goo blog サービス終了のお知らせ 

朝ごぱんラン

3度のめしが ぱんでもいい!
ぱん大好きジョガーのつれづれ日記

第1回高野龍神ウルトラ【往路編1】

2016-09-16 23:44:00 | ランニング
つづきー。

高野龍神スカイラインに入る前の道はずっと下り基調だったんですが、スカイラインに入ってからも少しの間は下り坂が続きました。下りなので呼吸も上がらず、早朝のひんやりした空気が気持ちよくってすごく快適

な ん だ け ど、、、

これからこの大会の最高地点である護摩壇山まで上がって行かなきゃいけないのに、ムダに下りたくないなぁ。。

というのがランナーの心境
目の前を走っていた男性ランナー2人の

けっこう長いこと下りますなー。帰りのこと考えたらあんまり下りたないわー。

という会話にも、背後でこっそり激しく同意をしていました。100kmのコースは完全な往復コース。往路の今、下ってるってことは復路では登らなきゃいけないんです。帰りは覚悟してかからなきゃ‥。

コースが登りに変わったのはたぶん9km地点あたりから??

まだ序盤なので登り坂でもみんな元気。エンジンかかるのが遅い私は、この辺りの登りではけっこう抜かされます。その上、この辺りでずっと近くを走っていた男性ランナー(よくよく話を聞くと高速Uちゃんのラン友達だった..)に話しかけられ、少しの間おしゃべり並走させてもらったのですが、この方もまた速くってお喋りで気が紛れるかと思いきや、つい引っ張られてオーバーペースになってしまうので息が上がってしんどかったです。。

最初から飛ばしたら後がマズイ~、マイペースで行かねば…

ということで、その方にも先に行って頂くことにします。

エイドステーションには、このあたりから寄っていくことにしました。

9.8㎞地点のエイド。

ビスケットに飴、梅干がありました。


ここではお水と梅干だけもらって早々に通過。。さらにここから3kmほど進むと、また次のエイドが現れました

↑ここは水だけのエイド。この大会、エイドステーションの数はかなり多くて、約3㎞ごとに設置してありました少々暑くても脱水の心配は全くなさそうで安心。

コースはその後もだらだら登り基調。

↑50kmの部のスタート地点 龍神温泉まで41km、ドロップバッグが置かれているごまさんタワーまで21kmの表示。まだまだ先は長い。

よちよちマイペースで登っていると、ようやく後ろから高速ランナーUちゃんが追いついてきました

朝ランみたいでほんま気持ちいいなぁ♪♪

と、高地のひんやり爽やかな空気を楽しんでいるようで、全く急いでる様子がなかったため、ヒョッコランに付き合ってもらって1kmほどおしゃべり並走 それでもやっぱり速い人と一緒だとついペースが上がってしまってしんどくなるので、その後、Uちゃんには先に行ってもらいました。

Uちゃんと別れてまもなく、、18.3km地点の大エイドに到着

ここは奈良県の野迫川村というところ。第1関門にもなっているこのエイドはお菓子や梅干のほか、バナナにオニギリもあってフードが豪華です

かぶり水も用意されていたので両足に水をたっぷりかけておきました。空気はカラっとしていて涼しいんだけど、登りがずっと続いていたのでけっこう汗もかいていて暑かったのです。

さらにこのエイドでは序盤に一緒にお喋りランをさせて頂いたウルトラ超人のHさんに追いつきました。今日はのんびり遊びで走るんだ とのことで、エイドであれこれ食べてゆっくりされていました。

このエイドで一緒に写真も撮ってもらいました♪

Hさんより先にエイドを出発すると道は少し下ったり、また登ったりを繰り返します。

↑『棒峠』だって。さっきからひたすらアップダウンを繰り返しているのに今さらこの坂だけ"峠"と呼ばれても‥。

全然たいしたことないこの"棒峠"を登って下ってクリアしてから、さらにまた登りを走り続けると、ようやく20km地点を通過

あれ?まだ20kmなの??って感じでした。全然疲れてはいなかったけど、序盤はトンネルをくぐったりあちこち折り返したり とコース変化が多かったので、もう全コースの3分の1くらい走ってるくらいの感覚でした。

20km地点を過ぎるとコースはゆるくて少し長い下りになりました。たくさんのランナーに抜かされながら、ひとりマイペースを貫きゆるゆる走りますみんな下りは速~い!

↑ここは花園あじさい園。コースの左手にあじさいが植わっていて、目の前の視界が急にパッと開けてすごく気持ちよかったです。9月のこんな時季にまだアジサイが少し残って咲いているなんてちょっと感動。この辺りの標高は約1040m、高地だとこんなにお花のシーズンも変わるんやなぁ‥‥とか思いながらアジサイの横を通過すると、21km地点のあじさい園エイドに到着しました。

エイドには飴とパンとよごみ餅がありました。あまりお腹がすいてなかったのでフードは何もとらなかったんだけど、後で知った話では よごみ餅は地元産のおすすめ土産なのだとか‥‥。やっぱり食べときゃよかった!と今さらプチ後悔しています

そして、写真だけ撮ってこのエイドを出発しようとすると、、なんと ここで、だいぶ先に行っていたはずの高速Uちゃんがまさかの再登場

えぇぇっ!?何やってるん!?

と思わず叫びましたが、どうやら このあじさい園エイドのトイレにもピットインしていたようです 余計なタイムロスで少しは焦るのかな、と思いきやニコニコ笑ってて呑気な感じ。しかも「これ美味しそう」とか言いながら よごみ餅に手を伸ばそうとしていました。

・・・とりあえず置いていきました
(どうせすぐ追い付かれるし‥。)

エイドをスタートするとまもなく追いついてきたUちゃんと再びのんびりおしゃべり並走ここから3kmほど先にある次のエイドまでは、しゃべりながら一緒に走りました。道はまた登りに入り、息は上がって少ししんどいんですが、時おり木の合間から紀伊山地の山並みがどーーん!っと広がってるのが見えてこれまた感動的 気が紛れます。

↑奈良側の山並み。ため息でるくらいめっちゃ壮大!紅葉シーズンはもっと見ごたえあるやろうなぁ..。

そして到着した24.3kmエイドでは、再びUちゃんには別れを告げ、先にいってもらうことにしますばいばーい。

カステラを1切れ頂き、ぼちぼちひとり旅をスタート

この先もコースは登り基調でときどき少し下る..みたいなことを繰り返しますが、先ほどまでより直線も増えてきて、このあたりは前後が見通しやすいところが多かった気がします。

↑こんな感じ。

前後のランナーも少しずつバラけてきて少し寂しいですが、コーラを飲んだ後のゲップは気兼ねなく出来ていいかもしれません

この後、少し行くと私設エイドがありました

この大会、スカイラインを完全通行止めにしていて自転車さえも入れないように規制していたので、私設エイドは絶対ないだろうと思ってました。数少ない脇道を通ってきてくれてるみたいです応援もぜんっぜん無いのですごく嬉しかったです。

さらに走ると次のエイドには大好物のブドウがトレーにてんこ盛り

給水代わりにパックパク食べて元気チャージ その後もダラダラと続く登りを、ゆっくりながらも順調に走り進み 30km地点を通過

ここからも同じような傾斜の、同じような緩やかカーブを延々と繰り返しながら、ぐんぐん登って、

ぐんぐん登って、、

ぐんぐん登ると、、、

午前9時10分ごろ、第2関門でありドロップバッグ(私は預けてませんでしたが)の受け取りポイントでもある大エイド、ごまさんタワーに到着しました

青空にタワーが栄えて綺麗でした

この大エイドは、ドロップバッグを受けとってゆっくり過ごすランナーもいて賑やかでした

フードはうどん&カレーライス。どちらもランニング中に食べやすい補給食で良いですね

‥‥だけど、今大会もあんまり食欲がなかった私。まだお腹へってないしなぁということで、ここでは給水とかぶり水だけして、ごまさんタワーを後にしました


つづくー。

第1回高野龍神ウルトラ【スタート編】

2016-09-14 18:44:08 | ランニング
高野龍神ウルトラマラソン、スタートしてからゴールするまでに撮った写真を数えたら82枚もありました(^-^; せっかくなのでレースレポは写真まみれでお届けしたいと思います。。


ということで、
高野龍神ウルトラマラソン当日。

朝は3時50分頃に起床しました
外はまだ真っ暗でしたが、8時間ちかくぐっすり眠れて目覚めはスッキリ
スタート時刻(5時半)の1時間半前に起きていることになるので、けっこうのんびりです。宿坊からスタート会場までは歩いて5分ちょいの距離で、すごく近かったので朝はとってもゆっくりできて良かったです。

朝ごぱんはレーズンロールを3個&野菜ジュースを1本で完了

歯ミガキして顔を洗って、着替えを済ませてからは、足裏にテーピング。(←ハイアーチで衝撃に弱いガラスの足底ですので、アップダウンを走る時はだいたいやっときます。)

時間ギリギリの5時くらいに宿をでようかなぁ…等と思って部屋でTVを見ながらのんびり荷まとめをしていたら、4時半ごろ、高速Uちゃんから

もう会場に到着してます。はよ、おいで~(^^)

とのLINEメッセージ。
慌ててお部屋を出発しました

私が泊まっていた金剛三昧院にはランナーらしき宿泊者も何人かいましたが、ほとんどが一般の観光客。まだ、しん・・と静かに寝静っている真っ暗なお寺をこっそり出て行きます。暗すぎてちょっと怖いです

でも会場である高野山大学に近づくにつれ、あたりは警備員さんやランナーの姿がちらほら。。次第ににぎやかな大会アナウンスも聞こえ始め、ウキウキテンションがあがってきたところで高野山大学に到着しました

時刻はちょうど5時ごろ。この時季になると5時はまだ暗いんですね。

私はすっかり走る格好を整えてやってきたので、会場では荷物を置くだけで即、出走準備は完了でした
ちなみに、往路35.7km地点で復路の68.7km地点にあたる ごまさんタワーエイドへ輸送してくれるドロップバッグを預けたい人は、5時までに高野山大学の外にある所定の場所に荷物を預けにいかなきゃいけませんのでもう少し時間に余裕がないと厳しいです。私も最初はごまさんタワーに何か預けておこうかなぁ、、とも思ってたんですが、これまでの100kmウルトラの経験ではあまり必要に感じることがなく、むしろドロップバッグを受け取るのが面倒くさかったりもしたので、今回はコース途中への荷物預けは無しにしました。

手荷物置き場でUちゃんと合流したら、おトイレを済ませ、会場のアナウンスに従って開会式会場に向かいました。

↑開会式会場の様子。

なんだかいかにも"セレモニー"って感じ。
マラソン大会の開会式ってスタートゲート前とか、屋外で行われることがほとんどなのですが、室内でのこんな格式ばった開会式は初めてでびっくりでした。

開会式は委員長や県知事の挨拶などで、5時10分から20分まで執り行われました。式が進行してスタート時刻が迫るにつれ、

あとわずか10分後にはスタートなのに、まだ整列もできてなくって大丈夫!?

