goo blog サービス終了のお知らせ 

Take the ''E'' Train!!

yesterday...
just a photograh of yesterday...

1月28日 (土) 『Autumn in New York』 (PICK UP!! No.5)

2006年01月28日 | Pick up!!
『Autumn in New York』





ビクターエンタテインメント

『Autumn in New York』 (’00米)



先日、WOWOWをチラッと見たら、

この映画がやってました。

それも最初の部分。。

ぅ・・・(-_-;) チャンネルにかけた手が固まってしまいました。。。

どうにもこうにもこの映画が終わるまでは動きませんでした(笑)




一昨年前の秋、NYから帰ってきた時に、真っ先に見た映画。

それ以降、見ていなかったので、

じっと見入ってしまった☆




前にも書いたかもしれませんが、

この映画は、自分のFavorite Movieです。

何って、舞台になる秋のNYの景色が素晴らしすぎるのと、

リチャードギアがカッコよすぎる…(^_^;

そして、気づかぬうちにお洒落なウィノナ・ライダーに一目惚れしてるんだ☆

高級レストランを経営する中年の独身セレブと、

体に病気を抱えてても、前向きに生き生きと生きる22歳の女の子。

2人の切なく、甘いLoveStoryは、秋の叙情に満ちたNYが舞台。



落ち葉が黄金色に輝くセントラルパークを舞台に

2人で肩を並べて歩く姿は本当にロマンチックですね




とても、センチメンタルなLOVEストーリー

だから、見てると胸が苦しくなります。

でも、好きなんだな…。

こんなにも蜜のある恋愛って、あるのかな・・・って、考えさせられるとともに、

すごく憧れを感じる作品です。

ツラいけど、こんな恋愛してみたい・・・とか思うんだよね。

(もし、分からない方はこの映画見てみて下さい。)



そして、

恋愛に年の差って、関係ないのかな。

って、思ってしまうほどに

この映画は見事に描かれてます。



リチャード・ギアみたいに、

こんなに渋くて、甘くて、お洒落で、素敵な男性になれたらどんなに良いだろぅ。

彼の女性に対する何気ない紳士的な気遣いや、振る舞い、言葉遣い・・・

勉強する所は一杯ですね。。。


「ひまわり」 (PICK UP!! No.4)

2005年08月09日 | Pick up!!

夏ももう本番ですね

東京の気候も日に日に厳しくなってきました。
「わざわざ外に出て紫外線を浴びるよりも、家の中で冷房にあたってた方が良い!
…なんて考える人もいるんじゃないかな。

じゃあ、その冷房のお供に。
こんなアツイ時期にピッタリな、ちょっと大人な映画をご紹介

・「ひまわり」です。



ビデオメーカー

「ひまわり」

1970年につくられた名作。
見たことあるかな。もし、見たこと無かったらオススメします。

この映画、実は僕はつい先日見ました。
ツタヤで借りようとしたらずっと借りられていて…。見たくても見れなかったのです

主演しているのは、ソフィア・ローレンマルチェロ・マストロヤンニ
2人ともイタリア映画界の名女優、名俳優といわれています。

最初は「全然単調でつまらない映画…」とか思ってたけど、見てるうちに知らぬ間に引き込まれていました・・・。
まず、ところどころで流れるヘンリー・マンシーニの作曲した「ひまわり」のテーマ曲
これがとても哀愁漂ういい曲です。
この曲聴くだけでも価値がある。
このバックに流れる音楽と、一面に咲くひまわりがこの映画の感動を引き立たせています。

ここから多少、ネタバレするけど、悪しからず。

とにかく、この作品は深い。本当に深い。

さんさんと輝く太陽に向かって、誇らしげに大輪の花を咲かせるひまわり・・・

最愛の夫がロシアの戦地に行くことになり、その妻は、夫の帰りをただひたすら待ち続ける・・・。

そう。 まるで、太陽の光を待つひまわりのように。

それから、何年もの月日が流れ、戦争も終わり、ロシアへ夫を探しに行くとそこには、別の家庭を築いていた夫の姿が・・・。

夫を待ち続ける妻、ジョバンナの姿は涙ぐましいし、特に当時入国の厳しかったソ連でのロケはとても素晴らしい。



(マルチェロ・マストロヤンニ)
渋くて、カッコいい。この人の別の映画も是非見てみたい。


(ソフィア・ローレン)
まず、ソフィア・ローレンってすごい演技派なんだなぁってこの映画見て思いました。
そういえば、2005年の4月に彼女の出演100作品目の映画「微笑みに出会い街角」が公開されましたね。もうそろそろDVDになってる頃かと思います。それも含めて、彼女の他の作品も見てみたい。

