麻雀「何を切る？」 ～アガリトップで字牌ドラの処理～

2m4m6m8m 2p3p4p5p 3s3s5s 西西
ツモ8m
ドラ西

麻雀でアガリへ障害になりそうな部分を急所・ネックなどと表現する。多くの場合、出にくい部分や悪形がこれにあたる。では、オーラスでアガリトップの西家は図の手から何を切るべきか？



（先週のサンケイスポーツより転載・一部加筆）


（三択）
A・2m
B・2p
C・西

この局のテーマは何か？


（本紙の解説と解答）
アガリトップの状況なら、高い手は不要。早アガリを邪魔する急所の解消がテーマである。せっかくの自風のドラ「西」がトイツの好手だが、ここはドラを捨ててタンヤオに向かうべきだ。いつ鳴けるか分からない「西」を頼りにするより、自在に動ける形に受けたい（C・10点）。「西」を切りたいなら2m切りが良いか。トイツを残すことでチートイツの芽や、食い仕掛けに出たときのポン材が残る（A・3点）。2p切りはメンツの延びそうなピンズを固定するため、先行きが苦しくなるのは必至だ（B・1点）。


（管理人の私見）
他家から見てオタ風牌の「西」がドラなので、オーラスで競っている状況ならば捨てられるケースも多いと思います。私は「西」を温存したい気持ちです。
本紙は何巡目か書かれていませんが、中盤以降ならば「西」を切るとチートイツなどへのフリコミの可能性も有ります。
アガリトップなので食いタンは楽だと思いますが難しいところですね。皆さんはどう思いますか？