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朝ごぱんラン

3度のめしが ぱんでもいい!
ぱん大好きジョガーのつれづれ日記

第1回木曽町グレートトラバース【レース後編】

2015-09-12 14:01:11 | ランニング
無理矢理50km以上をまとめて書いたんでダラダラ長いっす。
つづきー。

Nっちと別れて少しするとコースの景色がガラッと変わって、とうもろこし畑にでました

遠くに民家も見えていて、
どうやらコースは山道を外れて町中におりてきたみたいです。

ここから少し進むと第3エイドに到着
ここのエイド食はなんと!とうもろこし

大会案内でとうもろこしエイドがあることは事前に知っていて、

エイドでとうもろこしはナイわ~。消化は悪いし歯に詰まるやん?

とか思ってたんですが、意外にもまわりのランナーさんはほぼ全員、めっちゃとうもろこしかぶりついてはりました

と、よく見るとそのランナー達の中にT氏の姿が
もしかしたらT氏にも追いつくかも、、とは思っていましたが予想以上に早く会えちゃいました

足裏痛くてもうアカンねん。どうせ追いつかれるから先にいっとくわー

と、言い残してそそくさとエイドを出発するT氏。

逃げ去るT氏を見送ってから、私もとうもろこしを頂きました。
これがまた超甘くて激ウマ
スーパーに並んでるやつとは全然違います。エイドにいたおばあちゃん達から聞くところによると、朝採りですぐ茹でて作ったんだそうです。とうもろこしは鮮度命ですからね
本当に美味しかったです

さて、お腹を満たしたらT氏の追走を開始します

とうもろこしエイドから先はしばらく、比較的平坦な住宅地を走りました
このあたりでは雨だけでなく、風がモーレツに吹き付けてきて大変だったのですが、住宅地とあって地元の方からたくさんの応援がもらえ,すごく楽しく走れました

民家の数はそれほど多くないのに
ほんとうに ほんっとうに、たくさんの応援
お家の窓から身を乗り出して大きな声援を送ってくださる人や、
軒先にちょこんと座って応援してくれてるおばあちゃん、
雨風強い中、雨合羽を着たり 傘をさしたりして沿道でエールを送ってくれる人や、
中には傘もささずに全身ずぶぬれで応援してくれてる人まで。。

さらには横をはしる軽自動車が私の横でモーレツ減速するので何かと思ってみてみたら、おもむろに窓があいて運転席のおじちゃん、「がんばってな」だって 嬉しい
びっくりすることに、通りすがりの車の半分くらいからはこんな風に声援がもらえたんです
地域総出でのその熱い応援っぷりたるや、まるで フラッシュモブみたいでした

スタート直後に応援が多いのはどこの大会でもだいたい同じだけど、こんな大会会場から離れた場所でまで町の人からサポートしてもらえるってのはなかなかない気がします。
広報もかなり頑張ってくれたんやろな~ じーん。

感動しきりでこの区間では膝の痛みもほとんど感じませんでした。

そして、、コースは再び山道に入りました
ゆるいカーブを繰り返しながら登る坂道でついにT氏をとらえます

しばらくT氏と一緒に走って中間点の50kmを通過
スタートから5時間32分がたっていました。
単純に倍しても11時間こえるな‥‥。
1ヶ月前の北オホーツクでは4時間40分くらいで中間点50kmエイドにたどりついていたことを考えると、今回はだいぶとのんびりです。

「足裏かなり痛むからぼくも68kmでやめるわ」
というT氏とともに、2人でリタイアめがけて頑張ってすすみます。
そして、第4エイド(53km)に到着

ここのエイドはお蕎麦♪

お蕎麦はそんなに好きじゃないんですが今大会、走ってる最中にやたらとお腹が減って仕方がなかったので、ここでも1杯いただいておきます
汁も飲み干しエネルギーを補給してからは、再びT氏と一緒にスタート
この、お蕎麦エイドを出た直後は

リタイアポイント(68km大エイド)まであと15kmほどやからなんとかなりそうやな。

と若干余裕をかましていました

が、しかし

エイドの直後から始まったアップダウンがやたらめったらしんどかったです
事前に確認していたコースマップで序盤と終盤に大きな峠越えがあるのは認識していたものの、中盤にこんなしんどいアップダウンあったっけ?
ってな感じ

後から確認したら、確かにまぁまぁでっぱった峠、ありました↓

序盤&ラストの山が目立つから見過ごしがちやけど、たいしたことないように見えるこの真ん中の山もなかなかのもの。盲点でした
3kmほどの登りはなんとか元気に走ってT氏をプチ置き去りにすることに成功しましたが、もともと苦手な下りがもう長くて長くて‥‥
それに、下りの方が膝にきます。下りになった途端、右膝内側の鵞足炎らしき痛みもめっちゃ強くなってきて、それをかばっているせいか左の土踏まずも痛くなってきました。
何度も立ち止まって屈伸したり左足裏をストレッチしてみたり、の繰り返し
さらには急に息が上がって手足が冷たくなるというガス欠症状まで現れたので、慌ててポーチに忍ばせておいたエネルギージェルを投入
ついでにロキソニン2錠目も投入しました
(病んでるのにごめん、My胃!)
ジェルのおかげか、なんとか持ち直して命からがら(?)たどりついた第5エイド(65km地点)

エイド食はおにぎり~♪

ガス欠おこしかけてたので夢中で頬張りました。梅の塩気がきいててめっちゃ美味しかったです

ここまでくるとコースは山道を外れ、傾斜も緩くなってきます。
沿道にレストランや温泉施設なんかもちらほらあらわれだして、従業員の方が制服のまま出てきて声援を送ってくれたりもしていました。
「おトイレ大丈夫ですかー?おトイレありますよー。」
なんて声もかけてくれて有り難いかぎり
(大会オフィシャルトイレではなく、単にご好意で貸してくれているようでした♪)

山道をはずれるとこうした応援がもらえるので急に元気がでてきます
第5エイドからリタイアポイントとしていた第6エイドまでは快適に走れました。

そして、たどりついた大エイド(68km地点となる第6エイド)

このエイドが山道の途中だったらやめていたかも。。
だけど、たくさん声援がもらえる町中ゾーンに入ったところだったのでテンションはあげあげの状態。リタイアするにはまだまだ足の痛みも疲れもぜんぜんたいしたことない気がしました。

てなわけで、このエイドではパワーバーでエネルギーチャージ
預けていたドロップバッグの中からエネルギージェルを取りだしポーチにイン
もうリタイアする気ぜんぜん無しです

右膝と左の土踏まずが少し痛いだけで、明らかに北オホーツクの70km地点より足全体は元気だし、いけるはず。

ドロップバッグを返却してエイドを出ようとすると、ちょうどT氏がエイドに入ってくるところでした。
「やっぱりリタイアやめて行くわ~」
と声だけかけて再スタートしました

で、この大エイド(68km)から80km地点までの十数キロの間はなんと、ずっと町中ゾーン(畑とか土手とかもあるけど)になっていました。
要するに応援が盛りだくさん

田舎なので人の気配のない道やこんな↓畦道もありますが

民家の間を通る区間では再び沿道両サイドのあちこちや、行き交う自動車の中から、老若男女問わずのフラッシュモブ応援を次々と頂き、またも感謝感激の嵐

町をあげての歓迎で有名な海部川や村岡と同等かそれ以上の熱い応援っぷりで、この区間ではもうすっかり木曽町にフォーリンラブでした

そして、膝の痛みも忘れて第7エイド(78km)もあっさりパス

第7エイドはおやき♪

ついでに携帯していたエネルギージェルも投入して、しばらく続くフラットな道でパワーを蓄えたら
いよいよ80km過ぎから始まる最後の山越えに挑みます

なかなかハードでダラダラした登りを3kmほど走ると、長い登り坂の途中にある第8エイド(85km)に到着しました

スイカエイド♪

お塩をたっぷりかけてもらったスイカで糖分水分塩分を一挙に補給します
ここまで3kmほど登ってきただけでもそこそこ疲れてきていますが、エイドスタッフさんが
「あとここから5kmのぼりですよ~!」
と励まして(?)くれました。

ここまでくると登りで歩くランナーがほとんどになってくるので、ノロイながらも登りは絶対歩かず走り通す私は抜き放題で楽しいです

第8エイドまでの3kmとあわせると合計8km続く登り。村岡の蘇武岳がコースの最後にもあるって感じでしょうか‥‥。
イケイケどんどん登り詰め、たどり着いたのが最後のエイド(95kmの第9エイド)

エイド食はパンでした♪

ラスト5kmでパンは要らんかなって感じだけど、木曽福島で唯一のパン屋 "かねまるパン"さんの牛乳パン
有り難く一切れ頂いて今度はいっきに下りに入ります

ここの下りは「もう最後!」という気持ちからかテンションも上がっていてほとんど足に痛みも感じず、ペースも落とさず走れました
下りではいつもごぼう抜かれするのですが、今回は3人に抜かれただけ。激しく雨が道路を打つ中、滑らないようにだけ気を付けてガシガシ下ってゆきました
(但しこの下り、道のド真ん中に巨大ヒキガエルが鎮座していたりするのでスピードを出しすぎると踏みそうになって危険です!)

ある程度下りきったラスト3kmあたりからは木曽福島の町中を走ります
またも応援があちこちから飛んでくるという、最高に楽しすぎるラスト

声援に応える余裕もなくなった北オホーツクのラストとは違って、足もぜんぜん動いてペースもキロ5分ちょいまで上げられたし、沿道の応援に手をフリフリして応えられたのが良かったです

ゴールはスタート地点とほぼ同じ場所にある福島小学校の校庭。
雨でドロドロぐちゃぐちゃのグラウンドに飛び込み、靴を泥まみれにしながらゴールゲートをくぐりました
(校庭がゴールっていうのも村岡とおんなじ
雨の中ドロドロの校庭でゴールした3年前の村岡を思い出しました。)


タイムは11時間10分39秒
女子6位(5位までが総合表彰やった‥)でした

タイム自体はイマイチですが、最初から最後までペースを変えることなく、北オホーツクの時と違って最後まで楽しくゴールできたのがなにより
平坦なコースを坦々と走るよりアップダウンがある方が負担が色んな筋肉に分散されてダメージが少なくて済む気もしますね。。

それと、一応年代別1位ということで入賞メダルもちゃっかりゲット

リタイアすると言っていたT氏も結局私の50分くらい後にゴールにやってきて、一緒に予定していたよりずっと早い5時半発の電車に飛び乗り、9時前にはお家に帰着できました


しんどくも飽きのこない楽しいコースと、あまりの熱烈な応援に感激感謝満載の木曽町グレートトラバース

第2回の開催については分かりませんが、第1回目からここまで円滑な運営と町の協力のある素晴らしい大会ですから、人気急上昇はまちがいなし
来年の開催が決まった暁には、数あるオススメ大会の中でもモーレツイチオシしたいと思います
(まぁ‥オススメしたところでコースと距離がアレなんで、。
アレな人しか興味を示してくれないとは思いますが)





ゴール後もおやきや豚汁などが頂けました↓

熱心な応援にすごくびっくりした今大会。。 だけど、なにより驚いたのは‥‥

↑完走証のサイズかな? ちっさ!(笑)

第1回木曽町グレートトラバース【レース中編】

2015-09-08 20:56:13 | ランニング
つづきー。

1つ目の峠はこの大会最大の難所
コースの序盤に一番キツイ峠が現れるあたり、村岡ダブルフルにほんとに良く似てるなぁと思いました。

が、こちらの峠は村岡最大の難所である蘇武岳(8kmくらいだっけ?)への登りよりもずーっと長くてダラダラでした 村岡より比較的 "メリハリがない"というのが木曽町グレートトラバースのコース全体を通しての印象。
約13km続く登りをダラダラちんたら走っていきます

↑路面は川みたいな状態‥‥わかるかな??

