心を惹かれた村上信夫氏の自伝→ 村上信夫氏は、日本におけるフランス料理の隆盛を導き出し、演出して来られた功労者。 村上氏の生き方そのものに共感を受けながら、よい料理人になることの心構え、夢を持ち続けることの素晴らしさ、目指すものが一貫して変わらないことの大切さ、、、。 そんなことをあらためて感じることができる一冊。 いつかは私も、と抱き続けたひとつの夢。その夢を実現することなく、 2005年8月、84歳で生涯を閉じた村上氏の自伝。一読の価値がある。