朝ごぱんラン

3度のめしが ぱんでもいい!
ぱん大好きジョガーのつれづれ日記

夜叉ヶ池伝説マラニック宿泊編

2016-07-30 16:25:30 | ランニング
初めての夜叉ヶ池伝説マラニック。準備で一番頭を悩ませたのが、1日目ゴール後の宿泊でした。

なにせ情報が少なく、普通の宿に泊まるわけじゃないので色々と必要なものや、逆に必要じゃないものがありそう

何かの役に立つかもなのでて以下、1日目ゴールから宿泊についての忘備録ですメモメモ‥φ(..)

1日目の第1ステージをフィニッシュすると、お弁当引換券&お祭りで使える金券を渡されました。

これは貴重な今夜の夕食になります。
なくさないように大事にポーチにしまい、次に預けていた荷物を受け取って、汗を流しに向かいます

参加案内には『ゴール後はシャワーで汗を流してください(環境保護のため石鹸は使えません)』と書かれていたので、どんなシャワー施設なんやろ??と思っていたのですが、案内された方に向かうと、今は使われていないスキーリフトの下に、男湯・女湯の表示が貼られたビニル幕に囲われた謎の一角が。。

荷物はビニル幕の外に置き、湯浴びに必要なものだけ持って中に入ると、、中には白い軽トラが1台。荷台にビニルシートが敷かれ、そこにお湯がはられていました。

お湯の中には桶がたくさん浮いていて、どうやらこの荷台のお湯をかぶって汗を流すようです。

めっちゃワイルド‥‥

四方がビニル幕で覆われているだけで天井はなく、蚊とかがよってきたら嫌なので手早くバシャバシャお湯をかぶりました。
ぬるいけど近くの泉源からわざわざ運んできてくれた温泉だそうで、たっぷり使って良いよとのことだったのでシャンプーやせっけんは使えないものの頭も体もゴシゴシバシャバシャしっかり流せて、サッパリしました

湯浴びが終わると、お次はごはんタイム

エイドでもけっこう食べていたのであまりお腹は減っていませんでしたが、翌日の第2ステージ(91km)のことを考えるとエネルギーはたっぷり補給しておきたいところ

まずは夕食のお弁当を受け取り頂きます。

味もボリュームもいたって普通のおべんとう。
これだけじゃ全然たりません。

続いてお祭り会場に繰り出しました。

貰った1000円分の金券を使ってお祭り会場で食料調達をします。

あまり揚げ物類を食べる気がしなかったので、炭水化物をメインに、

おだんご、アメリカンドッグ、よもぎパン2個(パンは翌日の朝食用に。。)。このほか、ペットボトル飲料を3本買っておきました。
おだんごがめちゃくちゃ美味しかったです

最後にはしっかりタンパク質補給も。

↑水で溶かさなくてよいプロテイン。
今回の夜叉ヶ池のために買って持ってきていたんですが、これがまた想像していた通り、めっっちゃまずく、涙を堪えながら5本をなんとか飲みきりました

その後、まだまだ道中祭は始まったばかりで続々とランナーも帰ってきているところでしたが、一刻も早く体力回復をさせて明日に臨みたい私は、5時半ごろには送迎バスに乗り込み、祭会場から宿泊地である坂内学校体育館に戻りました

坂内学校体育館は1日目の45kmエイドでもあるので、私がバスで体育館に着いた時にはまだまだゴールを目指すランナーがちらほら走っていました。
1日目はゆっくり走ってもいいけど、あまり時間ギリギリになりすぎると、湯浴びや夕食、寝る準備が慌ただしくなってしまいそうです。

早めにお祭りを切り上げてきてよかったな。

まずは体育館入口に用意されている翌朝の朝食をとり、

朝ご飯には、おにぎり、バナナ、オレンジとお茶が用意されていました。就寝前に各自とっておきます。

その後はさっそく寝る準備にむかいます。男子の宿泊場所は体育館でしたが、女子の宿泊場所は、体育館の向かいにある坂内交流センターという建物でした。

公民館と託児所を兼ねた施設みたい‥‥。

この交流センターにあるホールが女子の仮眠スペースなのですが、、

こんな感じの広いホール
到着がかなり早かったのでまだ中には4人くらいしかおらずガラガラでしたが、寝る頃にはほぼ満室(?)状態になります。

さっそく1人1枚ずつ借しだされる毛布で寝床を作成

こーんな感じ。
毛布は厚みがあるので三つ折りくらいにするとフカフカして敷き布団としてちょうど良かったです。それに男子と違って床がカーペット敷きになっていたのは本当に有り難い。。

