光の風☆★

~画家すずきゆきおの世界~
 夢と希望に癒しの芸術を
生み出す画家の日々の、つぶやき

ターゲットは嫌な言葉です。

2009-01-30 | 日常
今日の横浜は朝から雨でした。
雨の日は、あまり制作が捗らないことが多いのですが、
午前中はなかなかの良い調子でしたが、午後になったら調子が
ストーンと落ちてきた。
ペースのダウンが連れて来たかのように
一つの言葉が頭に浮かんできた、その言葉は
プラス思考を妨げるようにして表れてきたのです。

その言葉は「ターゲット」です。
ターゲットという言葉自体ではなく、その使われ方が悪いと本当に嫌な言葉になってしまう。と、言う事をいきなり今日思い出したのは、不況のニュースが原因しているかも知れない。

いきなり、二年前のことを忘れていたのに思い出したのです。

銀座の個展が終えて数日後、妻と私は東銀座に近い室町にある沖縄料理店で
昼食をしに出かけていたのです。このお店は、妻の琉球舞踊の仲間が営んでいるお店で、本格的な沖縄の味を楽しめるのです。
私は、昼間とはいえ泡盛を飲みながら、しみじみとした気持で一日早い結婚記念日を妻と祝していたし、終えたばかりの個展の余韻にも浸っていたのです。

熟年の私達は別に多くを語るわけではないし、傍目には静かなものです。

その静かさを破るように、隣りの席にいる二人連れの30代半ばぐらいの男女が、
仕事の話しを、それは打ち合わせというほどではなく、雑談のようですが、大きな声なので聞きたくはないが話しが聞こえてくる。
「この商品は女性の何々の世代をターゲットにしているから、
だからターゲットを、そしてターゲット、ターゲット」
盛んにターゲットという言葉が突出して聞こえてくる。
首から名札のようなものをぶら下げている
二人は自分達が如何に優れ者の商品の企画者であるかを、
もう顔に自慢げに描かれているように見えたのです。

私達の会話も阻害されるので、
ほろ酔い気分の私は文句の一つも言いたいくらいでした。

私は、その時に思ったのですが、
商品によってターゲットの対象が違うのですから、
我々、すべての人達が何らかの商品のターゲットになっている。
一つの商品どころではなく複数の、数え切れないほどの商品のターゲットにされているわけですね。私達は、国民という括りではなく、
経済原理の上でのターゲットという括りにされているのです。

ですから、ターゲット至上主義ですから、
腹立たしく思います。
ターゲットにされているのであれば、
防弾チョッキを着用しようかと思うほどです。(苦笑)
または違う言葉で言えば、
国民という括りではなく消費者という括りです。

国民という言葉には、国を構成する人々という理念を
少しは感じるものですが。
つくづくターゲットとは嫌な言葉で唾棄すべきものです。
美しさを感じませんから、
決して「真」でも「善」でもないですから
ターゲットは醜い言葉です。

経済の事はよく分からないですが、
経済が破綻したのではなくて、ターゲットに類いするものが破綻したのであれば、
不況も決して悪いことのみではない。

くだんの女性が、仕事が遅くなって部屋に帰ると、一人の寂しい空間が
待っているのは辛い、
とか言っているのが聞こえてきた。

すき好んでターゲットという言葉を連発しているのではない、
心寂しい女性が、ここにいると同情したくなりましたが。

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夢と色彩のハーモニー
すずきゆきお絵画展

会期/2009年2月24日(火)~ 3月2日(月)
(最終日は午後5時に閉場させていただきます)

沖縄三越5階ギャラリー

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腰の痛みは警告?

2009-01-28 | 日常
昨日から腰がだるくて重くて、少し痛い。
つくづくもう若くないと思う。

お婿さんのお父さんから頂いた、お米の袋を
これしき大丈夫だと妻に言ってから、違う部屋の隅まで
片手で持って運んだ。

持った瞬間に、ずっしりと重く感じたので、
両手で持つのに切り替えれば良いのに、
「まだまだ、これしきのこと!」なんて。
粋がってしまったのが良くなかった。

計って見たら、2 8 キロ!

若い時の感覚でいたのが間違いの元でした。

その翌々日の昨日から腰が痛い。
疲れが翌日に出るのではなくて、一日あけて翌々日に出るのですから、
年齢は正直なものです。(苦笑)

でも、お米の袋の重さが原因ではないかも知れない。
そう思う気持もあるのです。

制作が極端に体を使う重労働ではないですが、
心身の疲れが溜まってくると
腰のあたりが痛みが出てくるような気がする。

ですから腰に痛みが出たり、
疲れを感じたら、
ともかく休むのが鉄則だと思うが、
その鉄則に従うのは意外に難しい。

しかし、体が疲れているのだという悲鳴の役割をしている
腰の痛みですから、休むに限ります。

 5 年前に体調を一時的に崩した時も、
今、思うと、その数ヶ月前に腰の痛みがあった。
警告のシグナルはかなり強くて、今回とは比べようがなかった。

その時は、単なる腰の痛みで、
体が発する警告とは思わなかった。

しかし、数日で何事も無かったように警告は収まっていった。

この警告が医学的に根拠があるかどうかは知らない。

たぶん、根拠は無いようです。

しかし医学に素人の私には、
「無理をしていますヨ!」という警告として受け取っている。

でも現実的に何日も休むのは貧乏性なので出来ない。

「土俵の怪我は土俵で治せ」の相撲の言葉に倣って、
ペースを落としながら、
ゆるり、ゆるり、と制作をするしかないです。

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夢と色彩のハーモニー
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白梅が咲きました!

