でぜんぜん走ってないのにつられてめっちゃ食べてしまいました

練習会で見かけていて顔だけは知ってるけど…という人とも何人かお話できて3時間もあっという間の楽しい新年会でした



以上、故障から始まってしまった2019年ですが、今年も元気にたくさん走りまわれる良い年にしたいです

今年もよろしくお願いいたします。

村岡ショックとレースの予定

2018-09-27 23:57:00 | 日記
いよいよ今週末にせまった村岡ダブルフルにむけ、今週は仕事が忙しく残業が増えるのが分かっていたので荷造りを前週末のうちに8割完了させ、今回はウルトラ初の仮装ラン(ヒヨコ)をするつもりだったので、ネットで購入したヒヨコウェアを走りやすいように切ったり縫ったり小細工を施し、さらには大会当日が雨の予報だったので、昨日の晩にはヒヨコに防水スプレーを吹きかけまくり浴室乾燥で綺麗に仕上げ、日曜日は台風接近とのことで大会ゴール後は通行止め等で帰宅困難になるかも!と今朝、来週月曜日の午前休を申請していたのですが、、、

↑今日、仕事を終えて会社をでる頃に、私と同じく村岡100kmに参加予定のT氏から村岡ダブルフル、台風により中止の情報が大ショック……。

あまりにショックで現実を受け止めきれず、
もしやHPがハッキングされて嘘の投稿がされているのでは!(冷静に考えて、んなわけない。)
と、ダブルフルの公式Facebookの方も見てみたら、、、

やはり中止とのことでした

がっくし
今朝の時点では『大会開催の有無は金曜日の午前9時に発表します』とのことだったんですが、前倒しで中止の決断がでてしまったみたいです。

初めて村岡ダブルフルに妹まみと参加した時も台風がきていて、終日雨だったにもかかわらず当たり前のように大会は開催されたものだから、ド根性の村岡ダブルフル、今回も中止にはならないだろうと思い込んでいました。それだけに中止のニュースは心の準備ができておらずショックも大きかったです。

無料招待されててエントリー費用を払ってない私は、他の人よりダメージ少ないはず…のような気もしますが、それでも、暑い時期に苦手な早起きをしてせっせと生駒を走ったりしていたのも村岡のためだったのに~
とか思ってしまうし、
大会実行委員では、かなり前から何度も会議を開き、コースを整備し、ボランティアさんにお手伝いをしてもらって、準備を重ねてきてくれたのを公式Facebookでいつも見ていたので、本当に残念で仕方ありません。

ただ相手は台風致し方なし。ダブルフルコースは大半がお山だしね。去年までのコースである和佐父峠も土砂崩れを起こしたくらいだから、やっぱり安全第一ですよね

……台風のばか

↑荷づくり完了した荷物と防水対策済みのヒヨコウェア。横たわるヒヨコがかなりシュール。。
突然予定のなくなってしまった今週末は、荷ほどきをしながらおとなしく過ごそうと思います月曜日の午前休も取り消すか……


それと話変わって昨日、来年2月の姫路城マラソンエントリーの抽選結果発表があり、無事に当選していました
マラソン大会の抽選勝率はやたらと高く、落選通知は、過去に1度受け取ったことがあるだけ。。なんだか人生、余計なところで運を使ってしまっている気もしますが、姫路城マラソンはとっても気に入っている大会なので、当選通知を見て一安心でした

これで今シーズンのフルマラソンは8年連続8回目の大阪マラソンと3年連続3回目の姫路城マラソンの2つで決定 

その他でエントリー済み大会は、信太山クロスカントリーという1月開催のローカル大会だけ。3年くらい前にチームメイト達に誘われて1回だけ10kmの部に出たことがあるですが、今回もまた人に誘われてついついエントリー今回は20kmの部にしてみました苦手なクロカンで20km。たぶんスタートしてすぐ「10kmにしとけばよかった‼」と後悔することになると思いますが、どうせタイムとか関係ないコースなのでぼちぼち楽しもうと思ってます。

あとはどこかで10Kmかハーフにでもエントリーするか、いつもの武庫川を走っておく予定。今シーズンは出場大会数は少なくなりそう??

しばらくは村岡ロスで普段の練習も身が入らないかもですが、大阪マラソンが近づいてきたらまた焦っていそいそ走り出すんじゃないかと思うし、マラニックはいくつか予定してるので、またぼちぼち綴っていくことにします。


うーーー、台風のばか!

台風21号の影響【ご近所編】

2018-09-09 00:07:00 | 日記
台風21号。自分史上最大の台風でした
台風到来の前日には会社で近畿圏と中部地方のオフィスの臨時休業が決まりましたが、いざ当日の朝、起きてみると空には青空がのぞき、涼しくてとっても気持ちの良いお天気

近所にあるベイコム総合運動公園へ呑気に朝ジョグに出かけたりしましたが、いつも通り、ウォーキングやジョギングをしている人がたくさん、テニスコートではテニスをしている人達もいて、とっても平和な雰囲気

これだけだと仕事サボってるだけ…って感じ。
風もあまりなくて、ほんとにあと数時間で台風なんてくるのかね??ってな空気でした。

そして、帰宅後、シャワー&朝食や洗濯を済ませて在宅ワークに勤しんでいると、お昼過ぎた頃にようやく雨風が強まってきました。バルコニーに置いてある自転車を風に煽られる前に予め倒しておこうかな~と外に出てみると、雨風がゴーゴー音を立てていてなかなかの荒れ模様。怖いもの見たさでしばらくバルコニーにいると、今度は台風の目に入ったようで突然の静寂。(さっきまで風でしなっていた木々が急に直立不動になって、逆にめっちゃ怖い…)

その数分後、地鳴りのような轟音に続いて急に衝撃波のような強烈な風がやってきてかなり怖かったです倒しておいた自転車がさらに吹き飛ばされて室外機に激突し、自転車カバーはビリビリに破け、家の中にいても網戸が右へ左へピシャン!ピシャン‼と勝手に動き、部屋の電気は何度もチカチカ点滅するポルターガイスト現象も発生鳥の大群みたいに空には色んなモノが飛びまくっていて、バルコニーの大きなガラス扉が割れてしまうんじゃないかと、ハラハラしながら過ごしていました怖すぎるー‼


夕方になるとすっかりおさまった雨と風。外を見るとみんな外に出て日常生活に戻り始めているようだったので、ベイコム総合運動公園にいるトコちゃんの様子を確認しにでかけました

町の中は倒木だらけ。

木って弾力があるし、頑丈なモノだと思ってました比較的新しい町で、木も若いから弱いのかな??とか思いました。

うちのマンションも下の方の階ではバルコニーのアクリル板がバリバリに割れて、バルコニーが剥き出しになってしまっている住戸もありました。飛んできた木とかが当たったのかも…。
場所によってはゴミが散乱しまくっていてスラム街みたいです


そして、総合運動公園の西角にあるトコちゃんの住処、小さな用具入れの小屋は、、、

ビフォー(朝の状態)↓


アフター(夕方の状態)↓

壁も天井も見事に吹き飛んでいました全壊で、トコちゃんの姿もありませんでした

公園の中をジョグで見回りしてみると、古くて大きな木まで見事にあちこちで倒れまくっていました。公園管理のおじちゃん達が早速園内の片付けに追われています

幸い、ベイコム総合運動公園内の施設そのものには被害はほとんどなかったようですが、尼崎の多くのエリアは2日ほど停電もしていたので、台風後はベイコムも臨時休業。停電中は大きな交差点でも信号が点いておらず、町中を歩くのも少し危険でした。

ひととおりベイコム総合運動公園内を見てまわったら、日が落ちて暗くなり始めました。停電してるし空は曇っているので夜は超真っ暗です
怖いから早く帰ろうと出口に戻りかけると、、

トコちゃんがどこからともなく出てきました いつもの柱にちょこんと乗っかってニャーニャー鳴きます

無事で良かったけど、ナデナデしたら、毛が全体的に濡れていました。小屋が倒壊して塗れてしまったんでしょうか……。可哀想。
ひとまずこの日は毛が乾くまでブラッシング。いつも通り、ゴロゴロとお腹を見せて甘えてきたので一安心でした。


さて。台風後の数日はスーパーやコンビニに全然モノがない状態だったりもしましたが、週末には町の電気も戻り日常生活はほぼ通常通り。
仕事だけはいまだ先が見えずにバタバタしていますが(神戸港と関空が開港として全く機能してないのは痛すぎるー‼)、少し涼しく過ごしやすくなってきたし、土日はしっかり休めるし、いよいよ今月末の村岡ダブルフルの案内も届いてしまったので、めげずに頑張りたいとおもいます、、

トコちゃん②

2018-07-12 07:58:00 | 日記
すっかり顔馴染みになり、私が来たことに気がつくと、起き上がって鳴きながら寄ってくるようになったトコちゃん

トコちゃーん。
と呼び掛けると、
にゃー。

と応えるので、自分の名前もちゃんと分かっているんだなぁ…賢いなぁなどと思っていたのですが、ある時、毎晩ウォーキングにやってくるおばさんに、

あら、トラミちゃーん。
と呼び掛けられ、やはり
にゃーー。

とか言っていたので、やっぱり名前は分かってないんかな、、と思った今日この頃です


さて。6月末頃から、トコちゃんをナデナデすると大量の毛が抜け、手に絡みつくようになりました 冬の毛が抜けて夏仕様に変わってきてるようなのですが、なんしか細くて舞い散りやすい大量の冬毛 ずっと撫でていると、ジョグで汗をかいた腕や足にまでトコ毛が貼りついてきて毛深い人みたいになるので、とても鬱陶しいのです。

そんなわけで7月1日から、トコ毛対策グッズを投入してみました

トコさん用にブラシを購入(でも自分用のブラシはもう何年も持ってなかったりする…。)
近所にペット用品が売っているところがなかったので、ネコ用ではなく人間用のブラシで代用することにしました。できるだけ柔らかそうなシリコン素材をチョイスしたのですが、トコさんは嫌がらずにブラッシングさせてくれるだろうか……??