って少し不安になりました。式終了次第、ちょっと焦りながらぞろぞろと外のスタートゲートに移動
ひととおりランナーが整列完了した頃には既にスタート5分前を切っていて慌しかったです。お手洗いは開会式前に済ませておかなきゃですね。。

Uちゃんと私は陸連登録の部
この大会、数少ない陸連公認のウルトラマラソン大会で、陸連登録者は前の方からスタートできました。まぁ、長丁場のウルトラですので、別に前列からスタートしなくてもいいんだけど、。

ゲートの数m手前でおしゃべりしたり、写真をとったりしながら楽しくスタンバイ

↑スタート前の記念写真☆
私はあまりに寝起きの顔だったのでお星様になってもらう..。


私は長袖ハイネックといういつもの超厚着スタイルです(笑)
それに、ペットボトル飲料や賞味期限が2ヶ月切れたエネルギージェル、スマホ、目薬、日焼止め、リップクリーム、絆創膏やお薬などもバッチリ携帯こんだけ重装備ならドロップバッグも要らんはずやわ

さらにこの後、隣から急に名前を呼ばれたので振り向くと、夜叉ヶ池マラニックでもご一緒したT村さんが立っていました夜叉ヶ池2日目のスタート前にも声をかけてくれて、恐怖で震えるチキンハートをなごませてくれた人です♪ 去年のグレートトラバース100kmや今年の掛川新茶マラソンも一緒だったので、「めっちゃよくお会いしますね~」と笑い合いながらスタートまでの間、楽しくすごしました

そしていよいよスタート時刻、5時30分。
開会式場からゲート前に移動してきてすぐだったので、

あれ!?もうスタートした

ってな感じ。身構える間もなく、走り始めました

Uちゃんと『楽しもうねー。』等と言いながら一緒にスタートゲートをくぐり、そこからは各々のペースで。高速Uちゃんには先に行ってもらいます。

高野山大学を出たら、まずは大学横の細い脇道を進みます

↑みるみる遠ざかる赤TシャツのUちゃん。

村岡ダブルフルや木曽町グレトラもスタート直後はこんな田舎の細道だったなぁ..とか思いながらフラットな道を400mほど気持ちよく走ります。



この大会、コースがフラットなのはこの最初と最後の400m弱だけでした。本当に、まじで、ほんとのほんとに、ここだけでした

道はすぐ、急激な登りに入ります

私が泊まっていた金剛三昧院のすぐ東隣にある小道(龍神街道というらしい)なのですが、どんなにゆっくり走っても息が上がる、激坂クラスの登り坂でした(写真だと激坂っぷりが分かりにくい..)。出だしからいきなり心拍数と呼吸が急上昇しましたが、幸い距離は数十メートルと超短かったので、ウォームアップの流し的な感じでさらっと通過

真っ暗で小さいトンネル1つを抜けて、幅の広い綺麗な道、高野山道路にでました。

ここから長くて立派なトンネル↑(覚海トンネル)をくぐる。

ここから先、コースは大会HPに記載されているコース図となんだか少し変更になっているようでした。スカイラインとは逆方向の西側に進んで1回、そして次にスカイラインの北側で1回の折り返し。

↓序盤のコースはこんな感じ。

オレンジの矢印に沿って、左端の大門付近で1カ所、続いて右上で1ヵ所を折り返してから、南に伸びるスカイラインに入っていく。。


まだ序盤でトップランナーと最後尾ランナーの間隔もあまりあいていないので、この2ヶ所の折り返しではほぼ全員のランナーとすれ違うことができました

まずは先行するUちゃんとすれ違いエール交換

そしてまもなく私も折り返し地点を通過します。

折り返してからは対向車線側に後続の友人・知人を探しながら走りました。

お友達のjuntenさんやかきちゃん、それに夜叉ヶ池マラニックに骨折でDNSとなり応援にきてくれていたiwaさんも見つけました (骨折は治ったのかな??)知り合いが多く出ている大会ほど、折り返しの多いコースは楽しくって良いです
コースは緩いながらも登ったり下ったりしていましたが、まだ序盤ということと、知人とのエール交換に夢中で、この辺りの坂はぜんぜん気になりませんでした。

さらにしばらく進み、大滝口トンネルという長~いトンネル内を走っていると、夜叉ヶ池マラニックで超速かったウルトラの超人Hさんが後ろからやってきました Hさんは週末に単独で100km以上の距離をさらっと走っちゃうようなトンデモランナーさんなのですが、この方ともあちこちのイベントで本っ当によくご一緒します。こちらから声をかけるとすぐに気づいてくれて一緒に並んでおしゃべりラン
Hさん、ペースがけっこう速いのでおしゃべりランも私の方は少し息切れ気味になってたんですがゆっくりお話するのは久々だったので、つい引っ張られてオーバーペースになりながら一緒に2つ目の折り返しに入りました

ここで、先を行く高速Uちゃんと2回目のすれ違い.. のはずだったんですが、折り返してくるランナーの中にUちゃんの姿を見つけられませんでした。

おかしいなぁ、Hさんとお喋りしてるうちに見逃しちゃったのかな、。

とか思ってたのですが、Hさんと一緒に折り返しを通過して、今度は後続のランナーとすれ違いながら走り進んでいると、なんとUちゃん、その後続ランナーの中に混ざっていました。

いつの間にか、後ろにいるし。。

どうやらスタート早々、トイレに寄ってたみたいです。変〇Tさんといい、メタボT氏といい、私のラン友男子はお腹が弱い人多いんでしょうか、。(というか、男性は全般的に弱いのかな??)

ともあれ、どうせヒヨッコはすぐまた追いつかれるので気にせず突っ走りました

2度の折り返しを終えると、コースはいよいよ高野龍神スカイラインに突入します ここまではウォームアップで、ここからがスタートっていう感じ。

これまで数km、おしゃべり並走させてもらったHさんは、やはり私には速すぎたのでスカイラインに入ってからは先に行っていただくことにしました。

自分が気持ちよく走れるスピードまで落として、マイペースで どんどん遠ざかるHさんの背中を見ながら、そして 後ろから追いかけてくるUちゃんを待ちながら、気持ちよく走り進みます


つづく。

サマーナイトラン5時間リレー

2016-09-06 23:57:00 | ランニング
夏の夜の淀川河川敷で開催される
SUMMER NIGHT RUN大阪

昨年はラン友gamiさんのリレーパートナーが出走できなくなり助っ人の一人として参加していたんですが、助っ人ばかりの即席メンバーでつないだ5時間リレーがとっても楽しかったので、今年は予め昨年メンバーで計画して参加をしてきました。

大会1ヶ月前にメンバーTむTむのまさかのドタキャンというアクシデントはありましたが、代わりに妹夫妻まみロペを補充メンバーとして迎え、のぞんだ大会当日。

暑さがほんの少し和らいだ夕方4時過ぎ、会場の淀川河川敷に到着

8月開催だった去年よりすずしく、少し曇り空ですごしやすい♪

マッサージサービスや光るネイルアートのサービスもあって、スタート前から会場はにぎやかでした。

↑女子のみのネイルサービス☆

先に到着していた昨年メンバーの、隊長gamiさん、メタボT氏、美人ランナーHちゃんともすぐに合流でき、しばらくしてまみロペ夫妻も到着。 初対面同士もいるのでみんなで自己紹介と挨拶をしてからリレーのローテーションを決め、スタート時間を迎えました。

スタート時刻は17時。5時間リレーと5時間ソロの部が同時スタートします。

まだ日がでていて明るいです

第1走者はチーム最速のgamiさん。
スタート前は「順位は気にせず楽しく走ろうやあ」って言うてたはずなんですが、、、、

スタートの合図とともにかなり先頭の方につけ、猛スピードで走っていきました(笑)

1周2kmの折返しコース。5時間リレーの部123チーム中、gamiさんは10番目くらいで帰ってきて、次走者は私です
あまりに上位で襷をもらってしまったものだから、順位を激しく落とさないようにと後続ランナーから必死で逃げるように走りました

↑1人で走っているように見える写真それにしてもスピード感のない走り姿。。

この1本目は全然リズムがつかめず最初つっこみすぎ、最後げろげろになりながら8分32秒ほどで走りきり、次走のまみに襷をつなぎました。
去年走っているコースとはいえ、ペース配分とかが上手くできなくて、舞い上がって走り出した1本目がおそらく1番しんどかったです いっきに汗だくになりました。

が、6人でまわしているので次の出走までの待ち時間は40分以上あり、体が休まるので2本目以降もがんばれました

待ち時間は、走っている仲間の応援をしたり・・

↑最近全然走っていないという割にはがんばるまみ。

給水・スイカ補給をしたり・・

↑会場にスイカ食べ放題のエイドが良かったです。

冗談ばかりのおしゃべりをして過ごすのもめちゃくちゃ楽しかったです

1時間くらいすると日が沈んで辺りはだいぶ暗くなってきて・・

↑途中、少し小雨も降って虹がでました♪

キラキラライトアップが綺麗な夜に突入

19時からは3時間リレーの部と12時間リレーの部もスタートしてコース上のランナーがいっきに増えて少し混雑しましたが、賑やかさは増してお祭りムードで良かったです。

いっぱい喋ってふざけて食べて走ってを繰り返し、あっという間の5時間リレー。

私は合計6本を、およそ8分32~50秒くらいのタイムで走りきり、gami隊長率いる我がチームはうっかり一桁順位の好成績をおさめて大会をおえました

いい練習にもなったし、本当にめちゃ楽しかった
去年まではリレーって苦手で責任重くて好きじゃなかったんですが、これのおかげで襷をつなぐのを楽しめるようになりました。

またみんなでリレーマラソンやりたいな

あまれん10000m

2016-09-04 00:22:00 | ランニング
8月最終日は貴重な第5水曜日。

毎週水曜日に尼崎陸上場で開催されている尼れんですが、第5水曜日がある月は、10000mタイムトライアル(=トラック25周)というステキなメニューがあります。

はぁぁぁ~~..何が楽しくてトラックぐるぐる25周もせなあかんのや

とか思いつつも、最近はほぼ毎週通っているあまれん、この日もテンション低めながら、なんとか気合いと惰性で行って来ました。

この日はお馴染みのメンバー、TむTむやgamiさん、Kちゃんの他、夏場は仕事が忙しくてなかなか来れないという高速ランナーUちゃんも来ていました。

みんな速いので10000mともなると、3, 4回は周回遅れで抜かれることになりそう・・

あんまりたくさん抜かれまくると凹みそうだけど、今回は離脱せずに10000mをしっかり走りきることだけを目標に、最初は抑えてゆっくり行くことにしました。

今回は3組に分けて、予想タイムが遅い組から順にスタート
8時5分頃、亀ランナー、亀ペースで走り出します

スタートしてまもなく、、まだ1周もしていないうちに、すぐ後からスタートした2組のランナー達に飲み込まれました。さらに、1周を通過するころには、2組のさらに後からスタートした1組の超高速ランナー集団にもどんどん抜かされました。

むちゃくちゃ速い人ばかりのあまれんです。
"ゆっくり行く" つもりとはいえ、あんまりのんびり走っていたら、競技場が閉まる時間になってしまいます ペース配分がむずかしい‥。

そして、最初の1kmは 4分32秒で通過

1000mインターバルとかに比べたらゆっくりペースなので、けっこう楽チンに感じます。

お☆この感じならこのままイーブンでいけるんちゃうの?