2009-01-26 | 日常
東京の大田区西六郷の白山神社で
撮ったものです。

私は、桜と比べて梅の花は
あまり関心が無かったのですが、
三年前頃から急に梅の花の美しさに開眼したというのですか?
それは妻との散歩の時、
二人で、さかんに梅の花に目がいくようになっていたのです。

梅の花に急に関心がいったのは、
それは、来るべきものを予感していたのか?

翌年には紀州の南高梅の新しい商品、
沖縄の黒糖漬けの南高梅のキャラクターを描くことになったのですから、
未来を察知していたとも言えるのかな?

そして、この商品の名前は、くくる梅。
私のホームページの個展案内のお知らせのコーナーに載っています。

今、散歩しながら今、非常に関心があるのが、
キツツキのコゲラだが、
来るべき何かの未来を知らせているのかどうか?

今朝、横須賀市の建設会社の社長の N さんから
どっさりと嬉しい物が届いた。

彼は農地を借りていて、
野菜作りは趣味の域を超えているように思える。

今日送ってきたのが
聖護院、大根(冬みねセブン)、サラダナ水菜、
便利菜、キャベツ、ブロッコリー等々。

ほとんど普段は肉を摂らない
セミベジタリアンの私には嬉しい品々です。

画家の人すべてとは言えないが、
少なくとも私は、日常の食物をいただくのは有り難い。

カスミを食べて過ごす術をまだ会得していないですからね。(笑)

私も、N さんに送るのですが、
その倍以上の品々をいただいてしまうので恐縮してしまう。

だからと言うのではないですが、
私は、N さんの爽やかな男気の気風が好きですね。

ぐちゃぐちゃ喋らなくても、
お互いにどこか分かり合えるものがある。

良い意味での親分肌なのです。
彼の建設会社の若い社員も社長の N さんを慕っているのが
よく分かりますからね。

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子々孫々

2009-01-25 | 日常
福島の会津若松より
長女のお婿さんの、ご両親 W さん、お二人が孫を見に来ました。

時おり、電話で話しているので
度々会っているような気がしますが、
しかし、長女の結婚式以来の再会でした。

会津のお米に寸志を持参されて、
車での移動だからこそ、
運べる量のお米ですので恐縮してしまいます。

私は、初孫が誕生してその元気な顔を見てから、
しきりに子々孫々という言葉が浮かんでくる。

娘達が生まれた時は、新しい生命の誕生に、
子供を得たことの喜びは大きかったが、
育てることに切実で、また私達夫婦も若いこともあって、
子々孫々という生命の系譜のツナガリまで、
実感として思い到らなかったように思う。

私の人生が、山有り、谷有りの道そのもので、
必死に模索しながら
懸命に生きていた時期でした。

娘達を育てることに、
私の人生観を全てそそぎこむ思いでした。

今、孫が生まれて見て、
直接の子育てに関わらない祖父の感慨として、
だからこそ、子々孫々という言葉が思いつくのかも知れない。

孫を起点として先祖を遡れば、
まず、長女とお婿さんの両親の二人、
お祖父さんと、お祖母さんの私達、会津若松の お婿さんのご両親の
つまり、お祖父さん、お祖母さんの二人で、祖父母は四名。
二代遡っただけで六名の親たちになって、
何と、孫を起点として、十代遡れば実に、2 0 4 6 名の親達に
なるわけです。

この全ての人たちが
この世で存在したからこそ、孫の誕生になるわけです。

当たり前ではないかと、
理性的に割り切って考えるほど
事は簡単ではない一人の誕生になるわけです。

そう思うと誕生することは、
形容し難く尊いことだと思う。

人と人との機縁の集大成の綾が織りなす
現在進行形の生命の流れの系譜にいるということです。

全ての人達は、
この尊い生命の流れの中に有り続けているのだと、
しきりに思うこの頃です。

子々孫々の絶妙なことは
感動そのものだということを
しきりに思うのです。

未来へと生命の系譜を
十代進めると同じく大変な数になるのですから、
子々孫々です。

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初孫の誕生

2009-01-22 | 日常
今朝、長女が無事に男の子を出産しました。
私と妻に初めての孫です。

娘からの電話で安産だったそうです。

平成 2 1 年 1 月 2 2 日 
午前、8 時 1 7 分誕生、
2 7 0 8 グラム。

昨日、我が家に長女が立ち寄った時、
「順調だよ」と言っていた。
予定日が 2 5 日だから、いつ出産があっても、
それは今日かも知れないし、明日かも知れない。

お婿さんが禁酒をしていることを
昨日、知りました。

無事の出産のための願掛け、
そしてお産は夜中が多いと思うので、
車を運転して病院まで行くことを考えて、
そしてお産に立ち会うこともあるので
禁酒をしているという。

私も、正月後から
予定日が近づいているので禁酒をしていました。

昨年からの週二日の休肝日も、実は安産の願掛けのためでした。

妻と長女が、
昨日、お腹の赤ちゃんに向かって語りかけていました。
「あなたのお父さん(お婿さんのこと)も、
お祖父ちゃん(私のこと)も、お酒を今飲んでいないのよ!
早く二人に美味しいお酒を飲ませましょうね。
何も心配ないからね!」
と、語りかけていたのを
私は微笑ましく聞いていたのです。

赤ちゃんが、
こんなに聞き分けが良いとは知らなかった。

すると、約半日後に産まれたのですからね!

私は、初孫誕生の報を聞いてから、
朝とは言え、すぐに祝杯をあげました。

久しぶりのお酒の美味しいこと、その味は限りなしの美味さでした。

自分のための禁酒は不可能でも、
孫と娘のためならば一向に苦にならないものです。

今日、すぐに顔を見に駆けつけたいのですが、
妻の仕事の都合上、今日は行けないので
明日に、私と妻と、私の父の三人で駆けつける。

先ほど赤ちゃんの写真がメールで送られてきた。

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