と少し心配していましたが、、、

ぜんぜん大丈夫でした。むしろめっちゃ気持ち良さそうにゴロゴロいってて、体を擦り寄せてくるくらい

↑冬毛がごっそり抜けて艶々になってきた気がする

5月末に出会った時は、猫好きの私でさえ触るのを躊躇するほどハゲハゲのガリガリでキズだらけの猫だったのに、すっかり毛並みも良くなりました

長い時は1時間くらいかけて、お腹やしっぽの先までブラッシング時間が遅くなり、公園内の電気が消えてあたりが真っ暗になってしまうこともしょっちゅうなのですが、ブラッシングしてると段々、目を閉じてデレーンと体を伸ばし、舌が出てきて、しまいにはヨダレを垂らしだすトコさん。あまりに気持ち良さそうなのでなかなかやめられません

↑死んでるみたい①(舌出てる。)

↑死んでるみたい②(けっこう足長い。)

7月に入ってからは2, 3日に1度くらいのペースで通ってブラシをかけていますが、この前はあまれんに来た男性ランナーに
お☆ 綺麗なトラ猫やなぁ。

なんて言われたのが嬉しかったです


さて。
そんなわけで、平日の夜にジョグに出る頻度は増えてきましたが、走力は相変わらず低迷中


7月第2水曜日のあまれん。
メニューは5000mTT。きっちり走りきることだけを目標にかなりペースをおさえて最後尾からスタート

最初の1kmは楽勝すぎて、これでは練習にならないんじゃないか??と思ったくらいだったのに、2kmを過ぎる頃には心肺マックス 次第に右手の指先が痺れてきて、フォームもぐちゃぐちゃ これ以上続けてもまともに走れないのは明らかだったので、わずか3000mであえなく終了しました。
ラップ→ 4:39- 4:41- 4:40

フルマラソンのレースペースなのですが、なんでこんなに遅いんだろう??
しばらくスピード練習は休んだ方がいいのか、とりあえず無理なく続けておくか悩み中。

秋にはウルトラがあるので、ロングはやらなきゃです

トコちゃん

2018-07-02 21:08:00 | 日記
あっという間に7月。もう夏です

6月は、ただただ体調不良でした

5月の半ばの大台ヶ原ハーフあたりまでは忙しいなりにも元気で、週末を中心にそこそこ走れてもいたのですが、5月下旬からは毎年訪れる季節的な不調が始まり例年なら閑散期で落ち着くはずの仕事も忙しいままで連日残業祭り 不調に拍車がかかって連日ブラックアウトしまくりの状態。。。

なんとか水曜日だけは頑張ってあまれんに通って、トラック練習に励んでいたのですが ;

6月の5000mタイムトライアル
4:38- 4:41- 4:39- 4:43- 4:35 で
タイム 23分17秒 …とか、
(フルマラソン前半の5kmラップより遅い)

1000m×6本のインターバル
4:15- 4:17- 4:20- 休- 4:15- 休 で
走ったのはわずか4本とか、。
全メニューこなせない上に、目を疑うようなタイム 当然最後尾で、シーズン中はいつも肩を並べて走っていた人達の背中に全くつけなくなっていましたここまでタイムが落ちるといよいよあまれんも楽しくないよ

最初のうちは『ウルトラ疲れ』かなって思ってたのですが、ユリカモメから1ヶ月が経っても復活の兆しなく、行くたびにタイムを落としていく私を見たあまれんのみんなからは貧血を疑われました。ひとまず6月半ばからはファイチ(貧血のお薬)をのみ始めてみたのですが、これで少しは調子が戻るでしょうか……。



さて。
そんな絶不調期真っ只中の5月末、、
仕事が早く終わったので、ジョグがてら毎週金曜日に尼崎NRさんが開催しているペース走練習会に顔を出しました。うちの近所にあるベイコム総合運動公園で夜7時半からやっているのです
練習の開始時間には間に合わず、私が到着した時には既にみんなはスタートした後だったのですが、集合場所に行くと、いつもタイム読み上げをしてくれているK山さんと、その足元にオレンジ色の猫が立っていました

↑ほんとはもうちょい可愛い。

ベイコム総合運動公園には野良猫が何匹か住んでいるのは知っていたけど、餌やりの人以外の足元に寄ってくるなんて珍しい
猫好きなので思わずナデナデしたのだけど、このオレンジ猫はやけに人懐っこく、私やKさんの足にまとわりつき、こっちを見上げてニャーニャー何かを訴えてきます。よく見ると全身ガリガリに痩せていて、毛も抜けまくっていてハゲだらけ。ハゲた地肌にカサブタも出来ていて何ヵ所か小さな怪我がありました
お耳をカットされているので地域ネコのはず。誰かお世話係さんがいて毎日ごはんも貰っているはずなのに何故にこんなにガリガリなの……??(でも目や鼻は綺麗で動きも機敏なので元気そうでもある)

不思議に思いながらもあまりにニャーニャー言うので、近くのコンビニに駆け込みネコ餌を調達。与えてみるとめちゃくちゃガツガツ食べてくれました。どうやらかなりお腹が減っていたみたい。そして、満腹になるとオレンジネコさん毛繕いをした後、いつの間にかどこへともなく消えていきました。。

↑ガッついてるところ。写真では分かりにくいけど、背中や後ろ足は骨が浮いてて怖いくらい痩せてる。

その後、このガリガリのオレンジネコさんの事がとっても気になり、リサーチしましたベイコム総合運動公園は尼崎ランナー達の主要練習場所のひとつなので、ここを拠点にしているラン友網を使えばけっこうあっさり。6月初めにはこのネコちゃんについての情報を色々と入手できました↓↓↓


・オレンジネコの名前はトコちゃん
(でも『トラミちゃん』とか呼んでる人もいる)
・何年も前からベイコム総合運動公園の北西に住んでる
・昔は丸々してた
・毎日夕方に餌をあげにくるお世話係さんがいる
・皮膚の病気にかかってハゲて痩せた
・5月に愛護ボランティアさんに病院につれてってもらった
・病院にいってから元気になった(でもまだハゲてる)


ガリガリの謎は解けました
おそらくヒセンダニに寄生されて疥癬(かいせん)になり、全身痒すぎて掻きむしるので体中の毛がむしられて抜け、引っ掻きキズで皮膚がボロボロになり、ストレスで眠れない&食べられない状態に陥って放置すると死んでしまう……という恐怖の病気にかかってたっぽいです(←だけど注射1本で簡単に治る病気)

大変やったね…トコちゃん

てことでそれ以来、トコちゃんの様子が知りたくて時間さえあればベイコムに会いに行っています

基本は平日の夜。
餌は夕方に貰ってるはずなので基本、私はナデナデする係です。

トコちゃんはかなり撫でられるのが好きなようです

最初は頭や首まわりしか触らせてくれず、胴体や足に触れると嫌がっていたのですが、2, 3回会ってるうちに慣れてきたのか、全身どこでも触らせてくれるようになってきました。

首まわりを中心にひたすらナデナデ&ゴシゴシ。手を止めると、ニャーと言ってナデナデ催促をし、撫でているとそのうちお腹を見せてゴロゴロ言い出します。

かわいーーー!

4月5月は週に2, 3回くらいしか走ってませんでしたが、6月以降、晴れた日はベイコムにいるトコちゃんに会いにジョグで出かけるので、ランニングの頻度だけは増えてきました。(但し、ベイコムに着くとナデナデばっかりしていて走らないので距離はあまりのびない)

↑6月下旬にはハゲはすっかり治ってきました。まだ少し痩せている気はする。


そんなわけで、7月も平日はトコちゃん通いでちまちまと距離を稼いでいこうと思います

水都ウルトラの受付

2018-04-21 20:32:28 | 日記
いよいよ水都大阪ウルトラマラニックの前日です

4月は仕事が繁忙期で深夜残業続き。振り返ってみると今月はわずか6回しか走れていなかったので、

かなり走力おちちゃってるんじゃないの…?

っていう不安はありますが、あまりに走っていないせいでウルトラ練習の疲れはおそらくほぼ完全に抜けており、そんなに悪くない状態ないんじゃないか??とも思います
(むしろ連日残業での睡眠不足とメンタル疲労がひどい…。そして目のクマがひどい…(T0T))


前日となる今日は、受付に行って来ました。

受付開始は15時からでしたが、前日受付会場で販売される大会オリジナルグッズを買いたくて、14時40分ごろに会場についたのですが、、、

お目当てだったオリジナルグッズ、ウルトラブーのバフは秒殺で売り切れてしまったようで、買えませんでしたしょぼーん。受付開始の20分前でもダメだとは…。すごい人気ぶりでした

気を取り直して、大会受付へ。
ゼッケンとパンフレット、サプリのサンプル等と、参加賞Tシャツを受けとりました

今年の参加賞Tシャツは黒色。以前、水都の70kmに出た時にもらった水色の参加賞Tシャツはかなりお気に入りで、着たおしまくり最近ダメになって処分していたので今回のTシャツもすごく楽しみにしていました。
だだ、夜は危ないので暗い色は着ないようにしているし、日中は黒色だと暑いので、こちらはあまり着る機会ないかもしれません。。

受付会場ではかなりたくさん知り合いや顔見知りに会えてテンションあがりました明日の大会ではもっとたくさんのラン友達や知り合いに会えると思うと、かなり楽しみ
お天気が最高気温28℃と夏日の予報なのはとっても不安で気が重いですが、真夏の24時間マラソンに比べれば…と開き直って、とにかくみんなで楽しく美味しく走りたいと思います


受付の後は少し大阪城公園内をぷらぷらしていました 大阪城公園には久々に来ましたが、本当に外国人観光客が増えました。まわりを見回すと日本人よりも外国人の方が圧倒的に多いです。
そして、多くのランニングチームが練習会の集合場所にしている噴水横に、素敵なパンカフェがオープンしていました

大阪城公園、どんどんいろんなものが出来て、綺麗になっていきますね!このパンカフェは前日の4月20日にオープンしたばかりみたい

中をのぞくと、かなり好みな感じのパンたち

それに、イートインスペースはけっこう広くてすいていました。せっかくなのでパンを買って食べていくことにしました。

↑外国人観光客を意識してか、畳のイートインスペースがありました。なかなか素敵!!

パンはややお高めか??と思いますが、頂いたマルゲリータはとっても美味しかったです。このカフェ、気に入ったまた来たいです。


さて。
ではでは翌日に備えて今日はこのへんで。みんなと走るのが楽しみ&暑さは心配。。
おやすみなさい。

大会当日につづく。。

西大台

2017-11-14 00:43:00 | 日記
(防備録で写真まみれ)

11日11日 ポッキー&プリッツの日

ラン友juntenさんにお誘い頂いて、大台ヶ原の西のエリアに行って来ました

大台ヶ原(東大台)へは奈良に住んでいた4年前の夏に、母&妹まみと一緒にハイキングで行ったことがあったのですが、西大台は初めてです。
東大台も幻想的な立ち枯れた樹木が広がるエリアや、大パノラマの景色が見れる大蛇ぐらがあってすごく素敵なところだったのですが、西大台は貴重な自然環境を守るため立ち入りには人数制限があって、事前申請が必要という特別地域。

なので、
なんか西大台はハードル高いなぁ。
(↑登山コースとしてのハードルは全然高くない。)
と、西大台へは一生行く機会はないかも‥等と思ってました。

そんなわけで、今回頂いたお誘いには即飛びつき、二つ返事でご一緒させてもらうことなったのでした
当日の朝は5時起き&5時半過ぎに家を出発電車に1時間半ほど乗って、juntenさんとの待合わせ場所、林間田園都市駅に到着したのが7時10分過ぎ。そこからさらにお車で2時間半ほどかけて、ようやく大台ヶ原のビジターセンターに到着しました

朝方は雨が降っていましたが到着時には止んでいました。お天気は良くないものの、雨の多い大台ヶ原で降られなかったのは本当にラッキー

大台ヶ原は標高も1600mと高く、地形的にもやたらと寒いです。車を降りるとダウンを着ないと耐えられないくらいの気温でした。

ビジターセンターに着いたらまずは西大台に入るためのレクチャーを30分ほど受講。受講済みスタンプが押された入場証を受け取ると、ようやく西大台地区に入れます。

10時40分ごろ、やっと散策開始

ぐるっと1周が8kmくらい。半時計回りに歩いていくことにします

立ち入り人数制限があるだけあって、西大台地区はとっても静かで地面もほとんど踏み跡がないです。

土がフカフカしてましたよ。

ウェアは、風の少ないエリアではファイントラックの上にヒートテック、その上からTシャツ&ウィンドブレーカーで普通に過ごせました。

骨みたいな大きな木と 幻想的な景色がたくさんあります。

↑自分が小さくみえる!!

