今日はハロウィーンです
NewYorkでは、毎年この日の夜になると、ハロウィーンのパレードがあります
何十万の人が皆、仮装してタイムズスクェア付近を歩き回るんです。
(まぁ、ハロウィーンの日は何気に結構危ないんだけどね・・・w)
ちょうど2年前が懐かしいな。
しかし残念ながら、日本では、あまりハロウィーンを祝う風習はありませんねぇ・・・↓↓
本当残念
パーティが好きな性分なので、本当は皆でわいわいやりたいんだけどな。
そんな10月31日ハロウィーンの日の朝、僕は颯爽と品川へ向かいました。
ある偉大な方に逢うために・・・。
「偉大な方」・・・そう、以前1989年にノーベル平和賞を受賞したお方・・・
「ダライ・ラマ法王」(Dalai Lama)です。
まぁ、ダライ・ラマ法王っていえば、
きっと、ブラッド・ピッド主演の映画「セブンイヤーズ・イン・チベット」を見た人なら分かると思います。
中国に戦争で併合される際、
チベット政府を統率し、最後まで中国政府と戦った仏教者の中の仏教者です。
チベットを奪われてからはインドに亡命して、今はインドで仮の形で亡命政府を持っているのだとか・・・。
チベット仏教の教理から実践に関する最高のオーソリティです。
その方の講演を聴きに、新高輪プリンスへ
メリディアン品川パシフィックを越えて、坂を上っていくと・・・ありました。ありました。新高輪プリンスホテル。
なんだか「さくらタワー」だの、品川プリンスだの、色々建物が混在してて分りずらかったーー
すっごく広い披露宴会場みたいな所に通されて、ずらーっと並んだ椅子はもう一杯だったw
そんな中、法王が登場。
講演は「慈悲/仏教徒からの世界平和と人権救済のメッセージ」というテーマでした。
・・なんだかお話を聞いているうちに、
平和の為に実際に働きかけている人の大きさを感じました。
法王の言っている事は、本当に基本的なことなんだけど、それができない世の中、世界情勢・・・。
とても悲しくなりますね。
色々な宗教があって、色々な環境がある。
今、実際に起きてる戦争だってそう。
でも・・・、どんな宗教だって、『慈悲』という心や精神がない宗教は無い。
法王は、そう言い切っていました。
たしかに、人生の半分以上をイェス様に手を合わせ、
聖書や讃美歌を毎日手に持っていた日々を思い返してみると、
『・・そうだなぁ』って、共感できた。
『慈悲』の心は世の中を救うことができる。
愛には様々な形があるけど、その中でもきっとこの心を忘れないようにすること。
一人一人これが出来たら、世界が平和に近づくんじゃないか、って。
環境や、宗教の違いはあれども、きっと世界の人は手を取り合えるんじゃないか、って。
広島や、長崎に原子爆弾を落とされ、
戦争の苦しみを知っている日本人にはこの心はわかるはず。
だから、お互いにゆっくりと対話を重ねることが大切なんですよ。
そう、法王は投げかけていたと思います。
「ほんと、その通りだよ・・・」
本当に『偉大な方』の言葉は、身にしみる・・
僕は、ハロウィーンの日に
チベットから来たおじいちゃんから最高のお菓子をもらってしまったようです