枕は100均で入手した空気をいれて使う簡易枕を2個。これに、持参した小さなブランケットをかぶって寝たのですが、寝心地抜群でかなり快適に爆睡できました

寝床が整うと、あとは翌日のウェアの準備(1日目で使ったゼッケンを2日目も使うのでつけ直しが必要)をして、スマホ&ガーミンの充電をして(容量の多いモバイル充電器は必須!!)、交流センター内のトイレで洗顔・歯磨きを済ませ、
まだ3分の1くらいのランナーしかセンターに戻ってきていないのに18時半過ぎにはひとり、アイマスク付けて就寝モードに

翌日のことを考えると怖いので少しでも早く寝て第2ステージに備えようと必死でした

幸い、寝るのは大得意 まわりは消灯もしておらずまだガヤガヤとしていましたが、10分もすればウトウト夢の中‥‥


2日目、第2ステージ 91.6kmにつづきます。。

夜叉ヶ池マラニック1日目【後編】

2016-07-29 00:22:00 | ランニング
つづきー。

コースが山間の道に変わってまもなく、9.6km地点のエイド 霞間ヶ渓に到着スタートから約1時間が経っていました。

真夏の1番暑い時間帯にもかかわらず、これまでのところお天気は曇っていて例年に比べるとずっと涼しくて快適 氷もそれほど必要ない感じもしましたが、スタート前に頭と首にセットした氷はすっかり溶けており、ひんやり氷はとっても気持ちよいので、ここではネッククーラーの氷もたっぷり補給しておきました

霞間ヶ渓エイドを出発してしばらく行くと、コース脇にラン友のiwaさんを発見 こんなところで会うなんてめっちゃびっくり
呼びかけるとiwaさんの方も驚いていて、話をしてみるとどうやらiwaさんも今回、この夜叉ヶ池マラニックにエントリーしていたものの足の指を骨折してDNSになってしまったのだとか 知人がたくさん出ているので1日目の応援だけでも‥と、ここまでやって来たそうです。
お久しぶりのiwaさんとはもっとゆっくり話したかったけど、少しだけ立ち話をしてから出発しました
うーーん、。一緒に走りたかったなぁ。。

そして、iwaさんと別れてしばらく登り坂をヨチヨチ走っていると‥‥

右手にマサカリを持った金太郎さんに抜かされました

金太郎さんの全身の筋肉はあまりにも綺麗で思わず見とれるほど背面はほぼパンツ1枚状態なのに露出部分はムラなく綺麗な小麦色。
一体どうやって焼いたんだろう‥‥
と不思議に思いました。足元はワラーチ、登りなのに全く息はあがってなくて、走り方もとっても綺麗。相当な猛者ランナーさんとお見受けしました。夜叉ヶ池マラニック、本当に色んな人が参加されてて面白いです。

ぐんぐん小さくなる金太郎さんの背中を見ながら私はマイペースで進みます
とにかく足を温存することを最優先に抑えて抑えて走ったので、小刻みなアップダウンのあるコースでもとっても楽チン

景色を楽しみながら、

17km過ぎて鉄橋を渡る。このあたりまでは雲っていてとても快適。

3~8kmごとにあるエイドにもしっかり立ち寄りつつ、

消費していくエネルギーを補給しつつ、翌日の分のエネルギーも蓄えるべくしっかり食べていきました

夜叉ヶ池エイドにはフルーツやパン、細まき寿司などがあってなかなか豊富な品揃え どのエイドステーションも給食メニューは2日間ともほぼ全て同じ内容でしたが、品数が多く、ところどころ変わったものも置かれていたので特に飽きることはありませんでした。
トマト、バナナ、オレンジ、羊羹、メロンやら‥