とかいう、儚くも愚かな勘違いを思わずしてしまいます。

が。そんな甘いわけがありません

その後は;
4分36秒
4分37秒
4分42秒
4分42秒

と5kmまで地味 且つ 見事なビルドダウン
まだ半分なのに既にめちゃくちゃしんどくなってきていました

だけど、ラン友みんな、まだ頑張ってるので、私も絶体最後まで走りきろう、と走り続けます

6km目 4分47秒‥‥
7km目 4分48秒‥‥
8km目 4分50秒‥‥

後半もやっぱりビルドダウン(笑)

そしてラスト2kmを切ったころには、無情にも競技場の終わりの音楽&アナウンスが流れ始めました。。(21時ちょっと前になると蛍の光みたいなサヨナラの音楽が流れるんですよ)

待って、私まだ走ってるし!私、最後尾ちゃうやんな!?!?

とか思いながら必死でジタバタ

9km目 4分50秒
10km目 4分45秒

で、なんとか最後尾は免れながら
47分13秒ほどで、一万メートル、走りきりました

終わった後は豪雨にうたれたかのように全身汗でだっくだく

むっちゃくちゃグッタリ疲れましたが、やりきった感は満点で、終わった後はなんともいえない爽快感でした

↑そして私がフィニッシュしてほぼすぐに、レーンが片付けられる‥。

10000mでもやはり激しい鈍足っぷりで、競技場が閉まりそうなくらいギリギリまで時間かかっちゃいますが、この時期で47分前半で走れていたら私にしては上出来‥‥なはず。

今年の次の第5水曜日は11月。

仕事が忙しくなってくる時期なのでいけるかどうか分かりませんが、参加できそうだったら今回同様、途中離脱にならないよう頑張って最後までしぶとく走りたいと思います。。

信貴山マラニック

2016-09-01 11:09:00 | ランニング
村岡練習会の翌日は、、

チームメイトの高速ランナーUちゃんに、信貴山につれていってもらっていました
Uちゃんも私も来週末の高野龍神ウルトラマラソン100kmに出るので、その調整(?)も兼ねてののんびりマラニックでした。毎年ラン仲間達が夏にやってるマラニックなのですが、これまでずっと都合がつかず参加できずにいたので、信貴山アタック初体験(ハイキングでは行ったことある..)の良い機会でした

スタートは近鉄河内天美駅。
9時半に待ち合わせをして荷物をコインロッカーへ。その後、どんより曇り空の下、ゆったり走り始めました。

奈良側から信貴山へ上るルートはなんとなく知っているのですが、大阪の南の方は全く土地勘がないので、どこをどう走っているのかよくわからず。Uちゃんの案内を聞きながら最初はフラットな大和川沿いをゆるゆるラン。

7kmほど行くと柏原市の市民会館、リビエールホールに到着

ここでいったん小休止。
この日も前日の村岡練習会の時と同じく朝から曇り空で比較的涼しく、この時点ではあまり汗もかいていませんでした。中でお手洗いだけ済ませてから、再出発

リビエールホールを出て1kmほどのコンビニで今度は給食休憩をとって、いよいよ信貴山アタックを開始しました。

信貴山への登りは道幅は広めの綺麗な舗装路で、すごく走りやすかったです。

このあたりから時々日差しもさしてきましたが、おおむね曇り

↑ある程度登ると下界が見渡せて気持ちよいです♪このあたりは葡萄畑が広がっていました。

葡萄の直売所で少し休憩してからさらにアップダウンを繰り返しながら走り進み、お昼の12時半には信貴山の朝護孫子寺に到着しました

大虎で有名なところです。

ここではお寺の中をお喋りしながらゆったりウォークで散策

奈良に住んでいた頃に2回ほど来たことがあるんだけど、今回はお天気がイマイチなせいか、参拝者が全然いなくて静かで少し寂しかったです。

参道でお餅を買って買い食いしてから、、

今度は信貴山のどか村へ・・。

↑朝護孫子寺からゆるジョグで10分くらい。

こちらはけっこうたくさんの人で賑わっていました。のどか村は私も1度、バーベーキューをしに来たことがありますが、なかなか良いところです。

のどか村では給水&トイレで小休止してから、一路、信貴山を下山します。

復路は苦手な長い下り
高速ランナーUちゃんに、下りの走り方レクチャーを受けながら頑張って下界まで戻り(レクチャー受けたところでやっぱり上手くはしれませんでしたが)、最後は日差しが出てきて灼熱になった大和川沿いをヘロヘロになりながら走り、15時半ごろに無事、近鉄河内天美駅に帰ってきました。

真夏に走るにはあんまりお勧めできない感じだけど、この信貴山マラニックコース(日差しを遮るもののない大和川沿いがだいぶキツイ..)、ほどよいアップダウンとほどよい距離で、なかなかステキな良いコースでした
案内してくれたUちゃんに感謝

前日の村岡練習会28kmに続いて、この日は約37kmを走破。

9月に予定している高野龍神100kmウルトラの練習としてはやっぱりかなり頼りない距離なのですが、

まぁ、、今度の100kmはのんびりと楽しむつもりだし
こんなもんでいいでしょうか‥‥??


あとは高野龍神まで、あまり疲労をためないように過ごしたいと思います

再び村岡ジオラン練習会

2016-08-30 23:56:00 | ランニング
8月27日(土) ジオラン。

今月の頭に初めて参加した村岡練習会(ジオラン)があまりに良かったので、またしても片道2時間半ほどの時間をかけて、はるばると兵庫県の北、村岡へ行ってきました

今回のお供は、3年連続で村岡ダブルフル100kmにエントリーしているというメタボリックランナーT氏。かれこれ1年ちかく、ずーーっと故障中で近頃はほとんど走っていないらしく、走力的にも体型的にもかなり厳しい状態になっているようです 今回の練習会で、9月末の本番レースをスタートするかどうか見極めることにしていました。

当日は5時起き、まずは電車で宝塚へ向かい、そこからはT氏のお車に乗って村岡へと向かいました

集合場所の村岡ファームガーデンへは9時すぎに到着。

前回の練習会はこのファームガーデンから蘇武岳を経由して射添会館まで走ったのですが、今回はその続きで、射添会館をスタートして村岡小学校(ダブルフルのゴール地点)まで走り、その後、学校の少し先にある この村岡ファームガーデンまで戻る、というコース。村岡ダブルフルの終盤をたどるものになっていました。

村岡ファームガーデンに車を停め、走る準備を整えたら、まずは送迎バスでスタート地点の射添会館へむかいます。

今回の参加者数はなんと、50人でした

射添会館でのスタート前の集合写真です!にぎやか!

通算47回目の開催にして、過去最高の参加者数だったそうです。
前回の練習会で出会った、わざわざ東京から練習会のためだけにやってきたHさんという女の子は、なんと今回も来ていましたむこうも私のことを覚えていてくれていて、スタート前には東京のお土産をもらったり少しゆっくりおしゃべりしたりできました

9時半過ぎにスタッフからコース説明があり、全員で準備体操をしてから9時45分頃に一斉スタート

まずは会館から1kmほど先にある、但馬大仏で有名な長楽寺を目指します
(今回、スマホが壊れていて写真がほとんどありません。。)

射添会館から長楽寺までは短いけれどかなりキツい登り。一気に心拍数が上がりますだけど、この日は連日の猛暑から一転、お天気は曇り時々雨、気温は22, 3℃しかなくてめちゃくちゃ走りやすかったです

息を切らせながら長楽寺の前まで上りきると、ここからは今年からコースが変わるポイント。私が出場した過去数回の大会ではお寺の前から大きな橋を渡って比較的ゆるい傾斜の、幅の広い道を走っていたのですが、今回は橋を渡らず、狭くてアップダウンの強いなかなかタフな道を走りました。
(長楽寺から先を、これまで通り"ゆるゆる登る"と思っていたらイタイ目をみるかも??)

東京から来たHさんと時々しゃべったり、抜きつ抜かれつしながらゼーゼー走り、気づけばカレーエイドポイントを通過
そこからは延々と続く長~い下りをダラダラと走り、アイスクリームエイドポイントも通過
(村岡のポイントはほぼエイドの食べ物で覚えています)

そしてアップダウンだらけの村岡ダブルフル唯一のフラットな区間にして、何故か毎年一番しんどく感じるやたら長い平坦なコースを数キロ、一人でひたすら走り続けると、今回のお昼ごはんポイント(17.5km)に到着しました

↑村岡ダブルフル最後の峠、一二峠のすぐ手前のエイドポイントです。

ひんやりした空気と金色に実った村岡の田んぼの風景が本っっ当に気持ちよくって、ついつい飛ばしてしまいました。ここに到着したのは女子では一番。
それに、いつも(大会の時)はある程度足を使ってから挑む終盤戦ですが、今回はこの時点でまだ20kmも走っていないので、射添会館から一二峠までがやけに近く感じました。

後ろを気にせずガンガン走ってしまったけど‥‥これはメタボリックランナーT氏をめちゃ待たなあかんな??

