3日連続ストップ安！サンバイオ

東証マザーズに上場している創薬ベンチャーのサンバイオ（4592）の株価が2019年1月30日、31日、2月1日の3営業日連続でストップ安となりました。原因は米国で大日本住友製薬と共同開発している慢性期脳梗塞向け再生細胞医薬品の臨床試験で、「主要評価項目を達成出来なかった」と発表したことがきっかけです。
新薬開発を手掛かりに昨年末比で4割高、3か月ほど前は4000円前後だった株価は1月21日に上場来高値の12730円の3倍に。まさに「3倍おっ！」という東証マザーズの看板銘柄でした。
それが1月29日の終値の11210円から見ると、水木金でほぼ半値になってしまいました。

1月29日　11210円
1月30日　8710円（-3000円）
1月31日　7210円（‐1500円）
2月1日 　5710円（‐1500円）

ストップ安が3営業日連続になると、翌営業日から値幅制限が2倍(※印)に拡大するルールがあります。従って下記のように値幅が大きくなる点は注意が必要です。
2月4日 　3710円（‐2000円※）
2月5日 　2310円（‐1400円※）　

週明けはどのような展開になるか分かりませんが、売り注文が殺到していて相場の板を見る限りもう1回位はストップ安になってもおかしくありません。
但しストップ安で売り殺到になった翌営業日の寄り付きは、買い注文で下値を切り上げていく展開もあり得ますので何とも言えませんが。
市場では「2500円程度がメド」や、専門誌の株式新聞では「2000～3000円程度とみる向きが多いようだ」との記事が載っていました。
そうなるとあと2営業日連続で、計5営業日連続のストップ安の2310円も視野に入ってくると思います。

私が初めて注目していたのが2015年の暮れ。その頃の株価は1000円ちょっとでした。結局、私は買っていませんが3年位で10倍以上に化けたので後悔していたのですが、急落後のリバウンドを期待して参戦するのも有りかと考えています。
さて週明けはどうなるでしょうか…。