細巻き、おにぎり、ぱん、きゅうりにスイカなど‥


細巻きとパンとオレンジを中心に、エイドのフードは全種類一通り食べたと思います

途中、私設エイドもありました ありがたし。

さらにはエイドの何ヵ所かにはビールまで用意されていましたよ。

おじちゃんランナーさん達が美味しそうに乾杯してました。走りながらビールなんて‥‥不安でいっぱいのヒヨコ野郎とは気持ちの余裕度が違います。

だけどエイドスタッフや道中でご一緒したランナーはとってもフレンドリーで
「その番号は夜叉ヶ池 初めてやね?」とか
「どっから来はったん?」とか
何かと話しかけてきてくれて、おひとりさまヒヨコでも道中は不安なく、楽しく過ごせました

どうやらこのマラニックのゼッケン番号は、これまでの出場回数に応じてふられているようで、番号が若いほど出場回数が多いランナーのようでした。

私のゼッケン番号は356番。番号を見ただけですぐ夜叉ヶ池初心者だと気づいてもらえて、あれこれアドバイスも頂けました。(今回は200番台後半からが初参加者だったみたいです。)
一桁のゼッケン番号の方も何人かお見かけしましたが、彼等は私が小中学生の頃から夜叉ヶ池を走っている大々先輩 もう尊敬しかありません

彼等からしたら私なんかほんまにヒヨッコなんやろうなー。。

(↑30km辺りで小さなダム横を通過。)

2時頃からは日差しが出てきて暑さも感じるようにはなりましたが気温はせいぜい30℃くらい。過酷な気象条件にならなかったのは本当にラッキーで、それほどキツさを感じることなく36.7kmの藤橋振興事務所エイドに到着しました

スタッフの多い大きなエイドでした。
暑いのでここでは水分とエネルギーと氷をしっかり補給。

このエイドには残りの距離も書かれていました。気づけばもうゴールまで残り10kmみたいです。あっという間にここまで来れて、あと少しだと思うと元気がでてきました

藤橋事務所エイドをスタートすると、ゴールである"坂内"の看板もでてきてゴールが近づいていることを実感します。

揖斐川を渡ります。

このあたりから気温がピークになってきたんでしょうか‥‥。日差しもあるし少ししんどくなってきました2日目のために体力温存しなきゃいけないので、ペースをさらに抑えてゆっくり走ります

ダムの横や、長いトンネル(?)を通過。トンネルは日陰なので少し涼しいです。

さらに進むと、翌日(2日目)に目指す"夜叉ヶ池"の看板も現れました。

ここまでくればゴールはもうすぐ。

午後4時過ぎには、本日の宿泊場所である坂内学校体育館に到着しました~

‥‥だけど、ここはまだゴールじゃありません。ゴールはここからさらに2.3km先に進んだ『遊らんど』というスキー場跡地。
足にも少し疲労感が出てきてしまっていたので、エイドスタッフに勧められるまま、とうもろこしや葡萄を頂いて少しゆっくりしてから、ゴールに向けて出走しました

坂内体育館から遊らんどまではけっこう登りました。日差しは相変わらず強くて暑いし氷はとっくに溶けてなくなっていたし、ちょっとしんどい

それでもこの日はこれが最後の登りです頑張ってふーふーいいながら坂道をあがると、、
見えてきました

↑遊らんど で開催されている道中まつり というお祭り会場です。

このお祭り会場を祭り客から「おつかれさま~」等と声援をいただきながら走り抜け、、
会場の奥で遂に
1日目の第1ステージ、無事にゴールしました

時刻は午後4時20分ごろ。
ラスト10kmを過ぎてから急に疲労感が出てきてしまったけど、1日目は5時半までにはゴールしたいな、と思っていたのでタイム的には上出来でした

とりあえず1日目を無難にクリアする!という一つ目の目標はこれで達成。

そして、恐怖の2日目に挑むのでありました。。


つづくー。

夜叉ヶ池マラニック1日目【前編】

2016-07-26 23:54:00 | ランニング
夜叉ヶ池伝説マラニック 2016、

練習不足からくる不安で大会前にはさんざん弱音を吐いていましたが、なんとか2日間、無事に走りきって参りました

真夏の濃~い2日間、長くなりそうやけど、まずは1日目のレポートから


1日目 7月24日(土) くもり
第1ステージ 47.3km

大垣に宿泊していた私、9時20分頃にホテルをチェックアウトし、重たい荷物を3つもたずさえ、まずは養老電鉄に乗ってスタート&ゴール会場(神戸町町役場)のある広神戸駅に向かいます。

