下町っ子なのに、未だまだ体験したことの無い世界・・ありました。。
行ってきました
乗って来ました
揺られてきました
屋形船に
なんと、生まれて初めて乗りましたー^^
『うっわー、本当に船に座敷があるわー』
北品川からすぐの船宿、
船清さんの前に何台も横付けされてる船を見て心おどる。
日本の伝統を感じつつ、美味しい海鮮や天ぷら。
そして・・・、
普通は会社の会合ではカラオケとかなんだろうけど、
今回はそうじゃないのデス(笑)
なんと、JAZZの生演奏
そうなんです。
知り合いのジャズメンにお誘いをうけて、
なんと「屋形船でジャズの演奏をする」という前代未聞の一年に一回きりの企画w
行ってきちゃいました
贅沢ですよねw
本当に
船の上でゆらゆら揺れながらご飯を食べつつ、
ジャズの生演奏を聴ける夕べ・・なんて素晴らしいですね
よく、夏に花火をみたりしながら・・って、イメージが強いけど、
こんな季節でも凄く賑わってた(笑)
天王洲あたりを通って、お台場で遊覧して、勝鬨橋の方まで周って帰ってくるコース。
海から見た夜のお台場の景色や、東京の景色って思ってたよりもずっとキレイでした
ゆらゆら東京湾の海、夜の表情を眺めながら
季節の名曲「枯葉」が流れてくる・・。
なんだか、こんな秋の感じ方もぃぃなぁって、思いました☆
こんなジャズメンのLIVEに集まってくるお客さんも、
結構、ご年配の方が多くて、
ジャズワルツに合わせて、おじいさん、おばあさんが手をつないで踊ってたり、
眉間にしわを寄せながら、英語詞でスタンダードナンバーを歌ってたり・・・。
そんな姿を見てると、
「すっごいスキなんだな~」って、自然と僕も微笑がこぼれてしまう(*^^*)
そんなおじいさんやおばあさんが青春時代に帰れる瞬間を見てると、
「いいなぁ・・・」って、感じる。
そう、そんな微笑ましい時間がありましたw
それこそ今回僕の隣に座った人なんて、
僕よりも60歳も年上のマジシャンのお爺ちゃんw
席につくなり、皆に手品をして大人気者だったんだけど、
実は、歩くのもヨロヨロしてて、大変なくらいでした。
別れ際、そんなお爺ちゃんに向かって、
満足げに大声で挨拶をしたのがもう1人のお爺ちゃんだった。
『お~!!まだ生きてたか~!おめぇ、身体の方は大丈夫かぃ??
来年も元気でココで逢おうなぁ!!元気でな、頑張って!!』
この『頑張って』に込められた思いの深さはどういうものでしょうか。
「来年も、お互いに死なないで大好きなジャズを聴きに、この場所に来れたらいいね!
だから・・それまでお互い頑張って生きて、また会おう。」
こんなシーンを見てると、「本当にいいな・・」って感じてしまいます。
皆、この「ジャズ」って音楽で繋がってる
お客さんは、昔懐かしのこの音楽を奏でるミュージシャンとの一瞬を共有する為にまた集まってくる。
それは、時が過ぎた現在も昔も変わらない・・・
ミュージシャンの演奏に酔いしれて、自分の青春時代に触れる時間
音楽が流れている時は、そう、タイムスリップして時間が戻るみたいだ。
それは、音楽というものが時間と共に消えゆくはかなさを持っているから、こそなのかもしれない。
この音楽が、青春時代に戻る扉の「鍵」になっている。
自分もこんな風に年を重ねていって、あんなお爺さんみたいになれたら・・って、思いました。
なんだか気づいたら・・・、
すっかり秋も深まってきたみたいです