変な形の木が多くて、

木や石には苔がいっぱい。

大台ヶ原には何百種類もの苔があって、苔マニアがよく訪れるのだそうです、。

あまり見たことのない木の実もありました。

↑これはミヤマシキミっていうみたい。真っ赤な実がついてるのもありましたが、色合いがクリスマスっぽくて可愛かったです。

途中で沢を何度か渡りました。水が透明でめっちゃ綺麗でした

こういう川はめちゃ好きなのでずっも眺めてたいくらい

しばらく行くと、展望台へと続く登りへの分岐にきました。

比較的平坦な西大台の散策路ですが、ここはすこーしだけ登ります

緩い登り道を15分くらい歩くと、西大台のシンボルと言われている、カボチャみたいな形のミズナラの木が現れました

根っこの部分が地上に出てきているのでカボチャみたいに見えるそうです。

カボチャの木から5分ほどいくと展望台につきました

到着したときは靄がかかっていてあんまり見通しが効かなかったのですが、展望台から先の逆峠というところまで足を伸ばしてから再び展望台広場に戻ってきてみると、ちょうどタイミング良く雲が晴れて、向かいの東大台の大蛇ぐらが綺麗に見れました

↑この青空が出たのはほんの一瞬。めちゃラッキーでした。

ただここは風も強く、ダウンを着てても凍える寒さ。景色を見て、少し給食をしたら、すぐ下山を開始しました

帰りも空はどんよりで風が吹くとほんとに寒くて手の感覚がみるみるなくなっていきました。

久しぶりに感じた真冬の寒さ。
寒いのは得意じゃないけど、静かな山の雰囲気には合っていて、歩いてると少し体はあったまって気持ちよかったです

まわりの景色を楽しみながらのんびり歩きます
サルノコシカケ↓っていうのでしょうか‥‥。こんなの初めて知りました。

展望台を出発してから40分ほどのところには湧水がありました
『たたら力水』と書かれていて、その下に細いパイプからめちゃくちゃ少量のまずがチョロチョロ(ポトポト‥‥に近いレベルの水量)湧き出てました。

juntenさんがペットボトルのキャップに汲んでいましたが、キャップ一杯にするにも時間のかかる頼りない力水 こんなので力は得られるのかな??

それにしてもここのお水は本当に綺麗

西大台のコース、3分の1くらいはずっと沢の音か聞こえていて本当に心地よく過ごせました



こうして、
全く汗をかくことはなく、むしろ少し凍えながら(?)4時間ほどの楽しい散歩をしてきました
西大台、なんの予備知識もなく行ってみたのですが、想像以上に良いところでめちゃ気に入ってしまいました。

帰りがけにお話した西大台の巡回スタッフの方曰く、紅葉の季節と新緑の季節は特にお勧めだそうです。新緑の時期は6月下旬~で平日がオススメとのことだったので、なかなかアクセスが大変だけど絶対また違う季節にも行きたいと思いました。

大台ヶ原散策の後は、小処温泉(こどころおんせん)というところに連れていってもらいました。
たまたまこの時期、西大台の利用促進キャンペーンなるものをやっていて、利用申請をしたらこの温泉の入浴無料券がついてきたのです。

暗くなっちゃった↑ので全然分からないと思いますが、こじんまりした綺麗な建屋の温泉です。しかしてこの温泉、、、今まで行ったどこの温泉よりも抜群にアクセスが悪くてびっくりしました細い山道を延々と車で走らないとたどり着けない所にあって、しかもまわりにはこれ以外なにもないという最悪なロケーション
よくこんなところに温泉作ったな‥‥と思いましたが、それでもわざわざまた行きたくなるくらい、お風呂はすーーごく良かったです。特に川沿いの紅葉を眺めながら入る開放的な露天風呂が最高
また機会が‥‥あるのかどうか分かりませんが、こっちの方面にいくことがあれば足を伸ばしてでも寄りたい素敵な温泉でした


早朝からおでかけしたこの日は夜21時くらいに帰宅。歩いた時間は4時間だけで、ほとんどが移動時間だったけど、すごく楽しくて癒された1日になりました

ランもいいけど、またたまにはこうしたのんびりお山歩きにも行きたいなーと思います

↑お土産に買ったヒノキのペン立て。いい匂いするしリモコン立てとして活躍してます。良い買い物した(*´ω`*)

オクトーバーランは撃沈→悪あがき

2017-10-30 23:49:00 | 日記
8月は24時間マラソンで158kmも走ったのに、9月は村岡100kmを走ったのに、8月も9月も月間走行距離は300kmにも達しませんでした

10月こそはと意気込んでランネット主催のオクトーバーランにもエントリーし、目標は300km超え、あわよくば350km?? とか思っていたのに、

結果 198kmに終わりましたがびーん。
ショック。。

昨日になって10月のこの致命的に少ない走行距離に気がついてしまいました自分ではもう少し走っているつもりでした

故障してるわけでもないのに200kmを割ったのはランニング歴1年目以来じゃないかな 10月にぜんぜん走れていないのは毎週末のようにやってきた秋雨前線や台風のせい‥‥にしたいところですが、走ってる頻度はそれなりにあったので、1回あたりの距離が5, 6kmというショボい日が多すぎたのが原因っぽいです。

さすがに月間200kmを切っていたらばフルマラソンで地獄を見るのは必至もはや11月に予定している大阪マラソンまで1ヶ月をきっているので、どう考えても既に手遅れなわけですが、今日からほんのちょっとだけ悪あがきすることにします

本日、10月最後のラン。(明日は仕事で走れない)
8ヶ月ぶりのペース走を長居公園でこっそりと決行


ペース走をするのも久々ですが、長居に行くこと自体がとっても久しぶりすぎて、どこの駅で降りるんやっけ?
て一瞬迷ったくらいですが、仕事帰りの19時過ぎ。無事に、昨年からランステとして利用させてもらっている鶴ヶ丘温泉に到着しました

地下鉄で降りる駅は長居じゃないのだ。西田辺なのだ。

この鶴ヶ丘温泉はつい最近、改修工事のためしばらく休業中だったらしいのですが、2日前から営業を再開したという噂を聞きつけ半信半疑でやってきたのです。ちゃんと灯りがついて営業してるのを見てホッと一安心

さっそく中へ入って着替えを済ませ、荷物を預けたら、いざ長居公園へ出陣


久しぶりの長居公園は月曜日ということもあってか、人も少なくちょっと寂しめ。。 けど、コソ練にはちょうど良かったです

時間的に15kmが限界なので、メニューは15kmペース走にしました。ペース設定は、今の自分がどのくらいのペースなら走れるのかサッパリ分からなかったので、最初の3kmくらいの様子をみて決めることにして、とりあえずスタートしました

が、、2km目で時計の表示がラップじゃなくてスプリットになっているという痛恨のミスに気がつきました最悪。ラップ表示への切り替え方もよく分からなかったので、やむなく、とりあえず1kmごとに計測ボタンだけは押しながら、感覚で突っ走っていくことにしました
ラップはラン終了後に確認することにします。

走り出しはめっちゃ体が重くて息があがって、全然ペースも安定してない気がしました。
けど、しばらくすると段々と体が動きはじめてなかなか良い感じ 順調に走っていると7km過ぎで前方に、高速ペンギンのラン友、ヒューイさんを見つけました 長居公園に行くと7割くらいの確率で遭遇するヒューイさん しばらく長居公園から足が遠のいていたためヒューイさんに会うのも超久しぶりで、テンションが上がって思わず声をかけちゃいましたが、、、
せっかくのコソ練やのに、ガチで走っているところをさっそくラン友に見つかってしまいましたね‥‥


その後、ゆるジョグをしているヒューイさんをパスして後半戦へ突入 そのまま最後まで調子よく走りきれるかな?と思ったのですが、10km過ぎた途端に練習不足が露呈急に足が重くなってきてしまいました。いくらなんでも10kmで失速って早すぎる

なんとかペース維持しようと最後の5kmはジタバタラン 酸欠のせいか寒さのせいか(気温12℃)、後半は手がかじかんでラップボタンがうまく押せなくなってきました。そろそろ夜は手袋が要りそうです

そしてなんとか8時半ごろ、
予定通り、15km完走

1kmごとのラップは;
4:48- 4:52- 4:53- 4:42- 4:42
4:43- 4:40- 4:41- 4:43- 4-43
4:47- 4:45- 計測モレ- 9:33- 4:44

で1時間11分21秒

こんな感じになってました
平均すれば4:45/kmやけど、やはり後半は地味に落ちとるな、。

現状把握が出来たのはよかったけれど、せめてこのペースをハーフくらいまではもう少しラクに維持できるようにしたいなと思うので、今さらながら悪あがきのコソ練は、大阪までにあと2回くらいやる予定

大阪マラソンではなんとしても
例年通り、スタートから4時間後にはゴール会場を出れるようにしておきたいと思います

八経ヶ岳‼

2017-06-14 06:11:59 | 日記
敵は本能寺にありマラニックで歩行障害になるほどの筋肉痛に襲われていたひよっこランナーの私。(ロードでは筋肉痛なんてならんけど、本当に山には弱い(´Д`))

ようやく足の張りが治まった先週末の土曜日。奈良に住んでいた頃からずーーっと
行ってみたいなぁポワワーン
と恋い焦がれていた大峰山脈の八経ヶ岳に連れていってもらいました

関西圏最高峰のお山なんですが(1915m)私のまわりでは知名度は何故かめっちゃ低いです 山深すぎて車がないとアクセスはほぼ不可能だし、ちょっとマニアックなのかなぁ‥??