車内は乗客の8割強がランナーという異様な雰囲気です

みんな私と違ってとっても強そう‥‥
などと、ヒヨッコランナーは萎縮しながら車内のランナー達を眺めていたのですが、その中には見たことのある顔がちらほら・・。知人も1人発見しました。
やはりこういう少し風変わりな大会に出る人というのは行動パターンが同じなんでしょうか・・。

広神戸駅へは約10分ほどで到着無人の小さな駅でした。

駅前には夜叉ヶ池マラニックの看板が。町の歓迎ムードが伝わってきます。

駅から会場までは5,6分歩きますが、ゾロゾロと皆に続いてゆけば迷う心配はなし。すぐに会場である神戸町役場に到着しました。

ここからまずは受付でゼッケンと荷札(1日目のゴール行き荷札と2日目の登山口行き荷札)と参加賞、それに大会パンフレットを受け取りました。

参加賞は水色のナイロンのバッグ。なかなか使い勝手よさそう

大会パンフレットには参加者名簿も載っているのですが、スタート前に中をちらりと見てみると参加者の年齢層がめっちゃ高くてびっくりしました 今回の参加者、最高齢は77歳(←しかも知ってる人やった!)、女性最高齢は68歳。その他、男性は70代もたくさん 女子ランナーで私より年下の参加者はわずか2人しかいませんでした...。

どないなってるんや、この大会。ほんまに138kmやんな?

健康寿命をのし上げている元気すぎる先輩ランナー達に畏敬の念を抱きながら、ヒヨッコランナーは会場の片隅で荷造りを進めます。。
会場には少し早いかなと思いつつも10時前には到着していたのですが、荷物預けや身支度やら勝手が分からず手間取ったので、早めに到着しておいてよかったです。スタート&ゴール地点においていく荷物と、1日目のゴールと登山口の2ヵ所へ輸送してもらう荷物を行き先を間違えないように預けてからスタート広場へ移動

スタート広場には既にたくさんのランナーが集まっていて、

(1日目は331名が出走。)
一昨年の伊勢本海道マラニック(友人のUさんが主催してくれた160kmのマラニック。私は60kmで離脱した。)でご一緒したK田さんも発見
最近はウルトラランナーの知人が増えたので予想はしていましたが、やはり知り合いの方がちらほら参加されていました。1人でとんでもない大会に来てしまったかも??と、スタート前はとっても不安でチキンハートがうち震えていたので、知ってる顔を見つけるとなんだか安心しました。

スタート広場にはエイドテーブルが用意されていて早くも飲み物や果物、水かぶり用の水桶などが提供されていました。

そして、忘れてはならない暑さ対策の氷も!

会場で軍手がもらえるので、軍手の中に氷をつめて帽子の中に入れ、涼をとりながら走るんです。
が、慣れた方は、軍手ではなく洗濯ネットなど、氷を入れる袋を予め持参して、そこに氷を入れておられる人も多かったです。

私も去年このマラニックに出ていた友人Uさんから事前にアドバイスを貰っていて、100均の洗濯ネットをサンバイザーに取り付ける日よけと、ネッククーラーに縫い付けた特製の氷入れグッズを持ってきていたんです

