つれづれなるままに

日々の雑記

初詣ツアー 鹿島神宮

2024-01-27 15:51:42 | 

鹿島神宮は茨城県鹿島市宮中にある神社。
日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」タケミカヅチノカミを
御祭神とする、
神武天皇元年創建の由緒ある神社です。


大鳥居





楼門は寛永11年(1634)、徳川頼房公が奉納したこの門は
「日本三大楼門」の一つ。
日本三大楼門とは「鹿島神宮」「筥崎宮」「阿蘇神社」の三社
緑の中にひときわ朱色が鮮やかです。
「鹿島神宮」の扁額(へんがく)は
東郷平八郎元師の直筆 によるものです。

社殿は元和5年(1619)、徳川秀忠公より奉納されたもので、
桃山期の極彩色が華やか。






奥参道は「奥馬場」とも呼ばれ、毎年5月に流鏑馬(やぶさめ)神事が
行われるところです。
周辺には700種に及ぶ南限、北限の植物が自生しており、
境内は県の天然記念物 に指定されています。









鹿園
鹿たちは、”神のお使い”。
現在の鹿は、鹿島から移された春日大社(奈良)の鹿の子孫を
再び受け継いだものです。
”アントラー”とは鹿の 枝角のこと。
Jリーグ「鹿島アントラーズ」の名もここに由来しています。




さざれ石





凹型の要石で地震ナマズを押さえている。





要石
凹型の霊石です。
別名を山の宮、御座石(みましいし)と言い、いろんな伝説があるそうです。
香取神宮の要石(凸型)と同じく、
地震を起こす大ナマズをおさえているという伝説があります。





奥宮
慶長10年(1605)徳川家康公が奉納した本殿を元和の造営の際に移したもので
国の重要文化財に指定されています。





要石近くにあった芭蕉の句碑
枯枝に 鴉のとまりけり 穐(あき)の暮

奥宮前には芭蕉の
「この松の実生(みばえ)せし代や神の秋」
という『鹿島紀行』中の句が刻まれています。


大地震(おおなえ)にびくともせぬや松の花  小林一茶



コメント    この記事についてブログを書く
« 初詣ツアー 成田山 | トップ | 初詣ツアー 香取神宮 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事