oji弁理士の日常

おじさんで中堅どころをとっくに越えてしまった弁理士の日常と非日常生活

地方?行脚2

2006年03月11日 | Weblog
先日地方行脚に行った町へまた行ってきた。今回は、同じ街にあるが別の会社だったこともあり、電車で行ってみた。タクシーに乗ってちょっと行ったら橋があり、「渡良瀬橋」とある。あれっと思って運転手さんに聞いたら、森高の歌のモデル(モチーフ?)の橋と、渡良瀬川だった。歌とあまりにイメージが。。。。交通量も多く、夕日なんか見てると危なそうだったし、河原もそんなに綺麗そうではなかったし、「♪きれいなとこでうまれたね~♪」には、とても見えなかったなー。

そして行った先はとても綺麗なビルが山と畑の境目みたいな場所に建っていて、とても違和感があった。でも今の日本の街って皆そうかも。古いものをどんどん切り捨てて、「人工」のにおいがプンプンする新しいもの、特に建物をどんどん作って。。。。

不況を脱しようと頑張ってやっているんだろうけれど、天につばしているようにしか思えない。

そういえば先日、古くからの個人のクライアントさんが事務所にこられて、年金をもらえる年齢になったと言うんで、年金って額はどのくらいですかって、本当に不躾な質問をしてしまった。結構な年数サラリーマンをした後に個人事業者になり、国民年金に切り替わったそうなので、モデルとしてはあまり参考にならないのかもしれないが、とても老後を安心してという額ではなかった。

独り身で、自宅があって、借金がなくて、最低限の食事をして、新しいものはあんまり買わないで、っていう暮らしのスタイルならなんとか生きていけるだろうなーという額だった。まじめにこつこつとエンジニアとして生き、なにがしかの成果を挙げて来た人だが、金儲けには縁のない人なので、内心は相当に不安だろうなーと思う。こういう人が安心して老人になれない国では。。。

自分だって弁理士だからって、いつまでも仕事していられる訳じゃない、と少し考え込む今日この頃。どうなるのかなー、この国は。「人工」の発明を駄文にしてメシを食ってる自分のことも含めてだけれど。

今、村下孝蔵の夢の記録Disc3を聞きながら書いてるんだけど、ギター、うまいなー。