茂ちゃんの春夏秋冬フォト・ジャーニー

思い描いていた風景との一期一会を求めての写真旅。

能登の恋路物語

2007-04-25 | weblog
 
源平戦乱の頃、平家の落武者、谷坂小平次という者がこの里に来て、刀を捨てて百姓となり、細い暮らしの煙をたてていた。
 その頃からこの付近を小平次の里と呼ぶようになった。
 木郎の里の助三郎は釣好きの若者で、いつもこの浜で釣りを楽しんでいた。
また、多田の里の鍋乃という美しい娘がいたが、ある日潮干狩りをしていて誤って溺れかかったところを助三郎に助けられ、それにより二人は深い恋仲となり、人目を忍んでこの浜で逢瀬を重ねていた。
 月のない暗い夜は鍋乃の焚くかがり火が助三郎の合図であり、愛し合う二人の希望の灯でもあった。
 鍋乃に想いをよせるもう一人の男、源次は二人の仲を妬み、助三郎さえいなければと思い込こみ、ある夜、灯を崖のはずれに移して助三郎をだまし、助三郎は足を踏みはずし、深い海に沈んで帰らぬ人となった。
 それを知った鍋乃も源次の求愛を退けて海に身を投げ、助三郎のあとを追った。
 小平次の里の丘の上に小さな観音堂がある。この無住の堂にいつの頃からか一人の老僧が住みつくようになった。
この僧こそ改心した源次その人であった。
 若き日に男女の仲をさいて死に至らしめた過ちを悔い、以後仏弟子となって二人の菩提を弔いつつ、諸国を修行して古里に帰ったのである。
愛欲・嫉妬に苦しんだ若き日々を省み、男女の仲を取り持つことしばしばであったので、いつしか縁結びの観音堂といわれ、この堂に参詣する二人は必ず結ばれると伝えられて久しい。
 その頃から誰いうとなく、小平次の里と呼ばず「恋路」というようになったと言い伝えられている。



穏やかな波が打ち寄せる内浦の美しい海岸線に、その悲恋伝説は残っています。二人のブロンズ像や観音堂、幸せの鐘のモニュメントなどが立つ恋路海岸は、最近では“ラブロード”とも呼ばれ、恋愛成就を願うカップルのデートスポットとしても人気となっています
この記事はHP「奥能登の民話・伝説、能登の恋路伝説」から引用させていただきました。
写真は私が撮影したものです。(撮影 2007.4.25.Nikon D100)



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花を撮る2

2007-04-22 | 花・野草・山草を撮る

我が家の庭に「イチリンソウ」が咲きました。
(撮影 2007.4.21 SUN AM7:00 Nikon D100)

          
          今年植えた桜「御衣黄」が始めて蕾をもちました。
          ピンク色ではなく薄い黄緑色の花になります
           (撮影 2007.4.21 SUN AM8:00 Nikon D100)

朝早く、庭なので少し暗かった。


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新緑から深緑へと移り変わる季節の中で

2007-04-19 | 緑を撮る
”緑は単調と思われて、撮影テーマとしては主流になりにくい。しかし、木々の種類が多いのだろうか、日本は外国に比べて圧倒的に変化に富む。よく観察すると緑にも多種多様の彩りがあって、撮影を続けるうちにその魅力にとりつかれてゆく。”
(中橋富士夫氏著「風景写真撮影全科」より引用)
 
中橋富士夫氏の「風景写真撮影全科」にカメラ店でめぐり逢いました。私はこの本を手本として頑張ってみようと思っています。カテゴリの分け方もこの本からの影響です。
 この「緑を撮る」では、どれだけ頑張れるかな~・・・・心ワクワクいい季節だわにゃー
5月よりこのコーナーも頑張ろっと!!

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花を撮る1

2007-04-14 | 花・野草・山草を撮る

我が家の庭のスイセンが咲きました。
(撮影 2007.4.14 SUN AM9:00 NikonD100)


我が家の庭先のチューリップもやっと咲き始めました。背丈の低い品種で名前は知りません。咲き揃ったらお見せします。
(撮影 2007.4.14 SUN AM10:00 NikonD100)


牡丹も蕾持ちました。昨年は1個、今年は沢山あります、これからが楽しみです。
(撮影 2007.4.14 SUN AM11:00 NikonD100)

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