雨は強まったり弱まったりしていましたが全く止まないので、濡れたスマホが誤作動しまくり、ぜんぜん写真がとれません
コース上で写真に残しておきたいシーンは盛りだくさんだったんですが、カメラ起動ができなくてほとんどの撮影は叶わずでした とっても残念


最初の峠の登り下りはかなり長い
と、はじめから覚悟してのんびり進んでいたので、実際走ってみると全然しんどく感じませんでしたが、登り始めてほんの数キロのところで右膝内側に微妙な痛みが出始めました
今年の春にやらかした鵞足炎によく似たイヤ~な感じ
まだ十数キロしか走っていないのに、なんでまたこのタイミングで痛みがでてくるんでしょう

しばらくは
「気のせい気のせい・・・」
とこの軽い痛みを無視していましたが、ほんの少しずつ痛みが強くなってきている気がしたので、ここで禁断のロキソニンを投入しておきました
実は只今、胃炎の治療中につき、本当はロキソニンは禁忌だったんですけど、、
致し方あるまいー
背にハラはかえらません お膝の痛みに負けてのんじゃいました!

予期せぬ膝痛の発生でテンションだだ下がりの中、さらに追い討ちをかけるように、雨脚が強くなってきます。
アスファルトの道が川のようになっていたり、巨大な水溜まりになっている箇所もたくさんあって、靴の中もあっという間に完全浸水してしまいました
頭のてっぺんから爪先まで飽和状態になりながらながーい登り坂を走りました


そして、第1エイド(13km地点)から約1時間20分経過したところで、給水テーブル(23km地点)に到着しました

給水だけかと思っていたら、なんとパワーバーが置いてありました 初めて食べたけどめちゃ美味しかった!

この給水テーブルまできたらもう登りはあとわずか‥。本当は下りより登りの方が好きなのですが、あまりに登りがダラダラと長いのでそろそろ下りたくなくなってきていました。

登り坂をもうひとふんばりすると、ようやく道は下りに入ります
たくさんのランナーに抜かれまくりながら、苦手なくだりを頑張って走りましたが、ロキソニンが効いてる様子はあまりなく相変わらず右膝は微痛を発しています。。
本格的に鵞足炎再発か‥‥??

で。ここで一度わたし、

68kmの大エイドまでなんとか粘って、そこでリタイアしよう。。

と、完走をあきらめました。

実はこの大会のコース、68kmの大エイドとゴール地点はわずか1.7kmほどしか離れておらず、歩いてもすぐ移動できちゃう距離だったのです。(事前にGoogleマップでルートも確認済み!!)

68kmエイドでリタイアして自力でゴールに戻れば、ひとり70kmの部完走という算段
先にゴールして(←ゴールでなくリタイアやけど)ゆっくり温泉に入って予定より早めに帰宅するってのも悪くないかな~
ってなわけで、目標を68kmに下方修正して、完全にリタイア前提で走り進みました


それから1時間ほど走ったところで、おトイレ休憩のため、沿道の木曽温泉というホテルにピットイン

↑ドボドボランナーにトイレを開放してくれる寛大すぎるお宿!

この大会、仮設トイレがほとんどなくて、公園や道の駅のようなところの公衆トイレや沿道にある旅館やお店がランナーにお手洗いを貸してくれていました
町を上げてのおもてなしをこんなところでも感じました

ホテルのお手洗いにはペーパータオルまで備え付けてあったので、2,3枚拝借してドボドボの顔と首まわりをぬぐったら、すごくサッパリして不思議と元気がでてきました

ありがとうございました~!
とお宿の方やスタッフの方に手をふりふりお宿をでて再スタートすると、すぐに第2エイド(32km地点)に到着

第2エイドの補給食はバナナ!

ここで8時40分すぎ。
おトイレ休憩&エネルギー補給で少しリフレッシュできたので、この後のゆるめで短い登り&下りは気持ちよく走れました

さらに40分ほど進むと‥‥
前方によく知った人の背中がみえてしました

↑Mr.スタートダッシュのNっちです

複数のラン友から「Nっちは追い抜こうとすると猛ダッシュで逃げだす習性がある」と聞いていたので、背後からソロリと近づき射程圏内におさめてから声をかけます

Nっちは8月の月間走行距離はわずか50kmほどとのこと。
いつも練習不足気味なのに、いつもこういうハードな大会に果敢に挑んで、なかなか良いタイムでゴールしちゃうNっち。根っから強いんやなぁと思います。

Nっちと少し言葉を交わして
「私は鵞足炎再発したから、たぶん68kmでリタイアするとおもいますー」
などと言いながらも、歩きを入れるNっちを置き去りにし、お先に進んでいきました

ここでたしか38kmを過ぎたくらい。アップダウンも緩く、ランナーもだいぶはけてきて走りやすかったです。

だだ、右膝は相変わらず微痛を発していました
ゴール(リタイアポイント)の68km大エイドまで、あと半分をきっています。
なんとか大エイドまでもってくれますように と願いながら、次なるエイドを目標に走りました



まだつづく。

第1回木曽町グレートトラバース【レース前編】

2015-09-04 21:37:31 | ランニング
つづきー。


大会当日の朝。
まだ起床には少し早い午前2時頃・・・

ふと目が覚めて、目を閉じながらお布団の中でまどろんでいると、ゴーゴーという激しい川の音が耳につきました。

前日、木曽福島駅や前日受付会場の近くで大きくて綺麗な木曽川を目にしていたんです。
半分寝ぼけた頭で、

川の音凄いなぁ~...

とぼんやり思ったあと、ハっと気がつきました。

私が泊まっていたのは木曽駒高原。大きな川なんてありません。
悲しいことにゴーゴーという大きなこの音は、川の音じゃなくて豪雨の音だったのです

ウルトラの長い1日のはじまりに、目を覚ますなりいきなり突きつけられた厳しい現実
前日の天気予報からも多少は覚悟していたものの、超晴れ女の私は数々の雨予報を覆してきた実績(!?)があるので、

どうせまたたいした雨は降らないでしょ

なんて思っていました

装備も、先月の北オホーツクマラソンで貰った小さな雨除け(風除け??)のビニルを1枚持ってきていただけで、まともな雨対策はほとんどして来ていなかったのですが、残念なことにお空はガッツリ雨模様
(日焼け止めや水かぶり用のスポンジはバッチリ持っていたんだけど・・・)

なんとか宿を出る頃には雨が止んだりしないかな・・?
と諦め悪く願いながら、午前3時少し前にはお布団を出て仕度を始めます。
雨の中走りたくない、布団から出たくないという気持ちとは裏腹に、前日の土曜日に朝早く起きておいた効果はてきめん 
苦手な朝もけっこうスッキリ起きることができました

顔を洗って、着替えて、朝食をつまみながら荷物をまとめて、、と手早く準備を整えます。
1泊2食付きでの宿泊でしたが朝がとても早いので、女将さんが朝食としておにぎり弁当を用意してくれていました。のんびり食堂でごはんを食べている余裕はなかったので、これはすごくありがたかったです 

前日に買っておいたパンと用意してもらったおにぎりを少したべて、朝4時に泊まり合わせたランナーさん達と一緒にお宿の送迎マイクロバスに乗りこみいざ会場へ出発
女将さんは、まだ真っ暗でどしゃぶりの雨の中、ビニールを被ってぞろぞろ出ていく変○達を、なんどもおじきをしながら見送ってくださいました
(もっとゆっくり過ごしたい良いお宿だった~♪)

会場へは約10分ほどで到着

宿で身支度もトイレも済ませてきているので、手荷物と68km地点の大エイドで受け取れるドロップバックをささっと預ければ、スタンバイ完了
参加者が少ないので、Uちゃん&T氏&Nっちともすぐに合流できて、一緒にスタートゲートへ移動します

雨は朝起きたときより少し勢いはおさまっていましたが、かといって止む気配もなく降りしきっておりました

雨だし暗いし、コースは超ハードみたいだし、、、
と、スタート時間が近づいてくるにつれてだんだんとナーバスになってきて「レースいやいや病」を発症した私
はぁ~~~
という深いため息ばかりついていた気がします

女子ランナーが少ない(50人くらい)なのもなんだか心細かったし、その数少ない女子のランパンランシャツ率がやけに高いのも不安を煽っていました

100km走りたい病にかかってエントリーしていたくせに、その後、北オホーツク100kmにもエントリーしてベストタイムで完走しちゃっていたものだから、既に100kmへのパッションも薄れてたんです。(←なかなか身勝手(笑))

それでもラン仲間3人に囲まれていたおかげで、なんとか雨の中でのスタート待ちの間も、冗談を言い合いながら楽しく過ごせました
↓弾丸スタートをするつもりでほぼ最前列に位置どるNっちとUちゃん。

つられて私とT氏も前の方に来ちゃったけどいいんだろうか・・


そして、いよいよスタート時刻の5時を迎えました。
みんなで「エイエイオー!」みたいな掛け声をやってから、まもなく号砲

スタートダッシュのプロ Nっちと高速ランナーのUちゃんは一目散に前方へ駆けて去っていきました

私はというと、1週間前くらいから足底筋膜炎をやらかして踵が痛いというT氏と並走してゆっくりスタートゲートをくぐりました。

「足まだ痛いからゆっくりいくわ」

というT氏。
じゃあ、私も今回はとにかくおさえていきたいから一緒にいこうかな
と思ったのもつかの間。

なんかやけに息が上がっている気がする‥‥??
と、ガーミンを確認するとペースは 5'20/kmくらいでした。先月の北オホーツクの出だしと同じペースで、私の走力からすると明らかに飛ばしすぎ
このままではオホーツクの二の舞になってしまいます。

慌てて息が落ち着くところまでペースを下げてゆくと、「ゆっくり行く」と言っていたはずのT氏は瞬く間に前方へ消えていってしまいました

T氏のうそつきー

みんなにすっかり置いてきぼりにされてしまって、スタート直後から心折れました

みんな行っちゃった‥‥
もうこのまま私、ベッタなんやわ・・
ゴールしてもみんなもう帰っちゃってるんやわ・・

北オホーツクの時とはエラく対照的な出だしのテンションですが、レースはまだ始まったばかり。スピードは無いけど、持久力ならそう劣っていないはずなので、ゆっくりマイペースでみんなを追走することにします。
うまくすれば前の3人の誰かは捉えられるはず。。


さて、この大会のコースはというと、"日本屈指の山岳ウルトラ"を謳う村岡ダブルフルとほぼ同じ獲得標高(2275m)になる超ハードな峠越えコースとのこと。(大会主催者は3000mを越えるとも言っておられましたが‥、)

村岡66kmを毎年走っているのでアップダウンのタフさはなんとなく想像がつきましたが、村岡よりも1回の登り下りがずっと長いことと(小刻みにアップダウンがある方が楽なので‥)、エイドが少ないことが心配でした。

こんなに不安になるレースは久々。ダメージを9月末の村岡に残したくないこともあって、とにかく抑えて進みます

スタートしてすぐは木曽福島の民家の合間を走ります。

↑こんな感じ。ほんと村岡によく似てます。

小規模な大会だし今年が第1回なのにも関わらず、早朝の雨の中、たくさんの地元の方々が沿道から声援を送ってくださっていたのでめっちゃびっくりしました
大会関係者の方達、町の人たちへの広報、かなり頑張ったんじゃないかなぁ。。
ありがたいことです

町中を抜けるとコースは早くも山間部へ突入
小刻みなアップダウンを駆けて~

トンネルを抜けて~、

木曽川を渡り~、
↓夜が明けてだんだん明るくなってきました。


信号もないのでひたすらノンストップで走り続けること約1時間10分。
1つ目のエイドに到着しました

エイド食はおにぎり!