以前、同じ大峰山系の釈迦ヶ岳に連れていってくれたお山好きなラン友juntenさんに3ヶ月ほど前に声をかけて頂き、ご一緒してもらえることになったのです。予定が決まってからはずっと、すごく楽しみにしていました

当日のお天気は文句なしの超快晴 気温も暑くなく寒くもない絶好の登山日和となりました。
待合せは、南海電車の林間田園都市駅。

このあたりは全く馴染みがありません。どこそれ??って感じでしたが、とっても綺麗で閑静な住宅街って感じ。

7時過ぎに駅でjuntenさんカーにひろってもらい、約1時間ほどで天川村入り。そこから、さらにめちゃくちゃ道幅が狭くて対向車線がきたらオワリってな感じの1本道を12kmほど走ります。車があったとしても最近ペーパードライバー化している私の運転ではとても来れないところ。。
9時10分頃にようやく行者環トンネル西口にある登山口に到着しました

かなり山深い所なのでもっと人気のない寂しい山の中をイメージしてたんですが、この日は登山者も多くて駐車場には車がいっぱい。登山口には綺麗なトイレもあり、思っていたよりも整備がされていました。

トイレを済ませたら早速、八経ヶ岳に向けて登山開始です

緑が気持ちいい!!

今回の山行のお供はjuntenさんおひとりだけ。前回の大峰山(釈迦ヶ岳)の時は強烈ハイペースで登るスパルタンな猛者達が一緒だったため今回も少しビビっていたんですが、1:1ならペースを合わせてもらえるので一安心。ゆっくりおしゃべりしながら楽しく進めました

↑歩き始めてすぐのところ。かなり新しそうなしっかりした橋。

道標もたくさんあって迷うところはなさそう。安心して歩けるコースです。

前半少し傾斜はきつめだけど、木陰になっていて小鳥の声がずっと聞こえていてめっちゃ気持ち良かったです

登り始めて1時間ちょい‥‥10時半ごろには聖宝の宿跡に到着

ここを過ぎると少しずつまわりの雰囲気が変わってきました。木が少なくなってきてけっこう日が当たります。

見たことのない変わったスジばった葉っぱがいっぱい生えていました↓

帰ってから調べてみたらバイケイソウっていうみたいです。食べたりしたら毒があるって。

どんどん登っていくとそのうちjuntenさんが
大峰の匂いがする
と言い出しました。

最初はどういう意味かな?って思いましたが、登っていくにつれ私の鈍い嗅覚でも分かりましたなんだか土から(??) お茶のような独特の匂いがほのかにします。どこから何が匂ってるのかな‥‥。初めて嗅いだけど、ほうじ茶みたいでけっこう好きな香りでした。

八経ヶ岳の手前にある弥山が近づいてくると、長い階段が続きます。

ここの階段は綺麗で段差もあまりないので登りやすかったです

そして11時過ぎには弥山小屋が見えて来ました 弥山は標高1895m。

頂上付近の木々はけっこう朽ちてきていました。大台ヶ原と同じく鹿の食害でしょうか‥‥。

弥山小屋は思っていたよりも大きくて立派な建屋。予約をしておくと食事付きで宿泊もできるらしくjuntenさんも泊まったことがあるそう。まわりにはいくつかテーブル&イスも設置されていてたくさんの登山者が休憩をしていました。

広々としていてお昼休憩には絶好のポイント だけどまだ少し時間が早かったので私達はひとまず先に、今回の目的地 八経ヶ岳を目指すことしました

弥山から八経ヶ岳までは谷を下って登って20分程‥‥。この間にある木々は、枯れっぷりが特に酷かったです。白く朽ちた木は幻想的な雰囲気でもあるけど、ここまでいくとちょっと深刻

鹿よけと思われる柵も設置されていたけど、歯止めはかかるでしょうか、。
八経ヶ岳の手前から振りかえって弥山の方に目を向けると‥‥↓

弥山小屋のまわりは緑がハゲハゲだらけ。。まわりの山々は深い緑に覆われてるんだけどなぁ

そして、11時半には念願の八経ヶ岳頂上に到着しました

1915m!近畿最高峰!日本百名山!!

標高の割には予想していたより寒くはなく、でもひんやり気持ちいい風が吹いていましたそしてなにより、景色がすーごい 360度しっかり見渡せて、しかもこの日は空気が澄んでいて見晴らしは最高これ以上ないくらい圧巻で綺麗でした

こんな気候の良い日に来れて本当に良かった

しっかり景色と空気を堪能したら、元来た道を戻って再び弥山へ。

弥山小屋の横に設置されたテーブルでおにぎり休憩をとり、食事後、小屋のすぐ近くにある神社にも少し立ち寄ったあと、、

再び来た道をてくてく戻って降りて、行者環トンネル登山口へお昼2時半までには帰りつくことができました

登山口が既に標高1000m越えということもあって、のんびりおしゃべりペースでも休憩込みで往復5時間ほど。それでも翌日はまた太股ががちがちに張ってしまったんですが、こんなにも手軽に(アクセスは手軽ではないけど、)関西圏最高峰を堪能できるとは予想外。大峰の登山はめっちゃ過酷でしんどいっていうイメージは払拭できました一緒に行ってくれたjuntenさんには物足りなかったかなー。。

帰りは洞川温泉で汗を流してから帰宅の途へ。洞川からもそう遠くはないので、泊まりがけでもっと朝早くからお山散策したりもいいなぁ‥‥と思ったり。他のルートも気になるし、また行きたいです

弥山神社に咲いてた終わりかけのシャクナゲ。ピンク色かわいい。。

Ks登山部 六甲山~有馬温泉

2017-06-04 20:09:32 | 日記
会社内の仲良しメンバー(上司部下関係なく…)でKs登山部なるものを結成していて、日帰りの軽登山をメインに年数回スキーツアーやマリンアクティビティ、BBQ等を企画して休日にみんなででかけたりしています
今回、その登山部の2017年1つ目のイベントとして六甲山登山のお誘いがやってきました。梅雨入り前の6月3日(土)開催で、コースは芦屋川からロックガーデン~風吹岩~雨ヶ峠~七曲り~六甲山最高峰~有馬温泉という、とても人気のある六甲山登山の王道ルート。この開催日の翌日に、少々タフなマラニックへの参加を予定していた私は少し悩んだのですが、コースの難易度は低め、会社のメンバーはのんびりゆっくりな方達だし、翌週にはがっつり登山の予定もあったので山歩きの練習もしておきたいし、、ということで、参加をさせてもらうことにしました。

ゆるゆる山歩き、めっちゃ楽しみ
と迎えた土曜日のお天気は曇り時々晴れ この時期にしては少しだけひんやりした気候、絶好の登山日和です

待ち合せの朝9時に阪急芦屋川駅に集合したメンバーは、直属の上司、他部署の課長、入社3年目の後輩君、そしてなぜか同僚の友人女性3名(社外)と私の7名でした。登山グループとしてはちょうどいい人数かな、。社外の3人とは私は初対面。自己紹介をして少しお話してみると3人ともとっても気さくな方達だったので安心しましたが、よくよく話をしてみると「普段ウォーキングなんかの軽い運動さえほとんどしない」とのことでしたいちおう登山なので少しばかり不安⁇ まぁ、翌日にハードなマラニックを予定していて足を温存しておきたい私にとってはゆっくり初心者ペースで行けるからちょうどいいか、という感じ。

とりあえずスタートして、芦屋の高級住宅地の中をだらだらと登山口に向けて登っていきます

楽しくおしゃべりしながら和気あいあいとだけど、この道、なかなかキツイ傾斜なのです。先導を任された私はできるだけゆっくり歩きましたが案の定すぐに後ろから「しんどい..」という声が聞こえ始めました。いつもは最後尾をゆくヒヨっこランナーな私ですので、いわゆる普通の人のペースがよくわかりませんさらにペースを緩めてぼちぼち歩いてみましたが、ついに
隊長~!休憩―!!

という声が上がってしまいました。まさかの歩き始め15分での住宅地内休憩タイム山道でなく普通の街中です。
むむーん。これで無事に有馬に着くのだろうか・・。

これは想像以上かも。かなり不安になってきました。そして、3分ほどの休憩で一行は再スタートなんとか登山口であるロックガーデン入口に到着しました。

9時10分頃に芦屋川駅を出て、ここに着いたのは9時45分。ここでまた2度目の休憩タイム。おタバコ休憩も入って5分以上休みました。その後、みんなをなんとか誘導して再スタート

この日の六甲はたくさんのハイカーで大賑わいでした

前のハイカーに続いてロックガーデンの岩をよじ登っていきます。しんどいーと言いながらもここはみんな頑張ってくれました。

その後も何度となく休憩を入れつつ、11時前に風吹岩に到着。標高445m。まだ高度的には半分くらいです。

もうあとちょっと???
と聞かれてちょっと返答に窮しました。まだまだ序の口デスここから山頂を諦めて別ルートで下山っていうのもありだったのですが、相談の結果、予定通りのコースを頑張って進むことになりました。

10分弱歩いてて3分休憩する、みたいなハイキングペース。時には休憩して再スタートした直後に急な坂があると、坂を上がり切ったところですぐまた休憩‼ みたいな感じ。ストップ&ゴーを繰り返すと心拍数が乱高下して余計しんどいんじゃないかと思ったんですが、どうやら息が上がったらすぐに止まって休みたいというメンバーが多いみたいです。あまり普段運動をしない人にとってはそういうものなのかなぁ。後半になるとだんだんみんなのペースとか休憩のタイミングが分かってきました。

そして最高峰の一歩手前である一軒茶屋に14時過ぎに無事到着お昼ご飯を食べてからみんなで六甲最高峰に上がりました。

この日は曇り空だったけど空気は澄んでいて遥か富田林にあるPL塔まで見えました!

最高峰からの景色を楽しんだらあとは魚屋道を通って有馬温泉に下りるだけ。
魚屋道は緩やかで道幅広めの歩きやすい下り坂なので、先ほどまで口数の減っていた女性陣もだんだんと元気復活 当初の14時30分すぎ着予定からはだいぶと時間が押しましたが、16時半ごろ、無事に有馬温泉街に到着しました。

日帰り入浴の予定でしたが時間が押しすぎたので私は断念。少し食べ歩きしてからバスで帰宅の途へ。。

一時はどうなることかと思いましたが、全員そろって有馬温泉までたどり着けて本当に良かったです。それに、ゆっくりだったおかげで、翌日に備えて足をしっかり温存できたのも私個人としては良かったです

久々の六甲山登山。
Ks登山部の六甲登山は毎回このルートなので次回はもう少し難易度低めのロープウェイ利用も含めたプランを考えてもいいかもだし、他にもたくさん気になるルートがあるので、これからの暑い時期、時間ができたら行ったことのないルートも開拓したいなと思ってます
とりあえず今もってる六甲山地図がかなり古くなってきたので、まずは新しい地図を買わなきゃかな、。

2度目のおかやま100キロ歩行 その5

2017-05-14 00:32:58 | 日記
つづきー。えらく更新遅くなりました(×_×)


長い土手沿いを突破してから3つ目の炊き出しエイドに着くまでの道は3kmほどしかないのですが、単調なのでやたらと長く感じました ペースは11分/kmを少し切るくらい。前半より少しペースダウンしてるけれど、終盤になっても20時間切りのために前半ためておいた貯金はまだたっぷり。むしろまだわずかに貯金を作っていってるくらいのペースだったので、去年と同じくらいのタイム(19時間38分)は狙えそうな感じがしてきました

深夜の真っ暗闇を;

次の炊き出しエイドって何かなぁ??
なにやろなぁ?
去年はリバーサイド和気でカレー出てん。やっぱりカレーかなぁ??
カレーいいねー。
大量に作りやすいし盛り付けやすいし絶対カレーやで

等とひたすらしゃべりながら進んでいきます

そして、まもなく日付が変わろうかという頃、、、

3つ目の炊き出しエイド
磐梨中学校に到着

やったー!カレーに着いたー!