とか思って、預けていた荷物を受け取りおにぎりを取り出そうとしていると、、

まさかのT氏、すぐにこのお昼ごはんエイドに入ってきました
メタボの割にはめちゃ速いです

やはり普段全然走ってなくても産まれもって速い人は結局速いんですかね、、、おかげで待たされずに済みましたが少し複雑な気持ちで一緒にごはんを食べました

さて。
ランチが済むと、後は一二峠を越えれば もうまもなくゴール。残りの距離もわずか10kmほどです。T氏と一緒にエイドをスタート、ダブルフルの中ではおそらく1番傾斜は緩い一二峠をゆるゆる登っていきました

コース最後の峠ということで大会ではここを歩くランナーも多いんですが、サラピンのまだまだ元気な足で走ってみるとやはり、この峠は緩くて走りやすいです。同じコースなのに、大会の時とは全く感じが違っていて新鮮でした

一二峠を登りきる少し手前で後ろを振り返ると、かなり後ろにメタボT氏、その前には東京ガールHさんの姿が迫っていました。
そこで少しペースを落とし、Hさんと横並びになってから、一緒におしゃべりしながら一二峠をかけ下り、村岡小学校(ダブルフルのゴール)の横を走り、練習会のゴール地点である村岡ファームガーデンまで帰ってきました
この日はトータル約28km

Hさんはどうやらかなり村岡にハマっているらしく、村岡88kmを1年の中のメインイベントと位置付けてずっと村岡に向けてトレーニングしているのだとか。(1週間前には箱根の峠を60kmほど走ったとか‥かなり強い方です。)

Hさんともいっぱい話ができて、最後の最後まで本当に楽しかったです

メタボT氏もその後しばらくして無事にファームガーデンに帰還。

練習会で頂ける入浴割引券を使って村岡温泉で汗を流し、

↑ここは中はなかなか広くて綺麗でお気に入りです。

帰りはペーパードライバーゆうの数年ぶりの運転で、奇抜なドライビングテクニックを披露しながら帰ってきました


遠いので往復の移動はけっこう疲れらんですが、それでも今回もやっぱり楽しかった村岡練習会

日程さえ合えば、是非また参加したいなぁと思います。

最後の井上ワールド☆続徳川家康追跡マラニック

2016-08-22 19:43:10 | ランニング
京和トライアスロンクラブ主催の井上さんマラニック。

3年前のお茶供養マラニックを皮切りに、そのタフさと適当さと面白さにどっぷりハマってしまい、たくさんのマラニックイベントに参加してきましたが、先月、井上さんが他界されたため、京和さんとして開催するマラニックは今回を含めて残すところあと3回でした。

8月21日(日)はそのうちの1つ、続・徳川家康追跡マラニック にいってきました

このイベントは2年前の2月、まだまだ雪の残る寒い時期に参加したことがあるのですが、今年は真夏の開催。
ただでさえタフな井上ワールドのコース、灼熱の中、ちゃんと完走できるんかいな?とちょっとばかし不安に思いながら集合場所の三山木駅(京都府の南)に向かいました

今回の参加者数は早めにエントリーを締め切ったためか、暑さのためか、いつもよりとっても少なめ・・。50人ほどだったみたいですが、何故か私の知り合い率はめちゃ高かったです。

まずは受付をしてゼッケンと地図と参加賞(オレンジの帽子。前回の敵は本工事マラニックと同じやつ)を受けとります。

↑カラー印刷の綺麗なコース地図。分かりやすくて有難い一方、井上さんの作る筆字の難解な地図が恋しかったり‥心境は複雑。

荷物預けを済ませると、スタッフのUさんからコース説明等がありました。

そして9時になると一斉にスタート

気温32℃を超える中、ぞろぞろと走りはじめます。

今回のマラニックは、変◯T氏と一緒でした
基本、ペースが合うのでとっても走りやすいんです。のんびりおしゃべり並走しながら進んでいきました

5kmほど進むとコースは山の方へむかいます。

この先にはとても良いキャンプ場があるんだって。 この辺りに詳しい変◯T氏に色々教えてもらいながら走ります。

↓この小さな小屋は数年前に出来たピザ屋さんだそうです。

こんなところにお客さんなんて来るんだろうか‥‥。なんだかとっても気になります。いつか行ってみたいなぁ・・

その後もコースは登り基調。2年前の冬に参加した時に通った見覚えがある"たくみの里" という野外活動ができる施設の前を通過。

変○T氏のガイド付きおしゃべりランで杉林を上っていきます

前回参加時はこの道、路面が凍りついていてツルツル滑ってめちゃ怖かったんです今回は木陰でとっても走りやすい♪

スタート時はめちゃ暑かったですが、このあたりは木陰でけっこう快適に走れます
お茶の町 和束町に入り、、

林道を登りきると、、

長い下りに入ります。

途中で視界が開けたところはなかなか絶景なので気持ち良いのですが、、、

なかなか急な坂なのです。

↑こんな注意書きの看板があるほどの急坂。

前回参加時はこの下りを勢いよく走ってしまったせいで序盤から太股がパンパンにやられたのを鮮明に覚えています。今回はかなり慎重に走りました

下りきって集落に出ると茶畑が広がっていました。このあたりで14kmくらい。

その後、少しいくと大きめの交差点にローソンを発見
杉林は涼しくて走りやすかったけど、下界は猛烈に暑かったこともあり、ほぼ全員に近いくらいのランナーがここでローソンにピットインしていました。私と変○T氏も給水とエネルギー補給を兼ねて、ローソンに吸い込まれました。。

体を中から冷やすべく、私はガリガリ君をゲット。(最近のお気に入りは梨味!)
10分ほどで給水&ガリガリ君補給を終え、この日の前夜にも30km走をしていたという変○T氏とはここでお別れ。
お先に進んでいくことにしました

ひとり旅開始。お天気良すぎで暑いです

ローソンを出てわずか1km足らずのことろで、エイドが設営されていました。

ガリガリ君を食べたばかりでしたが、ここでも小休憩。オレンジを頬張ります

その後、エイドを出発すると、再び道は峠越えのタフな坂道なります。ここも木陰で涼しいのでしっかり走れました

9月に予定しているウルトラマラソンはけっこうアップダウンがある、という噂なので練習を兼ねて特に登り坂は頑張っておきます。
ここは今回1番傾斜のある登りでした。

しばらく無言でぜーぜーと登りきると、お茶畑の中に出て、

今度は一転、ゆるゆる下り坂を気持ちよく走りすすみます。

山を抜けるとそこは童仙房という集落
ここにはお昼エイドが用意されていました!

ちょうどお昼時でお腹が減ってきていたのでめちゃうれしいです

一緒に走ってきたまわりのランナーとおしゃべりしながらおにぎりやキュウリの漬物なんかをいただきながらしばし一服。
空になったペットボトルにお水を補給してもらったら、いよいよ最後の峠に向けて再スタートしました

最後の峠はぜんぜんキツくありません。
急いでも仕方ないのでのんびり登りきり、頂上でお友達のUさんがエイドをやってくれていたので、スポドリとフルーツを頂いて少しゆっくりしていきました。

↑Uさん撮影。居合わせたランナーさんと♪

エイドを出発すると残りは10km足らず。苦手な長~~~い下り道。

三国越↑ 景色はめちゃ良いです。

下り始めは涼しい風が吹いていて本当に気持ちよく、蝉の鳴き声を聞きながらまったり楽しく走っていました。

が・・下界に近づくにつれ暑さは増し、さらには長すぎる下りで足はだんだんと疲れてきました

もうしんどい!さっさとゴールしたい!!
と思ったころに、下界に到着。

青空が拡がり、むちゃくちゃ暑いです

でもゴールはもう目の前。
灼熱の日差しにさらされながら、しゃかりき走って、午後2時少しまえに無事、ゴールのやぶっちゃの湯に到着しました

あーー、楽しかった

この暑い時期なので、スタート前は楽しめるとは思っていなかったけど、トータル約39km、気持ちよく走れて良かったです

ゴール後は完走賞(??)でしょうか、。
キュウリと旅館で出てくるような浴衣を頂きました。

↑これ着て寝ると、かなりの高確率で朝には紐イチになるという恐怖の寝巻き。。

そして、荷物をピックアップしたらゴールで渡された入浴券と食事券を使って温泉&親子丼

これまでの京和さんマラニックで知り合った顔馴染みのランナーさん達や、今回のマラニックで道中ご一緒して知り合った方達と食事&おしゃべりして、ラン後もめっちゃ楽しいひとときが過ごせました


走る楽しみだけじゃなくて、たくさんの人との出会いもくれた井上さんの京和トライアスロンクラブマラニックには本当に感謝感謝です。

私が京トラマラニックに参加するのはこれが最後になってしまいますが、井上ワールドがくれた思い出やたくさんのお友達、これからも大切にしていきたいなと思います

村岡練習会~ジオラン~

2016-08-13 13:10:43 | ランニング
一昨年の村岡ダブルフルで山本リンダのパフォーマンスをやっていた村岡の名物ランナーMさん↓

これがきっかけでお友達になり、その後もけっこう仲良くしていただいているのですが、このMさんからのお誘いで、8月最初の土曜日に、
村岡練習会(正式名:世界ジオラン練習会)なるものにいってきました。

参加費500円で誰でもウェルカムな練習会。
冬季以外、月に1,2回の頻度で開催されているそうです。

去年まで4回連続で出場していた愛する村岡ダブルフル
今年は9月に別のウルトラマラソンに出る予定のため、村岡へのエントリーを見送ってしまったんですが、大好きな村岡の峠を走らせてもらえるとあって、お誘いを受けてからこの練習会はずっと楽しみにしていました

当日はMさんのお迎えの車に乗って朝6時に家を出発
途中休憩を入れながら、朝9時少し前に、練習会の集合場所である村岡ファームガーデンに到着しました。

既にランナーらしき人の姿がちらほら・・・

天気はめっちゃよく、車から降りるとじっとしていても汗が滲みます。
不要な荷物は車の中に置いておき、練習中に食べるお昼ごはんや給水をMさんが持ってきてくれたクーラーボックスに入れて、移動エイド(スタッフの車)に預けました。

↑練習コース途中にお昼ご飯などの荷物を運んでくれるんです♪

時間になると、みんなで輪になって準備体操をしてから、、

記念の集合写真撮影

↑今回の参加者は私を含めて28人。
地元ランナーの他、姫路や神戸、中にはわざわざ東京から練習会のためだけにやってきた という方もいました!
みんな、つわもの揃いの村岡マニアです。

ほとんどが初対面の方でしたが、みんな村岡ラブな人たちとっても気さくで練習会ではとても仲良くしていただきました。

そして、9時40分くらいに練習会がスタートしました

村岡ファームガーデンを出て1kmほど走ると、見覚えのある村岡ダブルフルのコースに入ります。

この時で気温は30℃くらい。いっきに汗が吹き出ます。

めっちゃ暑いけどよく知っている村岡ダブルフルのコースに入るとテンションあがりました。

↑サンドイッチエイドのあたりですよ。

私の中ではコースとエイドの食べ物が結びついているので、走りすすんでゆくといろんな食べ物が頭に浮かびます。

わいわい集団で走って、10時には蘇武岳手前の女郎滝に到着しました

↑給水とミストシャワーでひと息いれます。

そしてここからは、最初の難所、蘇武岳アタック開始です

延々と続く登り。みんなバラバラに、それぞれのペースで登っていきます。

大半が木陰なのでファームガーデンを出た時よりは幾分涼しかったですが、それでも真夏の蘇武岳アタックは、9月の大会時よりもタフさ倍増でしびれました
いつもにも増してチンタラペースで走ります。。

蘇武岳への登りの半分くらいまできたところでは、コース脇に牛さんが1頭いてました。

"但馬牛"っていうやつでしょうか・・?いい肉に違いありません。じゅるるーん。

写真をとったりもしながらちんたら走り続け、

↑移動エイドが先回りして数キロごとに給水を設置してくれています。至れりつくせり

蘇武岳アタック開始から30分ほどでようやく蘇武岳展望広場に到着しました

よく冷えたコーラやお水、ミストシャワーもあって、ここではゆっくり休んで後続のみんなを待ちました。

↑蘇武岳からの景色☆

‥‥とはいえ、参加者は村岡マニアばかり。多少歩きを入れたところで皆様かなり速いです。
あっという間にほぼ全員が到着。

みんなでおしゃべりしながら少し一服してから、再びコースを走り始めました。

展望広場からもう少しだけ登ると、蘇武岳の最高地点に到着し、その後コースはくだってゆきます。

↑村岡ダブルフルの名所(?)も通る。

標高は高いので下界より気温は低いはずですが、日が差す所はやっぱりあついです。。

アップダウンを繰り返しながら走り、ちょうどお昼12時になった頃、お昼休憩となりました。

預けていたクーラーボックスから冷えたお茶やゼリーで腹ごしらえ。
また、よく冷えた激ウマなスイカも用意してくれていました

↑これがまたとんでもなく美味しかったです!