ここまでで約13kmです。
10km以上もエイドがないっていうのはウルトラマラソンにしてはかなり珍しい
燃費の悪いランナーはガス欠に要注意
それに、今回は雨で涼しかったので全然平気だったけど、8月末という時期でよく晴れていたら年によってはめちゃくちゃ暑くて給水が間に合わないかもしれません。当日の気候によっては水分携帯必須な気がしました。(まぁ私は真冬の短距離レースでもペットボトル背負ってるのでいつでも給水バッチリですが)

次のエイドはさらに9kmも先になるので、ここではしっかり立ち止まってスポドリ&コーラを頂いておきます

そして、一向におさまる様子のない雨の中、1つ目の大きな山越え(標高約1600m位)にむけ、走り出しました


つづくー。

第1回木曽町グレートトラバース【前日編】

2015-09-03 22:54:18 | ランニング
8月最終日曜日、木曽町合併10周年記念イベントとして今年初開催された

木曽町グレートトラバース100kmウルトラマラソン

に参加してきました

前々から当ブログで少しふれていた8月末に予定している”100km山岳ウルトラ” っていうのがコレです
(前月の北オホーツクもこのグレートトラバースにむけた練習がてら、のつもりだったんです。)

"山岳"とはいえコースは全て舗装路で、大会主催者はトレイルのウルトラレースを数多く主催しているOSJとパワースポーツさん。OSJがオールロード(コース全て舗装路)の大会をやるっていうが、なんだかすごく珍しい気がします。

トレイルが全くダメな私がOSJ主催イベントに参加できるなんて貴重な機会だし、”グレートトラバース”っていう響きがなんだか超カッコイイ

という、かなりミーハーな理由でこの大会に心惹かれまして、、

エントリー費用が12000円と100kmにしてはとってもリーズナブルなのも良いし ラン友NっちとUちゃんもエントリーしたとの情報をききつけ、
それならば私も~!
と、当時(6月くらい)に『100km走りたい病』にかかっていた私は、ノリと勢いでエントリーしてしまっていたのでした


てなわけで、まずは大会の前日から。。


大会前日の土曜日は、がんばって早朝4時台に起床
先月の北オホーツクの時も前日に午前3時起きで旅に出発していたら、大会当日とっても起床が楽だったので今回も前日から早朝起床のリズムを作っていくことにしてみたのです

そして、朝7時前には家を出発して、約6時間の鈍行電車の旅をスタートさせました
私と同じくこの大会に参加するラン友Uちゃんと途中で合流して、2人で青春18切符を使っての格安移動で大会開催地の木曽福島へ向かいました。

電車はすいていて座れたし、Uちゃんとのおしゃべりで盛り上がっていたので、木曽福島駅にはけっこうあっという間に到着

いい感じの駅舎です

駅前は超こじんまりしているけど、落ち着いた素敵な観光地の雰囲気

時刻は13時過ぎ。朝早くに家を出て来ているのておなかは既にペコペコ。。
すっかり観光客気分になって、駅前の小さな食堂でお昼ご飯にすることにしましたー。

Uちゃんと2人でご飯を食べていると、T氏からメッセージ
新幹線&特急でまもなくこちらに到着するとの事。

実は今回の大会、T氏もエントリーしていたのでした
1人ラン旅も大好きだけど、お友達ワイワイで遠征するのも楽しいな
新幹線と特急なので大阪からわずか3時間ほどで到着したというセレブリティT氏と食堂で合流しお昼を済ませ、こんどは3人で近くのスーパーでお買い物をしてから前日受付会場に向かいました
駅から受付会場の福島会館までは歩いて20分ほど。
木曽福島ってどんなとこなんだろうって思っていたけど、駅周辺もぶらっと散策するのも楽しそうな綺麗な町並みでした
駅前の観光案内所でもらったパンフ↓

ゆっくり散策してみるのも楽しそうです

途中、こんな可愛い休憩処もあったので受付の後に寄り道もしました↓


のどかな木曽町を歩いて会場ちかくまでやってくると、まわりにだんだんとランナーらしき人の姿も増えてきました

なんだか皆、とっても速そうに見える‥‥

どの大会に行ってもだいたいそうなのですが、まわりのランナーがみんな凄い人に見えて、ぴよっこランナーの私はいつも萎縮してしまいまふ
ファンラン要素がほとんどない今大会では、そのビビリ度もひとしおでした

そして到着した受付会場の福島会館。

こじんまり。。。お花が綺麗‥‥。

募集人数1000人に対し、エントリー者数は男女合わせて440人ほど。
小規模大会の受付会場はこれまた小規模でした。

とりあえずさくっと受付をします。

参加賞は黒いTシャツとお蕎麦。Tシャツはなかなかカッコ良くて気に入りました♪

受付会場は、大会スポンサーのPOWER SPORTSさんがエネルギージェルやラングッズやテーピンググッズをちょろんと販売していて、観光協会の方が宿泊地の案内などをしてくれている小さいテーブルが1つあるだけで、特に時間がつぶせるようなものはありませんでしたが、夕方5時半からはここで前夜祭があるのだとか‥‥。

前夜祭に出る場合、早く受付に来すぎると待ち時間が退屈かもしれません

前夜祭にはぜひ出てみたかったのですが、私とT氏のお宿は会場からバスで10分ほどかかる木曽駒高原というところにありました。
一度バスで宿に行ってチェックインしてから、また会場に戻ってくるのはちょっと面倒。。
(お宿から前夜祭への送迎バスも出してはくれるみたいだったんですけどね、。)
ということで、私&T氏は前夜祭への参加を諦めることにしました。

一方、お宿が会場から歩いてすぐのところだったUちゃん(お宿:さらしなや)や後から会場に到着する予定のNっち(お宿:三河屋)は前夜祭にも出席するとのことだったので、Uちゃんに、受付時にもらった私とT氏の前夜祭のオードブル引換券とやらを「良かったらNっちと二人でどうぞ」と託して、会場を後にしました。

ちなみに前夜祭のオードブルはこんなだったそうです↓お酒もあったのかな‥??


木曽駒高原行きのバスもとっても本数が少ないです。Uちゃんと別れてT氏とバス停に向かい、16時過ぎの木曽駒高原行きバスを待っていると、ちょうど会場へ向かう途中のNっちにも会えました
みんなに会えると翌日への不安は吹っ飛んで楽しくなってきます
「あした、頑張りましょうねー」なんていいながらNっちともお別れ
やってきたバスに乗り込み、完全に旅行気分でお宿へむかいます

今回のお宿は丸中山荘という温泉付きの民宿でした。

前月の北オホーツクマラソンの時の宿もそうだったんですが、今回のお宿も事前に色々ネットで検索してみたんですが、あんまり情報は得られず

2ヶ月前に電話一本で予約をしただけだったので、予約が間違いなくできてるかどうかさえ不安なくらいだったけれど、到着するとお宿の女将さんが感じ良く出迎えてくれてすぐにお部屋に案内してくれました。

お部屋はけっこう広めで綺麗です。

荷物を広げてゼッケン付けなど、翌日のウェアの準備をさくっと済ませて、お風呂場が混んだら嫌だったので、夕食までにお風呂も済ませておくことにしました。
この丸中山荘のお風呂は日帰り入浴も受け付けている温泉で、玄関をでた離れにあるとのこと。

それほど期待もせずにお風呂へ向かいましたが、広々としたお風呂は思っていた以上に綺麗でお湯も最高
しかも、混雑を心配していたのがアホらしいほど誰もいなくてずっと貸し切り状態
本当に気兼ねなくのんびり温泉を満喫できました
(あとで気づきましたがこの日の宿泊客で女性は私だけでした そりゃ貸し切りにもなるか、。)

気持ちよくお風呂をすませたら6時半からは夕食です
これまたそんなに期待せずに、食堂の大広間へ向かうと‥‥

なんか高級ホテルにでてきそうな、びっくりするほど彩り華やかな食事が用意されていました

鍋物にアユの塩焼き、デザートまであって、どれもこれもめっちゃ美味しかった

お風呂にしても食事にしても、このお宿の外観から想像する期待値をはるかに越える豪華さで、(←ちょっと失礼)本当に素敵なお宿でした

温泉でさっぱり
美味しい食事でおなか満足

翌日走ることがスッカリ頭から抜けて、もうこのまま観光に徹して遊んで帰りたい気分でしたでが、とりあえず明日は朝早いので、部屋に戻ると早々に眠る準備に入ります。

目覚ましは午前3時前にセット
いつでもどこでもすぐ寝れるという特技を活かして、布団にもぐり込んで間もなく、、
夜8時すぎにはグッスリと眠りについたのでした


翌日レース編へつづくー。

5Hリレー@サマーナイトラン大阪

2015-08-29 19:58:45 | ランニング
8月22日 土曜日の晩、、、

ラン友Gさんが、サマーナイトラン大阪 という淀川河川敷で行われるランニングイベントの5時間リレーの部に出るということだったので、

少し応援に行ってみようかなー

なんて思っていたのですが、なんと、Gさんと一緒にエントリーしていたリレー相手の女子ランナーが出られなくなってしまったとのこと

そのため、、Gさんから

ゆうちゃん、代わりに一緒に走って!ゆっくりでいいから一緒に楽しもう!

などというヘルプメールを受けてしまいまして、、

短距離はすごーく苦手でスピードもぜんぜんないし、迷惑をかけるだけなのでリレーは嫌なんだけど、代わりに走れる女子ランナーがすぐには見つからないっぽかったので

ほんまにめっちゃゆっくりですからね!

と念を押しまくりながらも、私が代わりにGさんのパートナーとして出走させてもらうことになりました。


しかして、2人で5時間リレーとなると1km5分くらいのおさえめペースで走ったとしても、1人あたり30kmも走る計算になります
リレーやのに30kmって、やりすぎでは・・?
しかもその後、このリレー開催日が100km山岳ウルトラの1週間前ということに気がついてしました

そこで、ビビった私はイベント数日前になって慌てて救援部隊を要請。

Gさんが一人女子ランナーを連れてきてくれることになり、私も毎度お馴染みのTむTむ&T氏の二人に声をかけてみて、二人からは「行けたら行くわ‥‥」という若干頼りない返事をもらっていたのでした。。


さて。リレーマラソンは 『ナイトラン』という名の通り、イベント開催時間は主に夜☆
私達の出る5時間リレーの部は夕方5時スタート、10時フィニシュというタイムスケジュールだったので当日は朝からゆっくり用事もできました。
(5時間の部の他、夜7時スタートで3時間リレーの部と、12時間リレーの部がありました。)

お昼の3時半すぎに身支度を整え家を出発

小一時間で到着した会場の淀川河川敷は、テントがたくさん並んでいてとっても賑やかな雰囲気でした

すぐにGさんとそのお友達の美人ランナーのHちゃんとも合流できて、なんだかテンション上がって楽しくなってきました

そしてあっという間にスタート時刻

襷をまわす順番を急いで決めて、ひとまず3人だけでリレースタート

第一走者 Gさん

ゆっくり行くとか言いながらも予想通りかなり先頭の方で帰ってきました

そして襷を受け取った第二走者 私

抑えていこうと思うも、なんだか周りのランナーがゆっくりでたくさん抜けてしまうので、気持ちよくなってついついオーバーペースに‥‥

1周2kmを走り終えて第三者走者のHちゃんに襷を繋いだ時には全身汗だっくだくになっていました

スタート時はまだ"ナイトラン" とはほど遠い雰囲気。日差しがあって暑いです。

たぶん4分15秒/kmペースくらいだったと思います。予定ではキロ5分のはずだったんだけど~。

こんなペースじゃさすがに最後までもたないな、、と2本目からはもっとゆっくりペースにしましたが、なんせ3人だとすぐに自分の番が回ってきちゃって全然休めないんです

スタートから1時間が経とうとした頃、救世主1号、T氏がかけつけてくれました

これは心強い

そして、ちょうどまわってきた3回目の襷を受け取り走りだすと、今度はコース上に見慣れた顔が現れました

救世主2号 TむTむ でした

なーんだ、ふたりとも「行けたら行く」なんていうから結局来ないのかと思っちゃった

頼もしい2名の助っ人も加わり、リレーは後半戦へ。。。

日もすっかり暮れていい感じ♪

午後7時からは3時間リレーの部と12時間リレーの部も加わわるのでコースが混雑して走りにくくなるかと思いきや、それほどでもなく、

完全に日が落ちるとコースは綺麗なライトアップがされて幻想的なムード(???)