門の外や中ではサポーターの方達が「おつかれさまー」と温かく迎えてくれて、奥へと進んでいくと、お待ちかねの炊き出しテーブルが登場

『倉敷うどん ぶっかけ ふるいち』 とな、。

予想は大ハズレメニューはカレーではなく、おうどんでした。
だけど、おうどんも好きなので、これはこれでテンション上がります ウィンドブレーカーを羽織っていても少し肌寒いくらいのこの時間帯、あったかい食べ物はありがたいです。既にたくさんのチャレンジャー達が、用意された広々テーブルスペースでおうどんをすすりながら寛いておられました。

私もさっそく1杯いただきます
頂いた倉敷うどんとやらは、なんだか関西だしとは全然違う色の濃いおつゆに、ねぎ+海苔+天かすが載っていました。見た目はいたって普通のおうどん♪

だけど、なんでしょう。。。
疲れていてお腹がすいていたからというのもあったかもしれませんが、これが

めっちゃくちゃ、うまーーーーーーーーーーーーーーい

という超感動モノでした。大袈裟ではなく本当に
一緒に歩いてきたUちゃんも大絶賛していたので間違いないです。食べ慣れた関西だしのうどんも好きだけど、つゆがちょっと違ってこれがまた美味しい気がする、、。今まで食べたうどんの中で1番美味しいんじゃないかと思うくらい美味しかったです倉敷うどん って有名なのかな⁇ ちょっと調べて是非またいつか食べたいなって思いました。

ごちそうさまをした後は、この中学校エイドのお手洗いを借りていくことにしました。おうどんを食べたテーブル席からお手洗いまでは100mくらい離れていたので、その間を軽くジョグと流しランをちょろっとしてみました。(※コース上ではラン禁止です。) 長時間歩きっぱなしで疲れて固まってきていた足が、走ってみると少しほぐれて軽くなりました変にストレッチをするより軽いジョグの方が良いかもしれません。

そして、おうどんでおなかを満たして、少しだけ足をリフレッシュさせたところでエイドを出発残りは23kmほどです。まだ日付を超えたばかりなのに、もうハーフくらいしか距離が残ってないのか…と思うと、ランナーの感覚では『もう残りわずか。深夜にゴールに着いちゃうんじゃない??』ってな感じです。(もちろん歩きなので実際はもっとかかりますが‥‥。)Uちゃんなら1時間半もあれば余裕で走れちゃう距離ですから、気持ちはだいぶと軽くなってきました

おうどんエイドの先は閑静な住宅街の中を進みます街灯もあってけっこう明るいので、あまりライトに頼らなくてもよくて、歩きやすいです

おうどん美味しかったねーー!

とかなんとか言いながら、おうどんの余韻に浸りつつ歩くこと9kmほど。。
85.8kmの中国銀行赤磐支店を通過しました時刻は午前2時すこし前。

ここはコース上、最後のタイム計測地点になっていました。真っ暗で冷え込む深夜のチェックポイント、夜を徹して運営にあたってくださってるサポーターの方々には頭が下がります・・。

サポーターさん達に手をふりふりこのポイントを通過して、10分ほどすすんだところでコンビニ休憩をとることにしました。

86.8km地点。ここのお手伝いはめちゃ広くて綺麗でした‼

気づけばおうどんエイドから2時間ほどぶっ通しで歩いています。もう1度ここでお手洗いを済ませてから、去年同様‥‥

眠眠打破 を購入&投入

去年のこの大会でも2時過ぎに睡魔に襲われ、これを投入。するといっきに眠気が吹き飛びラスト18kmくらいは単独歩なのにひとりハイテンションで、自分とは思えない超スパートウォークを生み出した‥‥という奇跡のドリンクです。今年も最後まで眠気に負けずに元気に歩きたかったので、まだ眠くはなかったですが1年ぶりに飲んでおきました

眠眠打破のおかげかどうかは分かりませんが、その後もずっと元気に歩けました。ガラスの足裏だけは序盤からずっと痛かったのですが、それ以外は特に問題なし。

その後、ペースはいよいよ12分/km(時速5km)まで落ちてきましたが、去年はだいぶ明るくなってから通過したポイントでも、今年はまだ真っ暗だったので、去年よりもさらに早くにゴールできそうな気がしてきました。ゴールタイムも段々と予想がついてきます

最後、94.7km地点では再びローソンに立ち寄りました。。おかやま100キロ歩行のコース上にある、最後のコンビニです。

残り5kmほどやからもう寄らなくていいんでは??とは思いましたが、少々お疲れのUちゃんたってのリクエスト。ゴールした後に食べる朝ごはんを買っていくことにしました。(ゴール会場近くにはコンビニがないのでゴール後の乾杯用ドリンクはここで買っておいてもいいかもです)

さて。朝ごはん調達も完了したら、後は本当にもうゴールを目指すだけ。
あまり早くにゴールしてしまったら始発電車がまだないので少し困るんですが、この頃はもう、さっさとゴールしたいという気持ちでいっぱいでした。

疲れてきたので早く休みたかったし、実はうどんエイド(約85km)あたりから、ふとした瞬間に、

ナンカ臭うよ‥‥
と感じていたんです。

最初、臭いの元は同行者のUちゃんかな!? と勝手に疑っていたのですが、おうどんエイドで1人でいた時にも臭ってきたので、容疑は一転、自分??にかかってきました.
そしてその後の調査で、臭いの源は私が着ていたTシャツだということが判明(衣類って汗かくとすぐ臭ってくるものと全く臭わないものがあるんです) デザインの可愛さで選んだTシャツが間違いでした。上からウィンドブレーカーを羽織ってるので臭い放出はある程度 抑制できていたはずですが、最後はもう一刻も早く着替えて、サッパリしたくてたまりませんでした。

‥‥ということで、足裏は痛いけど最後は再びペースアップラスト数キロは、スタート直後とコースがかぶっています。十数時間前に歩いた河川敷に戻ってくると、もういよいよという感じ。ゴールゲートが見えてくるのをまだかな?まだかな??と早足で進み、、

あたりがぼんやり明るくなり始めた午前4時43分、めでたくゴールに到着ー

こうして見ると去年と比べまだかなり暗いです。。

天気が良かったおかげか、後半もあまりペースダウンせずに完歩できてしまいました。記録 18時間43分 20時間切りできたし大満足の結果です

今年はゴール後にもあったかスープの提供がありました早朝はまだまだ冷え込みが強くてゴール後のチャレンジャーがストーブを囲んで毛布やアルミのシートにくるまって暖をとっていたりしていたので、あったかスープは嬉しいサービス

ただこの大会、更衣室は用意されていないので、その後の着替えにはかなり難儀しましたチャレンジャーの方達も地元の方がほとんどで更衣の需要はあまりないのかもしれません‥‥。電車を乗り継いで帰る遠征組で、なお且つ、早朝までにゴールしてしまう人は、濡れたウェアそのままではあまりに体が冷える上に、暖をとれるお店等も開店前なので、持ち運びできる更衣テントの持参も考えた方がいいかもしれません(ストーブを囲って寒そうにしていた方々も、濡れたウェアを着替えてないからそれはもう冷えるだろうと思います‥‥。)
今回私はなんとか無理をお願いしてサポーターテントの一角をお借りし、クサくなった上だけをささっと着替えさせて頂いてしまいましたかなりご迷惑だったはずですが、、、おかげで電車内でもなんとか異臭騒ぎを起こすことなく、無事に帰途につけました


会場を出る頃にはあたりはかなり明るくなってきました。

本当はもう少しゆっくり皆のゴールを見ていても良かったんですが、かなり疲れて眠たくなってきていたのと、着替えていない下半分がめちゃ冷えてきたので、5時半頃には会場を後にしました


今年も、たった20時間ほどの出来事とは思えない中身の濃い~100キロの旅となりました去年同様、大会直後は、もう100キロも歩くのはしんどいわー、50キロくらいがちょうどいいわー、とか思っていたんですが、日が経つにつれて楽しかった記憶しかなくなってきて、

今度はちゃんと練習もしてから100キロ歩いてみたいなぁ‥

とか思い始めています。


今回の大会、私が参加した個人の部は、
893人中665名 完歩率 74.4%
私は75位という結果。


トップは14時間台ゴールというから驚きです。上位者の年齢層もなかなか幅広くって、なかなか奥が深いなと感じた100キロ歩行 いつかガッツリ取り組んでみても面白いかもしれませんね


おしまい。

2度目のおかやま100キロ歩行 その4

2017-05-12 00:46:50 | 日記
つづき。。

50.4kmチェックポイントを出発したのは午後6時50分。日が長い時季なので、あたりはまだしばらく薄明るかったです。

↑まだキラキラライトが目立たない

チャレンジャーはかなりはけてきて、視界に入る人数もかなりまばら。

今年からの取り組みである"白線テープ"に従って進んでいきました

↑白線テープ、こんなの。
去年までは昼夜問わず、ありとあらゆる分岐にサポーターの方が立ってコース誘導してくれていたんですが(あまりの手厚さに去年めっちゃびっくりした‼)、今年は道路横断等の危険箇所以外は人による誘導ではなく、路面に貼られた白線テープに従って進んでいくことになっていたのです。
人での誘導だと人数確保や配置が大変すぎるもんね100kmもの区間、白線テープを貼っていく&剥がしていくのはそれはそれで大変だろうけど、これで少しでもサポーターの負担が減らせるのであれば良いな
コース後半の白線には黄色い反射テープが貼られていたりもして、日が落ちてからも見易いような工夫ありテープ上に応援メッセージが書かれているところもあって、読みながら進むのも楽しかったです


7時をまわると日が落ちるスピードがいっきに加速して、あっという間に真っ暗になってゆきました

点灯ライトがキラキラよく映えます

7時半になると、もうこの暗さ↓

この大きな看板表示に従って2号線の信号を渡り、コースを左折。すると道はゆるゆるとした登りになりました
去年は雨風マックスだったこのあたり、うつむいて黙々と歩いていたので全く記憶になく、けっこうすぐにこの先にある炊き出しエイドに到着したような印象でしたが、今年あらためて歩いてみると、けっこう長い登りでした Uちゃんとおしゃべりしながら歩いていたので幾分 気は紛れましたが、だらだらと長くて根気のいる道です

