oji弁理士の日常

おじさんで中堅どころをとっくに越えてしまった弁理士の日常と非日常生活

ロートル弁理士達の飲み会

2006年04月16日 | Weblog
昨晩、某弁理士の上京に合わせて同じゼミで勉強した6人のおじさん弁理士が集合して飲み会をやった。一人はもう還暦。トシ取ったなー。

話題の中心は、なんだったかな?忘れちゃった。隣のリーマンおじさんグループの傍若無人な大声にかき消されて、よく聞こえず。飲み屋ではなく、和食の料理店でなぜあんなに怒鳴るんだろう。そして、店の人たちはなぜ注意しいんだろう。欧州のレストランなら即座にゲットアウトだと思うんだが、日本ではそう言うことはないようだ。やはり、国民のマナーレベルの低さ、かな。

低さといえば、近年の大量合格弁理士達のレベルの低さが話題になっていたなー。学歴は昔に比べて上がっているんだが、我々の時代と違って参考書が充実しまくっていることから、それを買って丸暗記しただけで受かってしまっているということのようだ。受験が得意な高偏差値、成績良し、の人たちにはとても有利だそうな。

ということは、当業界は末期状態に入りつつあるということだな(^o^) 某弁理士曰く、「T大出身者が増えると、その業界は駄目になる」。たしかに当たっている面もあるが、K大、W大とどう違うのかな?

まじめな話をすると、弁理士に求められるのは、クライアントが持ち込んだ事案に対して、的確なアドバイスが出来るかどうか、それが特実に該当するということであればクレーミング能力、商標であれば分類の選定と、拒絶理由を食ったときの審査官を納得させ得る意見書の作成能力、かな。どれも偏差値が高ければできるというものではない。ある意味でセンスである。ということは資格の有無でもない。

司法試験の場合には合格後2年間の修習があるので、ある程度そのような能力が開発されるかもしれないが、弁理士にはそんなものはないし、もともとセンスの問題だから。結局は、実力亡き者は去れ、そんなことになるんだろう、という結論だった。 ちょっと違う意見を持っているが、またにしよーっと。

明日は天気がころころ変わりそうなので、気分、体調がどうかな。
近頃、体があまりついて行っていないから、心配。