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The Phantom of the opera (Pick up!! No.3)

2005年01月29日 | Pick up!!
~十九世紀末、フランス、パリ~
華やかなオペラ座の舞台裏では奇怪な事件が続発していた…。
首吊り死体、シャンデリアの落下。そして、その闇に跳梁する人影…
"オペラ座の怪人"と噂されるこの妖しい男は一体何者なのか?
オペラ座の歌姫クリスティーヌに恋をしたために、ラウルは、この怪異に巻き込まれる。
そしてその運命の夜、クリスティーヌとラウルは、まるで導かれるように、恐ろしい事件に飲み込まれてゆく。オペラ座の地下で、闇を支配する怪人と対峙したラウルが目にした、想像を絶する光景とは?そして怪人と歌姫の真実とは?

ガストン・ルルー、不朽の名作『オペラ座の怪人』

そう、1月29日からロードショーが始まりますね。
このミュージカルの作曲家である、アンドリューロイドウェバーはミュージカル作品を映画化するのに1980年代の時から監督に話をしてたとか・・・。
まあ今は「CHICAGO」のブレイクが凄かったのと劇団四季の頑張りもあり、ミュージカルブーム。
ミュージカルファンにはたまりませんね(笑)

この作品は、自分にとってかけがえの無い出会いでした。
その思い出の出会いからはもう2年半余りが経ちます・・・。
ガストン・ルルーの原書を読んでストーリーをおさえてから、WESTENDのHERMAJESTY THEATEREで見たあの感動・衝撃は今でも忘れられない。


ミュージカル舞台版のサントラです。


オペラ座の怪人(日本語キャスト)

劇団四季ロングラン10周年記念キャスト
ユニバーサルインターナショナル


劇団四季のものは今井清隆さんがファントムを演じてます。当時は劇団四季に所属してたみたいです。



Highlights From The Phantom Of The Opera: The Original Cast Recording (1986 London Cast)

Andrew Lloyd Webber, David Firth, John Savident, Michael Crawford, Rosemary Ashe, Sarah Brightman, Steve Barton
Polydor


こちらは、オリジナルロンドンキャスト版。
マイケル・クロフォードとサラ・ブライトマン。の共演。生で見たかった…。
サラ・ブライトマンはやはりこのクリスティーヌ役が一番の当たり役でしたね。

(こそっと裏話を一つ)
このミュージカルは1984年の2月のある朝、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ(レ・ミゼを作ったのもこの人ですね)がゆっくりお風呂につかってる時、構想を考えたアンドリューロイドウェバーによる1本の電話が入ったことから始まったといわれています(笑)
このミュージカルの前後してロイドウェバーはサラブライトマンと結婚。
ミュージカルの曲は、作曲家ロイドウェバーが実際にサラにあてて、愛を込めて書いたものだそうで。ほんとこんな感じ
そりゃ結婚してしまったらサラブライトマンを中心に作品を作りたいと思うのは当然の結果でしょう。
このミュージカルがブロードウェイに進出するって話が来た時、ロイドウェバーは
「代役は、ぜったいに認めんっ!サラでいく。じゃなかったらこの話は無しだっ」
ってくらいだったみたいです(笑) そのあと別れてしまったのが惜しいですねぇ。

あと、ロンドンオリジナルキャストでファントムを演じてるのがマイケル・クロフォード
ロンドンのミュージカル界のスーパースター。この人の声聴いたらとろけてしまいます。
怪しく、誘い込むように…でも甘~く、ソフトに歌うんですよ、この人。特に上手く抜いた声は凄い。
「Music of the night」なんてホント素晴らしいですね。。

サラブライトマンと同じヴォイストレーナーについてたみたいです。サラの練習についていった矢先にロイドウェバーがクロフォードの声を聴いて「これだ!」と決めたみたい。
結構偶然だったり(?)
うん。元々B級サスペンスみたいに作ろうとロイドウェバーは考えてたみたいだから、ホントこんなラブストーリーに仕上がったのも考えてみれば偶然のものだったのかもしれませんね。
努力と運が重なって、こんなにも素晴らしいものが出来たのでしょう。

世界で8000万人が見たといわれるこの名作ミュージカルの映画化。
ロイドウェバーの作品としても初めての映画化なだけに期待しています。

自称ミュージカルクレイジーですから仕方ないね(笑)