昨日、舞洲クリテリウムが終わって、一旦家に帰ってから大阪府立体育館にボクシングの試合を観にいった。
井岡一翔君の試合だが、関係者の方に招待していただき、去年の暮れと合わせて二度目の観戦だ。
プロ4戦目で今までの戦績は3勝負けなし。世界戦に向けての前哨戦ということで対戦相手はミニマム級のインドネシアチャンピオン。
才能があり注目を浴びるであろう選手は所属ジムの巧みなマッチメイクで順調に勝ち進み世界戦へと進んでいく。
今回もある程度の肩書きがあり、絶対に負けないであろう相手(いわゆる”咬ませ犬”)のはずだ。
試合が始まり、井岡選手のペースで進むが、親父は対戦相手の時々繰り出される大振り気味の右フックが気になっていた。当らなければいいが・・・。ラウンドが進み7回辺りからか心配していた右がカウンター気味に少しもらうようになった。そして9回、心配していたカウンターをもらい、初めてのダウンをくらう。これまでに大差のポイント差がついてたので大事には至らなかったが、危ないところだった。
アメリカやメキシコ、アジアの選手でも世界戦に行くまでに何十戦も経験を積んでから挑むのが普通だが、何故日本は世界挑戦最短記録的なことに拘るのだろう。そりゃあ、世界チャンプになった方が知名度も上がるし、興行的にもビジネスになる。日本は他の国に比べて資金力もあるだろうから世界戦も組みやすいんだろうけど、もっとじっくり育てればいいんじゃないのか?
ボクサーにはスタミナ、瞬発力などの身体能力。勇気や判断力などのメンタル的能力など様々な要素を要求される。井岡一翔君はその殆どの要素を持った、才能あふれる選手だと思う。
是非とも大事に育てていってもらいたいものだ。
それにしても、親父がボクシングをやっていたのはもう20年以上も前になるのか・・・。
なにか遠い昔のような気がする。。
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