oji弁理士の日常

おじさんで中堅どころをとっくに越えてしまった弁理士の日常と非日常生活

看病

2008年02月14日 | Weblog
本日鬼の霍乱にてフル女房ダウン(パートタイムの女房がいるわけではありません)。自分も少し、風邪気味。そこで、仕事を自宅(オコタ)ですることにして、看病?中です。

明日の打ち合わせのこと、明日期限の中間処理のこと、学会発表間近のために急がされている仕上げ中の明細書のこと・・・気になることはイッパイありますが、仕方がありません。

「学会発表間近のために急がされている明細書」のことですが、発表学会はいわゆる新規性喪失の例外規定の適用がある学会なんですけどね~、出願人が「予稿集が発行されたらパクられる怖れがある。例外規定の適用を受けても、先願主義の例外にはならないではないか!」という理由で急がされています。確かにそうなんですけどね~。

でもある事件を思い出します。
某国立大学の助教授が持ち込んだケースでした。非常に特殊な発明でしたが、学会発表するというので、念のため庁のデータベースをその場でチェックしたところ、ずばり同一発明の出願がある。その発明者(某国立機関の人間)の名前を見て、助教授の顔は真っ青。
アイデアを思いついたとき、ちょろっとしゃべったことをさっさと出願されてしまったようだ。・・・前にこの話を書いたっけかな~

そんなこともあるんで、上の件、出願人に対して大丈夫ですよ、とは言えなくて。。。。