まぁまぁ綺麗です

淀川の対岸に見える梅田のビル群もきらきらしてて綺麗でした♪



5人でのリレーはほどよく休憩ができてちょうど良い感じ。待機中のおしゃべりも楽しくって、休憩がしっかりとれるから順番がまわってきて走るのも気持ち良くて、
リレーってめっちゃ楽しいわ

って初めて思えました。


そんなこんなであっという間に5時間が経過。

最後の方はみんな順位を気にし始めて少し頑張っちゃったので、12位 というまずまずの記録を出して、本当に気持ち良く無事にイベント終了となりました


こんな素敵なイベントに誘ってくれたGさんに感謝
初対面でも気さくに話してくれたHちゃんにも感謝
急な呼び掛けにわざわざ駆けつけてくれる毎度お馴染みのTむ&T氏の存在にも、感謝しつつ
夜の10時過ぎにヘトヘトになりながら淀川をあとにしました

けっこうリレーて楽しいな って思ったので、シリアス過ぎないメンバーでならまた参加したいなぁっと思います




エイドもなかなか充実していましたよ。スイカおいしかった!

夏たび <ゴール後~3日目>

2015-08-13 12:33:57 | ランニング
北オホーツクマラソンゴール後‥‥


宿に帰ってシャワーをするため服を脱ぐと、両足の親指と右足中指の爪が、薄気味悪い紫色に変色していましたなんてこったー(泣)
(そして3日後には真っ黒に‥)

ランニングで足の爪を傷めたことがほとんどなかったのが自慢だったのに、これには大ショック!
しかも痛くて痛くて‥ 靴下をはいただけでも靴下が爪先にあたって激痛!くらいの状態になっていました
一体どうやってこんな足で走っていたのかサッパリわかりません

足指にタコやマメができることはあっても爪にダメージがでたことなんてなかったので、やはり後半ではいたゴアテックスシューズがダメだったみたい
素直に一番の相棒である安心安全なニューヨークを選んでおけばよかったー

悲しいことに足の爪がそっくり生え変わるのは一年ちかくかかるようなので、来年まで人前で素足をさらせなくなってしまいました

さっきまでは無事ゴールした喜びでいっぱいだったのに一転、お宿の部屋でひとり爪を眺めて意気消沈


‥‥していたのですが、
マラソンを走ってる最中は食欲ゼロで胃がムカムカしていたのに、部屋でくつろいでいると次第にお腹が減ってきました

しかも、めちゃくちゃ減ってきました

時刻は16時。
お宿の夕食は18時からなのでまだ時間があります。
部屋に朝食で残したバナナとジュースがあったのでとりあえず食べてみたものの、空腹感は強まるばかり‥

そこで、雨の中、大会会場へ戻ってエネルギー補給をすることにしました
この大会、ゴール後にランナーへのサービスとしてカレーのおふるまいがあったのです

痛い爪を庇いながらヨチヨチと会場にもどると、まだ次々とランナーがフィニッシュするゴールゲートのすぐ近くで、カレーのテントが設置されていました。

ゴール後すぐにずぶ濡れのまま食べている方もいました。

さっそくゼッケンを見せて一皿いただきます♪

それほど期待してなかったのですが、これが超絶品
大きなホタテがゴロゴロ入っていて激ウマでした
(※じゃがいもに見えるやつ、ホタテなんです。)

これでお腹はひとまず落ち着きましたが、
ふと横を見やると中間点エイドのテントと補給食がまだ並んでいます。

時折、ゴールしたランナーが寄っていって飲み物やフルーツなんかを取っている様子なので、どうやら貰ってもいいみたい

てなわけで、レース中に食べたくても食べられず、恨めしげに眺めていた例のモノも頂いちゃいました

これもめちゃ美味しかったです。
走ってる最中に食べるには少し大きすぎるかなぁ。。


その後はレース中のエネルギー消費をいっきに補うかのように食べまくりでした。

お宿に戻って18時からは夕食

私の他に名古屋からきた方、東京からきた方、京都からきた方が食事をしていて、一緒に食事をしながら少しお話させていただきました。
(18時から夕食をとってるくらいなのである程度余裕をもってゴールした方々です)
ひとりは遥々名古屋から第一回からずっとこのオホーツク100kmに参加しているというし、京都からの男性はかなりご高齢のようだったし、東京からきた男性はフルマラソンは1度も走ったことないのに100kmはもう100回以上走っていると言ってたような‥

みんな凄すぎて一緒におしゃべりさせていただきながら密か大興奮でした

その後、名古屋と東京の方のお二人が後夜祭にも顔を出すというので私もご一緒させていただきました。

同室の女の子はまだ帰ってきていなかったので、とっても気になりながらも再び宿を出て会場に戻ります。

後夜祭は飲み物と食べ物がふるまわれて、無料にしてはとても豪華

さすがにカレーや宿の夕食のあとだったのでここではほとんど食べられなかったけど、運営者さんの大会にかける熱い想いと、たくさんのボランティア(道内の2つの大学の学生さん達にもスタッフとしてお手伝いしてもらってたみたい)に支えられていることが伝わってくる良い後夜祭でした


最後までとっても満足できる素敵な大会

後夜祭後に宿に戻ると同室の女の子も帰ってきていて、聞けば制限時間の2分前に無事にゴールしたのだとか
どしゃ降りの雨のなか最後まで諦めずに走りきったのよね すごいね
100kmを完走したのも初めてとのことで、こちらも感動&とっても嬉しくなりました



ぐっすり眠れて気持ちよく目覚めた大会翌日。
顔見知りとなった宿の皆様とワイワイおしゃべりしながらの楽しい朝食をとって、、

朝8時前にお宿をチェックアウト
またまたJTBのツアーバスで浜頓別町から新千歳空港へむかいます
途中休憩でバスを乗り降りするときのみんなのヨタヨタ小鹿っぷりがおもしろかったです

2回ほどの休憩を経て、バスは予定より1時間ほど早い3時半には空港に到着しました
余裕をもって夜8時発のフライトをとってたんだけどもう少し早い便でもよかったかなー
なんて思いながらも、
お土産物を見たり、展望テラスで飛行機の離発着を眺めたり、

花畑牧場のカチョカバロピザを食べて

(これ、テイクアウトでわずか1000円 コスパも、良くて美味しかったです)

空港4階にある新千歳空港温泉の露天風呂でま~ったりくつろいでいたら、、

前々から気になっていて初めて行ってみましたが、めちゃ良かったです!!

あっという間に出発時間

お風呂も済ませて寝る準備万端での帰阪となりました


2泊3日、ヘロヘロになるくらいたっぷり遊んだ夏たび
ランがメインになりすぎたけど、とっても満喫 大満足な旅になりました。



北海道新聞の号外に写真載りました さてどこでしょう?

夏たび<北オホーツク100kmを走る編3>

2015-08-08 14:09:53 | ランニング
つづきー。


50km地点のアリーナを出発すると、靴を履き替えたりして少し休憩したせいか、足取りが少し軽くなっていました
たくさんの声援をもらってアドレナリンでまくってたからかもしれません・・。

気持ちよく5分40~50秒/kmくらいのペースで走り出しましたが、

あたりを見回すと、、

さみしい。 まわりにランナーの姿が見えません。

50kmエイドの手前まではたくさんランナーいたのになぁ。
道まちがってんのかなぁ・・?と心配になるくらい。

若干不安になりながら進んでいくと、、

人気のない1本道に応援の一団が
わざわざみんなで応援のために集まってくれたみたい
地元の方達のサポートがとても手厚い良い大会です

コースのところどころに自衛隊のジープも待機していて、イケメン自衛隊員が応援してくれたりもします♪↓

陸上自衛隊名寄駐屯地が大会オフィシャル支援者になってくれていて、救護車やリタイアランナーの収容車として出動しているんです。
自衛隊ジープに乗れるならリタイアも悪くないかも~
などと思ってしまいます。


しばらくの間、前後に誰もいない単独走を続けていましたが、53kmすぎでおトイレ休憩のためエイドにピットイン
(ほんとは会場アリーナのトイレを使いたかったんだけどスタート前の50kmランナーで混雑していたのだ。。)
諸事情によりトイレで悪戦苦闘
数分かかってようやく出てくると、コース上にランナーがたくさん増えていました。

トイレでの数分の遅れを取り戻すべく、私も手早く給水を済ませ、みんなに続いてエイドを出発
トイレで休んだせいか、このエイドの直後も足が軽くなっていてノリノリ走れました

後半50kmのコースではオホーツク海を間近に臨めます

↑真冬にはここに流氷が浮かんでたりするのかなぁ・・。

初めて見るオホーツク海はテンションがあがりました

オホーツク海の反対側(右手)には大きな風車が並んでいました! 圧巻のでかさ

ここで55km。
中間点(50km地点)からここまではノリノリだったこともあって、ほんとにあっという間に感じました。
このまま5kmごとが "あっという間" に過ぎてくれたらいいんですけど・・。

このオホーツ海沿いの道をいったん離れて、片道1kmほどの往復コースにはいったところ(56km過ぎのところ)で、50kmの部の先頭ランナーに追いつき追い越されました

↑競り合うように走るランパン&ランシャツの2人。
50kmならフルマラソンに毛がはえたようなもんなので、さすがトップはペースもめちゃ速い
トップの2人、肩を並べてみるみる遠ざかっていき、すぐに対向車線を折り返してきました。
この後は速い50kmランナーにどんどん追いぬかれていくことになります。

↑2回目の折り返し。

このあと再びオホーツク海沿いのコースにもどり、60km地点をすぎたら、楽しいオホーツク海とはお別れ

延々と牧場だらけの ザ・北海道 な道を走ります。

↑牧草の中に見える白い点は牛さんです。

景色がほとんど変わらないのが少しツライところかも。

このあと再び片道3km弱の往復折り返しコースがあるのですが、ここの折り返し地点(65.6km地点)につくころには足だけでなく気持ちにも少し疲労感がきていました。

65.6km地点にあるエイド。早くも足はぱんぱんです。

まだ70kmも走ってないのにやっぱりハイペースで走ると疲れも早くくるみたい。。

なんとか体力消耗を抑えるべく、ここのエイドでは小さなあんぱんを頂いてみました
胃腸不良ながらなんとか美味しくたべられて、まわりのランナーやスタッフさんとおしゃべりしてパワーをチャージ
再びカラ元気を振りまいて走り始めます

このあとのコースもひたすら牧草地。
アップダウンはあるんだけどコースは単調なのでだんだんダレて腰が落ちてくる気がしました。。

だけど、こんなの↓や、

こんなの↓や

こんなの↓(!?)