2人ともに名コンビで有名だったみたいで、色々な映画に2人で出ているそうですね。これから一つ一つ見ていくつもりです

この時代の映画はアナログで、本当に絵のコントラストが自然な色で目に易しくて綺麗だと思うんだ。
だから、気に入ってます。

The Phantom of the opera (Pick up!! No.3)

2005年01月29日 | Pick up!!
~十九世紀末、フランス、パリ~
華やかなオペラ座の舞台裏では奇怪な事件が続発していた…。
首吊り死体、シャンデリアの落下。そして、その闇に跳梁する人影…
"オペラ座の怪人"と噂されるこの妖しい男は一体何者なのか?
オペラ座の歌姫クリスティーヌに恋をしたために、ラウルは、この怪異に巻き込まれる。
そしてその運命の夜、クリスティーヌとラウルは、まるで導かれるように、恐ろしい事件に飲み込まれてゆく。オペラ座の地下で、闇を支配する怪人と対峙したラウルが目にした、想像を絶する光景とは?そして怪人と歌姫の真実とは?

ガストン・ルルー、不朽の名作『オペラ座の怪人』

そう、1月29日からロードショーが始まりますね。
このミュージカルの作曲家である、アンドリューロイドウェバーはミュージカル作品を映画化するのに1980年代の時から監督に話をしてたとか・・・。
まあ今は「CHICAGO」のブレイクが凄かったのと劇団四季の頑張りもあり、ミュージカルブーム。
ミュージカルファンにはたまりませんね(笑)

この作品は、自分にとってかけがえの無い出会いでした。
その思い出の出会いからはもう2年半余りが経ちます・・・。
ガストン・ルルーの原書を読んでストーリーをおさえてから、WESTENDのHERMAJESTY THEATEREで見たあの感動・衝撃は今でも忘れられない。


ミュージカル舞台版のサントラです。


オペラ座の怪人(日本語キャスト)

劇団四季ロングラン10周年記念キャスト
ユニバーサルインターナショナル


劇団四季のものは今井清隆さんがファントムを演じてます。当時は劇団四季に所属してたみたいです。



Highlights From The Phantom Of The Opera: The Original Cast Recording (1986 London Cast)

Andrew Lloyd Webber, David Firth, John Savident, Michael Crawford, Rosemary Ashe, Sarah Brightman, Steve Barton
Polydor


こちらは、オリジナルロンドンキャスト版。
マイケル・クロフォードとサラ・ブライトマン。の共演。生で見たかった…。
サラ・ブライトマンはやはりこのクリスティーヌ役が一番の当たり役でしたね。

(こそっと裏話を一つ)
このミュージカルは1984年の2月のある朝、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ(レ・ミゼを作ったのもこの人ですね)がゆっくりお風呂につかってる時、構想を考えたアンドリューロイドウェバーによる1本の電話が入ったことから始まったといわれています(笑)
このミュージカルの前後してロイドウェバーはサラブライトマンと結婚。
ミュージカルの曲は、作曲家ロイドウェバーが実際にサラにあてて、愛を込めて書いたものだそうで。ほんとこんな感じ
そりゃ結婚してしまったらサラブライトマンを中心に作品を作りたいと思うのは当然の結果でしょう。
このミュージカルがブロードウェイに進出するって話が来た時、ロイドウェバーは
「代役は、ぜったいに認めんっ!サラでいく。じゃなかったらこの話は無しだっ」
ってくらいだったみたいです(笑) そのあと別れてしまったのが惜しいですねぇ。

あと、ロンドンオリジナルキャストでファントムを演じてるのがマイケル・クロフォード
ロンドンのミュージカル界のスーパースター。この人の声聴いたらとろけてしまいます。
怪しく、誘い込むように…でも甘~く、ソフトに歌うんですよ、この人。特に上手く抜いた声は凄い。
「Music of the night」なんてホント素晴らしいですね。。

