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富山交番襲撃事件

2018年07月03日 06時15分00秒 | 陸上自衛隊
6月26日午後2時ごろ、富山市久方町の富山中央署奥田交番で、この交番に勤務する警部補の男性を男が刃物で刺して拳銃を奪い、更に、近くにある市立奥田小学校で工事の警備をしていた男性に発砲するという事件がおきました。

お亡くなりになったお二人のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


この事件で逮捕された容疑者は、平成27年3月に自衛官候補生として陸上自衛隊に入隊し、1任期2年を勤めた後退職、その後予備自衛官となり、今年4月には即応予備自衛官に任命されていました。


陸幕長、陸自時代容疑者「特段問題なし」
毎日新聞 2018年6月28日 18時26分(最終更新 6月28日 18時40分)
https://mainichi.jp/articles/20180629/k00/00m/040/041000c

 陸上自衛隊トップの山崎幸二陸上幕僚長は28日の記者会見で、富山市の交番襲撃事件で殺人未遂容疑で逮捕された元自衛官の島津慧大(けいた)容疑者(21)の勤務態度について「特段問題になるような行動はなかったと報告を受けている」と述べた。島津容疑者は退官後に有事や災害時に招集される即応予備自衛官に採用されていたが、事件翌日の27日付で免職したことも明らかにした。

陸自によると、島津容疑者は任期制自衛官として2015年3月~17年3月に金沢駐屯地(金沢市)で勤務。処分歴はなく、17年6月からは有事などの際に後方支援などを担当する予備自衛官になり、今年4月には招集時に第一線部隊に配属される即応予備自衛官に採用され、今月16~17日には迫撃砲の操作訓練を受けた。

 自衛官時代に小銃や銃剣の訓練は受けていたが、拳銃を扱うことはなかったという。山崎陸幕長は「有事において国民の生命と財産を守る即応予備自衛官がこのような事案を起こしたことは大変遺憾。要請があれば、警察の捜査に協力したい」と述べた。



「戦闘ゲームのつもりか」 容疑者、拳銃強奪後の異様な行動
産経新聞2018.6.30 21:38

記事より一部抜粋。全文は↓こちら
https://www.sankei.com/smp/west/news/180630/wst1806300054-s2.html

島津容疑者は平成27年3月から2年間、陸上自衛隊に所属。小銃の射撃訓練や野外や屋内での戦闘訓練を経験し、拳銃の取り扱い方も学んでいた。捜査関係者によると、県警が容疑者宅を捜索したところ、拳銃やライフル型の十数丁のモデルガンのほか、軍用のベストや救急セット、武器関連の書籍が見つかった。

 津田さんは「自衛隊での訓練に加え、本人にも強い関心があり、奪った拳銃を容易に扱うことができたのだろう」とみる。

 一方、奈良女子大の岡本英生教授(犯罪心理学)は「今回の犯行は、元自衛官というより容疑者の趣味、軍事への強い関心が関係しているように思う」と分析。「モデルガンでは満足できず、本物の拳銃を手にしたかったのかもしれない」と語る。



退職から1年あまりの、現役の即応予備自衛官が、このような事件を起こし、かなりショックを受けました。
容疑者は逮捕時に腹部を撃たれ、現在入院加療中のため、まだ動機などは不明ですが、1任期で辞めているとはいえ、自衛官として服務の宣誓を行った人物が・・・と、言葉もありません。

自衛隊は、20万人以上の人々が在職する巨大な組織です。
その全ての人たちが聖人君子であるとは、いくら私が自衛隊好きとは言え、思ってはいません。
でも、それでも、大多数の自衛官の皆さんは、日本のため、国民のために、命懸けで働いてくださっているのです。
今回の一件で、自衛隊、自衛官が、ひとくくりに見られてしまうことの無いように、切に願っています。


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2 コメント

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自衛隊 (まや)
2018-07-10 11:46:02
日本の自衛隊はすばらしいですよねー
日本のためにここまで 左翼に批判されて身分が憲法で明確にされていない状況でも その左翼たちにも分け隔てなく助けの手を差し伸べには頭が下がります。
自衛隊の活躍の写真ありがとうございます。
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Re:自衛隊 (youishutoh-dowmyakukoka)
2018-07-10 13:34:23
コメントありがとうございます。
一言一句まるっとすべてに同意です。
左翼の方が救助を拒否したとしても助けてしまうのが、自衛隊なんだよな~と思います。
マスコミが全然報道してくれなくとも、今は自衛隊もこうしてSNSで活動を発信しているので、とても良いことだなと思います。
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