光の風☆★

~画家すずきゆきおの世界~
 夢と希望に癒しの芸術を
生み出す画家の日々の、つぶやき

雑感143(天国)

2016-11-24 | 精神世界、道徳
「天国にひとりでいたら、これより大きな苦痛はあるまい。」
(「格言的」から)
ゲーテの格言集からの言葉です。

普通に考える天国のイメージは平安に満ちた美しい所、
安らぎに満ちた至れり尽くせりの、
これ以上の良い環境はない所です。

しかしゲーテの格言のように、
その天国に自分一人しかいなかったら、
これ以上、残酷なものはないだろう。
孤独な状態は天国ではなく地獄であろう。

近頃しきりに、
親友のK神父は言う。

すずき、天国は人のために何かをしてやりたいと自然に思って
行動をしてしまう所なんだ。
損得の見返りは考えずに人のために、
その人にとって最も良いことをしたいと思って、
行動するところなんだ。

喜んで人のために働きたくなる所なんだ。

私は、なるほど!と思った。

話しかける人もいなくて、
誰か人のために何かをしたいと考えても、
自分一人では、それらの行ないは出来ない。

天国は喜んで働くところ、
死して安楽に寝て暮らす場所とはいえない。
はたを楽にする。
はた!らく!

現世であれ天国であれ、

天国にひとりでいたら、これより大きな苦痛はあるまい。

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