Folding Paper's Lonely Hearts Club Band

ヨーグルトも紅茶も缶コーヒーも大好きです。

2019年ですね

2019年01月05日 18時00分37秒 | The Beatles関係
あけましておめでとうございます。あっという間に2019年となってしまいましたね。しょっぱな地震速報もありましたが今年は良い年となるといいですね。

さて、最近Queenの映画(といってもフレディ主役らしいですが)「ボヘミアンラプソディ」がやたら流行っているそうですね。私もQueen好きなので見てみたいのですが、一人映画が苦手なのでまだ見に行ってませんし見に行く予定もありません。誰か一緒に行ってくれる人いないかなぁ。
ところで映画の題名となっているBohemian Rhapsodyといえば、いぬのおまわりさんで有名なQueenの代表曲の一つであり私も好きな曲のうちの一つです。あまりにも名曲なので曲の説明は私にはできないの特に書きません。とりあえず何度聞いても飽きないフレディの作曲センスが爆発しています。歌詞も歌詞で意味不明、正に英ロックという感じ。やっぱりヨーロッパ感あるよね。アメリカ人や日本人じゃ到底この音は作れないよ。いやいや、今日はBohemian Rhapsodyの話をしたいんじゃなくて、Innuendoの話をしたいんです。なんとなくQueenと言えばBicycle RaceとかWe Will Rock You、Radio Ga Gaが有名どころかと思いますが、とりわけ私はInnuendoが好きです。他にはThe Show Must Go Onも力強さに溢れていて良い曲ですわ。

個人的な音楽の趣味となるので聞き流してもらって良いのですが、私としては単純な曲より起承転結のあるクラシック的ロックが大好きです(ピアノやってた影響もあるのかもしれません。ただ長い曲ばかりだと聞いてて疲れるので1アルバムにつき長い曲1曲あるぐらいがバランス的に美味しい)。
例えばBeatlesで言えばStrawberry Fields ForeverやA Day In The Life、Happiness Is A Warm Gunなど。他にはLed ZeppelinのStairway To Heavenや、OasisのChampagne Supernova、Paul McCartneyのBand On The RunやNineteen Hundred And Eighty Fiveなど。起承転結があることを考えると基本的に長い曲かつメドレーのように途中で調が変わるのが多いですが、長い曲に限らずBeatlesのBecauseやU2のOctoberも好きです。洋楽を聴くと歌詞がわからない分、音楽性というかリズム感というか「音」の楽しさが魅力ですね。書いていて思いましたが有名どころしか知らないです。

ところで昨年11月にBeatlesのWhite Albumがリマスターされました。一昨年のSgt.Pepper'sに引き続きですが、聞いてみるとこのシリーズ凄いです。2009年のリマスターよりさらにクリアに各楽器の音色を楽しむことができます。
特にDisc4に収録のRevolution I (Take 18)とHelter Skelter (First Version - Take 2)は聞いていてぞくぞくします。いままでRevolution 9の存在が謎でしたが(ハードなRevolutionを先に知った身からいうと、どの辺がRevolutionと関係あるんだ!とか、そもそも9ってなんだ!とか最初聞いた時は謎and不気味で飛ばしていましたが改めて聞くと面白いです。さすがにドライブ中に楽しめる!とまでは言わないけど、ゆっくりWhite Albumを聞く分には違和感なく聞くことができます)やはりRevolution 1がありRevolution 9が派生して作られ、最終的にロックなRevolutionに完成したんだなぁと合点承知の助でした。ただジョンはロングバージョンでのアルバム収録を望んでいたそうですが、まぁ短くカットして正解ですね。そしてのんびりしたRevolution 1からハードなRevolutionに洗練されていく過程も凄いや、やっぱり。
そしてHelter Skelter (First Version - Take 2)の方も、ハードなHelter Skelterしか知らない身としては13分バージョンのHelter Skelterはラヴェルのボレロのように同じ拍子を繰り返しつつどんどん高まっていくスタイルに仕上がっており、アルバム収録のHelter Skelterの方が漫然としていないので聴きやすいのは確かですがこれはこれで面白いです。これもポールはロングバージョンでのアルバム収録を望んでいたそうですが、まぁ短くカットして正解ですね。

よくリマスター化をすることで、本来の音源と異なるオリジナルをないがしろにした改変だ!とか批判があったり、未発表音源を付録として付けるのも商業的に搾取しているようでどうなの?とか意見があるようですが(アマゾンのコメントやら何やら見てるとね)、私的にはリマスター化して再販するのはありだと思いますよ。まぁ当時をリアルタイムで知らないから言えることかも分かりませんが、やはり当時から機材技術の限界からアーティスト的に我慢して売り出した点もあると思うんです。それを今の技術を駆使すればアーティストの想定していたものが再現できるのであれば全然話に乗っかってリマスターするのは良いと思うんです。もともとのアナログ音源がアーティストの望む完成系とは限らないと思うんです。あと未発表音源の件も、当時は売れることを前提に作っているのであれば、それなりに「売れる曲」をアルバムに収録することになるのは当たり前のこと。アーティストの本来の意思に反して商業的に売れるようアレンジしてアルバムに収録されるという流れも考えられます(全部が全部そうとは思わないし、本当のところ分からないけどね)。であれば、もう商業的な売上枚数とか気にしなくて良い時期にアーティスト本来が作りたい音で販売するのは後日談的な価値を持ってると思うんです。いずれにしろポールやリンゴの了解を得て発売してるだろうし、あまり目くじら立てて批判しなくて良いんじゃないかなと思います。これでポールやリンゴの意見を無視してたり相談なく作業していたら腹たつけど、そうでもないでしょう?
ただね、確かに未発表音源を付録として付けてやたら高く売りつけるのはどうなのって思います。どうせ技術の進歩やらで10年たったらまた同じようなの出てくるだろうし、いたちごっこだよね。まぁ我々消費者は手のひらで踊らされて深く追求しないほうが楽しいですよ。金なんて使うためにあるんだ。

ということで今年もよろしくお願いします。