↑こんなの。2つ用意してみたけどネッククーラーだけでも良かったかも。

洗濯ネットに大きな氷をたくさん詰めてスタンバイ完了

スタート20分前ほどになると、大会のアナウンスが始まり、夜叉ヶ池伝説になぞらえた夜叉龍神の舞が披露されました。

ほら貝の音とともに、夜叉姫が蛇に嫁ぐために練り歩き、、、

最後は龍神のとぐろから夜叉姫が登場して舞が終了。

そしてまもなく午前11時。
号砲とともに1日目 47.kmのマラニックがスタートしました

先頭はそれなりのスピードで勢いよく飛び出して行きましたが、とにかく2日目に備えて足を温存したい私は、足を使わないようにそろりとスタート。。

まずは1kmほど走り、

日吉神社に立ち寄ります。

↑神社から早くも折り返してくる先頭ランナー。ランパンランシャツの超軽装はさすが・・。

知人の猛者ランナーHさん(週末にひとりでふらりと150kmくらい走っちゃうスパーウルトラランナーさんです)も先頭に近い位置をハイペースで駆け抜けてゆかれました。

前のランナーに続いて、境内に入り、、

無事に夜叉ヶ池まで走れるようお参りをしてゆきます。

ここからさらに1.5kmほど走り、こんどは夜叉龍神を祀った夜叉堂というところにもお立ちより。。

こじんまりとした、すごく綺麗なお堂でした。。

こんなところ、集団でズカズカと走らせてもらってすみません

2ヶ所での参拝を終えたらしばらくは平坦な住宅地の合間や幹線道路の脇を走り、ほんの7kmほどで、コースはだんだん民家のない山の方へと向かい始めました

ここから先、コンビニやスーパーはおろか自販機もほとんどありません。

夜叉ヶ池マラニックの1日目は標高16mの神戸町役場からゴールの遊らんど坂内 標高295mまで。往路は登り基調になっていて少しずつ高度を上げていくのですが、登り坂が始まるのもこのあたりから。。

さっそく歩きをいれるランナーもちらほらいる中、私も2日目にそなえて、1日目ではできるだけ足を使わないように!と慎重にゆっくりジョグで進んでいきました


つづくー。

夜叉ヶ池マラニック前日と伝説の話

2016-07-23 00:14:59 | 日記
夜叉ヶ池マラニックは土曜日の午前11時スタート(一番暑い時間帯)と随分のんびりなので、前日となる今日ものんびり夕方~夜に移動しました

前日のお宿は大垣駅前。
翌日はここから養老鉄道とかいうローカル電車に乗って広神戸というところにゆくので、当日朝に迷わないよう事前にローカル線の乗り場をチェックしとかなきゃ!って思ってたのですが‥‥

↑右 養老電車。左 ホテル。

養老鉄道 大垣駅は、泊まるホテルの真横でした

これで朝のアクセスはひとまず安心。。
さっそく3ヶ月前にリニューアルしたばかりというシャレオツなホテルにチェックインしたのですが、、


いくらなんでも荷物多すぎたかな

↑巨大ボストン鞄とパンパンの25Lリュック。

練習不足すぎて泣いてしまいそうなくらい不安なのに加え、初の1泊2日イベントとあって、暑さ対策とか体臭対策とか(←1日目走った後、シャワーは使えるけど石鹸やシャンプーは使えないんですって。) 何を用意すればいいか不安になってあれこれ詰めこんでしまったんですよ

夜叉ヶ池のあるお山は下界が晴れていても雨が降ることが多いという話を聞いたので、念のための雨具や替えの靴下とか要りそうだし、山登りもあるのでトレイルシューズも要るし、2日目のスタートは午前3時半でまだ真っ暗だからライトも要るんだった!!!
スマホやガーミンの充電も必要だからモバイルバッテリーも要るよねー!?(´Д`)
寝るときの枕はーー?床硬いよねーー(T0T)

えらいこっちゃーーー
何が要るのーーー?


等と、半ばパニックでバタバタ半日かけて部屋をひっくり返しながら準備して家を出てきました

もうこれだけでだいぶ疲れちゃいましたが、明日&明後日はさらに疲れた体に追い討ちをかけることになるはず

今回の目標は、2日目の24kmちょいのところにある夜叉ヶ池(1日目からの通算で71.5kmのところ)。
とりあえず明日は制限7時間半で47.3km走らなくてはいけないので、足は温存温存でめいいっぱい時間使って進もうと思います。


ちなみに夜叉ヶ池伝説マラニックの伝説について。

昔、この美濃のあたりが連日の日照りに見舞われ作物が枯れかけ困っていたとき、地主さんが道端にあらわれた蛇に対して「雨を降らせてくれたらお前の願いを叶えよう」などと口走り、後に蛇が本当に雨を降らせてくれてしまい、蛇の願いとして地主の3人娘のうちの1人を蛇の嫁にと連れていかれてしまう(そして連れていかれた娘が夜叉姫で、夜叉ヶ池に龍神となって棲んでいる)というちょっぴり切ないお話なのですが、、

なんか似たような話、めっちゃ聞いたことある

となった貴方は村岡マニアです。

この伝説、村岡ダブルフルでコース脇のネームプレートに書かれていた村岡に伝わる民話に超そっくりなお話なのです。

日照りに悩んだ地主が蛇に雨乞いしたのも、雨を降らせた蛇に3人娘のうち1人を嫁にとられるのも同じ。
ただ、村岡の方の地主は「雨を降らせてくれたらウチの娘の1人を嫁にやろう」とハナから娘をやるとか蛇に約束しちゃってましたし(オヤジ、最低か!)
嫁にいった娘も即行で蛇をぶっ殺してすぐに帰って来たんですが(娘も最低か!蛇かわいそう。)
こういうお話って昔はよくあったんですかね。