そして、50.4kmのチェックポイントから歩きつづけること1時間半。。2号線をはずれて道が登りに変わってからは50分ほどもかかって、ようやく!閑谷学校緑地公園という所に設置されたエイドが見えてきました

↑エイドのすぐ手前にあった光る応援メッセージ。めちゃ可愛い

このエイドは59.2km地点。2つ目の炊き出しエイドです

ここの炊き出しメニューは去年と同様、豚汁

バナナや飴なども用意されていたので椅子に腰かけてゆっくり頂いていきます また、用意されていたテントは去年より大きくなっていた気がしました。去年は豪雨の中、テントが小さくてチャレンジャーが入りきれず、テントから溢れたチャレンジャーの豚汁の椀にはどぼどぼと雨が降り注いでいたんですよ。。あれは辛かった!雨の場合に備えて大きめのテントを用意して下さったんでしょうか‥‥??ありがたや~
今年はゆっくり座れて、足を休めることができました。

また、このエイドではお水&チオビタの配給もありました。

↑お水がなぜか但馬の天然水だったのでテンションあがったー‼村岡で飲んだやつやー‼

チオビタは夜間歩に備えてエイド出発前にぐいっとイッキ飲み 気合いを入れてから、再びコースに戻りました。

豚汁エイドを出ると、すぐにコースは峠越えの道になります

これ↑を登っていきます
歩道のない真っ暗道ですが車はほとんど通らないので歩きやすかったです。ただ前後にチャレンジャーの姿がほとんど見えなかったので独りだと少し寂しいかなぁ‥‥。私はUちゃんと一緒だったので心細さはなく、得意の登り坂ということもあって、とても快適にウォーキング

が、、、
なんとこの登りの途中、Uちゃんがまさかの弱音を吐き始めました

ちょっとしんどいなあ。。

とか言いつつ口数が減り始め、ペースは落ち、話しかけても反応が鈍くなってきたではありませんか

おぉ‥‥Uちゃんでも疲れてしゃべらなくなったりするんや~..。
こんな時は明るく楽しい話で盛り上げた方がいいのか?それとも黙ってそっとしておいた方がいいのか?? 対応に悩み、ペースを合わせて気使いながらも、かなりレアな高速ランナーUちゃんの姿に興味津々、希少動物を発見したかのようにまじまじと観察していたのでありました()

そして豚汁エイドから20分ほどでコースは和気町に投入。

ここからもう少しだけ登りつめたら、コースは下りに変わります満点の星空を眺めながら、ゆるゆる下っていきます。街灯がない区間で、空には雲もなくて星が本当によく見えました

そして疲労困憊な様子のUちゃんを引っぱってなんとか峠を下りきり、町に入ってきました。


さて。去年はこの町におりたところで応援に立ってくれていた女性に声をかけられ、案内された素敵な私設エイドで大変お世話になり、すーごく元気をもらっていました。(去年の様子はこちら。)

今年もあの私設エイド、あるかなぁ??
去年のお礼も言いたかったし、大会前からずっと楽しみにしていたポイントの1つだったのです。

去年声をかけてもらった所に着くと、今年は誰も立っていなくて一瞬がっかりしたのですが、代わりにコース脇には『すぐそこ 休憩していってください』といった旨が書かれた手作り看板が立てかけられていました。

どうやら今年もやってくれてるみたい??
去年とは違い、そのエイドの方に寄っていくチャレンジャーは誰もいませんでしたが(50mくらいかな、、そのエイドは少しコースからはずれるんです)、去年のお礼を一言だけでも伝えていきたいと、私&Uちゃんは1度コースを離れ、そのエイドの建屋に近づいていってみました。

↑これ。なんですが、今年は誰も出入りしている様子がありません

誰もいなさすぎて近づき難い雰囲気。ひとりだったら諦めてすぐコースに戻っていたかもしれません。だけど、私に付き合わされている疲労困憊のUちゃんが、
せっかくやからちょっとお礼だけ言っていこうよ、こういうのは大事にせなあかん。

と言ってくれたので、思いきって中を覗きこんでみます。。

↑今年初めて知ったんですが、㈱ウェイクホームという住宅関連の施工工事をやっている会社みたいです。

オモテはガラス戸なのにうっかりヘッドライトを付けたまま中を覗きこんでしまったので、すぐに中にいる人達から気づかれちゃいました

すると中にいた皆さん総出で、扉を開けて迎えてくださり、
入って入って~
と招き入れてくださいます。なんだか一言お礼だけ‥‥という感じでもなくなったので、厚かましくも中にお邪魔して少し休憩させてもらうことにしました

中は去年同様、普段は土足禁止のフロアにシートがびっしり敷き詰められていて、チャレンジャーが靴を履いたまま上がれるようにしてくれていました。
上がって中に用意されていた椅子に腰かけて、あったかいコーヒーまで頂いたのですが、これがまた激うま どこの珈琲豆か聞いてくればよかったわ!と思うほど美味しくてUちゃんと2人でめちゃくちゃ感動しました

中にいらっしゃったのは10人くらい??だったかな。去年は雨で打ちのめされてる中、ここでお世話になってすごく助けられたんだっていう話をして、1年越しでお礼を言えたのが良かったです
また、皆さんの、過去のこの大会の応援エピソードもたくさん聞かせてもらって、短いけれどめっちゃ楽しい時間を過ごさせていただきました

↑上:ホワイトボードに応援のメッセージ。

下: 筆文字のメッセージは壁一面に貼られていたのですが、これは一昨年まで、ここの人達が書いて外のコース上に貼っていたものだそうです。
一昨年まではこの和気町を通るコースが川沿いのめっちゃ風が強くて寒い道だったのだとか。そのため、チャレンジャーのみんなが『和気は寒くてつらい』と言うので、町のマイナスイメージ払拭と、少しでも元気を出してもらおうということで、その川沿いにずーっとこのメッセージを貼って応援してくれていたんだそうです。(何キロにもわたってですよ、すごいなぁ‼) 大会のオフィシャルではなく勝手に貼ってるので、皆に見つからないよう夜明け前にまた剥がして回るのが大変だったっていう、少し面白い苦労エピソードまで話してくれました

本当にあたたかくて楽しい人達名残惜しいですが、コーヒーを飲み終え、おトイレをお借りしたらそろそろ出発です。
皆様に再度お礼を言ってコースに戻りました


コーヒーめちゃくちゃ美味しかったなぁいい人達やったなぁ

と言いながら再び歩き始めると、さっきまでテンションミニマムで疲労困憊だったUちゃんがめっちゃ元気になっていましたウェイクホームエイド、ありがたや~今年もやっぱり、めっちゃ助けてもらっちゃいました。

その後、元気におしゃべりをしながらJR和気駅の横を通過

まだ10時過ぎ。ここから10kmほどは休憩なしで歩きました
去年、カレーライスやスープのサービスやストーブのある大エイドだったリバーサイド和気(69km地点) は、今年はトイレのみがあるただのリタイアポイント。その代わり、76km過ぎに3つ目の炊き出しエイドがあるとのことだったので、そこまではストップで頑張ることにしました

リバーサイド和気を過ぎると、コースは吉井川沿いの土手に入ります。去年、デスガエルが大量に転がっていた恐怖のロードです

今年もカエルはいるんだろうか??と、かなり身構えて歩き始めたんですが、今年は晴れているせいか、デスガエルどころか生ガエルの姿さえも、全く見ることはありませんでした。。
なんか拍子抜け‥‥。

去年のアレは幻だったのかと思うくらい道はキレイで、真っ暗な土手沿いには小さなライトがずっと置かれていて綺麗な道しるべになっていました。

↑こんな小さな使い捨てライトです。

街灯等は全くないので、ここでも空の星がかなり綺麗に見えました。久しぶりに北斗七星も発見 土手沿いは単調でかなり長く(4.5kmくらい)、歩ききるのに50分くらいかかるのですが、デスガエルに怯えていた去年とは違い、星を見上げたりおしゃべりしたりしていたので、思ったよりもあっさり突破できました


土手を抜けると川から離れ、再び住宅が点在する町中を歩きます

路面に貼られた白線テープの上には『2km先にコンビニあります!』の文字。そのコンビニのすぐ先には3つ目の炊き出しエイドが待っています。

もういよいよ100キロ歩行も終盤戦。だいぶと疲れてきましたが、ひとまず次の炊き出しエイドを目標に、ペースが落ちないよう頑張って歩き進んでいきました


つづく。。。

2度目のおかやま100キロ歩行 その3

2017-05-10 23:36:00 | 日記
続きー。


ヒーリングワンコに別れを告げた後、

道は次第に住宅街を離れ、またも見通しの良すぎるだだっ広い一直線になってきました

↑緑の畑は麦のようでした。。

しかも歩道がなく、けっこう車の通行量も多いので、少し怖くて歩きづらいです横並びで歩くのは危険。縦一列になって歩きました あまりおしゃべりもできません

岡山ってなんて広大なんだろうって思うような景色がずっと続きます。あちこちで畑を耕しているトラクターを見かけました。今からの時期、何を植えるのかなぁ‥‥??

こういう道は平坦なので歩きやすいといえば歩きやすいのかもだけど、単調過ぎるとなかなか前に進んでいる気がしないので 私はけっこう苦手です コース変化は後半の方が多かった気がします‥。この先に1つ、峠越えの道があることを知っていたので、それを楽しみに、
早くアップダウン歩きたいー!
とかぶーぶー言いながら歩いてました。

そして頑張って足を進めて、ようやくひたすら一直線に歩いてきた道を左折した!と思ったら‥‥

またこんな景色
ぬーん、、まだまだ続くよ一直線。本当に単調で、足裏の同じところばかりに、同じ力がかかり続けるので痛みが少し増してきましたUちゃんも足のマメが悪化してきてちょっとつらそう。。

再び送られてきた大会オフィシャルLINEからの情報では、この先にクエン酸ドリンクのサービスエイドがあるとのことだったので、そこを目標に頑張って歩きました

↑雑草なのか植えられてるものかは分かりませんが小さなピンクのお花たち、綺麗でした。

そして、ファミマ休憩からひたすら平地を歩き続けること約1時間20分、、クエン酸ドリンクエイドが見えてきました

なぜかここはサポーターが多いー みんなが手を振って迎えてくれるので元気がでます

そして、エイコースポーツさん提供 クエン酸ドリンクを頂いていきます少しすっぱいスポドリって感じ。疲れてる時ほど酸味って美味しく感じるなぁ‥。ありがたや~。

クエン酸ドリンクエイドを出ると、景色やコースの雰囲気はこれまでとはガラっと変わり、いよいよ1つ目の峠越えに入ります

↑エイドを出た直後。ゆったり登り始めるの図。

片道一車線ずつだった道が、車1台がギリギリ通れる幅に変わったら本格的な登り開始 待ってましたー これでも一応、県道425号線。道は去年同様、車両通行止めてくれていたので、安心して歩けます。

うーん、だいぶ登ってるんだけど写真だと傾斜が伝わりにくい~。

平坦で単調な道に飽きてきていた私&Uちゃんは、水を得た魚のように俄然元気になってきました
呼吸は多少上がりますが、登り坂では力のかかるところや使う筋肉が変わるので、登っている間は足の疲労感や痛みはずっとラクでした

↑登りの途中でタイム計測あり。

真夏のロング走コースとして愛用している生駒ボルダーに道幅や傾斜が似ています。木陰でなかなか気持ち良い

この道、いいね~
とか言い合いながら平地と同じペースを維持してガッシガシ登りました

そして、クエン酸ドリンクエイドから20分足らずで頂上に到達意外と短かった。。 ちょうど頂上のところでコースは備前市に入ります。

これを越えたらあとは登った分、下っていくだけ これまたなかなかの傾斜なので、下りの方がきつかったです

この下りにも20分くらいかかったかなぁ‥。下りは苦手なので、高度とともにテンションも下降しつつありましたが、下りきった先にはお楽しみである1つ目の炊き出しエイド(@備前中学校)が待っています
エイドを楽しみに頑張って進みます

炊き出しって何かなぁ??去年はラーメンやったんやけど、めっちゃ混んでて並んでたから諦めて食べへんかってん。。
あんまり混んでたら諦めて進もかー??