サラブライトマンと同じヴォイストレーナーについてたみたいです。サラの練習についていった矢先にロイドウェバーがクロフォードの声を聴いて「これだ!」と決めたみたい。
結構偶然だったり(?)
うん。元々B級サスペンスみたいに作ろうとロイドウェバーは考えてたみたいだから、ホントこんなラブストーリーに仕上がったのも考えてみれば偶然のものだったのかもしれませんね。
努力と運が重なって、こんなにも素晴らしいものが出来たのでしょう。

世界で8000万人が見たといわれるこの名作ミュージカルの映画化。
ロイドウェバーの作品としても初めての映画化なだけに期待しています。

自称ミュージカルクレイジーですから仕方ないね(笑)

Henri Cartier-Bresson (Pick up!! No.2)

2005年01月06日 | Pick up!!
アンリ・カルティエ=ブレッソン。
この名前を知らない写真家はいないだろう。“決定的瞬間”という言葉に象徴されるブレッソンこそ、写真が芸術表現であることを照明した最初の人だったように思われる。
「撮影とは認識である」と語るブレッソンにとって、写真は視覚的言語でもある。そして、カメラという日常の道具が世界を問い、人類の価値を共有しうることを教えた人であった。われわれはそこで人間の位置、そして写真の意味を真摯に学ぶことになるだろう。

1908年フランスに生まれる。
1927年から一年間アンドレ・ロートに絵画を学び 、その後1929年までケンブリッジ大学に在籍。アフリカの象牙海岸で一年過ごした後、フランスに戻り写真を始める。
1932年、それまでの作品を写真集と展覧会で発表。1934年、民族学調査隊に加わり一年間メキシコで過ごしたあと、アメリカに移り映画を学ぶ。ドキュメンタリー映画のプロダクションでジャン・ルノアールのもとで働き、後に独立する。
1940年から43年までドイツ軍の捕虜になるが、脱走に成功し、フランスのレジスタンス活動に参加。その後ドキュメンタリー映画『ル・ルトゥール』を制作する。
1947年、キャパらと写真家集団『マグナム・フォト』を設立。
1948年から50年まで東アジアに滞在し、写真活動を行う。
1952年写真集『決定的瞬間』を発表し、世界中の写真家に大きな影響を与えた。1955年パリを皮切りに世界中で回顧展が開催された。
1966年よりマグナムの寄稿写真家になる。
1969年から70年までアメリカのテレビ局の為にドキュメンタリー・フィルムを制作。1970年代半ばより、デッサンや絵画に時間を費やすようになり、1975年初めて絵画の展覧会を開催する。1987年には、ニューヨーク近代美術館で大規模な写真展が開かれた。
1999年、新作を含む写真展『ランドスケープ/二度とない風景』を東京で開催。
2003年パリにて大回顧展を開催し、集大成の写真集も出版。同時期にアンリ・カルティエ=ブレッソン財団を設立。
2004年8月3日9:30AM南フランスの自宅にて死去。95歳

アンリ・カルティエ=ブレッソンさん。
N.Yに僕が滞在した時に形上さんに刺激を受けて、好きになってしまった写真家でございます。

一枚の写真から、それを見る人に何かメッセージを訴えかける…。
そんな写真とれたらどんなに素晴らしい事でしょうか。
元々、絵画をやっていたらしく、ため息がつくほど写真の構成が素晴らしい。

モノクロ写真も味があって、本当にいいものだなっと思わされます。
因みに、イラクでの写真も撮っていたみたいです。
昨年、他界されたようで非常に残念ですね。 
この人の写真展を心待ちにしています。今一番行きたい展覧会だな。

相田みつおの世界 (PICK UP!! No.1)

2004年12月12日 | Pick up!!
  「のに」

あんなに世話を
してやったのに
ろくなあいさつもない
 

あんなに親切に
してあげたのに
あんなに一所懸命
つくしたのに


のに・・・・・
のに・・・・・
のに・・・・・


<のに>が出たときはぐち
こっちに<のに>がつくと
むこうは
「恩に着せやがって――」
と 思う


庭の水仙が咲き始めました
水仙は人に見せようと思って
咲くわけじゃないんだなぁ
ただ咲くだけ
ただひたすら・・・・・


人が見ようが見まいが
そんなことおかまいなし
ただ  いのちいっぱいに
自分の花を咲かすだけ
自分の花を―――


花は ただ咲くんです
それをとやかく言うのは人間
ただ ただ ただ―――
それで全部
それでおしまい
それっきり


人間のように
<のに>なんてぐちは
ひとつも 言わない
だから 純粋で
美しいんです。