昼食休憩はたぶん20分くらい・・。 おなかを満たすとみんなボチボチ荷物をまとめて再び車に預け、スタートしていきます

いつまでもMさんと2人、のんびり寛いでいたら、スタートが最後になってしまいました
少し急いでみんなを追いかけ、数人に追いついてからはのんびりペースで。
1時間ほど下り基調の日陰の道を気持ちよく進むと、いよいよ2つ目の峠に差しかかりました

これがまた超きっついんです
距離は蘇武岳より短いですが、傾斜のきつさは蘇武岳以上。

写真だとそんなにキツそうに見えへんなぁ‥‥

一番きつい箇所は、無情にも木陰がいっさい無く、めちゃくちゃ暑くてクラクラしました。

それでもなんとか頂上まで走破

あとは長い下りをひたすら走れば今回のゴール地点、射添会館です。

下りの最初は気持ちよーく、ゆるゆるラン
力を入れなくても足を前に置くと勝手に進む感じ。

だけど、高度を下げていくにつれどんどんと暑さは増し、あまりにも下りが長いので、いい加減嫌になってきました。

ようやく山間を出て民家のある下界に出てからも、まだまだ下りが続きます。

射添会館ってこんなに遠かったっけ~(涙)

↑このあたりは殺人的暑さでした。

この日は日本各地で、この夏の最高気温を記録していました。村岡のお隣、豊岡では38.2℃まで上がったとのこと。
時刻は午後2時をまわっていて、あたりは蒸し地獄に‥‥

下りはじめは快調にかっ飛ばしていたはずなのに、最後はヨタヨタと精魂尽き果て、なんとか射添会館に到着しました。。

射添会館から、スタート地点だった村岡ファームガーデンまでは7kmほどです。
いつもならゴール地点からスタート場所までを走って帰る猛者もけっこういるとのことでしたが、この日はみんな暑さにやられたみたいで、全員送迎車でファームガーデンへ帰還となりました

ファームガーデンに戻ったら順次解散です。まずはソフトクリームで体を冷やし、

近くの村岡温泉でさっぱり汗を流して、

日本の滝 百選に選ばれているという猿尾滝にも寄って、

但馬牛フィレステーキをご馳走になり、

さらには地元の村岡ふるさと祭り にも顔を出してから、帰ってきました

村岡を十分すぎるくらい満喫した1日


次回の村岡練習会は8月27日(土)の開催だそうです。
あまりに楽しかったので、ちょっと遠いんだけどまた参加しようと思っていますよ

まだまだ暑いだろうけど、楽しみです

夜叉ヶ池マラニック2日目【後編】

2016-08-08 18:28:02 | ランニング
やっとつづき。。

『夜叉ヶ池マラニックの復路は基本的に下りだからラク‥』とかいう話を何度か聞きましたが、実はけっこう登りも多いです

林道終点が標高752mに対し、ゴールの神戸町は16mとのことなので、確かに下り基調ではあるんだけど、コースは細かくアップダウンを繰り返すのであまり下ってる感じはしませんでした

坂内小中体育館をスタートした私、しばらく緩い下りを調子よく走っていましたが、次第に道は長ーーーく単調な登り坂に‥‥。

↑この半トンネルみたいなところ、けっこう長くて傾斜もあります。

お昼時で気温も上がり、ペースはかなり落ちました。

数人の男性ランナーに抜かされつつもヨチヨチ黙々と走り、ようやく道が下りに変わった頃、往路で見覚えのある奥揖斐湖大橋にでました。

↑1日目とのトータルで100km辺りみたいです。この距離表示はけっこう適当。

この橋のあたりはけっこう傾斜のある下り。なので、バテてきている割りにはまだ走れていました。

そして、川を渡って、、

藤橋新興事務所エイド(56.7km)にたどり着いたのは午前11時40分

ここはけっこう大きなエイド。事務所の建屋には洋式トイレもあるので、少し前から我慢していた(笑)ご用を足すべくまずはおトイレへその後、氷補給&エネルギー補給もして少しゆっくりしていきます。

夜叉ヶ池から下山して以降、私、汗はたくさんかいているはずなのにやたらトイレが近くなっていました。積極的に給水してもトイレで出ていってしまう様子
全然水分が体に取り込めない感じだったので、ここからのエイドではひたすら梅干を食べていました。

↑ゴールまで約34.9kmとの案内表示。
「もうあと35キロだけ?」
と、この看板の前で居あわせたおじちゃんランナーと喜び合いました。もはや35キロ=短いというおかしな距離感覚に陥っていたようです。

‥‥しかし、ここからがキツかった

新興事務所から次の給食エイド 久瀬まで↓は、、

ちょうど8kmなのですが、ずっと走り続けていたはずなのにきっかり1時間かかっちゃいました

さらにこのあと日差しが出てくるという辛すぎる展開

↑見回りのロードバイクが往来しています。大会車輌も頻繁にパトロールしており、AEDランナー(6kg程もあるAEDを背負って走っている)もいて、安全面は最大限考慮してくれていました。

急に強くなった暑さにやられながらも、まだまともな走りでたどり着いたのは、事前の下調べでリタイアポイントの第2候補としていた揖斐峡大橋エイドです

スタート前は本当に不安で自信なくて‥ここまでこれたら出来すぎ!とまで思っていたポイントだったので、着いたときはとっても嬉しかったです

ただここで1つ、大失敗
足はもうパンパンだったにも関わらず、私、このエイドで屈伸等のストレッチを強めにやってしまったんです。ストレッチ中はイタ気持ちいい感じで筋肉がほぐれたような気がしたんですが、エイドを出て走り始めた途端、足の感じが先程までと様変わりしてることに気づきました。前モモがガチガチで、走ると1歩1歩の衝撃がめちゃ痛いです

ストレッチはしたらあかんかった~

と後悔するも時すでに遅し。

走っているけど歩いている人とほぼ同じようなスピードまでペースは下降。揖斐峡大橋エイドからゴールまではハーフマラソンの距離なのですが、めちゃめちゃ果てしなく感じました。

やたら賑やかにお喋りしながら軽快に抜いて行く集団を羨望の眼差しで見送り、揖斐川沿いのコースをヨチヨチと、キロ8分ペースのランを続けます。

↑右手に揖斐川。1度歩くと2度と走り出せないような気がして、めっちゃ遅くてもとにかく走り続ける。。

このあたりは揖斐川マラソンのコースとかぶっているのだと、ご一緒したランナーさんが教えてくれました。
(揖斐川マラソンてアップダウンのあるかなりタフなコースっぽいですね、。)

あまりにペースが遅すぎて、
こんなんで これ、一体何時にゴールつくねやろ?
とか思いながら走ります。

橋を渡って揖斐川の西側にでると、残り15kmくらいの地点にあるエイド 空間工房森田に到着

スイカが美味しすぎます!

時刻は午後2時20分。このエイドでは、夜叉ヶ池マラニックに何度も出場しているらしいベテランおじいさまランナー2人が;

やっぱり4時半やな。
そうやな、このあともう1つ峠あるからな。
あの峠は歩くからな。走れんでな。やっぱり4時半やな。

などという会話しているのが聞こえてきました。どうやらゴール到着の予想時刻の話みたい。

ゴールは制限時間(19時)ギリギリになる覚悟だったので4時半ゴールできる位置にいるらしい、というのは希望の持てる情報でしたが、それ以上に、"あの峠"とか "あれは走れん"の言葉に戦慄を覚えました。。

・・・あんまりエイドで長く立ち止まってると足が固まるので、仕方なくベテランランナー2人に続いて "あの峠" に向けてスタートします。

そして、あの峠↓

たぶんこの峠↑確かに長いし傾斜もかなりある‥。こんなところ往路で走ったっけ?て感じ。

ほとんどのランナーが歩いていましたが、私は前モモがやられてむしろ急な下り坂の方が辛かったので、この登りはなんとか走れました
歩きとほぼ変わらないペースだけど頑張ってランで登ります

そしてラスト6km地点にして、"あの峠"の最高地点である霞間ヶ渓エイドでは賑やかなスタッフに笑顔で出迎えられ、ホッとひと安心

だけどこの頃、再びめっちゃトイレに行きたくなっていた私はエイドでほぼ立ち止まらず早々にゴールに向けて走り出しました。

エイドにももちろんトイレはあったはずですが、なにせ、この時の私はもはや、和式トイレにいけない状態だったのです
ガチガチパンパンな足は曲げるのもひと苦労。和式トイレにしゃがみこんで静止する自信がありません。

ゴールの役場には洋式トイレがあったはず。。

その後のペースも相変わらずキロ8分を越える激遅ペースでしたが、ひたすら走り続けました

そしてコースはいよいよ町中に突入。

ゴールが近づき、コース脇に立っていた誘導スタッフから「ラスト1.5kmでーす」と声をかけられると、、あら不思議

もうキロ8分が全く切れなくなっていた足がギアチェンジし、みるみる復活。ペースはキロ5分15秒まで上がりました。

最後は神戸町のお祭り会場の中をガチランペースで走り抜け、

↑屋台と祭客の合間を通る。

たくさんの おかえり の言葉を浴びながら、和太鼓の音を迎えられ、

午後4時20分頃、ついに奇跡のゴール

さっきまでキロ8やったくせに、『めっちゃ私、まだまだ余裕で元気ですよ』みたいなフリしてゴールテープを切りました。

↑諦めかけていた完踏証とお祭り会場で使える金券500円分をゲット。

スタート前はゴールできるとは本気で思ってなかったし、復路の揖斐峡大橋を過ぎてからは本当に辛くって‥‥。『こんな分不相応な大会、もう2度と出ない!』と何度も心に誓ったはずなんですが、

ゴールして、道中でお世話になった先輩ランナーや、最高齢参加者77歳のスーパーランナーKさんとお喋りしてると楽しかったなぁと心底思えて、不安だったことやしんどかった記憶はどこへやら。。。

また来年もよろしく。
といわれて、
はい!
とか答えていたり‥‥

今年楽しめたのはきっと涼しい気候に助けられたからってだけなので来年はどうするか分かりませんが、リピーターがめちゃくちゃ多いのも納得の、すごく素敵な良い大会でした
(またいつか走りたいかも‥‥とは思うー。)

帰りは無料入浴券をもらってゴール会場横の介護予防施設でお風呂(広くてめっちゃ綺麗)でのんびり汗を流し、まだ続々と帰ってくるランナーを応援しながらゴール手前のお祭り会場を見てから帰りました。

真夏の濃い~2日間でした。

おしまい。


■ 大会記録
1日目スタート人数331名
→ゴール人数322名
5時間21分 89位

2日目スタート人数319名
→ゴール人数224名
12時間51分 72位

夜叉ヶ池マラニック2日目【中編】

2016-08-03 11:03:53 | ランニング
つづきー。

登山口から山頂にある夜叉ヶ池までは約3.1kmで350m登ることになるのですが、山道に入った途端、コースはいきなり下りです

これから登らなあかんのになんで下るのよ‥‥もったいない

とか思いながら進んでいくと、道は次第に登り始めました

ただ、それほどキツい登りはなく、時々下ったりもします。綺麗な沢をいくつも渡る、なかなか気持ちの良いトレイルです

1kmほど進むと折り返してくる先頭ランナーと少ーしずつすれ違い始めました。(まだかなりまばら。)
昨日お見かけした金太郎ランナーさんにも出会いました!

