好かれたいと思う人たち！

題名と写真は関係ありません。
今朝のマロンの散歩で携帯で写したものです。

先日、と言っても１０日ほど前のことですが、
あるパーティーに出席しました。

なるべく夕方以降の時間帯に外出することを避けているので、
久方ぶりの、私にとっては遅い外出となりました。

世間、普通の感覚では決して遅いとは言わない、
午後６時スタートのパーティーでしたが。

某ホテルで約１５０名が出席して、
まるで結婚式のような宴でした。

違うのは、たくさんのコンパニオンが、
私は美形だと競うがごとくの壮観さ。

私の席は１０名、鶴というテーブル。

平均体重が、もっとも重いテーブルでした。
なぜなら、
３人のお相撲さんがいたからでした。

部屋のオカミさんは細いかたでしたが。

来賓等の祝辞が終えて宴が始まると、
すぐに政治家達が、各テーブルに名刺を配りに、
あるいはビールを注ぎに回ってきた。

どういわけか赤いネクタイの人が多く、
還暦には、まだまだ遠く若いのに、政党の別もなく、
そろいもそろって赤いネクタイはないだろう。と思った。

これは困ったと思った。
よりによって当日の私も渋めの赤で決めたネクタイでしたから。

政治家達は、
私は、こんなに良い人ですよ。
好かれたいので顔中、笑顔でペコペコ挨拶していく。

数名の政治家から名刺をいただいたが、
私の名刺を渡すのは止めた。

選挙区が違うので、がっかりさせたら悪いと思ったからです。

一見、好印象だからといって、
投票するわけないでしょう！と言いたかったが。

アイドルを選ぶわけではないですからね。

あなたは何を公約するのか、
本気で実行するのか、
出来なかったら責任をとって辞任する覚悟があるのかを、
問題にするのであって、

ニコニコ、媚を売るのは訳が違うのに、
何を勘違いしているのか、
有権者も、そんな政治家のアイドル化を
許しているのがいけない。

思いのほか早く、パーティーは午後８時半には終えて、
帰路についた。

途中、改札近くで知人に、
ばったり会ったら、
すずきさん、こんな遅い時間に、
どうしたのですか？

本当に久しぶりに遅い外出だった。

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