とか話し合いつつ峠を下りきり町中に入ると、備前中学校エイドに到達しました時刻は午後5時半ごろ。

これまたたくさんのサポーターの方々が迎えてくれましたここは、今年から新設された親子の部43.9kmのゴール地点でもあります。まだ親子の部はほとんどゴールしていないようでしたが、がんばって峠を越えた直後がゴール‼というのはコース的にとっても良いですね

一方、100kmウォーカーの私達はまだ全行程の半分も来ていませんので、ここではしっかり給食やトイレを済ませておきます。

今年1つ目の炊き出しエイドの気になるメニューは、、、

なにかな?なにかな??
到着時間外早かったせいか、エイドテーブルは去年よりだいぶすいています。

ラーメンではないっぽい!?と思って近づくと、、、

今年は卵かけごはんでした

お箸に『あと少し!』と書いてくれてるのは何故だろう??残りはあと56.1kmなのだが‥‥(笑)

おまけに応援メッセージ入りのゆでたまごも付いていました。ダブルたまごwたんぱく質やね!
このメニューならラーメンほどの大混雑にはならなさそうだし、さらさらっと食べれるし、なによりめっちゃ美味しくて良かったです
少しゆっくりめに椅子に腰かけてエネルギーチャージをし、中学校のトイレもお借りしてから、エイドを出発しました

↑校舎の横を突き抜けてエイドを出ていきます。

去年は夜間装備をしてからこのエイドを出たのですが、今年はまだ明るかったのでもうしばらくは大丈夫そうです。

備前中学校エイドを出てまもなくのところ↑↓日中はこんな格好をしてた

炊き出しでお腹を満たして休憩を入れたことで、だいぶと元気が復活していました

少し進むとすぐに海が現れました。片上湾という瀬戸内海からかなり入り込んだ港です。

そしてまたしばらくは、苦手な平坦な道が続きます

歩道がある道はまだいいんですが↓

それにしても単調‥‥。

歩道のなくなる道では危ないので、ここでも一列になって歩いていきますおしゃべりができなくなるのが難点

車の交通量もけっこう多くてちょっと歩きにくいです 今年は晴れてるのでまだマシだけど、去年はこのあたり、雨がひどくて車に水をはねられてほんとに辛かったなぁ‥‥。1年前を少し思い出しながら歩きました。

そしてあたりがかなり薄暗くなってきた午後6時45分頃、ついに約半分の距離である50.4kmのチェックポイントに到達しました

備前中学校からここまではちょうど1時間ほどの道のり。ここは給水や食料提供はないのですが、大きな屋根の下にテーブルや椅子がたくさん並べられていて、足を休ませることができるようになっています。雨だった去年はこの屋根があって、すごく有りがたかったのを覚えてます。

今年もここではほんの少しだけ一休み。テーブルにリュックをおろし、ライトや夜行タスキ等を取り出して夜間歩の装備を整えていくことにしました。

楽しみにしていた夜間歩です。いよいよ出番やなと、リュックにたくさん付けてきた点灯ライトや点灯バッチのスイッチをオンキラキラギラギラと光りだすライトたち

そうして、キラキラリュックを背負い、ハンドライトを片手に握りしめ、後半50kmに向けて再スタートしました


ようやく半分。まだつづくー。

2度目のおかやま100キロ歩行 その2

2017-05-07 00:10:35 | 日記
つづきー。

Uちゃんの足にマメが発生するというトラブル以降も、次のエイドを目指して相変わらず9分半/km前後というけっこうなハイペースで突き進んでいましたゆっくり歩いてもどうせ痛いんだから、早くエイドに着いて早く手当てをしよう‼という考えです(決してスパルタゆうが、痛がるUちゃんを無理矢理引きずってるわけではないよ!)
ちなみに私も15km過ぎくらいから足裏はかなり重痛くなっていました元々私のガラスの足底は土踏まずのアーチが高くてめっちゃ疲れやすい&傷めやすいんです。去年も、体は元気なのに足裏だけは20km手前からすでに絶望的なくらい痛くなっていたのを覚えています。多少の足裏の疲れや痛みはいつものこと。それほど心配する必要はないことも経験からなんとなく分かっていたので、今回も特に対処はなく、とりあえず無視して進んでいきました

ひたすら平坦な道をてくてく歩き続け、スタートからの距離は20kmに到達。

↑20kmあたり。この時季、つつじがあちこちで満開になっていて凄く綺麗でした

広々した畑&工場ばかりだった道に、次第に民家が現れ始め、午後1時半頃、ようやく21.2kmにある2つ目の給水エイド 野崎産業さんに到着しました

スタートしてからずっとノンストップで歩いてきたので、ここでは少しだけ一休み。簡易トイレも用意されていたので御用を済ませておき、気になるUちゃんのマメの具合も確認。右足人差し指の付け根の皮が浮いてしまって少し水が溜まっているようでした水を抜いて(本当は抜かない方がいいとも聞く..)絆創膏を貼って応急処置。そして、5分ほどの休憩ロスで再びコースに戻ります

↑コース脇のあちこちには芝桜も咲いていました。これまた綺麗

絆創膏での応急処置はしばらくの間は痛み軽減の効果があったようです。(でもこの後、大会後半になってくると悪化する…。)
エイド休憩から20分ほどいくと、町の雰囲気がにぎやかになってきました。まわりには大きなスーパーやファミリーレストラン等があって、沿道にいる一般の方が何人か、手をたたいたり声をかけたりして応援をして下さっています

↑応援に来てくれているというより、たまたま出歩いていたら私達チャレンジャーの姿があったので応援してくれてるって感じ。すごく嬉しいです

コースマップによるとこのあたりは西大寺というJR駅の近くみたい。田舎道の多い今大会のコースの中では唯一(?)の街中ウォークこういうところは景色に飽きることがなくて、ちゃんと前に進んでいる実感も湧くので気持ち的にはラクに歩けます。

が、しかし吉井川という大きな川を越える橋(永安橋)を渡ると、コースはすぐまた単調でだだっ広い倉庫地帯(?工場地帯⁇)に突入してしまいます

遠近感のつかみにくい、広ーくて長ーくて真っ平な道。

コレ、どこまで続くん・・?
と気が遠くなりそうな道ではありますが、数時間おきに送られてくる大会オフィシャルLINEのメッセージによると、この少し先のエイドにはいちごのサービスがあるとのことだったので、次なる目標をいちごエイドに据え、頑張って進んでいきました

目標はあまり遠くに据えず、常に少しだけ先のポイントにしておくと、気持ちが切れることなく歩けると思います。(そのためコースマップはかなり頻繁に取り出して見ます。けっこう大事。)

少し歩くと給水エイドが現れ、紙コップ給水と、ペットボトルのお水の支給がありました。

ペットボトルのサービス、去年はここにはなかった気がするんですが‥‥。この先またしばらくはコンビニや自販機が無い道が続くので、とっても助かります

そして、ペットボトルエイドから10分もいかないうちに、いちごエイド兼チェックポイントに到着

↑この緑のマットの上でタイム計測がされます。

たしか去年もここではいちごで元気をもらいました今年も地元産の皆足姫というオリジナルブランドのいちごがたくさん用意されており、1人2粒ずつ堪能していきます

↑ゴミ箱には応援メッセージがたくさん。

いちごエイドを出たら、次の目標を31km地点のファミリーマートに設定。そこで一度休憩をすることにしました。21kmのエイド以降はだいたい10kmごとくらいに短い休憩(4分~MAX15分)を入れていました。ペースは最初より少し落ちて、10分~10分半/kmくらい。それでも当初の想定よりは速いペースです。

ファミマの少し先に超可愛いワンコがいる家があるねん 今年もいるかなぁ??
ブログに載せてたワンコやんなぁ?何年も前やったら分からんけど、去年からやったらまだ元気してるやろー。

とかいう会話をしていたのはこのあたり。

瀬戸内インターが近いみたい↑ コースマップで現在地を確認しながらテクテク歩きます

しばらく行くと、スーパーやホームセンターや本屋などが建ち並ぶ少しひらけたエリアに入りました

リフォーム専門店 とやらの横を通った時には、そのお店の社員さんと思われる方数名が、スーツ姿で沿道に立って応援をしてくれていました

お仕事そっちのけでしょうか??(笑) 大会サポーター以外の方からの応援はあまり無いですので、余計に嬉しくなります ありがとうって声を返すだけで元気がでてくるのが不思議です。

そして午後3時15分、次の目標としていた31km地点のファミリーマートに到着しました

去年、一緒に歩いた姉と最初に離ればなれになった思い出のポイントです。
今年も大会コースマップの裏面には、時速5km(=20時間ゴールになるペース)で歩いた場合の、各ポイント通過予想時刻が分単位で記載されていたのですが、、↓

1番右側に赤字で書かれた完歩シュミレーション(5km/h)が通過目安時刻。めちゃ分かりやすくてペース配分の参考になります

これによると、このファミマの通過時刻は午後4時12分 とのこと。この時点で早くも1時間ちかくもの貯金ができていることになります すこぶる順調なペース 本当ならこれで安心して少しペースを落とそうかなってなるところですが、去年、一時は1時間ちかくあった貯金を70km過ぎで使い果たしてしまった経験のある私。まだまだ安心できない!とさらに攻めの歩きを続けます

ファミマで野菜ジュースやパンを買って、モグモグしながら再びコースを歩き始めました

そしてファミマから歩くこと20分ほど、去年、コース脇に座り、つぶらな瞳でチャレンジャー達を見つめていたワンコのいるおうちに到着 今年も会えるかな??って楽しみにしていたんです