↑めっちゃコッチ見てる!?

をコース脇に用意してくれていて、目を楽しませてくれました


景色をぼんやり眺めて楽しみながら、淡々と進みます

あんぱんを食べたせいか、このあと1度トイレに駆け込んでしまいましたが、それほど大きくタイムロスすることなく、すぐにコースに復帰
74km地点では再び預けていたスペシャルドリンクを無事にゲットしてエネルギー補給てできました

じわりじわりと疲労が溜まってきて足も動きにくくなってきてはいるものの、まだこのあたりまでは順調に進んでいました。

そしてなんとかたどり着いた80km過ぎの給水エイド↓

たしかここまではなんとか足もテンポ良く動いていました。
このエイドでちょうど午後1時。
あと20km切ったし‥ゴールはできるはずー。
エイドスタッフの方達と少しお喋りしてから再び走り出します

ここからしばらく走ると、ペースダウン&テンションダウンに拍車をかけるかのように雨が降りだしました

最初はパラパラ、そのうち段々と本降りに

スマホも濡れてカメラが使えなくなるし、顔に雨があたるので頭もうつむきがちになります
おかげで80km~90kmあたりまでの記憶がほとんどありません

気がつくと現れた90kmの表示

「あと10km」と分かっても、特に気合いも元気も沸いてきませんでした(笑) このあたりでは足を置いてるだけみたいな走りになっていて、ペースもだいたいキロ6分半くらいまでおちています。登り区間ではキロ7分まで落ちるという体たらくっぷり

だけど、歩きが入るほどではないので、とりあえず走り進みます

少しすると、レース後半でずーっと同じくらいの位置を走っていた男性ランナー2人が私に向かって
「ここからいくよ!」「サブ10するよ!」
と声をかけながら、猛烈ペースアップを始めました。

ここへきてそんなペースで走る足が残ってるなんて すごい
けど、せっかく声をかけてくれたのに私は今のペースを維持するが精一杯
少しついていこうと頑張って上げてみたものの、何もないところで足を引っかけて転びそうになってしまいました
どうやら全然足が上がってなかったみたいです

呼吸も、少しでもペースをあげると(せいぜいキロ6分10秒台くらいまでしかあがってないのに)インターバルでもやってるみたいにゼーゼーいって、どう考えてもゴールまでもちそうにありません。仕方なく精一杯出せるだけのマイペースに戻してゆくことにします。

そうして走ること数十分、、

コース脇に数時間前に目にした「95km」の距離表示を発見
コース前半(前半の50km)にも一度通った道にでました。

ここに来る頃には雨脚はかなり強くなっていてあちこちに水溜まりもできています。避ける気力もなかったので巨大水溜まりにもバシャバシャ突っ込んで走りました。
ゴアテックス素材のランシューズとはいえ水溜まりにはまると浸水します 靴下もドボドボの飽和状態ですが、もうどーでもいい!ってな状態です。

95km,94km,93km とは、ペースを落とさないよう すぐ前を走る50kmの部の女子3位の方にぴったりくっついて走りました

ゴールが近づくと沿道の応援も次第に増えてきます
たくさん声援をもらうと気持ちが上がってきて、目線も上向きになりました

でも、70kmあたりまでは沿道からの声援にチャラチャラ笑顔を振り撒いて「ありがと~」と手をふったりしてたんですが、ここではもう、弱々しい笑顔でペコリと無言で会釈するくらいの力しか残ってませんでした。

ここまで力尽きた感を味わったのは久しぶり

かなり精一杯のラストスパートのつもりやのに、時計を確認するとやっぱりキロ6分20秒くらいの激遅ペースだったので愕然としました

それでも、なんとかそれ以上ペースはおとさずゴールゲートにむかいます。


練習がてらの楽しい旅ランのはずが
まさかの足を使い果たしたボロボロ状態でのゴール


タイムは 10時間00分43秒 でした。


めっちゃ疲れたーー!

けど、ゴールした途端、

めっちゃ楽しかったーー!
とか言ってました ほんま懲りひんよね!


前半突っ込みすぎてとにかく最後はキツかった
今回のタイムを知った皆は口を揃えて「惜しいなぁ」って言うんですが、こんだけの失敗レースを展開させたヒヨッコ的にはもう十分満足な記録です

それに、運営やスタッフの気持ちの良い対応とランナー目線のきめ細やかな配慮(エイドに着くたびスタッフの方が名前を呼んでくれたりしました)、北海道の広さを肌で感じる素敵なコース、豊富なエイド(2.5km毎にあるんですよ!) と、
アクセスの悪さ以外はどれをとっても非の打ち所のない素敵すぎる大会だったので、めっちゃ時間かけて遥々きて参加した甲斐があったな!と本当に大々満足できる旅ランとなりました

あまりに遠いんだけど、
まわりのみんなにも全力でお勧めしたい
と思うステキ大会です。



さて。それから、ゴールしたその後‥‥
残念タイムながら今回私、女子4位 ということでゴール後に4位副賞の目録を頂きました

副賞は地元産のお菓子と冷凍ホタテ。後日、宅急便で送られてきました♪


後日発送というのは手荷物を増やさずに済むのでとっても有り難かったです

そして、完走メダルと記録証を受け取った全身ずぶ濡れの私は、とりあえず風呂だ と預けていた手荷物を即ピックアップして、とっとと宿に帰ります

まだお外も明るい夕方4時前には宿のお風呂でサッパリして、コインランドリーでお洗濯にいそしんでいたのでした。。



走る編おしまい

夏たび<北オホーツク100kmを走る編2>

2015-08-05 15:13:40 | ランニング
つづき。。


最初の折返し地点を過ぎると後続のランナー達と次々すれ違い、声をかけあいながら走りました
行きのバスで一緒だった方の何名かがこちらに気づいて声をかけてくれたのもとっても嬉しくて、
同室の女の子ともすれ違いざまにエール交換できて、テンションはマックス

恐ろしいことにノリノリ度合いにどんどん拍車がかかってゆきます
どう考えても力量をこえたオーバーペースなのに、このときは全く時計も見ずに暴走していました‥‥


だけどその後、コースは折り返しの道を外れてワンウェイの道に入ります
すれ違いがなくなって少し寂しくなり、徐々に冷静さを取り戻してゆくのでありました。

相変わらず見通しの良い道が続きます。

さらには、さっきまではひたすらフラットな道を進んでいたんですが、すれ違いが終わった25kmあたりから地味なアップダウンが始まり、息があがる区間もでてきます

そして、さらにさらに、

なんだか右足親指の付け根がめちゃ痛くなってきた気がする‥‥

実をいうとスタート直後から、なぜか今まで痛くなったことのない右足付け根に痛みがあったのですが、ここへ来てその痛みが増してきたのです。

思い当たる原因は、シューズ。

実は今回、「どうせ練習がてらのゆるランやし」と、いつも愛用している安全と安心のニューヨーク(アシックスの初心者向けハイクッションモデル)ではなく、あろうことかニューヨークより軽量でクッションの少ないDSファンラインという廉価シューズを履いていたのです。

Peach(飛行機)に乗るのに極力荷物を少なくしたい!という一心で、かさばるニューヨークをやめて安全と安心を捨ててしまっていた私。

これが今大会最大のミス

DSファンラインはハーフのレースでも履いたことがあったので大丈夫かな、なんて思ってたんですが、、ハーフ以上の距離は大丈夫じゃなかったみたいです
立ち止まってなんどかゴソゴソやって靴紐をゆるめてみたりしたんですが一向に痛みは止まみません。

とりあえずこの時点で、
50km地点についたら預けておいたシューズに履き替えよう!
と決意

右足指を少しかばいながらも50km地点の手荷物を目標にして淡々と走ります

コースは延々と似たような緩いアップダウンが続きます。

たまにこんなん↓が牧草地に積み上げてあって気が紛れます



そして34km地点で1つ目のスペシャルドリンクをゲットしました

スペシャルテーブルが近づいてくると、遠くからこちらのゼッケン番号を確認してくれたスタッフ達が、預けてあったスペシャルドリンクを探して手渡してくださいました
たくさんのスペシャルの中から自分の分を頑張って探さなきゃ!! と思っていたので、これには感激

せっかく急いで渡してくれたもののエイドではガッツリ立ち止まるんですけどね、、
有り難く受け取っていっきに飲み干します。

レース中はずっと胃が不調で固形物が入らない感じだったので、このスペシャルには助けられた気がします。

ジェルを補給したことで気持ち元気がでてきて、気づけば42.195km地点の表示を通過
時計を確認すると、フルマラソン サブ4ペースでした。

やはりかなりのオーバーペース
やってもうたな って感じです。
このまま最後までもつわけないしね

まだ全行程の半分もきてないのに
気づけば早くも両股の内側がぱんぱんに張っています

初めて100kmを走ったしまなみ海道で前半突っ込みすぎて後半で落武者になったイタイ経験を思いだしました。

なので本当はここでペースを落としてもよかったんですが、、、


どうせ練習なので、今回は行けるとこまで逝ってしまうことにしました。
ほんの少しだけ失速して、キロ5分40~50秒 くらいのペースで進みます

そのうちに、エイドステーションの補給食にガッツリ系の大福が登場し始めました。

普段の私なら迷わず手をのばすねんけど‥
恨めしげに横目で見ながら大福をスルー


そして、早く靴はきかえたいなー
と 無心でひた走っているとコース脇に「95km地点」の表示が現れました。

どうやらラスト5キロは前半45km以降と同じコースをたどるみたいです。
あと何時間後になるか分からんけど、もう一度ここに戻ってくるときはどんな状態になってんのやろ


先行き不安な展開のレース前半がいよいよ終わろうとしていました。

スタート地点(中間点でもある)が近づいてくると、会場アナウンスの声が聞こえてきて賑やかになってきました

ただいま~♪ヽ(´▽`)/

とこのままゴールしてしまいたいくらいです

↑スタート会場の広場。。写ってるのは50kmの部のランナー達です。

とりあえず靴を履き替えようと会場に飛び込むと
そこは10時のスタートを待つ50kmの部のランナー達でいっぱい

通過する100kmランナー達を
すごーい!
わぁ はやーい!
っとたくさんの声援で出迎えてくれて鳥肌立つくらいテンションが上がりました。
村岡100kmランナーが66kmの部のスタート前を通過するのと同じ感じです。

めっちゃ楽しい~

再び元気がでて、笑顔で会場アリーナの中に入って預けていた手荷物を受けとりました。

で、手荷物袋の中から取り出したのはゴアテックス素材のランシューズ。
このシューズでは1度だけ左足親指の爪を痛めたことがあるんだけど、70km走を2回やった時にも履いていて特に問題なかったので、レース後半はこれで安心なはず!
午後から雨みたいだしゴアテックスでちょうどいいかなと思いました。

そして、脱ぎ捨てた靴を詰めた手荷物袋を返却し、アリーナをでます。
たくさんのボランティアスタッフさんたちが「いってらっしゃーい」と送り出してくださいました。

アリーナを出たところには大きな給食エイドがありました。

水分&糖分補給によさそうなスイカもある‥‥。
美味しそうだけどスイカさえも胃は受け付けてくれない感じだったので、とりあえずコーラと水だけ頂きました。

それと、この隣にはおうどんエイドもあります。

これまたすごく美味しそうなんだけど、、、
やっぱりまだ胃がムカムカしていて何も食べられそうにありません
ボランティアスタッフさんは色々すすめてくれたんだけど泣く泣く辞退です。

代わりにたくさんの声援と拍手をもらって
後半50kmにむけて会場をスタートしました


この時、時刻は9時45分すぎ。
(スタートから4時間45, 46分くらい。)


後半に続きます‥‥。

夏たび<北オホーツク100kmを走る編1>

2015-07-31 12:20:17 | ランニング
夏たび2日目となる日曜日は早朝3時に起床

苦手な早起きでツライかと思いきや、前日の土曜日も早朝フライトに乗るために3時半起きだったせいか、意外とあっさり起きることができました


当日の天気予報は曇り時々雨、気温はせいぜい20℃止まりという絶好のコンディション
雨対策と、念のため日焼け対策の両方を整えて、朝4時頃に朝食です

この朝食もすごく美味しかったんですが、、、
前日からの食欲不振は朝になっても治っていませんでした

やっぱり飛行機酔いなんだろうか・・。
けっきょく写真のホウレンソウや卵、お味噌汁、白ごはんも半分ほどを残してしまいました。ごめんなさい..。

それでも体は元気だったので、身支度を整えてトイレも済ませてから4時半ごろにお宿を出発

すでに明るくなった早朝の浜頓別町の町をあるいて会場にむかいます。。

会場までは歩いて5分ほどだったので超楽チンでした

すでにランナーで賑やかな大会会場アリーナ。

↑スタート会場は中間エイドでもあるので給食や水がすでにいくつかでていました。

どこかのチームユニを来た超かわいいわんこもいてました おとなしくてめちゃ可愛い!