思わず声をかけて写真を撮らせてもらいました♪ やはりかなり強いランナーのようです。

その後も道幅は狭いもののよく整備された山道を順調に2kmまで進み、

苦手なトレイル、心配してたけどけっこう余裕かも??

などというとんでもない勘違いをしはじめたころ、、、 急に視界が開けて、目の前にどーーーんと崖が出現しました
よく見ると崖には先を行くランナーがいっぱい貼り付いています。
どうやらラスト1kmくらいでいっきに標高を稼ぐみたい。どうりでさっきから全然高度が上がってる感じがしなかったわけだ・・。
崖に近づくと、こんな感じ。

ロープがいくつも渡してあって、これを補助的に使いながら慎重によじ登っていきます。

この急な崖、人ひとりしか通れない道幅のところもあるので、登る人と下る人と譲り合いながらゆっくり進みます。私より後ろのランナーになると、ここがかなり渋滞して大行列になっていました。あんまり登山開始が遅くなると、混雑にまきこまれてしまうようです。

2箇所ほどの難所を抜けるとようやく山頂付近に到着。

めっちゃガスっていて視界がききません。雲の中なのかな、、。めちゃくちゃひんやりしていて寒いくらいでした。

そしてそこからさらに階段をあがっていくと・・・

念願の夜叉ヶ池に到着~
登山口からちょうど1時間が経っていました。

視界がきかず、池の全貌がよくわからないのは残念だったけど、空気がひんやしていてモヤがかかって神秘的 山頂ではひとりずつ池をバックに記念写真を撮ってもらえました

さて。
これで無事に今回のマラニックの最低必達目標であった夜叉ヶ池到達を果たし、少しの間、達成感にひたれましたが、あんまりのんびりはしていられません。
とりあえず先ほどの怖すぎる崖を今度は下り、なんとか山をおりなければいけません

前のランナーに続いて、もときた道を折り返します。

後続のランナーが続々とやってきます。狭いので慎重にすれ違い。

下りは写真を撮る余裕などなく、補助ロープを握り締め、岩をつかみながら必死に降りました。霧のせいか、湧き水のせいか、地面が濡れていてすごく滑りやすいんです ロープも岩も濡れていて軍手はもうドロドロ。 後半戦のために、ここであまり足を使いたくはなかったんですが、積極的に余力を残すような余裕は全くありませんでした。後続のラン友達・知人の方とのすれ違いで声を掛け合い、元気をもらい頑張ります。

そして、登り1時間に対し、下りもきっかり1時間かけて、無事に登山口に帰還。

アスファルトの路面が現れるとめちゃくちゃホっとしました。

下界に戻ったら、ひとまず林道終点エイド(登山口エイド)で濡れてドロンコになった軍手を返却し、再び預けていた荷物を受け取り、トレイルシューズからランニングシューズにお履き替えです。

椅子に腰掛けてシューズ紐を結びなおしたり、シューズを袋に詰めたり身支度を整えていると、太ももにだいぶ張りを感じ、膝も小さくガクガクと笑っているのが分かりました。
やっぱり事前に練習で山登りをやっとかなあかんかったな、って感じ。不慣れな山でいっきに足を消耗

こんな状態で、ここからゴールまでは残り64.3kmというのは、けっこう絶望的です

それでもまだ走れるのでエイドでエネルギーチャージしてから林道をスタート

数時間前に走ってきた道を引き返します。

川沿いの林道は涼しく、また、復路はずっと緩い下りだったので、山で足がガクガクになった割には軽快に走れました。呼吸は楽チンなので、ここでは仮眠場所でお友達になった先輩ランナーしのさんとお喋り並走させてもらったり、『前に奈良のマラニックでご一緒しましたよね?』と、なんか見たことあるなと思っていた男性ランナーに声かけてもらってお話したり、、お喋りランができて、時間も距離も短く感じました。
2日目でいちばん気持ちよく走れていたところかも。。

そして登山口から1時間ちょっとでバイクランドエイド(2日目の37.2km地点)に到着。

復路のこのエイドにはかき氷も用意されていましたお手洗いもお借りして少しゆっくりしていきます。

バイクランドを出るとコースは林道ではなく、退屈な山間の道に変わります。

ランナーもかなりバラけて、前後を走るランナーの数も減ってきました。

2つの小さなエイドを経由して、2日目スタート地点である坂内小中体育館(48.3km地点)に帰ってきたのは10時40分頃。バイクランドから小中体育館までの約11kmを、エイド休憩いれて1時間10分かかっているのでペースは6分弱くらいです。下りだったこともあるけどまだまだ軽快に走れているみたいでした。

走っている間はランナーはまばらなのですが、エイドにはたくさんランナーがいて賑やかです

エイド食も豊富。ちょうどお腹が減ってきていたのでたくさん頂きました。

この坂内小中体育館からはリタイア送迎バスが出ているので、ここまででやめるランナーも多いみたいです。
私も事前に『リタイアする場合、どこでやめるか?』色々調べていたのですが、この坂内小中体育館はそのリタイアポイントの第一候補でした..。

だけど、足に疲労感は出てきているもののまだ元気に走れているし、残りの距離は43.3kmで制限時間までは8時間以上もありました。早歩きならオール歩きでもゴールに間に合いそうなくらいです。

このエイドでも一緒になった先輩ランナー しのさんにも『去年も一昨年もここで12時のサイレン聞いて、それでもゴールできたから、この時間でここに着いてるなら余裕だよー』と励ましていただきました


ここで初めてゴールできるような気がしてきた私

前日スタートした神戸町町役場に自分の足で戻る!、に目標を上方修正し、11時前に坂内小中体育館をスタートしました



まだつづくわー。

夜叉ヶ池マラニック2日目【前編】

2016-08-01 21:16:00 | ランニング
夜叉ヶ池伝説マラニック、
2日目 第2ステージ 91.6km。

朝の2時過ぎに("朝"と言っていいのか??)目覚ましをかけていたのですが、まわりのざわざわした音で、1時50分頃に目が覚めちゃいました
早くも起きて準備を始めている人達がいるみたい‥。少し早いかなと思ったけど、7時間ちかく眠れて(途中2回ほど目は覚めたけど、)スッキリとした目覚めだったので私もこのまま起きて仕度を始めることにしました。

トイレを済ませて、着替えながらバナナ、パンの朝ご飯

そのうちホールの電気もつき、3時前にはお借りしていた毛布を返却&荷物をまとめてゴール行きトラックに預けました。
(この頃、4つしかない女子トイレは激混みだったので早めに動き出してよかったです。。)

仮眠場所だった交流センターを出て向かいの坂内小中体育館にいき、スタートをまちます。

まっくらなのでライトは必須。

じきにスタート時刻が近づくと体育館横のグラウンドに誘導されました。

↑このグラウンドが2日目のスタート地点。

幸い前日の第1ステージ47kmによる足の疲れは全然残ってない感じ。足裏だけわずかに疲れてるかなぁ??という程度。

だけどやっぱり不安いっぱい 今から91kmも走るのか!と思うとヒヨッコのチキンハートはカタカタ震えておりました

楽しそうにスタートを待つ変人猛者ランナー集団の片隅でひとりテンション低くスタンバイしていると、、

何度か大会でご一緒している滋賀在住のラン友、T村さんに声をかけられました
1日目は気づかなかったけど、まさかこんなところで出会うなんて スタートまでの間、一緒にお喋りしながら過ごせてとても心強かったです。

そして、午前3時30分。
恐怖の第2ステージがスタートしました

↑ワラワラとグラウンドを出てゆくランナー達。

真っ暗な田舎道を道幅いっぱいに広がりながら、ヘッドライトをつけたヘンテコランナー一行は進みます

道脇にあった気温計は21℃を表示していました。まずまず涼しいはずだけど湿度があるのと、道が少し登っているのとで、気温のわりには蒸し暑く感じました

まだまだ先は長いので1日目と同様、足を使わないようめっちゃ抑えて走ります。

スタートから50分ほどで、7km過ぎにある川上集会所エイドに到着しました。

やはりみんなも暑さを感じているのか、給水が大人気でスタッフはとても忙しそうでした。梅干と水を頂いて進みます

10kmを過ぎる頃にはあたりがぼんやり明るくなってきました

↑4時40分くらい。コースは山間に入ってきました。登りでは早くも歩く人がけっこういます。

そして、そろそろライトは要らないかな‥と感じ始めた頃、11.2km地点のバイクランド に到着。

トイレやシャワー、医務室のある建屋のようです。

バイクランドのエイドは充実していましたが、私はここはさらっと通過。今回のマラニックでの必達目標である夜叉ヶ池を目指します

バイクランドから先は川沿いの気持ちよい林道です。

川や滝の音を聞きながら気持ちよく、少~しずつ登っていきます。

傾斜はゆるめで、ずっと隣を流れている川のおかげか、このあたりはあまり暑さを感じることなく快適に走れました

そして到着した林道終点エイド(=登山口)

ここまでで2日目スタートから21.1km。ほぼハーフマラソンの距離を走り、これから片道3.1km 往復6.2kmの登山に入るんです

最近の私の走行距離から考えるとハーフは決して短い距離じゃないんですが、奇跡的にここまでのところ特に疲れを感じることもなく、上手く走ってこれました

そして、このエイドではスタッフの方がやってくるランナーのゼッケン番号を見て、預けていた荷物を手早く渡して下さっていました。

夜叉ヶ池までの道は未舗装のがっつりトレイルなので、多くのランナーはここで預けていたトレイルシューズに履き替えるんです。
私もさっそく荷物を受け取り椅子に腰かけ、愛用のニューヨークから、トレランシューズにおはきかえ

実際に夜叉ヶ池に登ってみて、ランニングシューズでもいける感じでしたが、怪我のリスクを減らすためにはやっぱりトレイルシューズが安心です。

登山道にはエイドがないので、しっかり給水を済ませてから登山口に向かいました。

↑ここから山登り開始

登山口ではスタッフが軍手の貸出しをしてくれていました。『いっぱい手を使うから怪我防止のために使ってください』とのこと。
手を使うような山登り‥‥
なんか怖すぎるんですけど、必達目標の夜叉ヶ池はもう目前。気合いを入れて、しっかり軍手をはめて、いざ山へ突入

いよいよ夜叉ヶ池へのアタックが始まりました。


まだつづく‥‥。

夜叉ヶ池伝説マラニック宿泊編

2016-07-30 16:25:30 | ランニング
初めての夜叉ヶ池伝説マラニック。準備で一番頭を悩ませたのが、1日目ゴール後の宿泊でした。

なにせ情報が少なく、普通の宿に泊まるわけじゃないので色々と必要なものや、逆に必要じゃないものがありそう

何かの役に立つかもなのでて以下、1日目ゴールから宿泊についての忘備録ですメモメモ‥φ(..)