‥‥ともあれ、蛇と地主&娘、どっちが悪者かもはやよく分からずモヤモヤしてしまう村岡の民話より、夜叉ヶ池伝説の方がすっと入ってくるので、
明日からのマラニックは夜叉姫の足取りをたどりつつ、少しは楽しめるよう頑張りたいと思います

夜叉ヶ池ピンチで悪あがき

2016-07-19 00:31:39 | ランニング
実は今月末(というか、もう今週末)に開催される夜叉ヶ池伝説マラニックというウルトラマラニックにエントリーしています。

真夏に2日間かけて約134kmも走るという常軌を逸したマラニックなのですが、去年お友達が出ていてなんだか楽しそうだったし、サボりがちな夏場のウルトラ練習としてちょうどいいかな などという軽~い気持ちでエントリーしてしまったんです。。

1日目 約45km、2日目 約89km、
間の宿泊は、小中学校の体育館で毛布一枚借りての雑魚寝というワイルドなもので、134kmという距離は未知数ながら、エントリー当時は淀川ウルトラ100kmを走った直後とあって、

まぁいけるやろ

とか安易に考えてたのですが、ここ最近、10km以上の距離を走ることが全くなくなってしまっていて、準備不足のまま開催日ばかりが近づいてきました。

もはや、全く走れる気がしません

しかも、先日送られてきた参加案内を開けてみると・・・

『交通止めで本年はコース変更あります。距離少し長くなります』 という衝撃の文言あり
うそやーん(号泣)

どうやら片道2kmちょい、往復するとトータルで5kmちかく距離が延びてしまうようです たかが5km、されど5km。ただでさえいっぱいいっぱいのヒヨッコランナーからすると、わずか5km弱とはいえコース延長はとっても厳しい話。


てわけで、いよいよ追い詰められた開催日2週間前のとある週末。
"今さら何やっても手遅れ感"はありましたが、現状把握のためにもご近所でウルトラ練習をしてみることにしました。

久々のロング練習となるこの日、最高気温は30度を少し超えていたようですが、お天気は曇りで日差しはほとんどなしじっとしているだけなら涼しいくらいに感じるなかなかのラン日和でした。

ひとまず尼崎から国道2号線を神戸方面へ向けて走ります

曇ってるおかげでこの時期の日中にしては、だいぶと走りやすかったです。
汗だくになりつつも、序盤はキロ6分30~40分ペースで走れました。

尼崎から、西宮、芦屋、と通って、神戸市内に入ったところで、ようやく15kmくらい。そこからは2号線を外れて北上し、コースを山手幹線通りに変えます。

山幹通りを今度は尼崎方面へ引き返す形で東へ

で、距離が20kmを越えて芦屋に入った頃、、、早くも足が止まりました わずかハーフの距離でバテたっぽいです

そこから先はもうグダグダで、木陰で休んでみたり、コンビニに立ち寄ったり、トイレ休憩したり、、、
1回の休憩時間も最初は5分ほどだったのがだんだんと長くなり、10分とか15分とか、1度足を止めるとなかなかスタートできなくなり、30km手前くらいから本当に全っ然進まなくなりました。

その後も距離稼ぎのために武庫川から今度はさらに北へ向かい、宝塚を経由して再び尼崎にもどったのですが、、、

ようやく尼崎の自宅に帰還したころには、すっかり日も落ちておりました

トータル約48km(夜叉ヶ池マラニック1日目とほぼ同じ距離)で、タイムは20分ほどのトイレ休憩を除いて(トイレ休憩中はガーミン止めてた‥)7時間ちょい。夜叉ヶ池マラニック1日目の制限時間は7時間半なのでめちゃギリギリです

そして、足はぱんぱんで、とても翌日走れるような状態ではなかったので、どうやら夜叉ヶ池マラニックも、1日目をなんとかクリアできたとしても、2日目スタートできるかはかなり疑問な状態でした

本番は今回の練習より坂道もかなりあるみたいだし、暑さも例年かなり厳しいようなので地獄をみるのは間違いなさそう

不安払拭したくて敢行した悪あがき練習でさらに不安になり、弱気すぎて完走はちょっと無理っぽいんですが、なんとか2日目のメインである夜叉ヶ池まではたどりきたいなーー。と思っています。