会場のアリーナでは、37km地点と74km地点に設置してくれているスペシャルドリンクも預かってくださいます。

スペシャルドリンクなんてアスリートっぽくて素敵
エイド食は充実しているとは聞いていたのでスペシャルは要らないかなーとは思ったものの、せっかくなので家で余っていた賞味期限の近づいたエネルギージェルをスペシャルドリンクとして各ポイントに預けてみることにしました。


さらに、この会場のアリーナはスタート地点であり、ゴール地点であり、さらには中間地点(50km地点)でもあるので、50km地点でのドロップバックとしても荷物を預けられます。
レース後半は雨もふりそうだったので、念のために50km地点の荷物として替えの靴下と雨でもOKなゴアテックス素材のシューズ、それから雨よけビニールを預けておきました。

使うかどうかは分からないけど、一応預けておくと安心だもんね


そんなこんなで準備を整え、
いよいよ出走のスタンバイ。

「記録を重視されるランナーの方はスタートの前方に並んでください」
との放送が流れていましたが、100kmランナー出走者はわずか372人(エントリー数は407人)と少人数ということもあって最前列から最後方まではせいぜい30mくらい
必然的にけっこう最前列から近い場所に位置どってしまい、
同室だった札幌の女の子と一緒におしゃべりしながらスタートを待ちました。


そして朝5時、レースがスタート

今回の目標は、景色を楽しみながら楽しく12時間以内の完走
100kmのペース感覚・ペース配分が全くわからないまま、なんとなく前のランナーに続いて、息が大きく上がらない気持ちよい程度で駆け出します

この100kmのコースは、スタート・ゴール・中間地点となる浜頓別アリーナを起点として8の字を描く形で進みます。
まずはぐるっと前半50kmを半時計周りし、中間点である50km地点がちょうどスタート&ゴール会場。
そして、朝10時スタートの50kmの部のランナーがこの会場から合流してきて後半の50kmの道のりを共にするのです。


スタートしてまもなく、クッチャロ湖畔を通過しました。

地図でしか見たことなくて、「へんてこな名前だなぁ~」って思っていたクッチャロ湖
まさか実際に目にする機会が訪れるとは・・。
すごく遠くまで来てるんだなって実感が湧いてすこし感動

そして湖畔を離れ、右へ左へと何度か進路を変えて‥‥

車道脇の歩道を走ったりしていると‥‥

そのうちザ・北海道という感じのだだっ広い牧場に挟まれた見通しのよいまっすぐ道にでました


このあたりでだったかな、、。遠くの方で
ぱん
という銃声みたいなものが聞こえました。

田舎でよくある獣よけ(カラス除け??)かな

なんて一瞬思って特に気に留めることもなく、その後ももう1度だけ同じ音を耳にしていたんですが
後から聞いた話では、どうやらランナーが通過する前にマラソンのコース上に熊がでて猟友会が出動していたみたいです。

びっくりしたぁ!そんなことってあるんですね。
北海道名物(?)とはいえ、くまさんに出会わずにすんで良かったです。



そして、スタートからキロ5分20~30秒で軽快にかっとばしていた私はノリノリ状態のまま意外とあっさり10km地点を通過

もう10分の1。このまんまいけちゃうんじゃないの?てな感覚
まぁ、もちろんそんなに甘くはないんですが・・。
70kmの武庫川ユリカモメでさえ、5分40~50秒/kmというペースだったのに、あまりにも涼しくて気持ちよくて道も平坦で走りやすいので、おバカなことにユリカモメをはるかに上回るハイペースでイケイケどんどんと走ってしまっていました


この後、コースはこの大会の100kmコースの名所 エサヌカ直線道路に入りました。

このエサヌカ道、"時空が止まる" なんていわれていて精神的にキツイという噂
ひたすら延々と全く景色が変わらない1本道が、約8km続くのです。

ゆうても、たかだか8kmでしょ?

などと、最初ちょっとナメてかかっていた私はここで早くもだんだんとしんどくなってきました
ぜんぜん前に進んでる感じがしなくて、ペース感覚が奪われてしまう道でした。

途中なんどか訪れた給水エイドが唯一の目標でありモチベーションになる退屈な1本道。
エイドスタッフの元気さと熱い応援がすごく有難かったです


↑あとこれ。エイドのゴミ箱。ひとつのエイドにつき、だいたい3個のゴミ箱が設置されているんですが、1つずつに"3分の1" "3分の2" "ラスト" と表示されていて、ランナー目線の素敵な工夫やなぁって思いました。
まだ先にゴミ箱があると思い込んでゴミをもったまま最後のゴミ箱を通り過ぎてしまって、 ガーン!ってなること、けっこうありますもんね。



メンタルのやられるエサヌカ直線道路ではありましたが、まだ序盤ということもあり、あいかわらずキロ5分半を切るペースでたんたんと走り続け、

最後の方には折り返してくる先頭ランナーにもすれ違い始め、少しずつテンションはあがってきました。

すれ違いざまに見知らぬランナー同士、エール交換が出来て気分が盛り上がります♪


そして、エサヌカ道を終えたちょうど20km地点のところで最初の給食エイドに到着~

大好きなパンにフルーツ、梅干などなど、、けっこう品揃えが多くて豪華です

いっきにテンションがあがったものの、、、

どうしたことか、なんだか全然食べる気がしませんでした
食べたくないどころか、ちょっと吐き気さえも感じていて
パンどころか、オレンジやグレープフルーツも入らない感じ

なんだか今日はかなり胃腸の具合が悪いみたい! と気付いたのはこの時でした

どうしちゃったんだ、私
普段、エイドの食べ物を目標に走る私にとってはかなり手痛いハンデ!
モチベーションをあげるものが無くなってしまいました、。

仕方なく、カロリーのとれるオレンジジュースとポカリだけを頂いて再び走り始めます


ただ、胃の調子は悪くても、関西とは全然ちがう涼しい空気と開放感たっぷりの北海道の牧草地
体と気分はまだまだ元気いっぱいで、あいかわらずキロ5分半弱のオーバーペースをきざみながら、
1つ目の折かえし地点を通過しました。




つづく。

夏たび<旅立ち編>

2015-07-29 22:47:33 | ランニング
先週の土曜日から2泊3日で旅にでていました

梅雨も明けて、本州では暑~い灼熱の夏本番が到来してしまっていますので、とりあえず目指すは北

今回の旅先は北海道です

しかも、北海道に行ってもいつもは札幌や小樽や函館、洞爺湖‥‥と北海道の喉元あたり(道南)ばかりなので
どうせなら北海道のもっとクチバシとかトサカのあたりとか(←わかるかな??笑)、気候のぜんぜん異なる遠く離れたところまで行ってみたい!

と、前々からずーっと気になっていたあそこへ行ってみることにしました。

少し前に、格安航空LCCのpeachで使えるピーチポイントを20,000円分ゲットしていたので、思いきって旅の計画を練り練り‥‥
6月半ばに夏たびプランが完成したのでした


さて。旅は土曜日から、、と冒頭に書きましたが家を出発したのは実は金曜日の晩。
土曜日の札幌行きの飛行機は、関空を7:10発という早朝の便をおさえていたので、
当日に家を出ていたのでは、始発電車に乗ったとしても空港に到着するのはけっこうギリギリ...
やむなく、早朝の関空行きリムジンバス乗り場のすぐ近くに住む 妹まみ宅におしかけて前泊させてもらうことにしたのでした。
まみたん、ありがと~

そうして、土曜日の朝は午前3時半に起床
まだ妹まみが寝静まっている夜明け前に身支度整え、4時過ぎにまみ宅をひっそりと出発
てくてく15分ほど梅田のハービスプラザまで歩いて4時半発のバスに乗って関空に向かいます

こんな朝早くにバスに乗る人なんているのかな~なんて思ってたけど、乗客は7人ほどいてました。でも、うち半分くらいは旅行者ではなくキャビンアテンダントとか、通勤で関空に向かってるって感じ。
(実際、バスで隣にいた女性は私が乗った飛行機のキャビンアテンダントでした。。)

しずかなバスに1時間ほど揺られて、5時40分には関空第2ターミナルに到着

めっちゃ朝早い時間にもかかわらず、ターミナルにはけっこう人がいます!

さっそくチェックインを済ませ、カフェで朝ごはんを食べながら出発時間を待つこと1時間半ほど‥‥
青空の下、いざpeachに搭乗です。

そして、北の大地へひとっとび~

やけに話しかけてくる隣席のチャラめのお兄さんと世間話をしながら、2時間弱のフライトでたどり着いた新千歳空港は、、

どしゃ降りの雨でした

さっきまであんなに晴れていたのに‥ざんねん
しかも、むしむししていて全然涼しくありません

でも、定時就航率がとっても低いpeachにしては、ほぼ定刻通りに到着してくれて一安心。

新千歳空港からは、申込んであったJTBのツアーバスに乗り継ぎ、さらに北へと向かいます。

雨の降りしきる蒸し暑い千歳‥‥。

朝10時半頃に空港を出発したバスは、新札幌を経由して、合計30人ほどの乗客を乗せてひたすら北を目指します

途中3回ほどサービスエリアや道の駅で小休憩を経て、、


約6時間におよぶ長いバス旅の末、
夕方16時半にようやく、この旅のメイン目的地に到着しました~

早朝からほぼ1日、移動に費やした旅の初日。
その総時間たるや、約12時間。
海外旅行かっ!? ってくらい時間かかっちゃいました
なんて遠いんだろう‥‥。

バス&飛行機に缶詰め状態ですっかり凝り固まった体でバスを降り立つと、朝の千歳空港とは違って空気はひんやりで肌寒いくらい

これこれ!これを求めて来たんですよ

ってな感じ。
ようやく異郷の地に来たという実感をかみしめつつ、お宿にむかう前に、
まずは受付(???)を済ませます(!?)