1日目の第1ステージをフィニッシュすると、お弁当引換券&お祭りで使える金券を渡されました。

これは貴重な今夜の夕食になります。
なくさないように大事にポーチにしまい、次に預けていた荷物を受け取って、汗を流しに向かいます

参加案内には『ゴール後はシャワーで汗を流してください(環境保護のため石鹸は使えません)』と書かれていたので、どんなシャワー施設なんやろ??と思っていたのですが、案内された方に向かうと、今は使われていないスキーリフトの下に、男湯・女湯の表示が貼られたビニル幕に囲われた謎の一角が。。

荷物はビニル幕の外に置き、湯浴びに必要なものだけ持って中に入ると、、中には白い軽トラが1台。荷台にビニルシートが敷かれ、そこにお湯がはられていました。

お湯の中には桶がたくさん浮いていて、どうやらこの荷台のお湯をかぶって汗を流すようです。

めっちゃワイルド‥‥

四方がビニル幕で覆われているだけで天井はなく、蚊とかがよってきたら嫌なので手早くバシャバシャお湯をかぶりました。
ぬるいけど近くの泉源からわざわざ運んできてくれた温泉だそうで、たっぷり使って良いよとのことだったのでシャンプーやせっけんは使えないものの頭も体もゴシゴシバシャバシャしっかり流せて、サッパリしました

湯浴びが終わると、お次はごはんタイム

エイドでもけっこう食べていたのであまりお腹は減っていませんでしたが、翌日の第2ステージ(91km)のことを考えるとエネルギーはたっぷり補給しておきたいところ

まずは夕食のお弁当を受け取り頂きます。

味もボリュームもいたって普通のおべんとう。
これだけじゃ全然たりません。

続いてお祭り会場に繰り出しました。

貰った1000円分の金券を使ってお祭り会場で食料調達をします。

あまり揚げ物類を食べる気がしなかったので、炭水化物をメインに、

おだんご、アメリカンドッグ、よもぎパン2個(パンは翌日の朝食用に。。)。このほか、ペットボトル飲料を3本買っておきました。
おだんごがめちゃくちゃ美味しかったです

最後にはしっかりタンパク質補給も。

↑水で溶かさなくてよいプロテイン。
今回の夜叉ヶ池のために買って持ってきていたんですが、これがまた想像していた通り、めっっちゃまずく、涙を堪えながら5本をなんとか飲みきりました

その後、まだまだ道中祭は始まったばかりで続々とランナーも帰ってきているところでしたが、一刻も早く体力回復をさせて明日に臨みたい私は、5時半ごろには送迎バスに乗り込み、祭会場から宿泊地である坂内学校体育館に戻りました

坂内学校体育館は1日目の45kmエイドでもあるので、私がバスで体育館に着いた時にはまだまだゴールを目指すランナーがちらほら走っていました。
1日目はゆっくり走ってもいいけど、あまり時間ギリギリになりすぎると、湯浴びや夕食、寝る準備が慌ただしくなってしまいそうです。

早めにお祭りを切り上げてきてよかったな。

まずは体育館入口に用意されている翌朝の朝食をとり、

朝ご飯には、おにぎり、バナナ、オレンジとお茶が用意されていました。就寝前に各自とっておきます。

その後はさっそく寝る準備にむかいます。男子の宿泊場所は体育館でしたが、女子の宿泊場所は、体育館の向かいにある坂内交流センターという建物でした。

公民館と託児所を兼ねた施設みたい‥‥。

この交流センターにあるホールが女子の仮眠スペースなのですが、、

こんな感じの広いホール
到着がかなり早かったのでまだ中には4人くらいしかおらずガラガラでしたが、寝る頃にはほぼ満室(?)状態になります。

さっそく1人1枚ずつ借しだされる毛布で寝床を作成

こーんな感じ。
毛布は厚みがあるので三つ折りくらいにするとフカフカして敷き布団としてちょうど良かったです。それに男子と違って床がカーペット敷きになっていたのは本当に有り難い。。

枕は100均で入手した空気をいれて使う簡易枕を2個。これに、持参した小さなブランケットをかぶって寝たのですが、寝心地抜群でかなり快適に爆睡できました

寝床が整うと、あとは翌日のウェアの準備(1日目で使ったゼッケンを2日目も使うのでつけ直しが必要)をして、スマホ&ガーミンの充電をして(容量の多いモバイル充電器は必須!!)、交流センター内のトイレで洗顔・歯磨きを済ませ、
まだ3分の1くらいのランナーしかセンターに戻ってきていないのに18時半過ぎにはひとり、アイマスク付けて就寝モードに

翌日のことを考えると怖いので少しでも早く寝て第2ステージに備えようと必死でした

幸い、寝るのは大得意 まわりは消灯もしておらずまだガヤガヤとしていましたが、10分もすればウトウト夢の中‥‥


2日目、第2ステージ 91.6kmにつづきます。。

夜叉ヶ池マラニック1日目【後編】

2016-07-29 00:22:00 | ランニング
つづきー。

コースが山間の道に変わってまもなく、9.6km地点のエイド 霞間ヶ渓に到着スタートから約1時間が経っていました。

真夏の1番暑い時間帯にもかかわらず、これまでのところお天気は曇っていて例年に比べるとずっと涼しくて快適 氷もそれほど必要ない感じもしましたが、スタート前に頭と首にセットした氷はすっかり溶けており、ひんやり氷はとっても気持ちよいので、ここではネッククーラーの氷もたっぷり補給しておきました

霞間ヶ渓エイドを出発してしばらく行くと、コース脇にラン友のiwaさんを発見 こんなところで会うなんてめっちゃびっくり
呼びかけるとiwaさんの方も驚いていて、話をしてみるとどうやらiwaさんも今回、この夜叉ヶ池マラニックにエントリーしていたものの足の指を骨折してDNSになってしまったのだとか 知人がたくさん出ているので1日目の応援だけでも‥と、ここまでやって来たそうです。
お久しぶりのiwaさんとはもっとゆっくり話したかったけど、少しだけ立ち話をしてから出発しました
うーーん、。一緒に走りたかったなぁ。。

そして、iwaさんと別れてしばらく登り坂をヨチヨチ走っていると‥‥

右手にマサカリを持った金太郎さんに抜かされました

金太郎さんの全身の筋肉はあまりにも綺麗で思わず見とれるほど背面はほぼパンツ1枚状態なのに露出部分はムラなく綺麗な小麦色。
一体どうやって焼いたんだろう‥‥
と不思議に思いました。足元はワラーチ、登りなのに全く息はあがってなくて、走り方もとっても綺麗。相当な猛者ランナーさんとお見受けしました。夜叉ヶ池マラニック、本当に色んな人が参加されてて面白いです。

ぐんぐん小さくなる金太郎さんの背中を見ながら私はマイペースで進みます
とにかく足を温存することを最優先に抑えて抑えて走ったので、小刻みなアップダウンのあるコースでもとっても楽チン

景色を楽しみながら、

17km過ぎて鉄橋を渡る。このあたりまでは雲っていてとても快適。

3~8kmごとにあるエイドにもしっかり立ち寄りつつ、

消費していくエネルギーを補給しつつ、翌日の分のエネルギーも蓄えるべくしっかり食べていきました

夜叉ヶ池エイドにはフルーツやパン、細まき寿司などがあってなかなか豊富な品揃え どのエイドステーションも給食メニューは2日間ともほぼ全て同じ内容でしたが、品数が多く、ところどころ変わったものも置かれていたので特に飽きることはありませんでした。
トマト、バナナ、オレンジ、羊羹、メロンやら‥

細巻き、おにぎり、ぱん、きゅうりにスイカなど‥


細巻きとパンとオレンジを中心に、エイドのフードは全種類一通り食べたと思います

途中、私設エイドもありました ありがたし。

さらにはエイドの何ヵ所かにはビールまで用意されていましたよ。

おじちゃんランナーさん達が美味しそうに乾杯してました。走りながらビールなんて‥‥不安でいっぱいのヒヨコ野郎とは気持ちの余裕度が違います。

だけどエイドスタッフや道中でご一緒したランナーはとってもフレンドリーで
「その番号は夜叉ヶ池 初めてやね?」とか
「どっから来はったん?」とか
何かと話しかけてきてくれて、おひとりさまヒヨコでも道中は不安なく、楽しく過ごせました

どうやらこのマラニックのゼッケン番号は、これまでの出場回数に応じてふられているようで、番号が若いほど出場回数が多いランナーのようでした。

私のゼッケン番号は356番。番号を見ただけですぐ夜叉ヶ池初心者だと気づいてもらえて、あれこれアドバイスも頂けました。(今回は200番台後半からが初参加者だったみたいです。)
一桁のゼッケン番号の方も何人かお見かけしましたが、彼等は私が小中学生の頃から夜叉ヶ池を走っている大々先輩 もう尊敬しかありません

彼等からしたら私なんかほんまにヒヨッコなんやろうなー。。

(↑30km辺りで小さなダム横を通過。)

2時頃からは日差しが出てきて暑さも感じるようにはなりましたが気温はせいぜい30℃くらい。過酷な気象条件にならなかったのは本当にラッキーで、それほどキツさを感じることなく36.7kmの藤橋振興事務所エイドに到着しました

スタッフの多い大きなエイドでした。
暑いのでここでは水分とエネルギーと氷をしっかり補給。

このエイドには残りの距離も書かれていました。気づけばもうゴールまで残り10kmみたいです。あっという間にここまで来れて、あと少しだと思うと元気がでてきました

藤橋事務所エイドをスタートすると、ゴールである"坂内"の看板もでてきてゴールが近づいていることを実感します。

揖斐川を渡ります。

このあたりから気温がピークになってきたんでしょうか‥‥。日差しもあるし少ししんどくなってきました2日目のために体力温存しなきゃいけないので、ペースをさらに抑えてゆっくり走ります

ダムの横や、長いトンネル(?)を通過。トンネルは日陰なので少し涼しいです。

さらに進むと、翌日(2日目)に目指す"夜叉ヶ池"の看板も現れました。

ここまでくればゴールはもうすぐ。

午後4時過ぎには、本日の宿泊場所である坂内学校体育館に到着しました~

‥‥だけど、ここはまだゴールじゃありません。ゴールはここからさらに2.3km先に進んだ『遊らんど』というスキー場跡地。
足にも少し疲労感が出てきてしまっていたので、エイドスタッフに勧められるまま、とうもろこしや葡萄を頂いて少しゆっくりしてから、ゴールに向けて出走しました

