魚沼市にある西福寺。
西福寺開山堂の天井の彫刻。
石川雲蝶作
雲蝶は日本のミケランジェロとも言われている。
5年程前に訪れ、天井の彫刻に圧倒され、初めて雲蝶を知りました。
今回ガイドつきの旅にでました。
ガイドさんは地元の女性の方で、お国訛りも優しくひびき、
雲蝶彫刻の細部にも詳しく、ユーモラスな説明にクスリと笑うこともしばしば。
日本の寺院はほとんど撮影禁止が多いのですが、
この日の西福寺は撮影OK。
開山堂の外の彫刻
廊下の補修にも遊び心があります。
西福寺の本堂と方丈の間を仕切る襖「牡丹に孔雀」
1羽の孔雀が大きく画面を占め、
右端に正面向きの孔雀がやや小さく描かれている。
周りには富貴の象徴である牡丹が絢爛と咲き乱れ、
中央左に白い石橋が描かれている。
この絵の主題は石橋にあるという。
この橋は不老長寿の通じる橋である。
人生を諭す絵である。
右側に「匠雲蝶正照」の署名がある。
(5年前の写真)
今回の写真。前に衝立がありました。
石川雲蝶②へ続く。