うけつけ


はい。
もう「そんなことやろと思った」とお気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回の夏たびもランがメインでした


今年3月末に予定していた淀川ウルトラマラソンがチョウケイ靭帯炎の為にDNSになってしまったせいでずっと『100kmはしりたい病』をわずらっていた私はなんと、、
おもしろ半分と9月末に予定している村岡ダブルフル66kmの練習を兼ねて、無謀にも8月末の100km山岳ウルトラにエントリーしちゃったのですが、

3年以上ぶりの100kmでいきなり山岳ウルトラは不安やなぁ~

ってなことで、第1回大会の時からずーっと気になっていた
北オホーツク100kmマラソン (今年で第5回)
なるものにもエントリーしていたのです。
まぁ言うなれば、村岡66kmの練習(100kmの山岳ウルトラ)のための練習(北オホーツク100km)ってな位置づけです。
ちょっと目標と練習のバランスがおかしいですが、。


しかもオホーツク海を臨む北の大地なんて興味はあっても、よっぽど何か目的がない限りなかなか訪れる機会がありません。100kmはしりたい病の私にとってはこの大会、とってもいい機会だったのでした


受付ではゼッケンの他に‥‥

参加賞のタオルと乾燥ホタテ、アシックス製の青い巾着袋(シューズケースかなぁ?)
雨よけビニールと中間地点用とゴール地点用の手荷物預けのビニール袋を受けとりました。
豪華ではないけど、実用的な雨よけビニルに地元名産のホタテ、手荷物をあまり増やさないですむボリュームが絶妙ですごくありがたかったです♪


そして、受付を済ませたら歩いて5分ほどのところにある本日のお宿"雄飛(ゆうひ)"さんへ向かいました。

こちらが今回2泊お世話になった民宿の雄飛

出発前にこの宿のことを色々ネットで検索したんだけどまともな情報はほとんど入手できず。。
主に工事関係者が利用する宿とのことで、一体どんなとこなんだろう??って不安に思ってたのですが、小さいながら中はあちこちリフォームされていてとても綺麗

宿のご主人も感じの良い方。娘さんと思われる小学生くらいの女の子も配膳のお手伝いなんかをしていてめちゃんこ可愛いくて、ほんとに良いお宿でした。

さて。そんなお宿での私のお部屋は、小さな二人用の相部屋でした。

同室だったのは札幌から来たという同い年くらいの可愛い女の子
この大会に参加するのは3回目だけど過去2回は途中で関門にひっかかってリタイアだったそうで、今年こそ‥ とのこと。
過去のこの大会のことを色々おしえてもらいながら明日のウェアの準備をして、夕食もご一緒させてもらいました。

お宿の食事は品数豊富で家庭的なお味

すごく美味しかったんだけど、、、

なぜかこの日は朝から全然食欲がなくて、ごはんや汁物が完食できませんでした。
翌日にウルトラ走るのに大丈夫かいな‥。
飛行機酔いか、バスで車酔いでもしちゃったのかもしれません

その後、部屋に戻った私。

相部屋の女の子は大会会場のアリーナで開かれる前夜祭(参加無料なのに軽食やビールなんかがでるそうです) に行くと部屋を出ていかれましたが、朝が早かったのと長旅とで想像以上に疲れていた私は、前夜祭をパスして早々にお布団の中へ。。。

夜8時くらいから横になりながらスマホをさわったりしてゴロゴロ過ごし、
9時頃にはすっかり夢の中



夏たびメイン、大会当日へつづきます。。。

舞洲24h→19hマラソン

2015-07-25 06:34:23 | ランニング
真夏のランの祭典 舞洲24時リレーマラソン

7月半ばの超暑い時期に24時間もひたすら走り続けて汗あみれの襷をつなぐというこのMイベント。
暑いし、眠いし、しんどいし(そしてたぶん臭いし...)

と、あまりにも過酷そうなのでこれまで参加を回避してきていましたが
毎年参加している友達はこのイベントを大絶賛
写真を見てもみんなすごく楽しそうやし、今年もたくさんのラン仲間が、所属チームで参戦しているというのでちょっと興味が湧きまして・・・

どれどれ??

と今年は少しだけ様子を見に行ってみることにしました。

ただ、本来は7月18日(土)の正午から翌19日(日)の正午までの24時間リレーなのですが
今年は台風の影響で7月18日(土)の夕方17時から翌19日(日)の正午までの19時間リレーに急遽5時間短縮での開催となっていました。



暑さと日焼けは回避したい!というズッコイ私は、みんなが頑張って走り始めた夕方~夜にかけては、家でお掃除なんぞをしてのんびり過ごし、終電の3本くらい前の深夜の電車に乗ってJR東西線の海老江駅へ
そこから、すっかり人気の減った街を、用心棒として急遽手配したT氏とともに舞洲の会場へ走って向かいます

T氏と会うのもお久しぶり。
おしゃべりしながらも、キロ5分半をきるペースで汗だくになりながら突っ走り、50分ほどで舞洲のリレー会場に到着しました

さて。
実は私、仲間がたくさんでているとはいえ、仲間の所属チームのメンバーではなく、参加表明さえしてなかったので、

突然やって来てしまったけど迷惑ちゃうかな・・?

と少しだけ不安になりながら仲間のテントブースにむかいました。

たどりついたテントブースでは、既に何時間も走り回ってるみんなが焼鳥やいて楽しそうにやってました。

とりあえず声をかけてテントを訪ねていくと、
みんな当たり前のように笑顔で迎えてくれた挙句、到着したその2, 3分後には襷リレーメンバーのボードに私の名札も出来上がっていて、まだ汗もひかないうちから
「とりあえず2周ね!」
とのお達しを受け、1周1.4kmのコースを2周ぐるぐるさせていただきました

みんな、なんて優しいんだろー

はりきって汗でズッシリの襷を、鈍足ながら全力で繋がせていただきましたよ

今年はこの時期にしては気温は低めだったんですが、やっぱり走ると超暑い!
湿度が異様に高かったこともあって、2周走っただけでTシャツが滴るほど汗だくになって

メイクはげはげ
髪の毛ペッちゃー
ウェア べっしゃー

とグロい感じになってしまいました

夜で暗くてヨカッタ

その後、別チームで参加している妹まみにも挨拶にいって
たくさん知り合いも見つけておしゃべりもできました。

久々に会う人や初めましての方もいたけど、みんな変わらず暖かく遠慮なく接してくれて
めっっちゃ嬉し楽しな深夜のひととき

日曜日は所用があったため朝の6時半過ぎには会場をあとにしましたが、
この日は合計5周もさせてもらいました。

ほんとは最後まで一緒に走りたかったんやけどなー


今回のリレー参加時に
「在庫処分したいから買って!」
と、チームに所属してもいないのにチームTシャツ買わされたし、来年は正式なチームメンバーとして出てみてもいいかも。。

とか思ってリレー会場をあとにしたのでした



おしまい。

再訪LuckyGardenランチマラマラニック♪

2015-07-15 17:52:14 | ランニング
つい2週間前にまみと一緒に行ってきたラッキーガーデン(生駒山麓にあるレストラン)へのランチマラニック。

仲間うちでその話をすると、
「それいきたーい」「つれてってー」
と言ってくれる友達がいたので、ランクラブでも参加を呼びかけてこの週末 にランチマラニックの企画をしてみたところ、
妹まみと私を含む女性6人+男性4人の合計10人もの物好きたちが集まってくれました


前回同様、集合は朝8時に森ノ宮駅
今回は初めてお会いする方が2人いました
寄せ集めのメンバーなので、みんなでお互い自己紹介をしあってから、荷物をコインロッカーに預け
10人そろって生駒山に向けていざ出発

まずは平坦な市街地を11kmほど、おしゃべりをしながらひた走ります

知らない者同士も多かったメンバーだけど、話も弾んでみんなすぐ打ち解けてくれたみたいで一安心(*´ω`*)

良く晴れて気温もすごく上がったこの日ですが
往路の市街地は、まだ朝早い時間とあって、なんとか楽しく走れていました


そしてたどり着いた生駒山暗峠へと続く激坂の入り口。。。

早くもバテ気味の方もいますが..一度ここで給水・休憩をとって激坂に備えます。

そしてこの後は、よーいどんで各々のペースで暗峠(激坂の頂上)を目指してもらうことにしました

まず先行するは、超人Uちゃんと峠マスター変○T氏。
2人仲良く肩を並べてぐんぐん突っ走ってゆき、すぐに姿は見えなくなりました。

そして、それに続くは6人のレディース達

今回参加してくれた女子6人はみんなフルマラソンサブ4以上のウルトラランナーだったので
途中、歩きを入れたりしつつも、みんななかなかのハイペース

6人とも全然足を止めないので、それほど時間もかからず無事、暗峠に到着しました。

そして最後に男性2名。
故障明け&練習不足 という2名もゆっくりの歩きながらも、なんとか頑張ってくれて
無事に峠をクリアしました

その後はゆるゆる峠をくだって、もう1ヵ所だけ小さい登り坂をこえて・・

11時半ごろ、ラッキーガーデンに到着

ゆるゆるジョグだけよりも、峠を頑張ってからたどり着く方が、オアシス感がでて良い気がします

下界の酷暑が嘘のようにすごく涼しいこのテラスで1時間ほど...

みんなで、おいしいカレーランチと楽しいおしゃべりタイムを満喫してきました。


帰りはまたまたもと来た道を戻ります。

峠をくだりきって東大阪の町に下りてきたところで男性2名は離脱。
(地下鉄でいっきにゴールの森ノ宮へワープできるんです。)

帰路の市街地でおんなのこ1人も離脱しましたが、残りの7人は激暑の大阪市街地をひたすら汗だっくだくになりながら森ノ宮まで。。。

先々週は超楽チンだったのに、さすが35度超えのこの日はしんどさ倍増
暗峠の激坂よりもこの平坦な市街地の方がしんどかったかも。。


「このコース、こんなにしんどかったっけ??」

と最後は妹まみとバテ気味になりながらの森ノ宮帰着となりました

思いがけずタフだったラストの平坦市街地、頑張ったおかげでけっこう達成感もありました

坂道修業と美味しいランチと楽しいおしゃべり、それに最後は灼熱耐暑トレーニングまで出来て、2度目のランチマラニックも大成功

ゴール後の、銭湯→王将での打ち上げまでしっかり楽しんで充実した1日になりました


参加者からはとても好評だったので(?)また機会があったら企画したいと思います

2度目のウルトラ夜間走 大阪to明石

2015-07-13 18:31:14 | ランニング
7月最初の週末は、またまた超人ランナーUちゃんのツテで
ウルトラ夜間走に行ってました

今年3月に、篠山マラソンの応援に走って向かうという名目で
尼崎~大阪~篠山までの70kmほどを走ったのが人生初の夜間走だったんだけど
これがけっこうハマってしまいまして。。

・翌日は寝不足でしんどいし、体内時計が狂ってしまう

という大きなデメリットはあるものの、

・車や歩行者、自転車がいない深夜はとっっても走りやすい
・夏は日中に比べ暑さが断然マシな上、日焼けを気にしなくて良い

という2大メリットはとっても魅力的。
暑い夏のロング走でこそ、是非ともやりたいなって思っていて、

「夜間走やりたーい。やりたーい。やりたーい。」
と顔を見るたびUちゃんに訴えていたところ
Uちゃんが所属するブランドランナーさんのクラブで、大阪から明石まで52km走る夜間走イベントがあるとのことで
私もご一緒させてもらえることになりました