坂内体育館から遊らんどまではけっこう登りました。日差しは相変わらず強くて暑いし氷はとっくに溶けてなくなっていたし、ちょっとしんどい

それでもこの日はこれが最後の登りです頑張ってふーふーいいながら坂道をあがると、、
見えてきました

↑遊らんど で開催されている道中まつり というお祭り会場です。

このお祭り会場を祭り客から「おつかれさま~」等と声援をいただきながら走り抜け、、
会場の奥で遂に
1日目の第1ステージ、無事にゴールしました

時刻は午後4時20分ごろ。
ラスト10kmを過ぎてから急に疲労感が出てきてしまったけど、1日目は5時半までにはゴールしたいな、と思っていたのでタイム的には上出来でした

とりあえず1日目を無難にクリアする!という一つ目の目標はこれで達成。

そして、恐怖の2日目に挑むのでありました。。


つづくー。

夜叉ヶ池マラニック1日目【前編】

2016-07-26 23:54:00 | ランニング
夜叉ヶ池伝説マラニック 2016、

練習不足からくる不安で大会前にはさんざん弱音を吐いていましたが、なんとか2日間、無事に走りきって参りました

真夏の濃~い2日間、長くなりそうやけど、まずは1日目のレポートから


1日目 7月24日(土) くもり
第1ステージ 47.3km

大垣に宿泊していた私、9時20分頃にホテルをチェックアウトし、重たい荷物を3つもたずさえ、まずは養老電鉄に乗ってスタート&ゴール会場(神戸町町役場)のある広神戸駅に向かいます。

車内は乗客の8割強がランナーという異様な雰囲気です

みんな私と違ってとっても強そう‥‥
などと、ヒヨッコランナーは萎縮しながら車内のランナー達を眺めていたのですが、その中には見たことのある顔がちらほら・・。知人も1人発見しました。
やはりこういう少し風変わりな大会に出る人というのは行動パターンが同じなんでしょうか・・。

広神戸駅へは約10分ほどで到着無人の小さな駅でした。

駅前には夜叉ヶ池マラニックの看板が。町の歓迎ムードが伝わってきます。

駅から会場までは5,6分歩きますが、ゾロゾロと皆に続いてゆけば迷う心配はなし。すぐに会場である神戸町役場に到着しました。

ここからまずは受付でゼッケンと荷札(1日目のゴール行き荷札と2日目の登山口行き荷札)と参加賞、それに大会パンフレットを受け取りました。

参加賞は水色のナイロンのバッグ。なかなか使い勝手よさそう

大会パンフレットには参加者名簿も載っているのですが、スタート前に中をちらりと見てみると参加者の年齢層がめっちゃ高くてびっくりしました 今回の参加者、最高齢は77歳(←しかも知ってる人やった!)、女性最高齢は68歳。その他、男性は70代もたくさん 女子ランナーで私より年下の参加者はわずか2人しかいませんでした...。

どないなってるんや、この大会。ほんまに138kmやんな?

健康寿命をのし上げている元気すぎる先輩ランナー達に畏敬の念を抱きながら、ヒヨッコランナーは会場の片隅で荷造りを進めます。。
会場には少し早いかなと思いつつも10時前には到着していたのですが、荷物預けや身支度やら勝手が分からず手間取ったので、早めに到着しておいてよかったです。スタート&ゴール地点においていく荷物と、1日目のゴールと登山口の2ヵ所へ輸送してもらう荷物を行き先を間違えないように預けてからスタート広場へ移動

スタート広場には既にたくさんのランナーが集まっていて、

(1日目は331名が出走。)
一昨年の伊勢本海道マラニック(友人のUさんが主催してくれた160kmのマラニック。私は60kmで離脱した。)でご一緒したK田さんも発見
最近はウルトラランナーの知人が増えたので予想はしていましたが、やはり知り合いの方がちらほら参加されていました。1人でとんでもない大会に来てしまったかも??と、スタート前はとっても不安でチキンハートがうち震えていたので、知ってる顔を見つけるとなんだか安心しました。

スタート広場にはエイドテーブルが用意されていて早くも飲み物や果物、水かぶり用の水桶などが提供されていました。

そして、忘れてはならない暑さ対策の氷も!

会場で軍手がもらえるので、軍手の中に氷をつめて帽子の中に入れ、涼をとりながら走るんです。
が、慣れた方は、軍手ではなく洗濯ネットなど、氷を入れる袋を予め持参して、そこに氷を入れておられる人も多かったです。

私も去年このマラニックに出ていた友人Uさんから事前にアドバイスを貰っていて、100均の洗濯ネットをサンバイザーに取り付ける日よけと、ネッククーラーに縫い付けた特製の氷入れグッズを持ってきていたんです

↑こんなの。2つ用意してみたけどネッククーラーだけでも良かったかも。

洗濯ネットに大きな氷をたくさん詰めてスタンバイ完了

スタート20分前ほどになると、大会のアナウンスが始まり、夜叉ヶ池伝説になぞらえた夜叉龍神の舞が披露されました。

ほら貝の音とともに、夜叉姫が蛇に嫁ぐために練り歩き、、、

最後は龍神のとぐろから夜叉姫が登場して舞が終了。

そしてまもなく午前11時。
号砲とともに1日目 47.kmのマラニックがスタートしました

先頭はそれなりのスピードで勢いよく飛び出して行きましたが、とにかく2日目に備えて足を温存したい私は、足を使わないようにそろりとスタート。。

まずは1kmほど走り、

日吉神社に立ち寄ります。

↑神社から早くも折り返してくる先頭ランナー。ランパンランシャツの超軽装はさすが・・。

知人の猛者ランナーHさん(週末にひとりでふらりと150kmくらい走っちゃうスパーウルトラランナーさんです)も先頭に近い位置をハイペースで駆け抜けてゆかれました。

前のランナーに続いて、境内に入り、、

無事に夜叉ヶ池まで走れるようお参りをしてゆきます。

ここからさらに1.5kmほど走り、こんどは夜叉龍神を祀った夜叉堂というところにもお立ちより。。

こじんまりとした、すごく綺麗なお堂でした。。

こんなところ、集団でズカズカと走らせてもらってすみません

2ヶ所での参拝を終えたらしばらくは平坦な住宅地の合間や幹線道路の脇を走り、ほんの7kmほどで、コースはだんだん民家のない山の方へと向かい始めました

ここから先、コンビニやスーパーはおろか自販機もほとんどありません。

夜叉ヶ池マラニックの1日目は標高16mの神戸町役場からゴールの遊らんど坂内 標高295mまで。往路は登り基調になっていて少しずつ高度を上げていくのですが、登り坂が始まるのもこのあたりから。。

さっそく歩きをいれるランナーもちらほらいる中、私も2日目にそなえて、1日目ではできるだけ足を使わないように!と慎重にゆっくりジョグで進んでいきました


つづくー。

夜叉ヶ池ピンチで悪あがき

2016-07-19 00:31:39 | ランニング
実は今月末(というか、もう今週末)に開催される夜叉ヶ池伝説マラニックというウルトラマラニックにエントリーしています。

真夏に2日間かけて約134kmも走るという常軌を逸したマラニックなのですが、去年お友達が出ていてなんだか楽しそうだったし、サボりがちな夏場のウルトラ練習としてちょうどいいかな などという軽~い気持ちでエントリーしてしまったんです。。

1日目 約45km、2日目 約89km、
間の宿泊は、小中学校の体育館で毛布一枚借りての雑魚寝というワイルドなもので、134kmという距離は未知数ながら、エントリー当時は淀川ウルトラ100kmを走った直後とあって、

まぁいけるやろ

とか安易に考えてたのですが、ここ最近、10km以上の距離を走ることが全くなくなってしまっていて、準備不足のまま開催日ばかりが近づいてきました。

もはや、全く走れる気がしません

しかも、先日送られてきた参加案内を開けてみると・・・

『交通止めで本年はコース変更あります。距離少し長くなります』 という衝撃の文言あり
うそやーん(号泣)

どうやら片道2kmちょい、往復するとトータルで5kmちかく距離が延びてしまうようです たかが5km、されど5km。ただでさえいっぱいいっぱいのヒヨッコランナーからすると、わずか5km弱とはいえコース延長はとっても厳しい話。


てわけで、いよいよ追い詰められた開催日2週間前のとある週末。
"今さら何やっても手遅れ感"はありましたが、現状把握のためにもご近所でウルトラ練習をしてみることにしました。

久々のロング練習となるこの日、最高気温は30度を少し超えていたようですが、お天気は曇りで日差しはほとんどなしじっとしているだけなら涼しいくらいに感じるなかなかのラン日和でした。

ひとまず尼崎から国道2号線を神戸方面へ向けて走ります

曇ってるおかげでこの時期の日中にしては、だいぶと走りやすかったです。
汗だくになりつつも、序盤はキロ6分30~40分ペースで走れました。

尼崎から、西宮、芦屋、と通って、神戸市内に入ったところで、ようやく15kmくらい。そこからは2号線を外れて北上し、コースを山手幹線通りに変えます。

山幹通りを今度は尼崎方面へ引き返す形で東へ

で、距離が20kmを越えて芦屋に入った頃、、、早くも足が止まりました わずかハーフの距離でバテたっぽいです

そこから先はもうグダグダで、木陰で休んでみたり、コンビニに立ち寄ったり、トイレ休憩したり、、、
1回の休憩時間も最初は5分ほどだったのがだんだんと長くなり、10分とか15分とか、1度足を止めるとなかなかスタートできなくなり、30km手前くらいから本当に全っ然進まなくなりました。

その後も距離稼ぎのために武庫川から今度はさらに北へ向かい、宝塚を経由して再び尼崎にもどったのですが、、、

ようやく尼崎の自宅に帰還したころには、すっかり日も落ちておりました

トータル約48km(夜叉ヶ池マラニック1日目とほぼ同じ距離)で、タイムは20分ほどのトイレ休憩を除いて(トイレ休憩中はガーミン止めてた‥)7時間ちょい。夜叉ヶ池マラニック1日目の制限時間は7時間半なのでめちゃギリギリです

そして、足はぱんぱんで、とても翌日走れるような状態ではなかったので、どうやら夜叉ヶ池マラニックも、1日目をなんとかクリアできたとしても、2日目スタートできるかはかなり疑問な状態でした

本番は今回の練習より坂道もかなりあるみたいだし、暑さも例年かなり厳しいようなので地獄をみるのは間違いなさそう

不安払拭したくて敢行した悪あがき練習でさらに不安になり、弱気すぎて完走はちょっと無理っぽいんですが、なんとか2日目のメインである夜叉ヶ池まではたどりきたいなーー。と思っています。

今日からしっかり寝て疲労ぬき。

今週末は、大会前日の金曜日に岐阜県入りして本番に挑みます