授業が4限からだったので、正午からサントリーホールで行われるウィーンフィルによるチャリティコンサートにかなりノリで行ってみた。
当初全然行く予定ではなかったんだけど、笠井先生が見に行ってるから「丁度良いっ！」といきり立ったのが事の発端でね。。。
今思ったけど僕は思いつきな行動が結構多い方なのかもしれない・・・(T_T)
う～ん だめだよなぁ。
ま、いっか。
当日券も全て完売なんだけどホールの入り口付近でウロウロして困った顔してたら会社員風の人に声かけられて運良く、安いチケット売ってもらっちったよう～へへへ(笑)
今日はついてるなぁっ♪
今回のウィーンフィルのチャリティコンサートは、
指揮者ゲルギエフの故郷ロシアにおいて9月に起きたテロ事件の被害に宛ててと、新潟の大地震の大惨事に宛ててという一種の追悼コンサートの意味合いがあった。
だから、ただの正規のコンサートとしてではなくて、すごく深いものがあったと思う。
それで、プログラムは普通2部構成だけど、今回は1部構成でチャイコフスキーのシンフォニー第6「悲愴」のみ。
今現在、ロシアものを振らせたら右に出るものはいないような大指揮者と、ウィーンフィル、そしてチャイコフスキーの遺作・・・。
また、なんてプログラムを持ってくるんだろう…。
多分「これを芸術と呼べなけりゃ何が芸術だろう…？」って位の組み合せだと思った。
丁度今月の頭に青学の管弦楽団がオペラシティでやってたなぁ・・・
自分は海外にいたから行けなかったんだけど、
幼なじみのイシエミに聞いたところとても良かったらしい(^-^)
このコンサートではウィーンフィルのコンサートマスターにライナー・キュッヒルが座ってて、コントラバスにヘルベルト・マイヤーもいた。
まさにウィーンフィルの方もベストメンバーみたいな感じ(笑)
ゲルギエフが登場して指揮台に乗った後、
彼はずっ～～～～～と、うなだれて下を向いたまま指揮台の上で黙祷を捧げる・・・
しばらくして彼のおなじみの短い指揮棒を持った。
正直ねぇ、、、俺。
最初のフレーズのコンバスとファゴットの音が流れてきて・・・
もう目蓋が熱くなったよ～。。
鳥肌が止まらなくて、ジ～ンってしっぱなし。(笑)
恥ずかしいけどホント。
キュッヒルが生で弾いてるのも初めて見た。
なんか音を’練りだしてる’っていう感じがした。
ヴァイオリンがすご～く、繊細で…なおかつ力強くて…。
上手なオケって大きい音を出しても音質がかわらないって聞いた事があるけどホントだなと実感。
特にこのコンサートにおいて拍手は一切行われなかったのが
とても良かったと思う。
あくまで「追悼」という事にこだわってて、指揮者もオケもこの1曲に全身全霊を込めてるのが伝わったし、ここがプロの凄さなのかもしれないなって思った。
ほんと、なんだろう。ウィーンフィル去年も聞いたけど、去年よりも「マジだった」と思った。
こんなのを、ウィーンで毎日やってるんだから凄いよな(T_T)
最後は拍手は無く、黙祷をして、静かに終わった。
今まででこんなコンサートは初めて。
会場に沢山の人がいるのに、曲が終わった後ゲルギエフがポーズをくずすまでどれくらいの沈黙があっただろう。
シ～ンと静まり返ったサントリーホール…。
とても不思議だったけど、とても厳粛な雰囲気で良かったと思う。
当初全然行く予定ではなかったんだけど、笠井先生が見に行ってるから「丁度良いっ！」といきり立ったのが事の発端でね。。。
今思ったけど僕は思いつきな行動が結構多い方なのかもしれない・・・(T_T)
う～ん だめだよなぁ。
ま、いっか。
当日券も全て完売なんだけどホールの入り口付近でウロウロして困った顔してたら会社員風の人に声かけられて運良く、安いチケット売ってもらっちったよう～へへへ(笑)
今日はついてるなぁっ♪
今回のウィーンフィルのチャリティコンサートは、
指揮者ゲルギエフの故郷ロシアにおいて9月に起きたテロ事件の被害に宛ててと、新潟の大地震の大惨事に宛ててという一種の追悼コンサートの意味合いがあった。
だから、ただの正規のコンサートとしてではなくて、すごく深いものがあったと思う。
それで、プログラムは普通2部構成だけど、今回は1部構成でチャイコフスキーのシンフォニー第6「悲愴」のみ。
今現在、ロシアものを振らせたら右に出るものはいないような大指揮者と、ウィーンフィル、そしてチャイコフスキーの遺作・・・。
また、なんてプログラムを持ってくるんだろう…。
多分「これを芸術と呼べなけりゃ何が芸術だろう…？」って位の組み合せだと思った。
丁度今月の頭に青学の管弦楽団がオペラシティでやってたなぁ・・・
自分は海外にいたから行けなかったんだけど、
幼なじみのイシエミに聞いたところとても良かったらしい(^-^)
このコンサートではウィーンフィルのコンサートマスターにライナー・キュッヒルが座ってて、コントラバスにヘルベルト・マイヤーもいた。
まさにウィーンフィルの方もベストメンバーみたいな感じ(笑)
ゲルギエフが登場して指揮台に乗った後、
彼はずっ～～～～～と、うなだれて下を向いたまま指揮台の上で黙祷を捧げる・・・
しばらくして彼のおなじみの短い指揮棒を持った。
正直ねぇ、、、俺。
最初のフレーズのコンバスとファゴットの音が流れてきて・・・
もう目蓋が熱くなったよ～。。
鳥肌が止まらなくて、ジ～ンってしっぱなし。(笑)
恥ずかしいけどホント。
キュッヒルが生で弾いてるのも初めて見た。
なんか音を’練りだしてる’っていう感じがした。
ヴァイオリンがすご～く、繊細で…なおかつ力強くて…。
上手なオケって大きい音を出しても音質がかわらないって聞いた事があるけどホントだなと実感。
特にこのコンサートにおいて拍手は一切行われなかったのが
とても良かったと思う。
あくまで「追悼」という事にこだわってて、指揮者もオケもこの1曲に全身全霊を込めてるのが伝わったし、ここがプロの凄さなのかもしれないなって思った。
ほんと、なんだろう。ウィーンフィル去年も聞いたけど、去年よりも「マジだった」と思った。
こんなのを、ウィーンで毎日やってるんだから凄いよな(T_T)
最後は拍手は無く、黙祷をして、静かに終わった。
今まででこんなコンサートは初めて。
会場に沢山の人がいるのに、曲が終わった後ゲルギエフがポーズをくずすまでどれくらいの沈黙があっただろう。
シ～ンと静まり返ったサントリーホール…。
とても不思議だったけど、とても厳粛な雰囲気で良かったと思う。