今日からしっかり寝て疲労ぬき。

今週末は、大会前日の金曜日に岐阜県入りして本番に挑みます

真夏のはなみずき記録会

2016-07-14 18:03:21 | ランニング
久々の更新

いつの間にやら7月に入り、
梅雨明け秒読み、激暑むしむしの夏到来

暑くてだるくて、5月くらいから続いているランニングモチベーション低下症を引きずりながらも、
先週7月9日(土)、またまた5000mの記録会に行ってきました

常連参加になりつつある(?)、はなみずき記録会です。

今回から、はなみずき記録会は事前申込ではなく、当日申込みになりました。
早めに受付をしなければ、希望の組(1番遅い組)の定員がいっぱいになっちゃいそうだったので、受付開始の夕方5時半には着くよう、家からゆるジョグで記録会会場である尼崎陸上競技場へ向かいました

この日のお天気はどんより曇り空
家を出る前は、日差しが無い分 涼しいかなって思ったのですが、競技場までのジョグだけでもめっちゃ汗かきました

汗ばーばーで会場に到着

無事に1番遅い1組にエントリーを済ませ、少しだけ公園外周をジョグでアップしてから競技場内に入りました。

今回の記録会はとっても賑やか
いつもの練習仲間gamiさんや5000mライバルのNさんをはじめ、あまれんでいつもご一緒している方々や、妹まみのチームメイトであるnariさんやりょうさん、さらにはめっちゃお久しぶりのMッチョさん(相変わらずの全身真っ黒、体脂肪率7%を維持しているおじいさんランナーです)まで来ていて、めちゃくちゃテンション上がりました

みんな、暑いのに元気やなぁ~

てことで、1番遅い組の私は一番最初の出走なので、会場に入るとみんなとのお喋りもそこそこに、とっとと準備してスタートラインにならびます。
曇ってはいるものの、まだまだ明るい18時15分。

番号順に整列して笛の合図で5000m、スタートしました


ライバルNさんがぐんぐん前にゆくのを冷静に見つめながらマイペースで進みます。

1km目 4分25秒

‥‥予定通りです。
調子は良くもないけど、前回の5000mたそがれジョギングの時ほど悪くもなさそうでした。

2km目 4分35秒

いきなりの4分半ごえですが、今の私はこんなもんですわ
まだ呼吸も上がりすぎてないのでまずまずの感じ。

でしたが、その後、呼吸はじわじわとMAXに

3km目 4分44秒

いつも通り、見事な下降線をたどる私のタイム。めちゃ苦しくなってきて、コース脇で声をかけてくれるgamiさんnariさんにまったく反応できなくなってきました

そして、4km目 4分47秒

グダグダ過ぎて同じ組を走るMッチョさんにも抜かされ、女性ランナーにも続々抜かされました。

そして最後、ゲロゲロドボドボになりながらのラストスパート

5km目 4分33秒

で、トータル 23分4か5秒でフィニッシュー。

最初かなり慎重に抑えて入ったつもりだったのに結局3km目から大失速で、はなみずき記録会の自己ワーストを叩き出してしまいました

走る度にタイムを落としてゆく今日このごろですが、まぁ今の時期はこんなもんでしょうか‥‥。やらないよりマシってことでボチボチ走り続けたいと思います。


そして、自分の番が終わったら、集まった知人友人と楽しくおしゃべりしながら、みんなの苦しむランニング姿を鑑賞します

まずは、2組のnariさん。
3組のgamiさん。
4組のりょうさん。
5組のエーサクさん。

組をおうごとにどんどんレベルが上がっていくのですが、速い人の走りは見ていてほんと気持ち良いです

後半、顔はめちゃくちゃ苦しそうで歪みまくっていたりしても、フォームだけは全然崩れないのが不思議。
バテるとすぐに顎が上がって足がドタバタする私とはえらいちがいです

自分のへなちょこランのことはすっかり忘れて、みんなの激走を見て感動して、大満足して帰ってきました

次回のはなみずき記録会はおそらく9月に予定しているウルトラマラソンとかぶるので不参加になると思うけど、秋にはきっとタイムも向上してくるはず????

都合が合えば、懲りずにまた参加したいと思います