が、、残念‥‥。
ワンコはいたけど むこう向いて寝てはります

だけど諦め悪く、
おーい、わんちゃーん??
などと色々呼びかけてみたら、、、


むくっと起き上がって、のびーーー。
うをーーー! らぶりーーー

すぐに起きてこちらに寄ってきて、くりーんとしたおめめでこっちを見つめてきてくれましたぁ~超かわいーー‼鼻血ブー‼

特に用事はないくせに呼び掛け、睡眠の邪魔をしてしまったのは非常に申し訳なかったですが、とても素朴な可愛いお顔のヒーリングワンコさんに、癒しと元気をもらいました


さて。ここまででようやく約33kmです。
まだ3分の1ですね、、いつ書き終わるんでしょうかこのブログ

3に続きます‥‥。

2度目のおかやま100キロ歩行 その1

2017-05-05 23:31:42 | 日記
去年に引き続き2度目の
晴れの国おかやま100キロ歩行
去年同様ウォーキング練習は皆無だったものの、なんとか無事に完歩してきました~

練習なしのぶっつけ本番!歩きだからといってナメてかかると、やはりそれなりに痛い目をみますねただいま腰からお尻にかけてがかなり筋肉痛です。大会翌日となる今日は、歩き始めに腰&尻がイテテ…ってなるんですが、リハビリかねて夕方にのんびり10kmほどジョグってみたところ、全然痛くなく普通に走れちゃいました(なんか拍子抜け。。走るのは大丈夫なんや…って感じ、。)マラソンではお尻の筋肉なんて痛くなったことなんてないし、やはり歩きと走りでは使う筋肉がだいぶと異なるようです。色々勉強になります。

そんなわけで、尻腰筋ダメージを負った今年の100キロ歩行、忘備録を兼ねてのーんびりレポートしていきたいと思います

             

さて、今年も張り切って前日から乗り込んだ岡山。マラソンでも睡眠が命な私は、徹夜ウォークに備えてのんびり7時頃に起床たっぷり8時間ちかく寝て体調万全で朝を迎えました(そのくせ練習は全くしないという…。)

これから長時間お風呂に入れなくなるので起きてすぐにしっかりシャワーを浴びてから準備を開始。日焼け止めもバッチリ塗って支度を整えたら朝ごはんです長時間の運動の備え、エネルギーもしっかりとっておきます

お世話になったコンフォートホテルの朝食は種類がめっちゃ豊富です

しかもけっこう美味しいので欲張ってたくさん摂りすぎ、朝からかなりおなかいっぱいになってしまいました

いったん部屋に戻って歯磨きを済ませたら、ホテルをチェックアウト時刻は8時40分。100キロ歩行の受付時間が8:00~9:00の間なので少しぎりぎりな気もしますが、ホテルから会場へは歩いて10分ほどなのでこれでも多少の余裕はありました。
ホテルを出ると空はどんより曇り空日差しはなく、かといって雨の心配もなさそうで、今年はこれ以上ないくらいの絶好のウォーキング日和となりました

後楽園近くの旭川河川敷に設置された会場に近づいてくると、賑やかな大会アナウンスが聞こえてきました。テンションもいっきに上がってきます

↑会場にむかう橋の上から。もういっぱい集まってる~‼

会場についたら、今回一緒に歩くことになっている 不安でいっぱいな様子の高速ランナー、もとい初心者ウォーカーのUちゃんとともに受付をして、ゼッケンと光るバッチを受け取りました。

前後にゼッケンをつけてバッチをリュックにつけたらスタンバイ完了リュックには去年の光るバッチやさくら道の光るバッチ、100均で入手した赤いライトも装着しました。夜間ウォークではパチンコ店並みに背中をキラキラ(ギラギラ??)させるつもりです夜が楽しみ

その後、不要な手荷物を預けて全ての準備を整えてからスタート時刻までは1時間ちかくの待ち時間があったのですが、トイレに行ったり、メッセージボードに意気込みを書き込んだり↓

↓メッセージ書いてみたよ!目立つ所に書いたつもりだけど、どこか分かるかなー⁇

30分前から始まる開会式を聞いたりして過ごしていると↓

開会式は準備体操、諸注意&アドバイス、小学生チャレンジャーによる選手宣誓等、みっちり30分間執り行われます。

あっという間にスタート時刻になりました

開会式は少し後ろよりで座って聞いていたんですが、いよいよスタート時間が迫ってくると張り切ってスタートゲートのある前方へと詰め寄ります100kmという長丁場なので焦る必要は全くないのに、ついつい興奮して鼻息荒め

そして10秒前からは大会アナウンスの元気な声でのカウントダウンが始まり午前10時、遂に100キロ歩行がスタートしました

コース両サイドにはサポーターの方々が立ってハイタッチで送り出してくれていて、上空ではドローンでの空撮もありました。この日のためにずっと準備してきた運営サポーターの方達やチャレンジャー(←参加者のことをこう呼ぶ)のいろんな思いがつまっているであろうスタートの瞬間会場も最高潮に盛り上がっていて、私もテンション上げ上げでした

カメラやドローンに手を振り振りしつつ、スタートゲートをくぐってしばらくはコースが渋滞していたので、前のチャレンジャー達に続いてゆっくりと歩き始めました

今回の目標は去年同様、20時間切りでの完歩でした 私のGPS時計、ガーミンの稼働時間が20時間なので、ガーミンのバッテリーが切れる前にはゴールしたい‥‥という、なんともくだらない理由からでしたが、去年、不要な荷物を大量に背負い込み(←初めてで何を持っていけばいいか分からなかった)、暴風雨に見舞われた悪条件下でも達成できた20時間切り(昨年の記録は19時間38分)、荷物を極力減らし、お天気にも恵まれた今年なら同じくらいのタイムでゴール出来ないはずはない‥とも思っていました。

まぁ唯一の不安といえば;
タイムとか気にせんといこうよ・・
私、自信ないですよ・・(←なぜか敬語w)
などと隣でつぶやいている高速ランナー初心者ウォーカーUちゃんの存在でしょうか、。とにかく弱気すぎて、とてもランでは250kmを31時間で移動できる人とは思えません


スタート直後の混雑は、200mほどで少しはけてきました。少しずつスピードを上げて旭川河川敷を早足で北上していきます
が、、去年も思ったんだけど、最初はみんな、めちゃくちゃ速いです私達もそれなりにチャキチャキ急ぎ足で歩いているのに、まわりのチャレンジャー達にはどんどんと抜かされていきます

100kmを時速5km(=12分/km)で休みなくひたすら歩きつづけたらちょうど目標としているタイム 20時間になります休憩時間を加味して、それより1kmあたり1分ほど早い、11分/kmくらいのペースで歩けば休憩や後半に失速するかもしれない分の貯金も作れるしちょうどいいかな、という感じだったのですが、私達の最初のペースは、ついついまわりにつられて想定よりかなり速い 9分30秒/kmを少し切るくらい。

みんな速いなぁ、。
でも最初だけちゃう?みんなそのうち落ちてくるよ、、。

等と焦らないよう気持ちを落ち着けつつも、ぐんぐん抜かれるので、無駄な負けず嫌い精神も手伝ってけっこうオーバーペースになってしまってました
(※実際多くの方は20kmもいくとペースがカクっと落ちてきますので、来年チャレンジする方は序盤は絶対にマイペースを貫くこと!がすごく大事だと思いましたよ。)

コースは旭川を数km北上した後、今度は百間川沿いへと移り、今度は南東へ進みます

すーごく見通しのきく河川敷。スタート前に見つけられなかった69番のお知り合いを探しながら進むも、スタートから数十分で既にチャレンジャーの列は前後にながーーく伸びており、広範囲過ぎてエイド等でどちらか前にいる方が立ち止まらない限り、道中で出会うのは難しそうな感じでした

小学生の子供や年配のチャレンジャー、学生グループのような若い集団に埋もれながら、長い河川敷をせっせと歩いていきますマラソンと違ってかなり参加者の年齢層が幅広いのが新鮮に感じます

スタートから1時間半ほど、前方に100kmウォーク界ではとっても有名なサンダルおじさんが現れました

去年のこの大会の35km辺りで初めてお見かけしたこの有名なサンダルウォーカーさん、今年も安定のサンダル&短パン&肩掛けカバンという超軽装で歩いておられました。他のチャレンジャーの方とお話されてるのが聞こえてきたのですが、履いてるサンダルはドン・キホーテで799円で買ったものだそうですコスパ良すぎ。いろんな面白い方がいるもんです

サンダルおじさんをパスして貯金を作るべくどんどん進みます

↑短い区間でしたが、めっちゃ道幅が狭いところも通過しました。

だんだんと単調な河川敷が嫌になってきて、スタートから12km、時間にして1時間50分ほどが過ぎたころ、前方に1つ目のエイドが見えてきました。

去年はなかったと思うのですが、ここではスポーツドリンクか緑茶の無料ペットボトルサービスがありました河川敷には自販機もなく飲料補充が出来ないのでとってもありがたいです。

Uちゃんはアクエリアスを、私は甘すぎるスポドリが苦手なので緑茶を頂きました利尿作用のある緑茶は水分補給としては全く適してはいないんですが、あんこ系和菓子によく合いそうな苦味のある良い緑茶でした口に含むと少し気持ちをリフレッシュできました

このエイドの後はいったん河川敷から川沿いの道路に上がり、、

↑河川敷から上に上がった目の前には沖田神社とやらがありました。みちひらきの神様だって。

百間川を渡ります。

そして橋を渡り切ると、去年まではこのまましばらく直進したのですが、今年はコースが少し変更になっていて、橋の袂をすぐに右折して今度は川の左側を歩くことになっていました

ぬーん・・・。せっかく単調で退屈な河川敷を脱出できたと思ったのに再び河川敷…
飽きてきたし、景色に変化が少ないので全然進んでいる感じがしません。

もう川沿い嫌やー。
と、Uちゃんもぐずり出しましたどうやら高速ランナーだけに、いっきに突っ走りたい衝動にかられていたようです。

もう2kmほどだけ辛抱して川沿いを歩き、なんとか川に別れを告げました。コースは畑に囲まれた開放感のある道へ。。

↑前をゆくのは今年から新設された43.9kmの親子の部のチャレンジャー。小さな子もたくさん頑張って歩いていました。

畑の合間に工場や倉庫等が点在するこのエリアも広々としすぎていて、なかなか前に進んでる感じがしません。せっかく単調な河川敷を脱したのに、ここもやはり少々単調で退屈です。。

そして、このあたりでは初心者ウォーカーUちゃんが;

右足にマメできた気がする…いたい…。

とか言いだしました
高速ウルトラランナーUちゃんが、わずか十数キロのウォークでまさかのマメまだまだ序盤なのに~

マラソンで十分に履き慣れているシューズで歩いているし、本人も意外でびっくりしている様子。とりあえず次のエイドまではそのまま頑張って歩いて、エイドに着いたら休憩ついでに足の様子を見て応急処置をすることにしました。


開始早々の足トラブル発生で前途多難な予感が漂う2人
次なるエイド21.2km地点の野崎産業さんを目指します

つづく。。