土曜日の夕方、3時間ほど仮眠をとっておき
夜の9時過ぎ、小雨の降る中、レインコートをはおって
集合場所の梅田へ向けていざおうちを出発

夏の100kmに向けていっぱい走っておきたかったので
家から集合場所までの9kmほども走っておきました。

梅田についたらみんなで集合してそれぞれ自己紹介

集まったのは想像していたよりもずっと大人数で
ブラインドランナー9名+ガイド12名+私の総勢22人

夜の12時にぞろぞろと大集団で北新地から明石へ向けて出発しました

このころには雨はかなり小康状態になっていて
レインコートを着なくても大丈夫な感じに・・・。

その後も雨にがっつり降られることなく、時折パラっとくるくらい。

めちゃめちゃ蒸し暑かったけれど
気温はそれほど上がらず、まずまず快適に走れました


ウルトラランナーご一行様は大阪から2号線を通ってひたすらに西へ西へ
ペースは7分半/kmくらい とかなりゆっくりペースですが
7, 8kmに1回くらいのコンビニ休憩を入れつつもほとんど足を止めずに走ります

ブラインドランナーもすごいけど、
50km以上の道のりを夜通しずっと伴走するガイドのランナーさんもすごいなぁ・・
おしゃべりに加えてもらいながら、ただただ尊敬でした


4時半ごろから辺りはかなり明るくなってきました。

そのうち早朝ランするランナー達ともすれ違い始め、、
町がすっかり明るくなるころには、明石市に突入‼

明石海峡大橋のたもとで最後の大休憩をして

のんびりゆっくりながらも無事、午前10時過ぎには
海辺にあるゴールのスーパー銭湯 龍の湯に到着しました

みんなお疲れ様~
長旅を共にして頑張ってきたので、なんだかちょっと感動的なゴールでした

さてさて。みんなはここで汗を流して打ち上げにくりだしたみたいですが
私はここでみなさんとはサヨナラして塩屋(神戸市)まで走って戻って、ラン終了

トータル71km。
ペースはゆっくりだったので時間にすると10時間以上も走れてしまいました。

良い練習をさせてもらえて2度目の夜間走も大満喫

日曜日は寝不足すぎて夕方ごろに意識朦朧だったので
頻繁にやろうとは思わないけど
夏場はやっぱり夜間走は快適で楽しいなーと思いました


てなわけで、
まだ少ーし、この夏のウルトラ対策はつづきます。。

Uちゃんウルトラ練習会

2015-07-09 19:00:40 | ランニング
妹まみとのゆるゆるランチマラニックの翌日、6月29日(日)は修行のため、
超人ランナーであるラン友Uちゃんの企画で
50kmのウルトラ対策マラニックに行ってきました

Uちゃんが仲間うち何人かにも声をかけていて、
「しんどいー」
が口癖のあかんたれAやんも来るというのですっかり安心していたのですが

この日、集合場所の和泉府中駅に集まってきたのは、、
Hさん(サブ3)、TむTむ(いちおう元国際男子)、Kみちゃん(元国際女子)
という、めっちゃレベル高いメンバーばかり

↑スタート前の記念写真。

超人の主催者Uちゃん以外のみんなは、自分のことを棚にあげて
「なにこれ!? ツワモノ揃いやん!ついていけへんかも!」
と声をそろえてお互いを警戒視
スタート前から、とってもタフでハイレベルなマラニックになってしまう予感満点。
ヒヨっこランナーの私は不安でいっぱいな感じでした

ひとまずメンバーがそろったところで駅のコインロッカーに荷物をあずけ、
「まぁ、30km過ぎたらバスでリタイアできるし~♪」
と、明るく話すUちゃんを先頭に、午前9時過ぎ、
マラニックがスタート

走り始めは和泉市の街中を進んでゆきました

Kみちゃんに会うのは超久しぶりだったので
積もる話で盛り上がる盛り上がる...
みんなとしゃべりながら笑いながら楽しく走り進みます

けれど、スタートしてわずか5, 6kmあたりから私、
早くもエラい疲労感におそわれました...

実はこの日、朝起きた時からけっこう体が重たかったんです。。
けっして速くはないペースなのに、マラニック開始早々でちょっと息が上がり気味になっていました
これはおそらく、前日のランチマラニックの影響かな..
ランチマラニックはゆるゆるだったとはいえ、久々の峠走だったので、けっこう身体は疲れていたみたい。。

「ほんまに今日は途中リタイアになるかも!」
と、先行き不安のまま、たどりついた1個目のエイド休憩、道の駅。

ここで15分ほど、トイレ&給水休憩をして再びスタート。
こんどは街中をはずれて草木に囲まれた車道をぐいぐい登ってゆきます

こっからはおしゃべり中断で各々もくもくと走ります。

このあたりから私は、変な汗が出てきてフラフラしてきて、ガス欠みたいな感覚になりはじめました
お腹も超へってきていて、とりあえず何か食べないとあかん感じ。
でも先頭はどんどん前に行っちゃうので頑張って追いかけます

この長い登りの途中にあった小さな神社で小休止してみんなに待ってもらい、

追いついてからは再びぐいぐい登りすすみ、

なんとか今回の1つ目の給食エイドである
森の中のぱん屋さん”愛(まな)” に到着

ここはつい先日、残酷マラソン前日の南泉州トレイルのあと、Uちゃんに連れて行ってもらったパン屋さんです
すっかりお気に入りになっていたパン屋さんだけど、こんなにすぐに再訪できるとは・・。

パンを3つとドリンクバーもつけて、テーブルについてみんなで給食タイム

けっきょくここでは長々と40分くらい滞在していたかも・・
汗だく6人組、長いこと居座ってドリンクバーガブ飲みしてすみませんでしたー。

おなかを満たした私は少し復活
気を持ち直してこのパン屋さんを出発すると
今度は今回のマラニック最大の難所、
約4km続く、ながーーーいきつめの登り坂が現れました

ここは1本道で分岐もないので再び各々のペースで進むことになっていたんですが
スタート直後から疲れていた私、案の定、すぐにみんなにおいていかれてしまいました

先頭はUちゃん&Hさん。
2人、おしゃべりながらみるみる遠ざかっていって
2kmも進まないうちに視界から消えてしまいました。

そして、30~50m前方にはTむTむ&Kちゃん。
Aやんのおかげでビリッケツにはならずにすみましたが

みんな速すぎやわ・・。

最後にはなんとかTむTむ&Kみちゃんには追いつき、
無事てっぺんへ到着

登りきったところにある野菜の売店では
Uちゃんがスイカを買ってふるまってくれました

今年初のスイカ♪

最後にAやんがたどり着いたらまた少しだけ走って
大和葛城山の展望台につきました。

ここでようやく32kmほど。。。

気分的にも体力的にも、もうここでゴールでいいくらいの感覚。

あと20kmちかくも走れるんかなー‥‥と思いながら
今度は登ってきた分、ながーい下りに入ります。

Hさん、Kみちゃんと3人でしゃべりながら
キロ5分半くらいの決して遅くもないペースで駆け下っていきましたが
40分以上かかった気がします
下りもずーーーっと続くとめっちゃしんどい!

ようやく下りおわって平地にでたところで残りはあと10km。
10キロと聞くとなんかいけそうな気がする。。

絶対バスのってリタイアする!とスタート時からずっと豪語していたAやんもけっきょくはラスト10kmにむけて走り出しました

途中、もう1軒すてきなパン屋さんに立ち寄り・・

ここの塩パン、めちゃ美味しくて元気でた!
さらに数キロ先で、コンビニでのガリガリ君休憩も経て
最後の最後は川沿いの単調な道をひたすらひたすら突っ走り、
無事に7人全員、和泉府中駅に帰着

51.7kmを走破

50キロ以上走ったのって実にユリカモメ以来の約2ヶ月ぶり
出だしはどうなることかと思ったけど
なんとか久々のウルトラ走、完走できました

めっちゃ楽しかった


実はこの夏、村岡ダブルフル(9月末の66kmの部)の練習として100kmウルトラのレースを入れているので
(66kmの練習で100kmってのも変やけど、。)
100kmウルトラに向けての練習も少ししなくちゃなのです。(練習の練習???)

スピードは封印でちんたらロングに徹したいと思います


打ち上げはお約束の王将にて。

Lucky gardenランチマラニック

2015-07-04 13:35:42 | ランニング
去年の7月に妹まみと計画していたものの
台風のため中止となってしまった生駒山へのランチマラニック。

6月最終週の土曜日に、1年ごしで念願かなって無事に開催してきました
("開催"とゆうても2人だけでの気ままなジョグ会ですが‥。)

この日のお天気は終日ずーっと曇り空

雨が降るわけでもなく
強い日差しに苦しめられるでもなく
この時期にしては絶好のラン日和

妹まみとJR森ノ宮駅で落ち合い、ロッカーに大きな荷物を預け
ボトルポーチにお水とお金だけを携えて、朝8時にマラニックをスタートしました

まずは森ノ宮から高速沿いをずーっと真っ直ぐ東へ東へ…
スタートしてから11kmくらいはずーっと平坦な街中をゆきます

晴れた夏の日に走るには灼熱すぎて過酷な道ですが
いたるところにコンビニや自販機があるし、歩道も広くて、曇り空のこの日は本当に快適に走れました

ほんで、たどりついた生駒山の麓、枚岡(ひらおか)。

ここからコースは一転、
私の知る車両用舗装路の中では最大の急坂、国道308号線を登ってゆきます

走っているとだんだんとふくらはぎがマヒしてくるくらいのステキ坂
歩きと同じペースでおしゃべりも楽しみながら頑張って登ってゆきます。

キツイ登りは2.5kmほど。
ここにあった気温計の表示は20℃と、とっても涼しかったのですが
最高点の暗峠(くらがりとうげ)に到着するころには汗だくになっていました

↑右側が生駒ボルダーのコース、左側が暗峠へ向かう道。

↓今回のコースの最高地点 暗峠!


峠を抜けると、目的地のランチまではもうすぐ。。

途中、見晴らし抜群の高台にある宮川大介・花子さんのお宅の横を通り、、

激坂を下って、、

到着しました

奈良では有名な人気レストラン、ラッキーガーデン
(実は去年も生駒ボルダーから足を伸ばして来ています。)

紫陽花も綺麗に咲いていて雰囲気も素敵なレストラン♪

このレストランは桜エリア(屋内+テラス席でコース料理がメイン)と
ひつじエリア(屋外で軽食とワンプレート料理のみの提供)とに別れているんですが

 汗だくやし、屋内はあかんよな・・

ってなわけで、ひつじエリアの方でランチを頂きます

お店は11時からオープンだけど、
予定よりも頑張って峠をこえてきちゃったので到着したのは10時半。
しばらくの間、ラッキーガーデンで飼育されている羊さん達を眺めながら時間をつぶしました。

そして、この日の開店1番のお客さんとして、2人でランチプレート(\1200)を注文

南生駒の町並みを眺めながら気持ちいい風に吹かれながら
まったり1時間ほどのランチタイム
(曇りだったので、涼しいを通り越してちょっと寒かったくらいですが..)

たっぷりおしゃべりを満喫して
まんぷくのおなかが少し落ち着いたころ、ラッキーガーデンを出発しました

帰りは元来た道をもどるだけ。
コースは下り基調になるので往路に比べると楽々です

途中、別でマラニックをしていたラン友達の集団にもバッタリ遭遇したりしながら
延々とまみとのお喋りを楽しみながら、あっという間にゴールの森ノ宮に帰着

片道16.5km、往復33kmの道程ですが
涼しかったせいか、おしゃべりがはずんだせいか、

ほんまにこれで33km!? 

と思うくらい、楽チンに感じるロングマラニックでした
(↑"ロング"? "ミドル"??)


・・ただしこの後、家に着いたとたんにどっと疲れが押し寄せて
足はぱんぱん、体はぐったり
だったんですけどね


さておき、妹まみにも大好評だったこのマラニック、
ラン友からリクエストがあったので7月なかばにも全く同じコースでランチマラニック開催予定

ほんまに良いコースと素敵なレストランなので
みんなにも楽しんでもらえるといいなー